ふあ〜ぁふ。

[ はなは穴の中で目を覚ましました。
わんちゃんさんが落ちた穴ではなく、
ちゃんと寝床として用意した穴です。

大きなあくびを一つすると、耳をふりふり穴を出ました。
木のみを探しに行くようです　]

……おなかすいたなぁ。
……ニンゲンに、みつかりませんように！

はっ……

[ 婆はニンゲンを生成したのか！？
何だか鈍い音がしたけどなんだなんだ！？

はなは少し離れた(といっても向こうからもばっちり見えてしまう距離です)場所から
そんなことを思いながら婆と女の子を見つけたのでした　]

えっ、あ、私……！？

[ なにかを口にするより早く、
婆に生成された(？)少女に手を引かれます>>18
はなはされるがままです　]

婆、どうしたの……？
ニンゲン、婆はしんでしまったの？

[ はなは狐なので土掘りは苦手ではありません。
土掘のために呼ばれたのでしょうか　]

[ 婆から返事が聞こえれば>>25、ピクリと耳を揺らして驚いたことでしょう。
それから例の女の子と共に婆を寝床へ連れて行ったのでした>>27 ]

　えと、はな……よ

[名前を聞かれればそう答えました>>41
同じように名前を聞けば答えてくれたことでしょう。

婆がまたどこからともなく出したご馳走には少なからず警戒していたはず、ですが
美味しそうに食べる女の子を見れば……
いえ、本音を言うならば、空腹に勝てず、あっという間に平らげてしまうのでした　]

[ 婆が目を覚ましたことに気づくと>>57
はなはぺこりと頭を下げます。
美味しいアップルパイのおかげで、警戒心は以前ほどではないようです　]

おつきみ？
婆、お団子作るの？
ねえねえ、モモも一緒に作る？

[美味しいものが食べられるなら、
お手伝いもやぶさかではないようです　]

[ 元々おともだちが多いわけではないはなにとって
モモの提案>>75は魅力的でした　]

でも私、りょうり？　はしたことないのよね……

[ 団子粉とたっぷりの水とを用意しました。
これでいいかな？　とモモに尋ねながらお料理開始です。
さてさて、美味しくできるでしょうか？]