人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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【赤】 月桂樹の花 ニコロ

カンターミネ! 今日がお前の命日だ!
ぴんじぃ 2023/09/20(Wed) 21:00:00
ニコロは、ごめんな、と笑った
(c1) ぴんじぃ 2023/09/20(Wed) 21:16:13

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 無敵の リヴィオ

ニコロが摘発されて、そう程なくして。
貴方の元に、小包が届いた。

ニコロから、貴方へ密かな贈り物。
月桂樹の葉がモチーフにあしらわれたブローチと
その裏に嵌め込まれたメモが1枚。

『アリーチェ、テオドロは無関係。
別の摘発チームはそれ以外の誰か。
警部は恐らくシロ。』

貴方へ伝える最後の情報
(-13) ぴんじぃ 2023/09/20(Wed) 22:04:56

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 無敵の リヴィオ

貴方は知っているだろうか。
指にはそれぞれ意味合いがあると言われ
そこに施されるネイルもその意味を持つということ。

右手の薬指は『心の平穏を保つ』
不安や心配事があるときにつけるものだ。

「俺もそのくらいの覚悟はしてるさ。
反発が多い法案だ。それに理不尽でもある。
それでも俺は選んだ。」

「だから、落ちる先は何処まででも一緒だし。
破滅しても、石を投げられても、覚悟はあるつもりだ。
破滅願望があろうがなかろうが、変わらねえんだよ。」

触れた手で、軽く貴方の手を掴んだ。

(秘話重ね失礼します。こちらは前の返信です)
(-14) ぴんじぃ 2023/09/20(Wed) 22:07:24

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ

「つれないなぁ。
お前くらいしか頼めねぇんだよ。」

貴方の言い草に笑いながらも、続ける。

「署内の誰かが、別で動いて警察官をしょっ引いてる。
内部のの奴らは信用が出来ない。だから。
外部の人間で事情を知っていて
比較的マシな判断が出来るだろうお前のがマシだろ。」

そこまでを、この男は考えていた。

「っておい。いや、嬉しいけどさあ。
どういう話したのかくそ気になるな。」

噴き出しそうになった。
聞かなくていいって言ったじゃん!!!!
(-17) ぴんじぃ 2023/09/20(Wed) 22:17:30

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

そんな貴女の下へ、来訪者があるだろう。
足音を殺しもせず普段通りの様相で。

「よう、先生いるかい?」

なんて声を掛ける。
気の良いおまわりさんだ。

『改装中』のモーテルに貴方が居るなんて
この男は知っていただろうか……?
(-19) ぴんじぃ 2023/09/20(Wed) 22:19:53

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

「急に押しかけて悪いね。
今ちょっと時間を貰っても良いかい?」

テディベアを動かす貴方に手を振り返す。
こんなところまで来る以外は、いつも通り。
世間話をするくらいの気軽さで。

中に入っても?と伺う素振りを見せる。
(-21) ぴんじぃ 2023/09/20(Wed) 22:29:33

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

「ああ、そこはお構いなく。
急に押しかけたのはこっちだからな。」

それじゃあ、と中へ入って見回して。
貴方が持つテディベアへと視線は自然に戻っていく。

「それ、アンタが作ったのか。
子供たちが持ってるのを見たな。
っとそうじゃねえ。」

「最近法の施行があったせいか署も街も不安定でね。
そっちは変わった事が無かったかと思って。
子供らは変わりなく元気かい?」

いつも通りの、自然な会話。
けれど状況は…何処か、不自然だ。
(-25) ぴんじぃ 2023/09/20(Wed) 22:37:40

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

「そうかい、それなら安心だ。
ッハハ、まさか。そんなことしねえよ。」

貴方へ一歩近寄って、その腕をとって。
かちゃり。

次の瞬間には冷たい鉄の感触が手首に掛かる。
“おまわりさん”の表情は、獲物を狩る“狼”へ

「アンタをしょっ引きに来たんだ。
ノッテファミリー情報チーム、カンターミネ・ヴォ―フル。
階級はメイドマン、だったか。」

「A.C.A所属、コードネームAlberoの名において
摘発と現行逮捕を執行する。モーテル内も調べさせて貰うぜ。」
(-31) ぴんじぃ 2023/09/20(Wed) 22:51:54

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 歌う カンターミネ

「残念ながら本物だ。
アンタが関わっているという情報はとある筋から得てる。
確実な情報だ。何せ御同輩からのタレコミだからな。」

少しだけ悲しそうな顔をしたのは気のせいではないだろう。
仕事とはいえ、顔なじみの“先生”を摘発する事に
抵抗感を覚えない訳ではない。

だから。

「…何が言いたい。」

貴方の言葉にも、耳を傾けてしまう。
(-39) ぴんじぃ 2023/09/20(Wed) 23:06:09

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 歌う カンターミネ

「………。」

暫しの間があっただろう。
果たしてそれに乗るか、否か。
吟味するだけの僅かな時間。

「分かった。取引に応じてやる。
ただ、情報を吐くのはお互い半分ずつだ。
どちらか一方だけが知って逃げるのはお互い困るだろ?」

詰めるだけの頭はまだ残っていた。
けれど、吐いた先にあるものまでは、この時は知らない。
(-76) ぴんじぃ 2023/09/21(Thu) 1:04:32

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 無敵の リヴィオ

「強いのか、分かんねえよ。
全てを投げ出して覚悟を決めるのが強いっていうなら
そうなのかもしれねえけどさ。」

覚悟を一人で決めたという点では
貴方と明確に違うところだろう。
ただそれは他者を頼れない弱さと思えば
決して強い、とも言えないのだけれど。

「構わねえよ。
絶対離さねえし、離してやらねえ。
何があっても、どうなったとしてもな。」

分からなくたっていい。
そんなもの、時間を掛けて過ごせば
自ずと見えてくるものだと、信じているから。

その為にも、男は貫き通すと誓う。
この手を絶対離さない、と。さらに少し、力を込めて。
(-79) ぴんじぃ 2023/09/21(Thu) 1:11:18

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 歌う カンターミネ

「上手い事やりやがるな。
分かった。それで応じる。」

貴方の方が不利であることはよく分かっていて。
そして且つやはり、貴方は顔見知りだから。
多少の情も動いたのかもしれない。

「10年前だ。付き合っている奴が居てな。
そいつはノッテファミリーの人間だった。
名はダフネ。秘密の恋路、って奴だな。」

「今でなくてもヤバイ関係だ。
密かに会ったりはしてたんだが、警察に動きがバレてな。
追われて、彼女はそのまま射殺された。」

「誰も俺と彼女がそういう関係だった事は知らねえし
俺の口からも言った事は無い話だ。これで満足か?」

幼馴染ですら知らない話。
それを貴方に曝け出す。
(-83) ぴんじぃ 2023/09/21(Thu) 1:25:49

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 歌い、歌わせた カンターミネ

満足そうにする貴方。
その口がまくしたてる言葉を最初こそ聞いていたけれど。
それは、だんだんと怪しい方へと向いていて。

「待て、違う!
別に俺は警察を恨んだりはしてねえよ!
ましてやマフィアとの繋がりなんてある訳がない!」

がしゃん。
およそテディベアからする音ではないそれに目を向けて。
中にあるものに、まさか、と目を見開く。

「おい、このテディベア、まさか。
仕込んでやがったのか…?」

血の気が引くような心地がする。
嫌な予感が心臓の鼓動を早めて、バクバクと五月蠅くなる。
(-90) ぴんじぃ 2023/09/21(Thu) 1:47:18

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 歌い、歌わせた カンターミネ

「………はは、なるほどなぁ。
これは、俺はしてやられたって訳だ。」

全てが繋がって。
自分が辿る運命もまた、容易に想像がついた。
乾いた笑いを漏らしながらも、何処か安心していた。

「まあいいさ。それを受けたのが俺で、良かった。
他の奴だったら、永遠にアンタを許さないところだったぜ。」

心臓の音は相変わらず五月蠅いけれど
それでも、自分がそうなるくらいなら、まだ。
まだ、覚悟はある。

「お手柄だよ、先生。
だが、それでもアンタはお縄だ。
俺がしょっ引かれても、逃がしはしねえ。」

狼は嗤った。
責は果たした。その代償が酷く重くなっただけだ。
(-93) ぴんじぃ 2023/09/21(Thu) 1:51:59
ニコロは、安心した。俺で良かった。
(c4) ぴんじぃ 2023/09/21(Thu) 1:52:34

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 法の下に イレネオ


/*
Ciao〜!折角なので、乗らせていただきました。
丁度良く晒し者になっている事と
此処でしか出来ないロールの味を楽しみたく…。

前提条件、把握致しました。
此方からまずお出し出来る情報としては
ニコロは今回
『凶狼』
の役職持ちでした。
A.C.Aのメンバーの一人だったという事になります。

その上、今回カンターミネさんによって
10年前にマフィアの恋人がいて警察に殺されている事実が
街中に知れ渡る事となっています。

これ自体は事実であり
調べればダフネという女性マフィアを
やむなく射殺した記録が出てくるでしょう。
その事からも、流された情報が真実だとする線も濃く
ニコロを尋問する理由には足ると思われます。

加えて、他の方と違ってA.C.Aの警察官ですから
今回の摘発に関する情報もある程度知っているでしょう。

その他、イレネオさん側で聞きたい事や
持っていきたい流れ、やりたい事があれば応じます。

此方特に駄目な事はありません。暴力振っても大丈夫です。
お気兼ねなくやっていただければと思います。
以上、足りないことがあれば仰ってくださいませ…!
(-95) ぴんじぃ 2023/09/21(Thu) 2:03:54

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 無敵の リヴィオ

「ああ、勝負だな。絶対負けねえ。
後悔だってしてやらねえ。」

する訳がない。

弟妹に対する情と貴方に対する情は明確に異なる。
自分で選んで、そうしたいと願って。
その事柄に後悔することなどあり得ない。

握ったその手を引き寄せて
自らの額に押し当てるようにする事が許されるなら
暫くはそのままでいるだろう。

まるで、祈っているかのようだった。
(-159) ぴんじぃ 2023/09/21(Thu) 10:48:46

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 法の下に イレネオ

/*
えへへ…早々に連れて行っちゃいました。
アリソン女史の正体を知らないのは
ニコロにとって幸いでもあり、最悪でもあるかもですね。

聞き出す情報はそちらの2点で大丈夫です。
RPで増えたらその都度追求して貰えればと思います。

で、されたい拷問……
割と何されてもPLは喜んで受け入れるのですが
過激派組織の手によるものとのことですから
あらゆる暴力は想定しております。

殴る蹴るなどの肉体的な暴力は勿論
薬とかもアリならそれも面白いですね。

性的な暴力は拷問に入るのかは分からないので
その辺りはお好みでやっていただいても大丈夫です。
(-161) ぴんじぃ 2023/09/21(Thu) 10:58:30

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 傷入りのネイル ダニエラ

とある日、街中のテディベアが、大声で啼いた。

『10年前にダフネという恋人がいたがマフィアであり
 警察に追われた際に命を落としている。』

『だから警察を恨んで、中に入り込んだんだろう?
 本当はマフィアと未だに繋がりがあるんじゃないか?』

『ニコロ・カナールには、マフィアと繋がりがある。』


貴方の待ちに待った情報だ。
それと同時に貴方は悟るんだろうか。

カンターミネ・ヴォーフルが、摘発された
と。

貴方が動く材料が、今整った。
(-164) ぴんじぃ 2023/09/21(Thu) 11:03:51

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 幕の中で イレネオ

法律が施行されてから、数日。
テディベアの大声によって暴かれ、摘発された男が居た。

巡査部長の肩書を持ち、A.C.Aで実働部隊として動いていた
ニコロ・カナールだ。

貴方の先輩でもあり、仲間でもあった男には
今や、マフィアとの関わりアリとの嫌疑が掛けられていた。

しかし、尋問官の詰問には
否認の言葉ばかりで、一向にその罪状を認めないようで
貴方へと、声が掛かったのだろう。

拷問にかけてでも、自白させろ――

その意図と共に貴方の目の前に
かつての同僚は、連れてこられた。

その表情は、いつも通りで、穏やかだ。
(-185) ぴんじぃ 2023/09/21(Thu) 12:32:17

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 幕の中で イレネオ

いつもなら、「よう!」だとかの明るい挨拶や
パンが差し出されたり、そんなやり取りをしていた筈。

けれど貴方の立場が常と違うことはすぐに分かった。
捕まったはずの、いや。
捕まえた筈の男が、タダで自由にいる訳がない。

「…異論しかないね。
内通した覚えもなければ
嫌疑を掛けられるような事だってしてないんだからよ。」

「…なあ、お前いつからそっちだったんだ。」

リラックス、とまではいかなくとも。
怯える様子や焦る様子はなく、落ち着いている。
(-200) ぴんじぃ 2023/09/21(Thu) 15:26:46
ニコロは、月桂樹の葉を贈った
(c9) ぴんじぃ 2023/09/21(Thu) 15:47:37

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 歌い、歌わせた カンターミネ

「理不尽を押し付ける側にまわると決めた時から
覚悟は決めてるからな。」

自嘲気味に笑う。
不平不満、非難を浴びる側に立つ事の意味。
自分に降りかかる結末すらも、織り込み済みで。

「それにアンタのことを見くびってた訳でも無い。
ただで抑えられてくれるとも思ってなかった。
だから安心してるよ。俺だけで済んで。」

付き合いがあったからこその覚悟だった。
そして守るべき者を巻き込まずに済んだ安堵が
男を冷静に見せていた。

「アンタこそ、抵抗はしないんだな。」

最後っ屁こそあれど、他に抵抗らしい抵抗をしない。
貴方の方こそ不思議だ、と。
(-255) ぴんじぃ 2023/09/21(Thu) 21:04:12

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 幕の中で イレネオ

「なるほどな。危険視をされる訳だ。」

三度、テディベアが鳴らされる。
もう何度も聞かされた音声だ。

「そいつを作ったのはカンターミネ・ヴォーフルだぞ。
マフィアの作った音声を信じるのか?」

金の瞳に見つめられながら
それがどうしたと言いたげな様子でいる。

「ダフネのことは事実だが
警察を恨んでもいなけりゃ、マフィアと繋がってもねえよ。」
(-261) ぴんじぃ 2023/09/21(Thu) 21:11:46

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 歌い、歌わせた カンターミネ

「知らねえよ。
見栄っ張りで意固地なとこはそうかもしれねえけどさ。」

男がみんなそうかと言われれば肩をすくめる。
ある程度はそうかもしれないし、そうでないかも。

「なるほどな。アンタらしいや。
俺は先生のこと、恨んだりしねえよ。
アンタは殴られたから殴り返しただけなんだから。
俺の方が恨まれると思ってたくらいだぜ。」

息を吐いて。
けれどこれで終わった訳じゃない。

「こんな法律、長くは続かないさ。
戦おうとしている奴もいる。
市民の反発なんて言わずもがなだ。」

「さっきの話。
もしお互い無事だったら、その時は付き合うよ。」

貴方だったからこそ、だろう。そう言えたのは。
そうして貴方を、警察署まで連行する事となる。
とはいっても…きっと、途中で貴方と別れて
この男もまた、同じ場所へと連行されることになるのだ。

貴方の、友人の手で――
(-270) ぴんじぃ 2023/09/21(Thu) 22:13:57

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 傷入りのネイル ダニエラ

下手人――
ニコロ・カナールは
丁度カンターミネの移送を終えたところだった。

そこは牢屋から上の階層へ上がった通路で
彼以外の所員は、通達やら何やらで居ないところで。

貴方がやってくるなんて、まだ思っても居ないように
何かを考えるように、そこにいるだろう。
(-283) ぴんじぃ 2023/09/21(Thu) 23:46:51

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ

本当に貴方のせいで牢屋に行ったのだとしても。
恐らくこの男は変わりない。
だってそうなる事は貴方が居ようが居まいが
最初から覚悟していて、分かり切っていた事。

「うるせえ。他が使えないんだから仕方ないだろ。」

なんて飄々と嘯いて見せるのも今この時だけ。

「はは、悪いな。
忘れてはやるが、もう遅い。」

この手はとっくに、罪を犯している。
必要のない裁きを下して、人を牢送りにして
まだなお、続けようとしているのだから。

「アドバイス、感謝するよ。
何、その内話そうとは思ってるんだ。
アイツ、なんか抱え込んでそうだし。」

ワインを一口。
しっかりとした風味を楽しんで、喉に送る。

「でももっと守りたいもんが出来ちまって。
そっちの方も気がかりだな。」

貴方と同じようにグラスを置いて、ため息一つ。
(-286) ぴんじぃ 2023/09/22(Fri) 0:08:42

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 傷入りのネイル ダニエラ

「……よう、ダニエラ。」

そちらの方をゆるりと向いた表情は
此方はどちらかと言えば、困ったような表情。
だって、分かってしまったから。

「お前が、“別の摘発チーム”だったんだな。
知りたくはなかったよ。俺をしょっ引きに来たか?」

誰かに面会に来た、とか
どうしたんだ、とか
そんな言葉もなく貴方は此方を『A.C.A』だと言った。
それが、全て。
(-310) ぴんじぃ 2023/09/22(Fri) 7:13:34

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ

「やだね。
お前の方こそ役者が似合うんじゃないか。」

花形の、なんて冗談めかしてみせる。
実際疑われないという自覚は、十二分にあった。
他の人間よりは、そう思われない振る舞いをしてきたから。

「浮いた話って程でもねえよ。
ただ、全部投げ出してどっか行こうとしてるのが
許せなくて、引き止めようとしてたら
その手を離したくなくなっただけだ。」
(-312) ぴんじぃ 2023/09/22(Fri) 7:33:09

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ

「いやだよ。絶対に言ってやんねえ。」

このご時世にマフィアの貴方に
そう簡単に守るべきものの名を与えるほど
この男はお花畑でもなくて。
僅かに見せるのは狼としての牙かもしれない。

「安心しろよ。そっち側の人間じゃない事は確かだ。
ぶっ飛ばすなんて事したら例えお前でも容赦しねえ。」

相当強い意思で守りたいと思っているようだ。
多分全部ゲロるには、酒が足りない。
(-320) ぴんじぃ 2023/09/22(Fri) 8:12:30

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 傷入りのネイル ダニエラ

「逃げたりはしねえよ。
そうなること自体は分かってたからな。
ただ、腑に落ちない事がある。」

あれだけ派手に騒がれれば
しょっ引かれないなんて思う訳がない
だからその点に関してはもう、覚悟は決まっていた。
けれど。

「何の目的でお前は、そっちで動いていたんだ。
こっちとは違う目的があったんだろ?」

抵抗はしない。
大人しく牢屋にも入れられてやろう。
その代わり教えろ、と。

胸が痛いという言葉には、今は反応は見せなかった。
(-325) ぴんじぃ 2023/09/22(Fri) 8:20:03

【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ

「…無関係な奴じゃねえ。
そこに突っ込んだのも自分をぶっ壊す為だ。
多分1人になったら、死んでもやり遂げる気だ。」

貴方との仲は少なくとも
マフィアだどうだで覆るほど薄っぺらくはない。
妹を預けるほどの信用もある。
ただ酷く、不安なだけだ。

「リヴィオ。リヴィオ・アリオスト。
警察官の1人だよ。知ってるか?」
(-333) ぴんじぃ 2023/09/22(Fri) 9:18:49