人狼物語 三日月国


29 【2IDソロル+ペア混合】交換日記【完全RP村】

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【人】 世界の中心 アーサー



  もうすこし大人になったらね。


      [ 君が、なのだが 僕が、なのだか。]
 
(195) is0716 2020/05/29(Fri) 20:57:53

【人】 世界の中心 アーサー


[ 切り落とした茶を片手で掬うと、
  片手になったことが災いしたか、彼女の横に転がった。
  どてん、と格好悪く。体幹がゆるふわなので仕方がない。
 
  絨毯に2人並ぶ景色も珍しい。
  久しぶりに天井を眺めている。]
 
(196) is0716 2020/05/29(Fri) 20:58:25

【人】 世界の中心 アーサー



  ──君の“いのち”を少し貰ったら満足さ。


       [ かみは、おんなのいのち だと、
         何時語ったのだったか。]
 
(197) is0716 2020/05/29(Fri) 20:59:04

【独】 世界の中心 アーサー

/*
もにもに
いつまでもト書きしょしんしゃのこころもち

ミアぁぁぁあ(ごろごろ)
(-177) is0716 2020/05/29(Fri) 21:00:33

【秘】 軍医 ルーク → 部隊長 シュゼット

[ 唇を離し、瞼を開く。
 間近に見えるその赤に――
 何よりも強く求めていたその懐かしい色に、呼吸を忘れる。

 どうかおねがいだからと、またひとつ脈打った鼓動に、 
 その瞳が、彼は変わらずに彼でいてくれたのだと、
 何よりも強く応えてくれるようで。

 弱く握り返される左手、
 震える耳、頬に添えた片手に伝わるぬくもり。]


   ――…、うん、
   うん……


[ もっとたくさん、話したいことがあるはずなのに。
 この身体を満たし、今にも溢れ出しそうな思いは
 不思議なことに、ことば一つ紡いでもくれなかった。
 彼の言葉に、ただ、幾度も頷きを返す。
 紫の双眸が、透明な光を帯びてふるりと震える。
 瞬き一つで涙が頬を伝おうとした、その寸前のこと。]
(-178) zelkova 2020/05/29(Fri) 21:21:04

【秘】 軍医 ルーク → 部隊長 シュゼット

[ 離れかけた唇に、再び唇が触れる。
 触れる温もりに、動くことを忘れた指が、
 その左手を、きゅっと、ゆるやかに――
 やがて、また強く握りしめる。
 
 夢ではないのだと、一瞬の幻ではないのだと、
 君は確かに、ここにいるのだと、そう知った。

 頬に触れていた片手が、
 愛しそうに、頬をなぞり耳を撫でる。
 瞑った目から流れ落ちた涙が一筋、頬を伝った。]
(-179) zelkova 2020/05/29(Fri) 21:22:08

【秘】 軍医 ルーク → 部隊長 シュゼット

[ 君と向かい合った顔は、酷くぼろぼろで。
 一度目の砲撃で割れた額から、血が流れ出している。
 爆風に煽られ、土を這ったせいで埃だらけで、
 破片に破られた腕もまた、血塗れで。
 本当に酷い有様だったけれど――、 
 痛みなんて、いまはすべて遠ざかってしまって。]

  
  
[ 目の前にいる、
 確かに此処にいてくれる彼の微笑みに、
 伝わり来る想いに、
 止まらない涙すら忘れて、頷きを返した。
 
 それは、通信機を探しに行ったいつかの夜、
 飴を分けてくれた時に零れたような、
 消え入りそうな仄かな笑みでもなくて。
 形だけを作っていたようないつもの笑みとも、
 勿論、違っていて。

 愛おしさに溢れた、
 あたたかな、やわらかな、
 
   ――心から幸せそうな、笑顔だった。]
(-180) zelkova 2020/05/29(Fri) 21:25:00

【人】 軍医 ルーク

[ 義手を使ったのだ、今までのことを思うなら、
 身体もろくに動かないに違いない。
 頬に当てていた片手を今度は背に添えて、
 身体を支え、地面にそっと寝かせる。
 そうして、自分もすっと体を落とし、
 胸の上――心臓の辺りに、白い耳を寄せた。]


  ……よかった、本当に。


[ その鼓動の音ひとつ一つを、大切に、確かめるように。
 白い尻尾が嬉しそうにゆらり、と大きく揺れる。
 そうしているうちに――こう、

 
自分が何をやらかしたのか、不意に、実感が。
]
(198) zelkova 2020/05/29(Fri) 21:26:01

【人】 軍医 ルーク

[ あまりにも必死だったし、
 あまりにも、こう、
 好きでどうしようもないというのが溢れたというか。]


  ――… !
  顔、絶対、今見ちゃだめだ


[ 心臓が早鐘を打つようにどきどきと走り始めて、
 頬に血が上り、かっと赤くなる。
 顔を隠すように、その胸に顔をさっと埋めたけれど、
 尻尾は大きく忙しなく振れて、
 ぴたんぴたんと左右の地面を打っている。
 自身の鼓動の音も、
 これ外に聞こえてしまっているのでは――? 
 というありさまだから、
 自分がどんな状態であるかなんて、
 きっと、筒抜けだったことだろう。]
(199) zelkova 2020/05/29(Fri) 21:27:34

【人】 軍医 ルーク

[ 暫くぴたんぴたん言っていた尻尾がようやく落ち着いたころ、
 顔を上げ、辺りを見渡した。

 中庭まで侵入を果たした蛇型が撃退された今、
 防衛部隊は外壁の防衛に総員で当たっているようだった。
 前線の戦いもまだ、終わってはいないだろう。
 
 崩れかけた建物からわらわらと出てきたぺんぎんたちが、
 互いの無事を確認するように、
 駆けまわっては鳴き交わし、
 中の何羽かが、崩れた外壁の隙間から、
 鈴なりになってひょこっと外を覗く。
 やがて中に振り返り、ぐっ、と片方の羽根を上に突き出した。
 中にいたぺんぎんたちが、歓声を上げて跳ねる。]


  状況は、悪くないみたいだな。
  良かった。


[ 外にいた虫型がここまで入って来ることがあったなら、
 足が動かなかろうと、例え千切れようと、
 彼を引っ張って、
 一緒に安全な場所まで動こうと思っていたけれど。
 あの様子なら、その心配はなさそうだ。]
(200) zelkova 2020/05/29(Fri) 21:29:19

【人】 軍医 ルーク


  医務室まで運べればいいんだけど、
  わたしも足が動かないんだ。
  いま、ぺんぎんに
  救急キットを持ってきてもらってるから、
  それが届いたら、ちゃんと手当てする。


[ そうして、ぺんぎんの一羽を呼び寄せる。]


  頼まれてほしいことがあるんだ。
  倉庫の方に詳しいぺんぎんがいたら、
  直ぐに使えそうな義足を調達してもらえないかな?
  いまだけ使えればいい、どれだけ旧式でも、
  兎に角歩ければ。
 

[ 医務室でちゃんと彼の手当てをしたい。
 それに、戦闘が終わったなら、そこからが自分の仕事だ。
 これだけの規模の戦闘だ、
 被害を楽観するわけにはいかない。
 基地内の損害も相当なもののはず。]
(201) zelkova 2020/05/29(Fri) 21:31:24

【人】 軍医 ルーク

 
  前線の方もあの様子なら大丈夫そうだ。
  もし君の部下にケガなんかあったとしても、
  そのときは、治すから。
  まあ、葬儀屋に担当されたら
  悲鳴上げる奴も多いかもしれないけれど、
  この格好なら、誰かも分からないだろうな。


[ いつものローブは脱ぎ捨てて、耳と尻尾を露にして、
 長い豊かな、赤みがかった金の髪が
 背中にゆったり流れている。
 医務室の“葬儀屋”とは簡単には結びつかないだろう。]
(202) zelkova 2020/05/29(Fri) 21:33:00

【人】 軍医 ルーク


  ……覚えていてくれて、
  ほんとうに、良かった。
  信じてた。
 

[ 帰ってきてくれるのだと、そう信じていた。
 けれど、それでも、義手砲を使った彼の、
 ごめんと告げた表情は、動かなかったその姿は、
 凍り付くような、耐えられないほどの恐怖だった。]


  一緒にいられることが、
  わたしの幸せだから。
  
 
[ もし万一、彼の記憶が失われていたとしても、
 自分はきっと、変わらずにずっと傍にいて
 支えたいと願っただろう。
 それが、自分の心まで一緒に、
 砕けてしまうほどの悲しみだったとしても。
 
静かな水の底で、呼吸が出来ずとも、寄り添うように。

 いま失われずに傍にいてくれる幸福を、
 かみしめるようにつぶやく。]
(203) zelkova 2020/05/29(Fri) 21:35:00

【人】 軍医 ルーク


  でも、それだけじゃなくて。
  君がここで手に入れた大切な記憶を、
  無くさずに、持っていられたことが。
  良かった……
  もう、二度と寂しい思いなんて、
  してほしくなかったから。


[ ひとりきりで、人が死に絶えた世界を歩き、
 大切なひとたちを守っていた兎の写真を宝物にして、
 何処かに、生きているひとたちが暮らしている、
 そんな場所を夢見ながら、
 辿り着いたこの場所で、皆を守り続けた、そんな君が。
 その大切な思い出を、今もその両手に持っていることが。

 またひとりきりになってしまうことなく、
 なにひとつ手放すことなく帰ってきてくれたことが、
 泣きたくなるほどに、嬉しくてたまらない。]
(204) zelkova 2020/05/29(Fri) 21:35:53

【人】 軍医 ルーク

[ 医務室の、いつも一緒にいるぺんぎんが、
 救急キットを持って駆けてくる。
 飛べないぺんぎんは、いつも基地を走り回るうちに、
 いつの間にか足が随分強くなっていたらしい。
 瓦礫や尖った破片を器用に避けながら、
 ぴょんぴょん跳ねてこちらにやって来る。
 救急キットを受け取り、わしゃりと頭を撫でた。
 
 自分の傷は、不衛生にならないように
 血や埃をぬぐって止血を施して。
 手早く彼の手当てに取り掛かる。
 先程は当座の止血を施した傷を、ひとつひとつ、
 消毒してガーゼで覆って包帯を巻いて。
 そうして治療を終えたなら、ようやくほっと息をついた。]


  あとは、戦闘が終わるまで…


[ ここで待つしかない。
 外壁の向こうから聞こえてくる音は、
 徐々に戦況の変化を告げている。
 機獣の攻撃と思しき破壊音が、減っていた。]
(205) zelkova 2020/05/29(Fri) 21:37:14

【人】 軍医 ルーク

[ 基地に人が戻ってくるまで、
 自分の力で医務室まで運ぶのは無理だから、
 少しでも楽な態勢を――と、辺りに視線を落とす。
 普通の脚なら、枕にということも出来たのだろうけれど。
 生憎金属だし、片方は壊れているし。
 ローブもずたぼろに裂けて血と埃に塗れている。
 タブレットはローブの懐にあって、
 壊れてはいないはずだった。
  
 そこで、ふと。]


   ……


[ ゆらりと揺れる、自分の尻尾が視界に入る。
 互いの身体を動かし、彼の首から上を支えるように、
 よいしょ、と自分の白い尻尾の上に乗せた。
 抑々狐はよく尻尾枕をする生き物である。
 重くても、大丈夫。

 尻尾に触れられることに慣れていない頬は、
 微かに赤くなりはしたけれど。
 ふかふかでふわふわの尻尾は、
 地面でそのまま休むよりは、身体が楽になることだろう。
 兎に角それが一番の理由ではあったけれど、

   ――… 自分もそうしたかった、というのは、
        内緒だ。]*
(206) zelkova 2020/05/29(Fri) 21:39:10

【独】 軍医 ルーク

/*
ト書きの話が出ていたけれど、感情が極まると台詞よりもト書きが暴走する民…(ふるえる

>シュゼット
傷を手当てして、ふかふかの尻尾枕をお届け!
耳尻尾解禁できたのが後半だったから、ここぞとばかりにもふはもふでもふー、という感じで…!
(うさぎさんの耳ももふもふする)
(-181) zelkova 2020/05/29(Fri) 21:43:02

【独】 女子高生 渡辺 入矢

/*
不要不急で挟まってしまってた><
アサミアペアは今回も息ぴったりカコカワですね
相方さんにごろごろ尊い ペアの醍醐味

ふぁぁ尻尾枕いいなぁぁ……!
(-182) nagaren 2020/05/29(Fri) 21:59:21

【人】 ミア



  [ 驚く、ような、
   そういう奴であれば面白かったのだろうか。 ]

 
(207) mayam 2020/05/29(Fri) 22:03:38

【人】 ミア



 [ 薔薇色を、見詰めたままだった。
  銀の軌跡が迫っても、
  いのち が、離れた音がしても、

     もし、たとえ、
     喉元へ向かったとしても、
     そのままひとつも動かなかったに違いない。 ]

 
(208) mayam 2020/05/29(Fri) 22:03:53

【人】 ミア



   ……それ 何時まで生きろって言ってるの?

   [ だったら要らない、まで、言いかけて、 ]

 
(209) mayam 2020/05/29(Fri) 22:04:21

【人】 ミア



   髪とか 呪いとかに使うの止めてよ……。
  
 [ それから、
  うみのむこうの、そういう話を、想像した。
  生き返らせるにも使うんだっけ?とか、
  どうも知識は無いようなものだけれど。

  ……死んで髪に縋られるのも、
  果たして良いことなのだろうか。
  鈍い音が床を通して伝わるから、かっこわる、と、
  正直に言ってやった。 ]

 
(210) mayam 2020/05/29(Fri) 22:05:38

【人】 ミア



          *


     「 ひどいひとね! 」
 

 [ 膝上に乗せた、ちぃさなお姫様が、
  "思い出話"に、頬を膨らませている。

  だれかがたべてしまったよな、欠けた、三日月。
  何時かの、或る日。

  舞踏会に飽きたお姫様が、
  おんなじように飽きたおんなへせがむものだから、
  月が、いっとう美しく見える樹の上に、座っている。
  ヒールは根元に置いてきてしまって、
  素足を夜風に揺らし。 ]

 
(211) mayam 2020/05/29(Fri) 22:06:45

【人】 ミア



 [ 出自も知らない女が、
  "代わり"にやってきたのは少し未来の話だった。

  肌のひとつも見せようとせず、
  "遠く"から来たとかで、会話も殆ど成り立たない。
  声をあげたと思いきや、訛りに気付く、そういう女。
  出された食事に興味はあるくせに、
  手に取ることもしないよう。

  舞踏だけは技量があったものだから、
  相手に招かれるまで時間はかからなくて、
  
  ……不機嫌そうに "うっかり"
    男の足を踏む事実も言われているが。 ]

 
(212) mayam 2020/05/29(Fri) 22:07:35

【人】 ミア



 [ 青薔薇さん、と、ちぃさなお姫様は言う。
  ドレスの色を指して、誰かが呼んだ 代わりの名前。 ]

 
(213) mayam 2020/05/29(Fri) 22:07:49

【人】 ミア


 
   「 ねえ、わたし、今日はじめてきたの。
      でもおとなばかりでとってもつまらないわ。 」

 [ "こども"の気配でも感じたのか、或いは。
  ほんとうのこどもは聡いのかもしれない。
  
  柔く巻かれた茶髪を靡かせ、
  そう 音も無く攫っていくのも、直ぐのこと! ]

 
(214) mayam 2020/05/29(Fri) 22:08:15

【人】 ミア



  [ 月がよく見えるよ。

   舞踏会に飽きた"青薔薇"の声に、
   ─── ほんとうに遠くからきたのね、なんて、
   そう ひとこと。

        ( 場所は何処? )
        ( ─── さあ。 ) ]

 
(215) mayam 2020/05/29(Fri) 22:09:48

【人】 ミア



    ─── 髪、どうせすぐ伸びるし。

 [ その時よりそこそこ伸びたよ、と、
  メイドに弄られた其れを示して。

  それでも怒っているのだから、
  懐にしまい込んだお姫様は"おんなのこ"だ。

  お姫様は連れ去ってくれる王子様でも探していたのか、
  この光景を 夢見ていたのか、
  膝の上、という場所には、満足していたようだけれど。 ]

 
(216) mayam 2020/05/29(Fri) 22:10:35

【人】 ミア



 [ お姫様は耳年増でもあるようで、
  一度話すと際限が無い。

  ( ─── あの方、御父様が性格悪いって言ってたの。
       青薔薇さんが先程踊っていた方よ!
       足踏まれて痛そうなの、とっても面白かったわ。

       私に優しくないし 私もきらい。 )


  ……本当に際限が無い。
  かくいう"青薔薇"も興味の外だったから、
  踏んだのだってつい腹が立ったのだろう。覚えていない。 ]

 
(217) mayam 2020/05/29(Fri) 22:11:16

【人】 ミア



 [ 片手は樹の幹について バランスを取り、
  もう片方はお姫様の細い腰を抱いている。

  ひとこと、ふたこと。会話は続く。
  親が迎えに来ないあたり貴族様だなあと思うも、
  特に何も言わないでおいた。 ]

 
(218) mayam 2020/05/29(Fri) 22:11:36