人狼物語 三日月国

100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】


【見】 座長 トラヴィス

>>81 ユピテル

「そうだね、君の言った通りだ。
 ……ごめんね、有難う。」

貴方を見上げて、今度は困ったように微笑んだ。
貴方が分け与えてくれた『人を信じる気持ち』は、確かに男を変えたのだから。

「はは、そういう事が起こる場所なんだよ、ここは。
 誰かの為の、箱庭。不思議な夢の世界。
 私だって、詳しい事は知らないさ。時々こうして宴を始めることくらい。」

じとりと責めるような視線を受け流し、結局は貴方と同じようにおかしそうに笑い始めた。


手を離し、立ち上がれば───自らの頬へ貴方が触れる。
引き寄せられれば、その通りに。

「……楽しかったよ、君にも出会えたしね。
 うん、もう苦しいだけじゃないよ。」

貴方の手へ頬を擦り寄せ、
瞳を伏せればこの数日間へ思いを馳せる。

「……ね、君、早くここから去ると良い。
 きっとまた夜が訪れるのは
 遠い先の話になってしまうから……」

貴方はこの先の未来をどう過ごすつもりなのだろうか。そういえば、自室へ招く約束もした気がする。
そっと瞼を開いて、貴方の瞳を見据えて言葉を待つ。
(@51) 2021/10/27(Wed) 16:02:28