人狼物語 三日月国


98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】

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ナフ新人看守 ダビー

ナフは、跳ね飛んで回っている。
(a2) rustyhoney 2021/10/11(Mon) 21:17:47

ナフは、どこへでも。ーーーーどこからでも
(a3) rustyhoney 2021/10/11(Mon) 21:18:11

【人】 不覊奔放 ナフ

「だァれ、をー、」
「やろッか、なーァ」

いつものように廊下を跳ね飛ぶ姿、が。
機嫌良さげに笑っている。

「カンシュサマて言われたな。じゃー、カンシュサマだ。
……ダビー、サマァ、は、あっち向かったな、ンじゃ除外」

トン、トントン、と軽やかに。
もう、天井なんて低い低い。


/* PLより失礼します。今回のエリアジャックではナフは
ジャック側
としての行動になります。死ぬ気も殺す気も満々ですので、問題がありましたらエンカウントの際に遠慮なくお申し付け頂けると幸いです。
(19) rustyhoney 2021/10/11(Mon) 21:49:00

【秘】 不覊奔放 ナフ → 中堅看守 アンタレス

/* ハァイ!突然すみません!
急襲していいかのお伺いに参りました!

イベント内、急いで止めに行く以外の看守を無力化する
敵役側
の役目を頂いております。アンタレスの様子に緊急性がなさそうと判断して襲い掛かろうかな…など思っております。如何でしょうか…?
(-23) rustyhoney 2021/10/11(Mon) 21:53:09

【秘】 不覊奔放 ナフ → 叛逆者 ミズガネ

/* ご連絡ありがとうございます!把握致しました!
ミズガネ勧誘の話はちらっと聞いておりました、なるほどなるほど……!

えへへ、乗っかる形での参加なのですがお褒めいただき恐悦至極…がんばりまーす!
(-26) rustyhoney 2021/10/11(Mon) 21:58:03

【人】 不覊奔放 ナフ

>>22 トラヴィス
あなたを前方に見かけた。あなたが自分に気付いたことにも気付いた。

ぐ、と脚に力を込め、飛び上がる。
あなたの頭上を、回転しながら越えていく。

「センセェとはめっちゃやりてーけどォ……意地悪だなアンタ、
やらンの知ってるくせに


ひらひらー、と手を振って見せた。
(26) rustyhoney 2021/10/11(Mon) 22:01:03

【秘】 不覊奔放 ナフ → 中堅看守 アンタレス

/* やったあ!ごめんねアンタレスとても心労抱えてるね……!!

ふっふふ……昨日までの味方、参ります!
(-28) rustyhoney 2021/10/11(Mon) 22:02:51
ナフは、しないよ喧嘩、とニアにも手を揺らした。 >>+6
(a13) rustyhoney 2021/10/11(Mon) 22:03:34

【人】 不覊奔放 ナフ

トレーニングルームへ向かうカンシュサマたち。
じゃあ向かっていないのは?
……1人に、狙いを定めた。


>>17 アンタレス
廊下を跳ね、駆け、飛び上がる。
あなたに狙いをつけて、飛び込むようなドロップキック。

裸足の足音はよく聞こえるだろう。聞き覚えもあるはずだ。
不意を打てるかどうかは分からないし、これは隙が大きな動きだ。
(30) rustyhoney 2021/10/11(Mon) 22:06:43

【人】 不覊奔放 ナフ

>>+12 ニア
ちら、とそちらを見た。掛けられる言葉を聞いたのは、既に空中に飛び上がっていた頃だっただろうか。

「悪ィな、聞けねーや」

遠ざかるあなたの背に向けて呟いた。
聞こえるかどうかは、わからない。
(37) rustyhoney 2021/10/11(Mon) 22:25:34

【人】 不覊奔放 ナフ

>>38 アンタレス
脚はあなたに届くことなく、氷の壁に触れた。
びき、と罅くらいは入ったかもしれないが、ぶち破ることはできなかった。もしこれがあなたに触れていたら…と考えることは容易だろう。

「冷ッてェ!」

飛び退いた。さて、どうやったらあなたをやれるだろうか?
男は非常にわくわくしている。それを隠しもしない。

「な、ごめんな、……初めてごめんッて思う。だから俺、ずーッとアンタの味方はできねーンだ、できなかッた」

とりあえずは、氷の壁、さっき当てた場所に回し蹴りをブチ当てようと。これがただの氷で、もし水族館のアクリルガラスほども厚くないのであれば、砕けるまでは行かずとも折れる、はずだ。
(42) rustyhoney 2021/10/11(Mon) 22:33:53

【人】 不覊奔放 ナフ

>>41 イクリール
「そこで見てろよ」

完全に、あなたへ向けて。視線はあなたには向いていなかったが。

「逃げンなよ」

見ると決め、食い物にすると決めたなら。
弾むような声色で言う。

男は、言われるまでもなく楽しんでいる。
(47) rustyhoney 2021/10/11(Mon) 22:44:47

【人】 不覊奔放 ナフ

>>50 アンタレス
聞こえなかった。聞く気すらなかった。あなたを見つめる二つの柘榴色は、けれどあなたの内情までを見透かそうとはしていない。

バキ、と割れる音。がら、と壁が崩れる大きな音。
その頃には既に壁の崩落に巻き込まれることもなく後ずさっていたのを見る。両手の武器も。

「あッは!やさしーね」

軽やかに、歌うように宣う。普段はあれほど怠そうに喋るのに。
砕けた氷の破片を、いくつか纏めてあなたへ蹴り飛ばす。顔が狙えたらいい、隙になるから。

観戦者にも、氷の礫が飛ばないとは限らない。
(52) rustyhoney 2021/10/11(Mon) 22:57:04

【人】 不覊奔放 ナフ

>>57 アンタレス
「なるほどそれは使えねェ!」

消してもらえればそれはそれ、邪魔なものがなくなったとばかりにあなたへ、

飛び込んでいく、ように見えて、実際はあなたとすれ違うようにあなたの右側を。後ろに回りたがるように。
その際、あなたの脇腹を思い切り殴り付けにいく。通りすがりざま。骨の数本でも持っていけないか、くらいの強さで。

メサほど早くはない。が、自動車程度の速度は出ているかもしれない。
(60) rustyhoney 2021/10/11(Mon) 23:21:34

【人】 不覊奔放 ナフ

>>69 アンタレス
簡単にいくとは思っていない。故に避けられたとてすぐに振り返る。
蹈鞴を踏むように、数歩。の、最後の一歩。

「うッわ!?」

踏みつけた脚が冷たい。滑る。重心が傾く。
人間にしては驚異的な身体能力、なんとか転ぶことは避けられたけど。

「踊ったことなんてねーや、スケートもしたことねー、けどォ、」

冷たい足の裏、真っ直ぐにグッと踏みつけて。

「靴がねーからリンクからは降りるに限る」

飛び跳ねる。壁を蹴る。天井のライトの一部に指を引っ掛け、ぶらぶらと揺れた。
(71) rustyhoney 2021/10/12(Tue) 0:04:20

【人】 不覊奔放 ナフ

>>76 アンタレス
「アンタが手を引いてくれンならァ、」

ぱ、と手を離した。ただ落下する、あなたの頭上に。

「踊ってやらンでもねーなァ」

叶えば、あなたの肩を踵が打ち据えていけばいい。
叶わなくとも、あなたのすぐ眼前。鼻先すら掠るのではという超至近距離に降り立つだけだ。

その悪魔は、笑っている。楽しげに。
すぐ距離を取らねば、頭突きでもかましにかかるだろう。
(78) rustyhoney 2021/10/12(Tue) 0:29:41

【人】 不覊奔放 ナフ

>>79 アンタレス
笑う。見ているから。その鉤爪が振り下ろされる先もちゃんと見て。
振りかぶった頭に降ってくる凶器を、左腕で軽く押さえた。それでもきっと爪先は額を掠って血を流させるだろう。
……髪の生え際というのは、傷はそうでなくとも出血の多い部位だ。派手に血が飛び、男の髪や肌、あなたの肌や服、その氷を汚していく。

「遊ンでよ」

この一言に込められた意味は、それでしかない。
けれど、あなたには分かるだろう。
これは遊びではない。

手首を返すようにして回し、冷たい鉤爪を手の中へ握り込んでしまいたい。同時に、あなたの左脇腹へと鋭い蹴りを繰り出し。
(84) rustyhoney 2021/10/12(Tue) 0:50:35

【人】 不覊奔放 ナフ

>>91 アンタレス
あなたが楽しんでいないことは知っている。今分からなくとも、そうだろうなと思っている。
あなたが楽しんでくれたら、もっと楽しかっただろうな、とも思うが。口にする余裕はない。

骨の折れる音が脚に伝わる。笑う息を一つ吐く。
いつぞや模擬戦で死んだときには、骨の悲鳴には恍惚とするほど悦んだものだが。

今死ぬわけにはいかない!


左腕が掴まれる。そこから急激に温度が下がる心地がした。
凍えても死ねない。ただし、凍りつきはする。どんどん左腕が使い物にならなくなっていく気配がする。

「…腕一本くらい、」
「くれてやらァ!」


手を離さなければ、あなたは避けられないのではなかろうか。
さっきよりも鋭い蹴りを、さっきよりも高い位置……頭に向けた。
(94) rustyhoney 2021/10/12(Tue) 1:30:35

【人】 不覊奔放 ナフ

>>101 アンタレス
「……あーァ、逃げられちまッた」

脚は空振り、礫が降り注ぐ。
もう暫くは使い物にならないくらい凍えて凍ってしまった左腕を眼前に翳し、頭と顔を守りながら横に飛んだ。それでも左腕には幾分氷の針が突き刺さり、身体中に微細な傷も作ってはいるのだが。
壁を蹴る。前方に飛ぶ。あなたの胸元目掛けて、ロケットのように。突き飛ばして押し倒して、あなたに対してマウントをとってしまいたい。できるならば。

「……楽しいよ」
「今は遊びを優先してねーだけ」

紡いだ言葉に嘘はない。なんとも穏やかな、この場にそぐわぬ声でつぶやいた。
(102) rustyhoney 2021/10/12(Tue) 2:09:12
ナフは、イクリール何食ってんの?って思ったけどそんな余裕はない。
(a33) rustyhoney 2021/10/12(Tue) 2:13:52

【人】 不覊奔放 ナフ

>>107 アンタレス
その氷を消せるなら、あなたにそれらが牙を剥くことはないのに。ないと、あなたが誰より知っているはずなのに。

それでも抵抗しない理由は、……今の男には分からなかった。
分からないようにしていた。今考えることじゃない。


柘榴色は、あなたを見つめている。
無邪気に。楽しげに、キラキラと光を反射させている。あなたの氷の輝きさえ受けて。

まだ自由のきく手を、あなたの前髪へと差し入れる。撫でるように。

ーーーそれでも抵抗しないのなら。
笑顔のまま、悪魔はあなたの髪を掴んで、床に叩きつけるだろう。
あなたの息の根を止めるために。
(109) rustyhoney 2021/10/12(Tue) 2:37:52

【人】 不覊奔放 ナフ

>>112 イクリール
投げられるナイフに即座に反応した、のは脳味噌にまだ隙間があったからかもしれない。
アンタレスの頭に添えた手を咄嗟に近くの床へつく。そのあとは片手でのバク転を二度、三度。距離を稼ぎつつ離れて。

「ンだよォ、遊びたくなッちまッたァ?」

凍えた腕は幸い、血流が悪くて出血はまだそんなにない。動きはしないがこれなら邪魔にもならないだろうと判断し。

「邪魔すンなよ、今お前どーでもいいン俺ェ」

笑みは絶えない。どうでもいいと言いながら、オモチャが増えたと言わんばかりに。
(113) rustyhoney 2021/10/12(Tue) 3:05:32

【人】 不覊奔放 ナフ

>>117 アンタレス
裸足、薄着、素手でも氷の上を舞う。冷たい、と感想を漏らしていたところを見れば、温度を感じないだとか冷気に強いだとかではないとは分かるだろう。

「さッむ」

このように。

壁を蹴る、宙を舞う。そうしてあなた方へ急接近するのは今までと同じだ。違うのは、


>>118 イクリール
降り立つのはあなたの背後であるということ。

反応できないのならば、いや、反応できても避けられないのならば。
あなたの襟首か片腕か、掴みやすいところを掴んで足払いを仕掛け、アンタレスの方向に投げ飛ばし叩きつける算段。

高々数十キロに鋏の重量だろう?今のあなたは、男には『ステージギミック』にしか見えていない。

そしてこの行動は、あなたたちが話していようがいまいがお構いなしに行われる。
(120) rustyhoney 2021/10/12(Tue) 3:45:25

【独】 不覊奔放 ナフ

ーーーああ、声が。

どこかから可哀想な狼の鳴き声がする。
何があったか知らないが、けれど何もないわけがないと知りながら。

悪魔は、……今は、答えることができない。
応えることも、できない。

男は冷静だ。
生まれたことが罪ではなくても、この在り方は正しく、
(-65) rustyhoney 2021/10/12(Tue) 3:49:57
ナフは、楽しげだ。 口笛を一つ、吹いた。どこにも届かなくとも。
(a38) rustyhoney 2021/10/12(Tue) 3:53:11

ナフは、ライトの明滅を見た。
(a49) rustyhoney 2021/10/12(Tue) 14:43:41

ナフは、歯を食いしばる。寒さに震えるその身体で。
(a50) rustyhoney 2021/10/12(Tue) 14:44:07

ナフは、吼える。………声なき声で。
(a51) rustyhoney 2021/10/12(Tue) 14:44:39

【人】 不覊奔放 ナフ

>>127 >>138 アンタレス、イクリール
現れた氷の壁が、止まれと言う。
止まる選択肢はない。少なくとも、ここにはない。

そしてイクリールの口を見る。ーー正しく、理解する。
あとは躊躇もなく脚を振り上げた。

真っ赤に霜焼けた脚が、ハサミで広げられた罅を的確に穿つ。


男は、全力だ。いつだって次の一瞬のために動いている。
男は、まだ知らない。トレーニングルームにいる2人の仲間がどうなっているのか。
悪魔は、止まらない。まだ己の役目を果たしていない。

止まり方が分からない。
(146) rustyhoney 2021/10/12(Tue) 14:51:03

【秘】 不覊奔放 ナフ → 模範囚 メサ

「……キンウの祈りより、お前の祈りの方がァ、なンか、切実に見えるン」

勿論それは、キンウの祈りがそうではない、というわけではないのだけど。

「なンでずるいン?本人に直接伝えられるからッて、お前が救われるとも限らンし……」

遺族に関して、何も思うことはないとばかりに。
今話しているあなたのことしか今見ていない。そう言わんばかりに。
(-99) rustyhoney 2021/10/12(Tue) 16:00:48

【人】 不覊奔放 ナフ

>>151 >>153 アンタレス・イクリール
氷の壁が割れる手応え、を強く感じる前にそれが消えていった。
アンタレスはイクリールに突き飛ばされてくれるんだろうか。そうだとしたら、この宙にある脚を、怪我を負っている背中に、腰に、ブチ当ててやろうという気はある。

そうして、ついた左脚の甲を尖った氷が貫く。痛い、では済まない痛みがある。すぐさま距離を取ろうと下がる、下がれば刃がとんでくる。飛んできた刃を、使い物にならない左腕で、振り払うように迎え撃った。

骨まで到達して突き刺さる刃。左肘から下はお飾りのように揺れるだけ。それでも、まだ振り回せるなと、男は考えた。

男は、脳か心臓の破壊以外には死なない。
これだけ血を流していたって、
まだまだやれる!
(154) rustyhoney 2021/10/12(Tue) 20:26:42

【人】 不覊奔放 ナフ

>>156 >>157 アンタレス・イクリール
悲鳴を聞いて、再び脚を伝わる骨の音に、僅かに熱籠る息を吐いた。
しかしそれに浸っていられないのは受けた攻撃の通り。
右手で、左腕に刺さっていた刃を抜き取った。

さて、向かってくるのを迎撃するには肉弾ではやや不便だ。
足元に落ちているナイフ4本。腕で投擲するのは拾い上げるのが面倒なので、脚で蹴り上げる。霜焼けていてあまり感覚はないが、いつもの動かし方を覚えていれば問題はない。

1本目、投げられたビンに向けて。撃ち落とせても、僅かにくらいは粉がかかる。その効能については今はまだ知らぬ。
2本目、イクリールの喉元。3本目はアンタレスの腹にでも向けて、警戒を途切れさせずにおこう。

4本目は右足指に挟んで持ち上げ、向かってきたイクリールの脇腹に突き立てるように回し蹴りと共にお見舞いする算段。避けるなら振り抜いた刃は当たらぬだろうし、避けないならばナイフ+回し蹴りのダメージとなるはず。

……男は。
ここにきて、無言だ。何も発さない。痛みによる呻きすら。
全意識を、
目の前2人を殺すことに注ぎ始めた。
(158) rustyhoney 2021/10/12(Tue) 23:43:28

【人】 不覊奔放 ナフ

ーーーあぁ、でも。

言葉にすることで『交渉』できるものはあるか。

そう考えて、小さく口を開く。
回し蹴りの途中、その対象のイクリールへ向けてーー…
(159) rustyhoney 2021/10/13(Wed) 0:12:54

【秘】 不覊奔放 ナフ → 環境破壊 イクリール

「今お前死んだらァ、お前の心臓、保存ケースに詰めてやるよ」


あなたはそれを食べたことがあるだろうか。
あるなら、この言葉は無意味だろうが。そっと、耳打ちのように呟いた。
(-135) rustyhoney 2021/10/13(Wed) 0:14:53

【秘】 不覊奔放 ナフ → 環境破壊 イクリール

ちょっと笑う息が聞こえただろう。

「そりゃ残念」
(-137) rustyhoney 2021/10/13(Wed) 0:34:13

【人】 不覊奔放 ナフ

>>163 イクリール
深々と刺さるナイフの感触。蹴り抜く脇腹と、その下の筋肉や骨や内臓の感触。あぁ、やっぱり女は柔い。男に比べて。
でもその感触を楽しんでいる暇は、ない。
切り裂かれて血を噴き出す左腿に、ほんの少し眉根が寄った。ーーあまり良くないな。

頭は酷く冷静だ。だって時間がかかりすぎている。


>>161 >>162 アンタレス
声が聞こえる。何かするときに、何か唱えているのはずっと分かってた。
けれど、何がされていても、回し蹴りとその直後は視線を向けるのがやっとだ。

だから、槍が弾けて礫になる様子を、見て、行動までに時間がかかる。ナイフの煌めきが氷の中に混ざるのに気付いても、せいぜい位置をずらして左肩に逸らすくらいしかできなかった。

「…………交渉に、看守の
死体
がいるんだッて」

「だから俺は、足止めじゃなく、アンタを殺さねーと」


呟いて、脚に力を込める。
霜焼けていようと、甲に穴が空いていようと、太腿の傷が更に開いて血を撒き散らしていようと。

悪魔は、望みを受けて動くもの。
アンタレスに向けて、飛び掛かる。
どれだけ、力量に差があろうとも。
(164) rustyhoney 2021/10/13(Wed) 0:51:40

【人】 不覊奔放 ナフ

ひとを誑かし、仄めかし、手を引くのが悪魔なら。

ーーー男は、自分は間違いなく悪魔であると、そう思う。
生まれたときからというのが正しくないだけで。

男は、誰よりも、誰に否定してもらおうとも、自分を悪魔だと思っている。
在るべきではないものだと思っている。
(165) rustyhoney 2021/10/13(Wed) 1:01:14