人狼物語 三日月国


104 【R18G】異能遣い達の体育祭前!【身内】

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視点:


【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創

「んうーっ」
撫でられ突かれ、ぐるぐると喉を鳴らして鳴き声をあげた。

「でもそれで呼んで、本当にアンタが来たら……なんか……
 …………いや小っ恥ずかしいからやっぱやらない」
「離れられない子供みたいで、やだし、そういうの……」

ぐう、と一鳴きしてまた俯く。
けれども撫でられるのは嬉しいから一通り享受している。

「オレはアンタのこと仲良しって思ってるけど?
 どこでも呼びつけるとか、そういうのはしたくないし」
「だからこうやって会った時に撫でてくれたらいいんだ……」
結局は撫でられたいだけ。
(-0) mrsnsrm 2021/11/06(Sat) 21:18:06
透 静は、とりあえず他人からもらったものを他人に渡すのは今後やめようと思った。
(a15) mrsnsrm 2021/11/06(Sat) 23:15:06

【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創

「創だけ? にはなんないぞ、多分。
 んむ、オレはもう大人だからな……んゆ……
 
我儘言わないし、ちゃんと創だけ頼んなくてもいいようになるんだ……おお……

言いつつ撫でられてとろとろ和み顔になっている。大人の威厳、皆無。

「近く、いるかー……?
 アンタが居てくれたら、そりゃ嬉しいし、頑張るけどさ」
「ここに居て!ってしたくないから、創が居たい時とか、
 そうしたい分だけオレの近くにいてくれるのが、一番嬉しいぞー」

去るを追わず来るも拒まず、青年は貴方にこれ以上の何かを強く求めるような気は無く。ただ、極論
この想いを伝えさえできればそれでよかった

撫でられるのも、話ができるのも嬉しいけれど、最もの喜びは
貴方が貴方らしくあること
で。
何とも難しいことを一番に求めているとは、本人自身考えもせず。
(-22) mrsnsrm 2021/11/07(Sun) 0:28:09

【独】 人魚姫 透 静

……欲しいものがないわけじゃない。
……全てに無関心ということもない。
ぐるぐる、ぐるぐる、お腹の中で何かが渦を巻いている。
今まで十云年生きていて、一度も思った事のない考えが巡っている。

考えて感じたとしても、負の感情を知らないから、これ以上は何も解らない。
何より、自分にはそれを吐き出す術なんてないものだから。
――ただ喉を鳴らして、くるくる、ごろごろ、笑うだけ。
それだけが自分にできる感情表現で、この何かを吐き出す方法。

どうしようもないぐらいに無知で、陸のことを知らなくて、世の全てを教えられないまま、
丁寧々々に愛されて育った子は、"姫"と呼ばれてもそう大差がなかった。
(-44) mrsnsrm 2021/11/07(Sun) 2:57:38

【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創

>>-46(昨日)


「あ、う。難しいか」
「なら、暫くはオレが創の近くに居たい時は、こう……一緒にいるか?
 アンタの勉強とか、邪魔しないようには、するからさ……」

……そうは言いつつも、撫でてくれる貴方の手をじっと見つめ始めた。
目線を逸らしているつもりでも、きっとバレバレの凝視。
如何にも物足りなさそうな様相をしている。

「…………あの、こっ……ここまで来るの大変だったろ?
 オレ、今日はこの後一人で帰れるからさ、えっと、
 こうして直接呼びつける心算なくて、文字で返事貰えれば、みたいな」
「や、でもその、返事も、何となく分かっちまったかもってとこ、あったりして」

不足を感じている自分自身には気付いているようで、
それを隠そうと、寧ろ言葉は急速に辿々しさを取り戻しつつある。
嘘が下手。
(-49) mrsnsrm 2021/11/07(Sun) 3:47:04

【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創

>>-50(昨日)


「……! う、うん、創のことオレのものに、」
する、と嬉しそうに口にして、触れた感触にぴたりと固まる。

「――――……」
「…………あ、あ え おれ」「かえ、か 帰 」
朱に茹で上がった頭と顔で言うと、止められなければ、
青年はあなたからそっと一歩離れようとする。

全身がちがちのぎこちない動きで、思考が何一つ追いついていない。
本能的に青年の思考は退却を思い浮かべていた。
(-51) mrsnsrm 2021/11/07(Sun) 4:39:26

【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創

>>-52(昨日)


「あ あした」「うん」
「だいじょッ……だい じょぶ」「また、ね」

……かちこちの身体をなんとか動かして、
時折再度固まりつつも、青年は帰路につくことだろう。
(-53) mrsnsrm 2021/11/07(Sun) 5:19:40

【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創

……どこかの休憩時間、ぽん、と前触れなく、
透明な袋へ梱包されたクッキーの写真が送られてくる。

『あげたい』『学校終わったらとか、会えそう?』
『二人分あるから、その片方』
箱を持った犬のスタンプも出しつつ。

『あまり人が居ないとこがいい』
『あるかわかんないけど』
(-103) mrsnsrm 2021/11/09(Tue) 5:33:25

【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創

『作ったの、オレ。創の分と自分の分。お礼、自分で作ってみたかった』
『校舎裏、いいよ。会ったら渡す』『割ともうすぐではあるけど』

メッセージに添えて送るのはコック帽を被った柴犬。
「……えっと」
次に"伝えておきたいこと"をどう書こう、と暫く考えてから、
再び文字で言葉を送っていく。

『あと、あの 一回接吻したやつ』
『人前でするのは、これからは だめ 大丈夫なとこなら、してもいい』

『嫌じゃないよ』『嫌じゃないんだけどさ』
『されたらオレおかしくなるから、なんか身体うまく動かないし 恥ずかしいから だからしてもいいけどだめ』
(-113) mrsnsrm 2021/11/10(Wed) 5:19:19

【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創

『うん』
返答はそれだけ、続けてメッセージが送られてくることはなく。

貴方が校舎から出て待っていれば、少し経ってから、
未だ放課後からはある程度早い時間に青年は姿を現すことだろう。

「……あ、う。……創……?
 創のとこ、勉強、終わった……?」
周りを見回して気にしつつ、隠すように自分の鞄を抱え込んでいる。

やたらと頻りに視線を意識しているせいか、大分不審になりつつある。
その様子や時間から、青年が授業から抜け出したことに
貴方は気付ける、かもしれない。
(-116) mrsnsrm 2021/11/10(Wed) 6:27:04

【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創

「いや、それ……は、その……」
落とされた煙草には気付かず、バツが悪そうに貴方から顔を逸らすと、片手で長い白髪を弄り始めた。

「……終わってないけど……調子悪いって、抜け出した」
「サボんの、悪いことだって分かってても、アンタの事気になって……こ、こういう事初めてしたから、バレてるかもだけど。体調のこと聞かれた……」

……発言とは逆で、入学以降一度も仮病を口にしたことがなかったからか、易々と信頼され抜け出せたようだ。
鞄から件のクッキーを取り出しつつ、極力外から見えないようにと建物の陰へ早足で潜り込む。

「う、うー……いい、こ、ここで……。アンタが言うんなら大丈夫だろうし、オレは、菓子渡しに来ただけ、だから……」
(-119) mrsnsrm 2021/11/10(Wed) 7:00:48

【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創

「だって、周りに嘘、吐いたし……アンタには本当のこと言ったほうが、いいって思って…………」

差し出された掌へと菓子入りの袋を乗せ、
……そのまま、菓子ではなく貴方の方を見た。

「…………で、あの、さ。……ここ、人目とか、ない所じゃん」
そこまで言って、唇を一度噛み、緩々と再び開く。
空いた自分の両手で鞄を持ち、盾にするように顔を隠そうとする。

「前にしたの、少しだけで、その……創がしたかったら、
 もうちょっと、き、キスしても、いい、ですけど……」
(-121) mrsnsrm 2021/11/10(Wed) 7:30:45

【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創

「……あ、…………」
びく、と青年の肩が揺れた。
貴方の言葉に反応してか、そっと外された鞄の下にある顔は、林檎みたく真っ赤に染まっている。

「そ……そう、……言うの、なら…………」

鞄を足下へと半ば落とし置き、自身の上着の裾を掴んでじっと立ち竦む。
自分から求める言葉を言うのを躊躇い、羞恥で潤み色味の増した蒼眼は、閉ざした口の代わりに欲求と感情を滲ませている。
(-123) mrsnsrm 2021/11/10(Wed) 8:00:54

【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創

ひ、と短く息を呑む。頬に手を添えられ、それを振り解く必要も、それ以前に度胸も足りない青年は、ただ触れられた唇の感触に固まる。

「ぁ、や……」
ただ、あんな言葉を送って口に出して、そうして回りくどく求めたのも自分からで。実際に体験して、ぐわりと胸の奥で燻る熱が揺らめいた。

「…………足んねえ、」

低く呟いて、……そのまま抗われなければ、青年は貴方に深く口付けをしようとすることだろう。
本心が望むまま、欲しいものを欲しいだけ手に掴む子供みたく。
(-125) mrsnsrm 2021/11/10(Wed) 8:37:09

【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創

足りない。足りない。おかしくなってる。
思っていたよりももっと、思考がぐらぐらして落ち着かない。
理性と欲求が噛み合わなくて、何一つとして固まらない。


「……っは、あ、」
そのまま暫く触れ続けて、混乱と知識不足で呼吸の仕方が分からず、それでも限界まで求めてから青年は漸く数歩離れた。

「や……だめ、やっぱり、オレおかしいよ、足んない……」
「こんな事考えたり、したいって頭一杯になんなかったのに。
 アンタとしてもいいって思ったら、ずっとしたくなる……」

息を荒げて赤いままの頬はそのままに、口元だけを今度は手の甲で隠して顔を背けた。
身体がこれ以上は限界だと呼吸を求めていても、頭の中はずっと別のことを欲している。
(-127) mrsnsrm 2021/11/10(Wed) 9:40:04

【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創

「は、え……? おわりじゃ、ない、のか……?
 これ以外、すること、あるか……?」

案の定というべきか何も知らなかった青年は、不思議そうに疑問符を浮かべている。
呼吸を落ち着けようとする中、貴方の言葉を噛み砕いて飲み込み、ようやっと口を開く。

「―― 全部、」
ほしい、と掠れた声が、思わず出てしまった。
どうなろうとも貴方の全てが欲しい。
それは青年の本心を直接流し込むような、熱と欲の滲んだ音。
(-129) mrsnsrm 2021/11/10(Wed) 10:35:47

【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創

「あるんだ…………」

あるとは全く思ってなくて素で驚いている。
突然降ってきた未知の知識に、よくわからず首を傾げた。

「場所? ……びっ! や、耳元だめ、背中びりびりする!」
囁き声に慌てて自分の両耳を手で覆うと、ぷいと再び顔を背ける。
「じ、じゃあ、創の部屋行く。迎えの車、学校終わるまで来ないし……一回教室も抜け出したから、迎え来るまでは部屋にいる」
(-131) mrsnsrm 2021/11/10(Wed) 11:22:18

【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創

「あ、鞄……ありがと……」
「……ん、うん、今度はオレがアンタの部屋行く番だな」

熱がある程度落ち着きはしたようで、幾許か好奇心で輝いた瞳を向けながら貴方の手を取った。

実家暮らしの身では寮に行くことも殆ど無く、貴方の後ろをちょこちょことついて回り、案内されて辿り着けばそわそわと緊張と興味で落ち着かない様を見せ始める。
(-133) mrsnsrm 2021/11/10(Wed) 12:00:29

【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創

自分の部屋と比べれば明らかな差に、目を瞬かせて興味深そうに室内を見回した。
一般的な学生の自室と、青年自身の環境はあまりにも異なっていて、その影響からか不自然だとは全く思っていなさそうだ。

「おー。すごいな、色々置いてある……。
 ……ん? なんだー?」
手招きされると、大人しく貴方の方へと近寄っていく。
(-136) mrsnsrm 2021/11/10(Wed) 12:31:12

【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創

「わぷ……!」
ぼすんと倒れた痩身、青い眼が不思議そうに貴方を見つめる。

「捕まったぞー。……この前みたいに寝るのか?
 今度はオレが添い寝すんのか?」

ふと過去に自室で添い寝をしてもらった日のことを思い出したようで。
また首を傾げつつも、面白そうな子供っぽい笑みを浮かべた。……ころころ、ぐるぐる、青年は喉を鳴らして笑っている。
(-138) mrsnsrm 2021/11/10(Wed) 13:08:44

【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創

「っん……創、」
軽く触れた熱に、物惜しそうに僅かばかり蕩けた目線を向けはする。

……するのだが、青年はそうやって頭を撫でられ、寝かしつけられることに慣れきってしまっていた。

「んに…………」

くう、と小さく一鳴きして、そのまますぐに入眠。
他人の部屋であることもすっかり忘れ、望んだ相手の居室という感覚に包まれながら眠りに就いた。ぐっすり熟睡。
(-140) mrsnsrm 2021/11/10(Wed) 13:38:48