情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【人】 流星の騎士 ヌンキいつもより少し遅れて、会議場に顔を出す。 一睡もしていないのか、目の下にクマが出来ているだろう。 「……キファとサダルが居ない。 ……っ、ヘイズは? ヘイズもか!」 最初の犠牲者が出た日以降、出来る限りその場にとどまろうとしていた議長がまっさきに踵を返して探しに向かう。 (13) eve_1224 2021/04/24(Sat) 22:24:32 |
【神】 流星の騎士 ヌンキ>>サダルの部屋 「サダルの声がどこからも聞こえなくなった。 キファも……夜中探したけど、みつからない……多分、ヘイズも」 否応なしにわかってしまう。 俺は、恋人たちの話をただただ聞いていた天使なのだから。 顔は潰れていても、これはサダルだと。 すぐに理解してしまった。 (G7) eve_1224 2021/04/24(Sat) 22:40:19 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 役者 サダル/* お伺いしたいことがあるの。 揃いで買ったペンはどこにあるかしら? できれば探したいなと思っているのよ。 (-16) eve_1224 2021/04/24(Sat) 22:46:46 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフ「だって俺は……本当は多分、誰にも愛されも愛しもしない役なんだよ。 サダルが言う演劇になぞらえたら……だけど。 名前すら誰にも覚えてもらえないくらいのちっぽけな……」 おそらくこれは、明日になれば本人すら忘れて消え去ってしまうような事だ。 ヌンキはこの事を知ってはいけない。 封印してたはずの蓋が外され漏れ出た情報なのだ。 彼は、そのように設定されている。 「それなのに愛して、愛されるっておかしいだろ。 そんなことしたら、きっと消される……消されてしまう。 最初からなかったことになってしまう…… 最初で最後の夢だって分かってるのに、全部なくなってしまう 痛ければ、苦しければ……それが本当だから……見逃してくれるかもしれないのに」 背中に回した手に少しだけ、力を込めた。 手はきっと震えている、声も、震えている。 「でも……でも、本当は誰かを苦しめるんじゃなくて…… 愛して、愛されてみたいよ……」 (-32) eve_1224 2021/04/24(Sat) 23:21:37 |
【神】 流星の騎士 ヌンキ>> ヘイズの部屋 「…………」 言葉もなかった。 わかってはいたはずなのに、いざ現場を見ると頭を殴られたような気分になるのだ。 (G21) eve_1224 2021/04/24(Sat) 23:29:09 |
【神】 流星の騎士 ヌンキ>>ヘイズの部屋……の扉 『風よ切り裂け』 鎌鼬のような風がドアを襲う。 扉を切り裂き、あとはそう。 ハマルの斧があれば簡単に崩れ去るくらいにはなっているだろう。 /*あとおねがいしまーす! (G29) eve_1224 2021/04/24(Sat) 23:39:53 |
ヌンキは、扉は魔法と斧で壊れた。きっと壊れた。そう思った。 (a19) eve_1224 2021/04/24(Sat) 23:40:36 |
【神】 流星の騎士 ヌンキ>>ヘイズの部屋 男もどうなってるかは予想できている。 扉の残骸を払い中へ入った。 「……ヘイズ、いたね……」 物言わぬ死体となって。 わかってはいても、やっぱり辛い。 「……ばかだね、こんな事したら教えた護身術役に立たないだろ……」 (G34) eve_1224 2021/04/24(Sat) 23:51:50 |
ヌンキは、キューにもらった栄養ドリンクを飲んだ。 (a27) eve_1224 2021/04/25(Sun) 0:25:11 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフ「覚えてるよ……全部、全員。 そんなの議長だから、当たり前――――」 誰に覚えてもらえないというのか。 わからない。 これが演劇ならそう……それは、”観客”だ。 ”登場人物”ではないのだ。 「俺が死ぬまで醒めないでいられる……? 決められた物語の一部にならなくても、消されない……?」 思ったように動かない小物の人物は、監督者の手によってなかったものにされる。 そんな風に頭で理解していたというのに。 この男は、そんな植え付けられている常識を取っ払った蓋と共に消し去ろうとしてくる。 何という豪腕だろう。 「…………いいのか、な……。 ……。じゃあ、メレフは俺の”奇跡の人”だな」 ふは。とついて出たように笑った。 それは、普段の気取ったような笑みではなく、朗らかで自然な笑みだっただろう。 (-92) eve_1224 2021/04/25(Sun) 1:15:50 |
ヌンキは、無理やり元気になった。が、多分途中で電池切れする程度だ。 (a41) eve_1224 2021/04/25(Sun) 1:18:53 |
ヌンキは、ヘイズの部屋を離れるだろう。 (a42) eve_1224 2021/04/25(Sun) 1:23:16 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 宝物庫 カウス会議室から戻った自分に声がかかり立ち止まる。 「カウス。……ありがとう、残ってくれてたんだな」 いつもはすぐに現場へ向かう少年が、今日は自分の代わりに残ってくれてたとは。 「……うん、サダルとヘイズはみつかった。 ふたりとも……”シータ”の痕付きだ……死因は…… サダルは恐らく首をはねられた失血死。ヘイズは……自死、とみるのが妥当だけど……ちょっと不思議な亡くなり方だったな」 (-100) eve_1224 2021/04/25(Sun) 1:37:39 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフ「……? そう、かな」 言われてみれば確かにそうだ。 サダルに倣って演劇に置き換えてはみたけれど、今までずっと犯人に怯えることはなく父に怯えていた。それは今も変わらない。 だけど、蓋が開く度に何か恐ろしいものが吹き出して塗りつぶされた。 何かよくわからないけど。 わからないけど……。 この記憶はその内にまた蓋は閉じられヌンキ自身も忘れてしまうものだけれど、それは貴方にはよくわからないだろう。 ただ、自分は何度もロールバックしながら同じ人生を何度も生き、何度も死ぬ存在である。 それだけは強く覚えてしまっているようだった。 「でも……実際、殺されることはそんなに怖くないかな。 あぁ、また死ぬんだなってきっと思うだけだよ。 えっ。君に感謝はするけど、そんな事は言わないよ…………」 そんな事を言うと人前でもなんでも塞がれてしまいそうだ。 先程までの情事を思い出して、また顔に熱が集まるようだ。 「……もう、行くのかな?」 引き止めることはしない。 少しだけ寂しさはあるけれど、彼を止める権利は自分にはないのだ。 ただ少しだけ、言われたように笑ってみようかと、そう思うのだ。 (-107) eve_1224 2021/04/25(Sun) 2:19:01 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 宝物庫 カウス「最初のような人数でもないからね……」 もう、片手で足りない人数の人が死んでしまった。 姿を見せないキファも、おそらくは。 「ヘイズは、扉をしっかり施錠してナイフを使って自分で自分の喉を突こうとした……形跡はあるんだけど。 だけど血は出てないし、ただ静かに亡くなっていた。……詳しくは憲兵が来てからの検死がないとわからないけれど、毒とかの可能性もあるかもしれないね」 だけどヘイズは自殺するような人だっただろうか。 だから不自然に思えるんだと貴方に告げた。 (-109) eve_1224 2021/04/25(Sun) 2:25:02 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 宝物庫 カウス「はは、……騎士団から大目玉もらうかもしれないな」 平気なのと問われると苦笑した。 栄養ドリンクで無理やり動いてる状態だ、顔を見れば疲れとクマが目立つことだろう。 騎士団の話は嘘ではない。 全く仕事を果たせてないのだから当然だ。 それは抜きにしても今日の事件は辛い。 親しくした人が……拠り所のように見守っていた人たちの声が、聞こえなくなってしまったのだから。 それでも気丈にしていなくてはと、気を張り詰めているのが現状で、じっとはしていられなかった。 だって、立ち止まると糸が切れてしまいそうになるから。 それを見透かされたようで少し驚く。 自分が知ってるカウスという少年は、どんな状況でも冷静に調査を行っていて、周りの人には目を向けているようなタイプではなかったはずなのに。 「ヘイズとは話したことなかったのかい? まぁ、でもそうだね……俺もニアとは一度も話さないままだった」 マジで一度も話したことなかったの、仲間ね。 (-115) eve_1224 2021/04/25(Sun) 2:47:44 |
【人】 流星の騎士 ヌンキ「会議がはじめられなくてすまない。 もう報告はあがってるだろうか?」 ホワイトボードを確認し、書かれていない情報を書き込む。 犠牲者の名前にはサダルとヘイズの名前が追加され、予想される死因、痕の有無が記されたことだろう。 「……あと顔を出してないキファがまだみつからないんだ。 外に出たはずなのだけど、誰か行方を知ってる人はいないかな」 ダメ元だ。 自分でもわからないのに、情報が集まるとは思ってない。 だけど聞かずにいられなかった。 情報がないと見れば、今日はすまないけどと断りをいれて、外に捜索に向かおうとするだろう。 (45) eve_1224 2021/04/25(Sun) 2:52:15 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 宝物庫 カウス「そうだね……下手をすると家に戻されるかもしれないな」 ここらが限界なのだろう、家に帰りなすべきことをせよと。 そう言われるのは予想はできた。 決められたレールの上に戻ったからといって、噂はついてまわるものだけど。 「あぁ、そういえば兄の代わりに来たって最初に言ってたね。 シトゥラは……俺も良くはわからないが、真剣に事件を追っているようではあったよ。俺に協力を申し出るくらいにはね」 少なくとも、アンタレスの殺害に関してはシトゥラと自分は共犯者になるのである。 その際に互いが顔を合わせたわけではないが、結果的にそうなった。 サダルを生かすため。 最初から知れていた犯人を食い止めるため。 たとえそういう理由があったにせよ、殺人を幇助したのには変わりないのだが。 彼の名前が出ると居心地が悪いのか、少し目をそらすことだろう。 (-128) eve_1224 2021/04/25(Sun) 8:46:07 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフ「……? 前は怖くなくて、今は怖いのかい?」 純粋に疑問に思ったのか首を傾げた。 何か未練でもできてしまったのだろうか。 「えっ、あぁ! 水か! 水ならそこのチェストの上に……」 指をさせば、魔道具らしき上等な水差しがある。 傍に置いてあるグラスに注いで飲めば、驚くほど冷たいまま保温されてることだろう。 可愛いとか、言わないで欲しい。 「急ぎの用がないなら……もう少し居るといい。 何か話してくれるなら、君の大事な人の話を聞きたいな」 天使の所以なのか、どうなのか。 どうにもこの男は他人の話を聞くのが好きなようだ。自分の話をするのが苦手なのはお互い様なのかもしれない。 きっと寝てしまえば、覗いてしまった恐怖は薄れ忘れてしまうだろう。 それは本来男が知り得ることのない話だ。 だって、この男もまた生きているその場所は【この世界】なのだから。 ―― もっとも、男を狂わせたウィルスは、そのままなのだけど。 (-130) eve_1224 2021/04/25(Sun) 9:00:15 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 宝物庫 カウス「まさか。帰ったらそれこそ俺は死んでしまうだろう。まだ……やりたいことがあるんだ、だから今家に帰る気はないよ」 例え、仲間からでさえ後ろ指を刺されようとも。 実家に帰っても同じだ、指を指してくる人間が変わるだけ。 そんなものは、俺は慣れている。 「犯人がどこまで殺し回る気かは知らないが、これ以上好きにさせるわけにはいかない。シトゥラがくれた情報は……大事にしなければならないね」 そういえば、彼は殺されるのを覚悟していた気がする。 あの日はそうならないようあがくと言っていたが、それは、ニアとともに死ぬことを望んでいたからなのかもしれない。 それほどまでに想い合ってたのだろうか。 そう思うと、嫌いだった彼の内面が少しだけ気になる気がした。 そうしてふと、貴方に目を向ける。 「……君は、誰か気になる人はいるのかな。ほら、シトゥラとニアみたいに」 (-146) eve_1224 2021/04/25(Sun) 10:27:16 |
ヌンキは、キファを探している。 (a54) eve_1224 2021/04/25(Sun) 10:32:01 |
ヌンキは、キファの部屋に入った。……が、誰も居ない。 (a55) eve_1224 2021/04/25(Sun) 10:41:47 |
ヌンキは、踵を返して外に出た。 (a56) eve_1224 2021/04/25(Sun) 10:42:03 |
【人】 流星の騎士 ヌンキ「キファ……キファ、どこにいるのかな」 ヌンキは、宿を探した。 ヌンキは、商店街を探した。 ヌンキは、一緒に行ったバーにも行ってみた。 ヌンキは、サダルと一緒に行った雑貨屋にも行ってみた。 だけどキファはどこにもいない。 疲労だけが溜まっていく。 例え栄養ドリンクで失った元気を取り戻そうとも、それは一時しのぎすぎない。 目が霞んだ。 あぁ、昨日は夜だったから森の中はよく見えなかった。 もしかするとそっちにいるのかも。 ふらりとした足取りで森を目指す。 生きているとしても、死んでいるとしても、探さなくては。 せめて。せめてサダルの傍に連れて行かなくては。 今なら……あのときもらった白いカーネーションを、君に返せるかもしれないじゃないか。 だから。 「キファ……応えて」 もう届くことのない声を求めた。 (55) eve_1224 2021/04/25(Sun) 10:49:05 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 宝物庫 カウス「自分の手で……幸せになった人たちを見たいんだ」 キファには独りよがりと言われてしまったことだ。 それでも、人を、恋人達を不幸にしてしまうことしか出来ない自分には、一番やりたくて、求める事だった。 今、この男は貴方のことを微塵も疑ってはいない。 それは誰かの入れ知恵もあるだろうが、それ以上にこれまでの行動を見ている。 『silly billy』でみた他の男たちとは違うのだと、そう思うくらいには貴方のことを信頼してしまっているらしい。 それでも、続く言葉に意外な人物の名が出てくると目を丸くしてしまった。 「メレフ……? 多分って……どういうことなのかな、君の言い方では、シトゥラ達みたいに愛し合ってるから、というのとは違いそうだけど」 声色がいつもの調子と違う。 なぜだかそれが妙に心に引っかかった。 (-152) eve_1224 2021/04/25(Sun) 10:57:36 |