人狼物語 三日月国

100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】


【見】 座長 トラヴィス

>>105 ユピテル

……嗚呼、貴方はやっぱり眩しい人だ。

愛する人の話をする貴方の瞳は、どんな宝石よりも輝いているし、
紡がれる言葉のひとつひとつには、ひたむきな愛情が込められている。

他人の為に身を削れる貴方の隣で
支え合い、傷を理解し合い、包み込み、守ることができるのは
ただ一人しか居ないんだと、深く理解しながら。
そこには喜びや憧憬、親愛……そんな美しい感情しか芽生え無かった。

「眩しいな。
 けれども、いつか辿り着きたい目標だ。」


貴方の顎へ手を出して、
此方へ向けるとそっと顔を近付けて
唇の端───頬へと唇を落とす。

遠くからならば、逢瀬を重ねる男女のようにも見えるかもしれない。
『それ以上深い事をしない』との信頼を、ほんの少しだけ裏切りつつ。

……ここはきっと館内、どこかの廊下。
貴方が一人で何処かへ向かっていたか、その帰路のこと。

ちら、と廊下の更に向こう側を一瞥し、
貴方を腕の中から解放した。
(@60) 2021/10/28(Thu) 3:05:19