人狼物語 三日月国


57 在りし日の記憶、邂逅に微睡み

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視点:


【人】 どこかのあるじ ???

[柱時計が低く鳴り、二日目の訪れを知らせる。


 今し方「見つけてしまった」一つのトラブルを除き、
 すべてが順調に進んでいた。


 少女は客人達に直接、語りかける。
 中には既に眠っている者もいるかも知れないが、
 それでも彼らは少女の"言葉"を認識できるだろう。]
(0) yuma_werewolf 2021/02/04(Thu) 0:01:59

【人】 どこかのあるじ ???

   
――お客人方。
    ようこそいらっしゃいました。


   
ここに貴方方を招いてから

   
ちょうど24時間が経過しましたが

   
わたくしがお招きしたこの場は、
気に入って頂けましたか?




[先程の嗄れ声が嘘のように、
 "年齢相応な少女の声"で、すらすらと話す。

 くすり、と無邪気に笑ってみせて、]
(1) yuma_werewolf 2021/02/04(Thu) 0:02:32

【人】 どこかのあるじ ???

   
――もし気に入ったのなら、
    ここで一緒に暮らしましょうね?


   
もうすでに見たはずでしょう。
ここは食べ物が無限にあって尽きることはない。

   
街のみんなもいい人だから、争い事もないわ。

   
家族との悩み事だって、

   
殺される心配だって、

   
ここには何も無いのだから。




[少女の声色にはどこか夢見がちな、恍惚とした
 音色が含まれていただろうか。

 それはこの薄暗く、埃臭い空間の中では妙に
 浮いてみえ、聞く者の中には不安を
 覚える者がいるかも知れなかった。 ]

   
――だから、ここで暮らしましょう。
(2) yuma_werewolf 2021/02/04(Thu) 0:06:16

【人】 どこかのあるじ ???

   
――でも、もしここに居たくないのなら。



[声のトーンが下がる。
 ひと呼吸置いたのち、今度は早口でまくし立てた。]


 
廃校舎と周辺のどこかに11枚のタロットカードを隠したから、それを見つけて効果を発動させなさい。期限は"今から2日後の午前零時"。少しでもタロットを探す素振りを見せて、それから失敗したら、もう出られない。ここで一生暮らして貰うわ。

 
あとね、タロットを見つけられたからと言って無条件に発動できるわけでは無いの。現実に帰れる代わりに、あなたたちのこの先の人生が変わる事があるから。心してかかることね。


それでも帰りたいというなら、止めないわ。

せいぜい頑張って。
(3) yuma_werewolf 2021/02/04(Thu) 0:07:25

【人】 どこかのあるじ ???


[突き放すように告げた後、
 タロットについて細かい説明を加える。


 各カードの名称とそれぞれの効果について。
 >>0:71>>0:72

 カード発動のタイミングは、固有効果のみ即時発動で
 帰還効果はタイムリミットまで発動できないこと。

 そして、所有者が望めばもう1人にもタロット効果を
 与えることが出来るということ。 ]
(4) yuma_werewolf 2021/02/04(Thu) 0:14:03

【人】 どこかのあるじ ???


 
[早口で説明を終えると、
 少女は逃げるように"客人"たちへの接触を切った。]*
(5) yuma_werewolf 2021/02/04(Thu) 0:16:39
どこかのあるじ ???は、メモを貼った。
(a2) yuma_werewolf 2021/02/04(Thu) 0:23:17

【独】 せかいのあるじ ???

/*物語の中枢に攻め入ろうとする子は好きですよ。

…しかし私には2PCをがっつり回すキャパはないのだ。
構想自体はあるんだけどね
(-21) yuma_werewolf 2021/02/04(Thu) 21:16:12

【人】 せかいのあるじ ???

――回想――

[柱時計がチクタクと時を刻む。


 少女の姿が客人に見られることはないが、
 柱時計はきちんととある部屋に安置されているから
 人目に付くことは可能な筈だった。 ]
(88) yuma_werewolf 2021/02/05(Fri) 0:01:47

【人】 せかいのあるじ ???

[ いつものごとく、柱時計の隣で
 客人らの動向を見つめていた少女は、青ざめた。

 なぜなら、そこには自分の呼んだ覚えのない人間が
 
2人
、紛れ込んでいたのだから。


 一人目は、少女が客人を招待した時から
 きっかり24時間後に、遅れてやって来た。>>@2
 

 “今まで”は、こんなことは無かった筈だ。
 すべて少女の力で、何もかも制御出来ていたのに
 今回は多方面でガタが来ている。 ]
(89) yuma_werewolf 2021/02/05(Fri) 0:02:21

【人】 せかいのあるじ ???

[…とはいえ彼もこの世界の客人であることには
 変わりない。
 タロットの説明は幸運にも彼に
 届いていたようだし、同様のルールでこの場を
 楽しんで貰おう、そう思った。



   ――問題は、2人目。


「それ」は、皮肉にも整った顔立ちをしていた。
 そして何故か女物のストールを首に巻いている。
 正直、不釣り合いだ。


   そして…… ]
(90) yuma_werewolf 2021/02/05(Fri) 0:03:17

【人】 せかいのあるじ ???

  
(91) yuma_werewolf 2021/02/05(Fri) 0:03:36

【人】 せかいのあるじ ???

[少女は卒倒しかけた。
 自分がこんな人間を招待するはずがない。
 やはり今回はなにかがおかしい。
 いやおかしいのは自分の方か。


 ぐるぐるぐるぐると目が回り、
 地面に膝をつきかけるのを、寸前で堪える。

 自身の目に入ったものがまやかしではないのか
 と、再度、親指と人差し指を使い
 問題の人物をズームアップした。
 

 気品のある上衣のすぐ下からにょっきりと覗く
 西洋人特有の明るい肌色。

 そしてその2本の脚の間には、
 この世の極悪、非道…それらを詰め込んだ
 禍々しき異物がぶら下がっていたのだ。]
(92) yuma_werewolf 2021/02/05(Fri) 0:05:35

【人】 せかいのあるじ ???


  
ぎ、ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁあああ!!



[これで確信した、
 やはり今回は普通ではないのだ。


 なんとか軌道を元に戻さねば。
 そのためにはまず、このタロットゲームを
 つつがなく終わらせることが先決だ。


 どうかこのまま、“誰にも邪魔されぬまま
 この空間にいられますように”。


 少女は廃校舎の放送室に置かれた
 古い柱時計を見やり、両の手を握りしめた。 ]*
(93) yuma_werewolf 2021/02/05(Fri) 0:06:23

【独】 せかいのあるじ ???

/*
文頭に此方を貼り忘れましたね

[少女はまたもや、"異変"に気づいていた。


 先程の異変とは比べ物にならぬような
 禍々しさを放つ、忌避すべきその異物を、
 少女は直視する事が出来ず
 それから今までずっと気を揉んでいる。]
(-23) yuma_werewolf 2021/02/05(Fri) 0:06:56