人狼物語 三日月国


82 【身内】裏切りと駆け引きのカッサンドラ【R18G】

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視点:


【秘】 愛される"天使" ナフ → 観測者 ゲイザー

「…何もしなくていい。戻ってきたときに、笑ってくれるなら。
 話をしてくれるなら、そこにいてくれるなら―――少なくともおれは、救われるから」

涙を拭ってあげたかった。
ちょっとだけ服で涙を掬い上げようとするけれど、上手くいかない。

「…いいな。
 実は、紅茶をちゃんと飲んだことない。教えてくれるか?」

取り繕う顔もなくなったからか、少年は少しばかり前よりも滑らかに話をするようになった。

「パイも、楽しみだな。おれがいない間に出たパイがどんなものだったのか、それも聞いてみたい」

初日からずっと楽しみにしていたから。
全部食べられなかったことが心残りだ。

少年は、あなたについていくだろう。
(-0) otomizu 2021/07/09(Fri) 22:36:46

【人】 愛される"天使" ナフ

>> テンガン

船の中を歩く、少年の姿がある。

その姿を見てヒソヒソと内緒話をする者もいれば、好奇の目で見る者もいる。

少年はまっすぐに、
"一度訪れたスイートルーム"へ
向かっている。

扉の前に着けば、あの時と同じくノックをするだろう。
(2) otomizu 2021/07/09(Fri) 22:47:41
ナフは、腕が使えない事を思い出した。頭で扉を叩いた。
(a2) otomizu 2021/07/09(Fri) 22:56:00

ナフは、あとから、足を使えばよかったなと思った。
(a3) otomizu 2021/07/09(Fri) 22:56:15

【秘】 愛される"天使" ナフ → 陶酔トリッパー バーナード

演目が終わって、2日程経って。

うろうろと翼の生えた少年が船内を歩いている。

誰かとぶつかりそうになって、よろけて。
他人を見逃さないように、きょろきょろと視線を動かしている。

あなたを、探している。
(-1) otomizu 2021/07/09(Fri) 22:59:33

【人】 愛される"天使" ナフ

>>3 テンガン
「……ん。ああ」

頭をドアに押し付けた形になっていた少年は、胴体に力を入れて姿勢を戻す。

「いや」

少年は、やややつれたような顔であなたを正面から見る。

「満足か、と 聞きたかった」
(4) otomizu 2021/07/09(Fri) 23:07:24
ナフは、少し額が赤くなっている。
(a5) otomizu 2021/07/09(Fri) 23:22:49

【人】 愛される"天使" ナフ

>>5 テンガン
「放っておいてくれたらよかった」

「おれは家族の元に帰れる予定だったんだ」

「仕事が片付いて、もう帰るだけだったのに」


「母さんが教えてくれた舞いを、同じように踊ることはもうできない!!

 あんたが見ていてくれた舞いは、もう…もう…ッ」


我慢していた物が噴き出したかのように、ボロボロと大きな涙を零す。

少年は、不運に見舞われて 転がり落ちるように破滅した。
全てを失って、取り繕っていた仮面を剥がす。

「元の生活には戻れない…この体で、この先不便がないようになんて 出来るわけない」
(6) otomizu 2021/07/09(Fri) 23:49:29

【人】 愛される"天使" ナフ

>>8 テンガン
穏やかな笑みが似合う顔立ちの少年は、子供のように泣き続けて。
希望に溢れていたはずの未来が今は全然見えなくて、背中に生えた羽が何よりも重くて、枷のようにも思える。

「……手伝い…

 会いたいに決まってる、今すぐにだって…」

「…賭け……」

鼻を鳴らして、考えている。
その未来が保証されるのか、分からないから。
(15) otomizu 2021/07/10(Sat) 11:05:40

【秘】 愛される"天使" ナフ → 陶酔トリッパー バーナード

「……あ」

目当ての人間を見つけて、ぱたぱたとで近付いていく。
バランスがうまく取れず危なっかしくふらりとしてはいるけれど。
やつれていることを除けば、それほど変わった様子もなく。

「…次の日、から 復帰させられた…から、な

 ――――ぁ、右目、それ」

無理にでも復帰できるように、処置が成されたのだろう。
勿論本調子ではないだろうが。

少年は近くまで来て、あなたの右目に気が付くと。
目を見開いて、"もしかして"と思った。
詳細を知らないまでも、嫌な予感がして 顔が青くなる。
(-5) otomizu 2021/07/10(Sat) 11:12:28

【秘】 愛される"天使" ナフ → 飢えた狗 ムルイジ

重い足取りで同期の姿を探す少年の姿がある。

どんな顔をして会えばいいのか分からなくて。
(-6) otomizu 2021/07/10(Sat) 11:54:46
ナフは、落ち着いた頃にご飯を食べた。クロワッサンfoodだった。
(a18) otomizu 2021/07/10(Sat) 12:11:47

【秘】 愛される"天使" ナフ → 飢えた狗 ムルイジ

相も変わらず、鎖に繋がれたあなたの姿を見つけて。
ゆっくりと自分から近付いていく。

触れられるほどの距離まで近付いて。
やつれた顔の少年は、笑みを―――浮かべようとして、悲痛の色は消し去れず。
今にも泣き出しそうな顔で、口を開く。

「……ムルイジ。おれ、やっぱり―――家族に、会えないかもしれない」

掠れた声で、翼の生えた天使は ごめんなさい。と続けた。
願ってくれていたのに、と。
(-8) otomizu 2021/07/10(Sat) 15:56:08

【秘】 愛される"天使" ナフ → 飢えた狗 ムルイジ

「何が、悪かったんだろう」

自分が、人目のある場所で迂闊なことを言わなければ。
あの時救われることを望まなければ。
そもそも、仕事を受けなければ。

不自由でも、幸せに暮らせていたのだろう。

でも、それを選べなくて。
少年は、間違いを重ねてここまで来た。

「ムルイジ……」

泣きそうな顔を浮かべた、あなたを見て。
そんな表情をさせてしまったことも申し訳なくて。

一度堕ちた時の、あの時の少年だったなら。
従順に船の従業員としての職務を、こなしていたのだろう。

「……この後、客に呼ばれてるんだ。
 部屋に、いるだけでいいって」

負担はない仕事が増えたけれど。
酷く気持ちが悪い。

「……ムルイジや、他の皆は…帰して、もらえるのか?
 おれ、このクルーズが終わった後の事…全然、知らない」
(-13) otomizu 2021/07/10(Sat) 16:31:27

【秘】 愛される"天使" ナフ → 飼い狗 ムルイジ

「…せめて、他の人には早く戻ってほしいと思ったんだけど」

分からないのであれば、しょうがないか。
と、少しばかり落胆した様子を見せる。

尤も、船から降りることで幸せになるかどうか分からない人もいるのだが。
少年は、そこまで深い話を聞いたことがないのだ。

鎖、外れたらいいな。と 見慣れてしまったそれを見て。
心から、そうあればいいと。

(-18) otomizu 2021/07/10(Sat) 20:49:24

【秘】 愛される"天使" ナフ → 飼い狗 ムルイジ

「………」


それは、頼みというよりは―――


少年は、辛いことや嫌な事を我慢してきたから。
誰にとも限らず"素直に感情を表に出すことを許してもらえる"と、弱くて。


「……辛い。
 まだ、痛い。変な目で見られるのも、嫌だし 気味の悪い"翼"(コレ)を崇めたりされるのも…」

気持ち悪い、と 貴方にまた近付いて。
姿勢をゆっくり合わせて 胸に、頭を預けるような形になる。

じわり、涙が目尻に溜まって。
ぽろ、ぽろと 言葉と共に、零れていく。
(-19) otomizu 2021/07/10(Sat) 20:49:53

【人】 愛される"天使" ナフ

>>24 テンガン

「………」

破滅させて、自分の未来が変わるかどうか 分からないけれど。

その目に宿るかつて自分を焼いた決意を見て。何もしないよりは、マシなのだろうかと思って。

涙にぬれた顔で、こくりと頷く。

「裏切ったり、しないよな……信じて、いいんだな…」
(25) otomizu 2021/07/10(Sat) 22:49:19

【秘】 愛される"天使" ナフ → 陶酔トリッパー バーナード

「今のところは…そんなに、しんどい仕事もないから…
 大丈夫だと、踏んだんじゃないか。

 ん、朝は…クロワッサンだけ。他のものは、食べにくそうだったから」

仕事はと言えば、部屋で崇められたりだとか 画家にデッサンモデルを頼まれるくらいのものなのだ。

そしてあなたが少年の腕を掴もうと伸ばした手は、布を掴むだけだっただろう。
舞いを踊って、宙に伸ばした腕は 部屋で頭上にひとまとめにした腕は そこにはなかった。
袖を引かれる形になれば、よろめきそうになりながらもついていくだろう。

「大したことないとか…じゃ、なくて。
 …おれが、……あそこに、連れていったのが」

原因だから、と尻すぼみになった声が口から洩れていく。
罪悪感で、胸がずっと苦しいままだった。
(-23) otomizu 2021/07/11(Sun) 0:05:41

【秘】 愛される"天使" ナフ → 陶酔トリッパー バーナード

腰を掴まれれば驚いたような顔はするけれども。
支えがある分普段より歩きやすくなって、有難かった。

「いない…言えば、テンガンとか…助けてくれるとは、思うけど。
 食べれるものを、食べれたら…いいかなと思っ…
もご


ブルーベリーデニッシュを素直に頂いている。
クロワッサンと違って酸味があって、口の中に甘さが広がっていく。

「う……んん」

恨み言が欲しいわけではない。素直に首を横に振る。

「…褒められた。けど。…バーナードにも、言ってほしい」

今までで、それこそ、人生で一番頑張ったのだ。
耐えがたい痛みにも、死んでしまいそうなほどの快楽にも耐えて、耐えて、今ここにいるのだから。
(-27) otomizu 2021/07/11(Sun) 1:50:20
ナフは、昼に客からハンバーグを食べさせてもらった。
(a34) otomizu 2021/07/11(Sun) 2:46:36

ナフは、変わった肉を使っていたのだろうかと感じた。客は「特別なものだ」と言っていた。
(a35) otomizu 2021/07/11(Sun) 2:47:47

ナフは、あまり好きな味ではなかった。
(a36) otomizu 2021/07/11(Sun) 2:48:36

【独】 愛される"天使" ナフ

未成年の飲酒は禁止されています

53
(-36) otomizu 2021/07/11(Sun) 2:59:05

【秘】 愛される"天使" ナフ → 陶酔トリッパー バーナード

「……わかった。今度会ったら頼んでみる。
 人を頼ること、あまりなかったから バーナードの言うことは、勉強になるな」

長兄であることもあり、家族内でも1人で背負いがちだったのだろう。
ここにもまた我慢し通しだった弊害が出ている。

偏見に塗れていようと、困った時は臆せず頼んでみようという気持ちにはさせられたようだ。

「え ムルイジ、だけど…
 …え、何で拗ねてるんだ…?おれは、バーナードの言葉も、ほしい」

悪いことしたかなと、少し困った顔をして。
図々しいと思われるかもしれないが素直な気持ちも述べていた。

「バーナードが、初めておれを褒めてくれた人、だから……特別」
(-72) otomizu 2021/07/11(Sun) 12:38:26

【秘】 愛される"天使" ナフ → 陶酔トリッパー バーナード

「あの時は、仕事だったから…強気にいけただけで。
 今は、迷惑をかけながら手伝いをしてもらう形になる…から。

 でも、テンガンになら…いいかもしれない。責任取ってもらう」

発端は自分だったと思うが、こんな体になったんだから。
多少は強く出ても許してもらえるかもしれない。尤も、時間が合えばの話ではあるのだけれど。

あなたの内心に気付くことの出来ない―――暗殺者としての側面がほとんど見えなくなった少年は、初日ほどの勢いをなくしている。穏やかなものだ。
かといって、罪が消えるわけでもないのだが。

「おれも、最初…少し、意外だったけど。
 同情、してくれてるみたいだったから…昔、何かあったのかもしれないな。

 辛い時、痛い時は吐き出しに来いって言ったんだ。"オレの代わり"に泣いてくれって」

あなたの思惑を知らないまま、少年は"同期"の言葉を口にする。
不敵な表情の似合う彼が、泣きそうな顔をしていたことを思い出して きっとそうだったのだろうと。

頭の上に手が置かれると、目を細めて 少しだけあなたの方に身体を傾ける。

「ん……、…死にたいって思った。
 痛かった。薬のせいで、頭も焼き切れるかと思った」

今日あったことを聞いてほしい子供のように、当時の事を思い出しながら。

「おれに賭けられた金は、家族のところに行くみたいで…よかった。
 会えるまで、時間がかかっても…きっと、大丈夫だと思うと 安心する」
(-112) otomizu 2021/07/12(Mon) 3:07:59

【独】 愛される"天使" ナフ

5年くらいは船にいる予定があるので
その間に背はどうなるのっと

身長(180)179n185cm
(-116) otomizu 2021/07/12(Mon) 3:16:54

【秘】 愛される"天使" ナフ → 観測者 ゲイザー

「そうかもしれない。家では少なくとも、飲んだことがないな。
 仕事でようやっと聞いたことがあるくらいだ」

ターゲットが嗜んでいたりとか、そういうレベルだ。
尤もあなたに暗殺業の話はしていないので、踊り子の仕事で聞くというのはちょっと不思議な感じがあるかもしれないが。

あなたが紅茶を淹れている間、その動作を興味深そうに眼で追っていた。
流石に手際がいいな、と感心する。
お湯が注がれるだけで、ふわりと良い香りが鼻に届く。

「激甘パイとアニマルパイ……楽しそうだな、おれも食べてみたかった。
 ゲイザーは、パンダというより小さい動物に近いような気がする」

小型犬とか。
勝手なイメージだけれども。

自分が食べていたらどんな動物になっていたんだろうと気になりはするので。
また作ってくれと頼んだりしてみるだろう。暫くは船にいることになるのだ。

「そうだな…ミルクは、頼む。………あ」

そう口にしてから、気付いたように。
今の自分では、手を使って頂くことが出来ない。

―――食べさせてもらわなければいけないのでは?

犬食いするのならそれでもいいのだけれど。行儀は良くない。
(-124) otomizu 2021/07/14(Wed) 8:05:58