人狼物語 三日月国

185 【半突発R-18】La Costa in inverno【飛び入り募集】


【赤】 影街の魔女 ブランシュ

ー1日目ー

「好き、ねえ…」


目前での淫蕩な施術のなか、女の方から施術師の男に告げられる告白を、半ば予感はしつつも
これどんな気持ちで傍で聞けばいいんだろうと生
暖かく見守る。

男の指がリュディガーの内に埋まるのも、自分よりは手心を加えつつだが、同じように。普段はさっぱりとした話し方の女が、どろどろとした泥濘のような快感に沈みゆく様を嬉しそうに目に焼き付ける。

「うん。やっぱり磨けば光ると思っていたけれど予想以上。
良いものが見られそう。
……まあ、私の方も、(客としての)関係を終わりにするつもりは今のところないんだけれど…
そこは容赦してもらいましょうか。

彼の腕、確かに「美しい」ものですもの、ねえ?」

目の前の、二人の世界を妨げようとは思わない。
ただ、誰にともなくそう口にした*
(*16) yusuron 2022/11/28(Mon) 23:31:42