人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a9) udon 2022/12/20(Tue) 2:06:56

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[『悪魔』が22人の中でいつ死んだのか、
 経典には記載されておりません。

 その諍いの終盤にもいたという説、
 序盤でとっくに死んでいたという説、
 様々とあります。

 死因についても議論は交わされますが、
 これが正しいという主張が強いものはなく、
 しかし箱庭が壊れ切った時、
 そこに居なかったのは確実です。]
 
(46) udon 2022/12/20(Tue) 12:27:02

【教】 ]X『悪魔』 ゼロ


[── 穏やかな安寧の地、
 ここに居たらきっと永遠にそう過ごせるんだろう。
 別にそれも悪くはない。

 『神様』の事も、『箱庭』の事も、
 嫌いじゃなかったし、好きだった。

 あの楽しい日々が、大好きだった。]
 
(/13) udon 2022/12/20(Tue) 12:27:19

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[ゼロが洋館で『名称』で人を呼んだのは、
 無意識ながらきっと魂の記憶の一部である。
 だから彼は、その『名称』を呼ぶことを、
 "仲良しごっこ"だと自分でも思っていたのだ。]
 
(47) udon 2022/12/20(Tue) 12:27:41

【教】 ]X『悪魔』 ゼロ


[愛すべき『恋人』がいて、
 個性的なメンバーがいて、
 気に入らないヤツもそりゃいたけれど。

 『恋人』は愛しいし、
 『愚者』も可愛いし、
 『神様』も優しいし、

 皆のやり取りも楽しいし。


 だけど気付いてしまったんだ。
 水面下にあるそれらの存在に。

 別に誰が誰の事をどう思ってる、とか。
 きちんと知っていたわけじゃない。
 でも小さな衝突や残ったままの僅かな蟠り。

 綺麗な景色の中にある見えない澱み。]
 
(/14) udon 2022/12/20(Tue) 12:27:57

【教】 ]X『悪魔』 ゼロ


[ ねえ、それをつついたらどうなる? ]
 
(/15) udon 2022/12/20(Tue) 12:28:08

【教】 ]X『悪魔』 ゼロ


[どきどきした。わくわくした。
 些細な悪戯を思いついた時のような、
 塗りたての塗料に傷をつけるような、
 新雪に最初に足跡を残すような、
 未知へと踏み出す最初の一歩のような、
 果物をつついて腐らせるような、
 蛇の群れにねずみを投げ込むような、

 リンゴを、そこに一つだけ置くような、


 そんな気持ちで、


 溢れだす好奇心、背徳の誘惑、
 全然どうなるか解らなくって、
 きっと楽しい事になると思って、
 取り返しのつかない事をしたくって、

 そんな時、一つの疑問も思い浮かんでしまって、
 あの時、自分はそれに抗えなかった。]
 
(/16) udon 2022/12/20(Tue) 12:29:06

【教】 ]X『悪魔』 ゼロ


「方法はいろいろ考えたんだよ。
 俺もさあ、
 一番効果的な方法をやりたいだろ?」

「誰がいいかなあとか、
 どうするのがいいかなあ?とか?
 本当にできるのかなあ?ともさ。
 きちんと考えたんだよ、えらいと思わない?」
 
(/17) udon 2022/12/20(Tue) 12:29:26

【教】 ]X『悪魔』 ゼロ


「だってこれで、
 『箱庭』の『完璧』が終わったんだ、
 もう22人揃う事はないからね。

 これを知ったら皆どんな顔をするだろう。
 これを見たら、『神様』はどう思うだろう?」
 
(/18) udon 2022/12/20(Tue) 12:29:39

【教】 ]X『悪魔』 ゼロ


「なあ仕方がなかったんだよ。
 だって楽しそうだったんだ。

 見ろよ、もう『愚者』は動かない。
 安らかな顔だよ、羨ましいな。

 なあ、ほら、 すごいと思わないか?!
 『俺たち』って、
死ねる・・・んだ!



「『お前ら』も、
 『誰か』を殺すことができるんだよ!」
 
(/19) udon 2022/12/20(Tue) 12:31:00

【教】 ]X『悪魔』 ゼロ


[『神様』の事も、『箱庭』の事も、
 嫌いじゃなかったし、好きだった。

 あの楽しい日々が、大好きだった。


 大好きだった、だけど、]
 
(/20) udon 2022/12/20(Tue) 12:31:15

【教】 ]X『悪魔』 ゼロ


[大好きで、大好きで、大好きで、
        …きっと、大嫌いだった。]
 
(/21) udon 2022/12/20(Tue) 12:31:27

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── 玄関ホール ──


[神がつまらなさそうな声を出した時>>3
 自分の中の何かが軋んだ。

 息苦しさを覚える、
 悲しさを覚える、
 寂しさを覚える、

 だけどこれは、多分俺の感情じゃない。]
 
(48) udon 2022/12/20(Tue) 12:47:57

【教】 ]X『悪魔』 ゼロ


[俺の行動が切欠で、箱庭が壊れていく。
 それが楽しくて仕方がなくて、
 誰の死だって面白がった。
 『恋人』の死に方は確かに
 ちょっと残念だったけど、それだけ。

 なあ神様!面白いだろう?
 "俺の事を嫌いになった?"


 何をしても揺らがないその様子が
 何をしても愛しいというその瞳が

 俺は、俺は、俺は……]
 
(/22) udon 2022/12/20(Tue) 12:49:08

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 ……、

[息を殺して、
 震えを堪え、

 納得が出来ない様子に
 静かに口を結びなおす。]


 っはは、
 …… ふっふふふふふ……

[そうして、選択を聞いた時のように
 口から零れたのは笑い声だ。
 でもその響きは、]

 ああ…、…
 その言葉が、聞きたかった……。

[この言葉は誰のものだろう?>>6
 泣きそうだ、隣にベルが居なければ>>17
 恐らく自分は泣いていただろう。]
(49) udon 2022/12/20(Tue) 12:49:54

【教】 ]X『悪魔』 ゼロ


[それはきっと、自分がやった事を
 親に褒めてほしい気持ちや、
 親に叱ってほしい気持ちに似ていて、

 俺が思う楽しい事への共感が欲しくて、
 もし違うならばそれを教えてほしくて、

 だったら"要らない"って言ってほしかった。

 けれど神は制止する事はあったのに
 崩壊していく様子を悲しんでいたのに
 俺を咎める事はせず、戒めることもせず>>1:9

 そのまま。]
 
(/23) udon 2022/12/20(Tue) 12:50:13

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 聞きたかったんだ、神様。
 ざまあみろ……。

[よく解らない。前世の記憶なんてない。
 でも、強くそう思う。
 この感情は多分正しくなんてない。
 彼が愛していないのは"俺"であって、
 『悪魔』ではないのだから。

 それでも、神に見放されたのが嬉しくて、
 悲しくて、取り返しがつかなくて、楽しくて、
 正しい事のように思えて、どうしようもない。
 混じるのは自分に対する羨ましさもあるのかもしれない。
 この気持ちがある限り、きっと『悪魔』は、
 何度だって『神』を否定するのだろう。
 『神』がそれに気づかぬ限りは。


 別れの言葉に返す挨拶はない。
 倒れる男を助けるでもなく、ただ見ていた。]
(50) udon 2022/12/20(Tue) 12:51:07

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[次に現れるのは喪失感だ。
 重くなったような、軽くなったような。

 今感じていた感情ももう遠い。
 けれど確実に残っていて、苦い顔をする。
 最後にひどい置き土産をするものだ。

 そして、少しだけ隣を見るのが怖い。
 『恋人』に対する崇拝にも似たあの感情が、
 薄れているような気がして。
 妙に指先が冷える感覚がある。

 それに触れ、いあげるその手があって、
 ぱっとそちらへと視線を向け、

 ……そこにある姿には愛しさを覚える事が出来たから。
 安堵のように、確認のように。恐る恐ると握り返す。]
(51) udon 2022/12/20(Tue) 12:52:08

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[今度は、ほっとして泣きそうだ。]

 
(52) udon 2022/12/20(Tue) 12:52:29

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 頼もしいな。
 だったら俺がベルを護るよ。

[きっと考えてるほど甘くはないし、
 嫌な予感もとてもしている。

 22人揃う前にとっとと攫って行っておけばよかったという気持ちと、この区切りは必要だったのだと思う気持ちが両方あった。

 正直、洋館を出た後の話に、
 『証持ち』の身体の丈夫さを計算に入れていたのだ。
 それが損なわれているとしたら、
 もう少し準備がいるように思う。
 できる事、できない事を確認しなければ。

 でも、ここを出て、二人で、
 彼女が見せてくれるだろう世界を
 見てみたいから>>3:456

 手を握りしめたまま、少しだけ頭を寄せて、]
(53) udon 2022/12/20(Tue) 12:52:47

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 …… ベル。
 君が、居てくれてよかった。

[そう小さく呟いた。*]
(54) udon 2022/12/20(Tue) 12:53:04
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a20) udon 2022/12/20(Tue) 13:20:17

]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a42) udon 2022/12/21(Wed) 7:17:38

]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a52) udon 2022/12/21(Wed) 22:22:56

【独】 ]X『悪魔』 ゼロ

/*
やはり48hに一回ログ書くのがいっぱいだなという実感を得てしまった。 ベルごめんな〜〜〜〜

メモにもちゃんと書いておけばよかったからここは反省します なんとかなると思ったんだが…ならんかった…!
(-108) udon 2022/12/21(Wed) 22:25:20

【独】 ]X『悪魔』 ゼロ

/*
書きたいログ
・シンへのレス
・マドカへのレス
・アリアに関するちょいちょい
・諸々の思う所

書くログ
・ベルへのレス
・駆け落ち準備
(-113) udon 2022/12/21(Wed) 22:51:02

【教】 ]X『悪魔』 ゼロ


[『悪魔』が『恋人』を愛していた理由は、
 完璧な彼/彼女が健気で美しかったから。
 不完全ゆえの完璧さを孕む様は魅力的で、
 蠱惑的で、いっそ無理やり自分のものにすることも
 考えなかった訳ではない。

 けれど、
 考えてもそれは絶対にしなかっただろう。
 『恋人』は今のままが一番"自分好み"であったからだ。

 彼/彼女がその地獄をおくっていたのもその一因だろう>>/42
 その ぎりぎりで、壊れそうで、儚く、
 それでも完璧であろうとする姿が
 『悪魔』は何よりも好きだった。
 愛していた。

 勿論その心内の全てを知っていたわけではないが>>100
 『悪魔』は『恋人』が自分に靡かないだろう所も、
 好ましいと思う箇所だ。

 壊れたら取り返しのないものを
 つついて遊ぶ。

 それは『愚者』を殺した時の感情に似ていた。]
 
(/81) udon 2022/12/21(Wed) 23:37:46

【教】 ]X『悪魔』 ゼロ


[似ていたけれど、
 決定的に違うものはあっただろう。]
 
(/82) udon 2022/12/21(Wed) 23:37:58

【教】 ]X『悪魔』 ゼロ


[どうせなら自分の手でその完璧を壊したかったけれど。
 今までやこの混乱の中で『恋人』の精神が壊れてしまっていたのなら。
 それは自分が壊したのも同じこと。

 それに…… どうやら彼/彼女は
 死ぬまで"それ"を貫いてくれたようだった>>/46

 だから直接殺した相手について大きく恨む事はない。
 それでも少し羨ましいという気持ちがあったのは本当だけど。

 それ故に、
 『恋人』が最初に殺してほしいともし言ったとしても、
 『悪魔』はそれをすぐに行う事はなかっただろう。

 けれど、

 ほどよく 適度に 丁寧に 壊して 壊れたら
 その時には ── …… ]
 
(/83) udon 2022/12/21(Wed) 23:38:13

【教】 ]X『悪魔』 ゼロ


[『悪魔』は『恋人』を愛していた。
 ぎりぎり壊れないように慈しみ愛しみ愛して愛して、
 それで囲って、ずっと眺めていたい程度には。*]
 
(/84) udon 2022/12/21(Wed) 23:38:23

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[その分を返してくれる、とベルが言う>>102
 なんだろう、不思議な気持ちだった。

 なんだろうか、本当に。

 ベルに対してだけは、
 今までも全て本心で接していたはずだった。
 けれどどうしても『悪魔』の影響もあり、
 自分も『悪魔』として『恋人』に接していたからだろうか。

 自分だけの心を渡した事が、少ないような気がする。

 彼女に向き合い始めて、
 どれくらい彼女の事を考えたかは覚えていない。
 けれど表面上は別のもので覆った言葉は
 受け取ってもらえても、返してもらっても、
 恐らく表面上で止まっていたのだろう。]
 
(255) udon 2022/12/21(Wed) 23:38:38

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[…… 今は自分だけの心でベルに接している。]
 
(256) udon 2022/12/21(Wed) 23:38:47

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[それを、返してくれると言われて、……。
 今の気持ちが、説明できない。

 一方的にもらったりとか、
 奪ったりとかとは違う、

 おくって、かえしてもらう、そのやり取りが。
 無性に恥ずかしいような、くすぐったいような。
 嫌ではないんだが。なんというか。]


 幾らでも。

[小さく笑ってそう返す。
 この先ずっとこんな気持ちが続くのかと思うと、
 少しそわりとした。

 私も、と。また答えが返ってきて>>103。]
 
(257) udon 2022/12/21(Wed) 23:39:04

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 ……うん。

[昨日の告白の答えに表情を緩め>>104
 彼女を抱き締め返した。*]


 大切な、俺のベル。
 
(259) udon 2022/12/21(Wed) 23:39:15