【人】 おかえり 御山洗>>+20 添木 「そうしようか……はあ。昔はそういうの、憧れて期待してたんだけどな。 おまつりの後に大人が飲んで上機嫌になってるの、なんか羨ましいなって思ったり。 ああいうのの仲間入り出来るのが大人だとか思ってたんだな」 普段は日の下で働いている村の人達、といった風の人たちが夜はやたら身近な大人になる瞬間。 酒の力で後押しされて、普段よく話すわけでもないのに大きくなったな、とか言われるやつ。 現実とのギャップを名残惜しみながら天井のすみっこを見つめる。 「よいしょ……一回干したほうがいいか、こういうの。よく晴れてる時期でよかったね。 久さんも毎年こういうのやってるの?」 鬼走がたびたび盆には帰ってくると言っていたように、彼もそうなのだろうか。 ほんのりと饐えたような匂いのする布団を一抱えにして押し入れから引っこ抜く。 (102) redhaguki 2021/08/14(Sat) 4:28:24 |
【秘】 額縁の外 卯波 → 学生 涼風/* バグもバグハbガ、オオバグですとも。 はい勿論、撮れるかどうかではなく、 ”卯波が撮れたほうがいい”と思っていて、そこに田舎パワーを有効活用してるので、チャンスがあったらいくらでも撮れます! (-111) backador 2021/08/14(Sat) 4:30:40 |
【人】 おかえり 御山洗「て、」 遠くを見つめていたその隙を狙われてか、ちょうどタイミングがよかったか。 茜のあげた水しぶき(>>93)は御山洗にも盛大に降り掛かったようだった。 濃色のTシャツは水がかかってぐっしょり濡れた。思わず横を見て、笑う。 「……まあ、周りが見えないくらい元気な方がいいよな」 なかなかうまい距離をはかって話しかけられない学生たちは、自分にとっても大切な子どもたち。 まだ学校に入るか入らないかだった腿くらいまでのちびっこたちは、今やこんなに大きいのだ。 そうした仕草はむしろ快いものに思えて、微笑ましさに口元が緩む。 (103) redhaguki 2021/08/14(Sat) 4:34:39 |
涼風は、こっそりカメラを抱えていた両手を下ろした。 (a47) もちぱい 2021/08/14(Sat) 4:35:08 |
涼風は、クラスメイトだった少年と写真好きの弟分が海面から顔を出す瞬間を、こっそり四角形の中に収めていた。 (a48) もちぱい 2021/08/14(Sat) 4:38:22 |
【秘】 学生 涼風 → 枠のなか 卯波/* ありがとうございます。事後報告になりますが、田舎パワーを少しだけお借りしました。都合悪いことしていたらごめんなさいね。 (-112) もちぱい 2021/08/14(Sat) 4:39:39 |