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人狼物語 三日月国


40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】

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【人】 空閑 千秋

 


[彼の姿を見て、私は
 ザアッと全身の血の気が引いていく感覚を味わっていた。]
   
 
 
 
(24) 夢見 2020/08/14(Fri) 19:05:36

【人】 空閑 千秋

 
[彼の姿は見た事がある。おそらく一方的にだ。
 名前を舞戸黎哉。
 高校時代の友人に呼び出されての人生相談。
 と、いう名の、過去の押し付けと惚気に
 付き合わされた時だった。

 過去の男性遍歴は自分、つまり
 相手は女の子で友人同士でしたとして欲しいとか
 彼と結婚できたらうんたら、かんたら。
 結構イケメンなんだよ、と写真を見せられて
 適当に話を合わせていた記憶はある。

 勿論、変な画策はきっぱりと断ったが。
 彼女は、確か何処かの大きな会社の社長令嬢だった。
 気さくに話してくれるのはありがたいが、
 酔うとキス魔になっていて困ったのは
 大人になってからの話。


 しかし、そんな、現実とつながりかねない相手が
 視線の先に姿を見せていたから。
 私は青くなり、咄嗟に首を竦めて首輪を隠して
 そっとそれを外してしまったけれど、
 …見られてしまったろうか。]
 
(25) 夢見 2020/08/14(Fri) 19:05:59

【人】 空閑 千秋

 
   ……その。
   あの、どちらかでお会いしたことは……?
 
 
[そして恐る恐る、声をかけただろう。
 まさか当の本人か。
 それとも小さな写真だったからこその見間違いか。
 カラ、と喉がひり付く感覚。
 手の内に黒革の首輪を握り隠しながら。]*
 
(26) 夢見 2020/08/14(Fri) 19:06:20
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a12) 夢見 2020/08/14(Fri) 19:08:30

【独】 空閑 千秋

/*
恋塚さんは過去に2軸あって
今を追加するのはキツそうだしなあ。
木原さんは夜コアのみで忙しそうだし。

舞戸さんは中の人が予想通りなら
大丈夫じゃろ。という。
エロルに至らない可能性はあるね!!!!
いや人違いしてたらごめんなさいですが!!!!
(-35) 夢見 2020/08/14(Fri) 19:11:10

【独】 空閑 千秋

/*
お、そろそろみんな戻ってきたのかな。
(-38) 夢見 2020/08/14(Fri) 19:49:06

【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋

 
  
  
亡き人を慕ふ心にまかせても
    影見ぬ三つの瀬にや惑はむ



[ 殴られたようにぐわん、と頭の中で音が鳴り、
  思わず目を固く瞑り、弄んでいた乳嘴を離します。 ]


    
  
利さん。
  三途の川を渡る時は美鶴を背負って
  渡らねばなりませんねぇ。


    
なに、造作も無いことよ
  



   …斯様に文明が進んだ今でさえ、
   遥か昔からの言い伝えが残っておるのですねぇ…


[ 頬を、身体をも染めた彼女を見下ろしそう呟きます。
  水揚げ専門と専ら噂の呉服屋の爺の顔を
  引き合いに出して、さぞや重うて重うて
  三途の川で沈んでしまうであろうよ、
  そう言うて笑い合うたのはさて、
  いつのことだったでしょうか。 ]
(-39) yukiyukiyuki 2020/08/14(Fri) 19:54:23

【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋


[ 彼女に抱えられていた頭で、触れられた髪が
  いつまでも擽ったいような甘さで纏わり付きます。

  実の母から、亡き夫をその身に重ねられ
  育てられたと言う彼女の言葉にはかける言葉も無く
  ただただ目を伏せて、そっと短い髪を撫でたでしょう。

  女子としての喜びも幸せも、常人のようには
  得られてこなかったのならば、尚更…
  
   
せめて今は、と。


  大層豊かな双丘を揉みしだいては
  先端を舌と歯で愛でて。
  細かに震える身体を感じれば
  己の指先でつぅと触れ、
  溢れ出す吐息混じりの嬌声を聞けば
  その口を己の唇で塞いでは喰み。

  咎められ無いのを良いことに、
  舌をぬるりとその口腔に割り入れては
  綺麗に整った歯列をなぞり、上顎の裏側を掠めて
  彼女の舌を絡め取っては吸うて。

  立ち昇る女な香にくらりとしながら
  離れられずにいますと、彼女の下半身から
  ことりと小さな硬い音が聞こえて動きを止めます。
  目をやれば、先端だけが彼女の陰裂を蝕んでいた
  張子が抜け落ちておりました。 ]
(-40) yukiyukiyuki 2020/08/14(Fri) 19:58:20

【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋



[ す、と身体を起こしその張子を手に取り、
  ふいと脇に寄せておきました。
  そのまま、顔をまた彼女の火照る身体に近づけ、
  臍のあたりに口付けます。
  そこからじゅ、と音を立てながら下の方へ
  舌を伝わせれば、むせ返るような濃い女の香に
  目が眩み
   
 ]


    
……っ…んっ……!……



[ 突然己の足の間、中心のものに彼女の手が
  触れたのが分かり思わず声を上げてしまいました。
  信じられぬ思いで顔を上げ見れば、
  その手の持ち主はまた更に顔を真っ赤に染めながら
  恐る恐るといった様子で屹立を擦って居るのです。 ]


    ……っは……ぁぁ………


[ …嗚呼。
  亡くした筈のものに、熱く滾る血液がどくんどくんと
  脈打って、雷に撃たれたような刺激で
  ぐぐと立ち上がるのが分かります。 ]
(-41) yukiyukiyuki 2020/08/14(Fri) 20:01:20

【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋


   ……最後、まで…


[ 問うてくれる言葉を反芻して、
  またぐらりと目眩が致しました。 ]


    ……其方は、良いのか。
    この世のものですらない、
のような幽霊が、
    初めての、相手だ、と…


[ 眉根を寄せて吐き出す言葉は掠れ、
  懸命に震えを堪えては紡ぎます。

  答えなど、今更わかりきっているのでしょうが
  それでも問わずには居れずに。 ]


    …我が名は、宮野、利光。
    名乗りもせず、狼藉を働いたな。


[ 困ったように小さく笑って。 ]
(-42) yukiyukiyuki 2020/08/14(Fri) 20:03:31

【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋


    …ちあき。
    もしも、其方がいつか。
    三途の川で渡れずに居るのを見かけたなら、
    俺がしかと背負って渡ってやろう。


[ その時は、俺も、川を渡って、
  あちらに行けるのだろうか。
  二人ならまだ背負えるだろう、など思えば
  何やら鼻の奥がつうんとするような気が致しました。

  彼女はどのような顔をしていたのでしょうか。
  拒む様子が見えたなら手を止め、
  そうでないなら両の手で彼女の白い腿に触れて開き、
  顔を埋めます。

  じゅると音を立てながら陰核をそっと吸い、
  ぐにぐにと弄んで。
  張子が抜け落ちた秘裂にも舌を這わせれば
  ぬるりとその温かい襞の中にも舌を
  忍ばせたりしたことでしょう。 ]*
(-43) yukiyukiyuki 2020/08/14(Fri) 20:05:58

【人】 空閑 千秋

 
─夜の帳に紛れて─
 
   黎哉、さん。
   ……ああ、私は、千秋と言います。

   ナンパというよりは、そうですね。
   本当に貴方を見た気がして、つい。
   ここでは日常を忘れて過ごしているのに
   まさか知り合いが、と肝が冷えてしまいました。
 
 
[素直にナンパでは無いと
 安堵の息を吐きつつ、首輪を浴衣の合わせにしまう。
 しかし真面目な顔が一転、笑顔に変わったなら
 此方もその表情を和らげて。]
 
(35) 夢見 2020/08/14(Fri) 20:15:47

【人】 空閑 千秋

 
   でも、こういう場ですもの。
   お相手して頂けるなら喜んで。

   ……火遊びは、お好き?
 
 
[そっと手を伸ばして彼の腕に私の腕をからめよう。
 そして首を傾げて問うのだ。

 …もしあの子との見合い話が進むなら。
 やめた方が良いと忠告する事も吝かではないのだが
 それは自身の秘密を晒す諸刃の剣。
 それならば、巻き込んでしまえと密かに思いながら
 く、と彼の腕を軽く引いた。]*
 
(36) 夢見 2020/08/14(Fri) 20:16:05

【人】 空閑 千秋

 
─売店前にて─
 
[かけられた声に目を、ぱちり。>>34
 周りには今私しかいなかったものだから
 男性の声は此方にかけられたものだろう。

 黒革の首輪をしたまま、振り返る。
 此方は生憎勉強ばかりが得意な身で
 仕事柄情報を詰める事が得意な方で。

 その声に、姿に。
 今この場所に似つかわしく無い記憶がふわりと過ぎる。
 一度きり、人々行き交う駅の中。
 仕事に疲れたそんな時のことが頭をよぎって……。]
 
 
   ……ミント飴……?
 
 
[ぽつり。そんな言葉を落とした後。
 彼に近づいていってみる。
 あれ切り会ってはいないからか
 日常に強く結びつくとは思わないまま、
 彼の前に立つと袋の中身を軽く掲げた。]
 
(37) 夢見 2020/08/14(Fri) 20:25:17

【人】 空閑 千秋

 
   ふふ、一人酒は先ほどラウンジで。
   このお酒は、お供えに使おうかと思います。
   ……ここにはね、
   優しい幽霊さんがいるんですよ。
 
 
[なんて微笑みながら告げて、袋を下ろして
 彼をまっすぐに見てみよう。
 あのときの悩みは知らないけれど
 大事な人とはどうなったろうか。

 …この場所にいることと。
 消えた指輪が答えなのかと微かに目を細め。]
 
 
   ……貴方は?
 
 
[一人酒? それとも?
 少なくとも今は一人に見えるその姿に、
 ほんの少し、身を近づけた。]*
 
(38) 夢見 2020/08/14(Fri) 20:25:35

【秘】 舞戸 黎哉 → 空閑 千秋

 

何を隠した?


[そっと小さく囁いた。]
(-44) R.R. 2020/08/14(Fri) 20:57:19

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   中国の、言い伝えですよね。
   貞淑でなければ生涯連れ添った夫に
   彼岸で共になれない。
   妻に操を立てなければ
   彼岸で背負いきれない女人の相手を。

   ……本当に、そうならば。
   望まぬ相手に奪われた娘は、可哀想ですね。
 
 
[事件を多く知っている。
 人間の汚い部分もたくさん見ているし
 そうしなければ生活できなかった事案すらある。
 だからそんな言い伝え、信じてはいない。
 信じてはいないけれど、
 処女が重いとはそういう事も含めてだろう。

 責任が重い。そして、なにより。
 二十代も半ばを超えた処女の自分は
 より重く思われて仕方がないのだと。
 ほんの少し、目蓋を伏せた。
 けれど、それも睦言のほんの少しの合間。

 頭を撫でてくれる手が心地良くて。
 優しく深く交わる口付けに心が震えて。
 特に上顎を舌先が掠めたときには
 ぞくぞくと、ただの口付けであるはずなのに
 頭も指先も痺れるような甘さを感じて。]
 
(-45) 夢見 2020/08/14(Fri) 21:05:09

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   はっ、……ン、ふ……ん、アッ…。
 
 
[ひく、と白い喉が反ってしまう。
 彼の指に従って自在に変えられてしまう胸の形。
 けれどそこに触れてくれるだけで嬉しくて
 胸が一杯になる心地がする。
 それでも、彼が臍へと唇を寄せれば
 そんなところまで、と、身をよじると共に
 ぐうと下腹を凹ませていた。

 そして手に感じた、熱。]
 
(-46) 夢見 2020/08/14(Fri) 21:05:35

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   ……女として見てくれる、貴方が良い。
   泣きながら一人で過去を断ち切ろうとした
   私の涙を拭って受け止めてくれた、貴方が。

   ……宮野、利光、さん。
 
 
[問われる言葉に返す言葉は、
 きっと彼の想像した答えに遠くない。
 彼を呼び止める前から心は決まっていた。
 日常に戻る前に、枷を断ち切ってしまうことを。
 けれどそこに居たから声をかけた。
 涙を拭ってくれたから甘えてしまった。
 触れて、口付けて、私の形を取り戻してくれたから。

 ……最後まで、と望んでしまった。
 一人で張子を突き入れるより、
 貴方の形を得られるならと。けど。

 困ったような笑顔には此方は諦めたように笑った。
 熱を持っていても、迷惑だろう。
 無理を言って申し訳なかった。
 そう、手を引こうとしたのに、だ。]
 
(-47) 夢見 2020/08/14(Fri) 21:05:59

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   ………え?
 
 
[三途の川。その話を改めて耳にして
 それは、そういう事なのだろうかと目を瞠る。
 彼が生前、女の経験がないようには思えない、
 そんな触れ方をしていたから
 寧ろ、背負うのは自分だけではないのではないか、とか
 そんなのは申し訳ない、とか。
 つい後ろ向きな気持ちが頭をもたげてしまう。
 けれど、それでもだ。

 驚いて瞠った目から、ほろり、と
 滴がこぼれ落ちていく。
 そしてそっとその涙を拭いながら。]
 
(-48) 夢見 2020/08/14(Fri) 21:06:21

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   有難う御座います、利光さん。
   …もし一人で迷う事があるならば、その時は。
 
 
[結局、私はその後も何度も迷い続ける。
 この旅館に三度も足を運んでいるのがその証拠。
 この後何人と肌を重ねることになるのか。
 いまは、それは知らないことだけれど。

 彼の負担にならないのならば願おうと思う。
 母を抱いた、ふしだらで男になりきれぬ女だ。
 女だからこそ、女でありたくて。

 彼に抱かれたいと、笑みを浮かべて哀願する。
 ……男にも女にもなりきれぬままでは嫌だと。
   きちんと、女の形にしてほしいと。]
 
(-49) 夢見 2020/08/14(Fri) 21:07:07

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   え、……きゃうっ!?
   んあっ、や、そんなところまで….あっ、アアっ!!!
 
 
[脚の合間に顔を埋められ、
 既に潤っていたそこに濡れた舌先が触れて
 驚きの声を上げてしまう。
 花芯を弄ばれれば敏感なそこのこと、
 背を弓形に反らして敷布を握りしめ皺を刻んでしまう。
 まだ薄皮に守られていたそこは直ぐにふっくらと熟れて
 グニグニと弄ばれればたまらず膝頭を寄せて
 太腿で彼のことを挟み込んでしまっただろう。
 ぬる、と。舌先がひだの奥へと入り込む感覚に
 白い首筋をそらして、ふる、と。
 そんな場所まで自分が舐められている事が
 どうにも背徳的で、申し訳なくて。]
 
(-50) 夢見 2020/08/14(Fri) 21:07:38

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   は、ぁ、………んんんんっ!!!
 
 
[暴力的とも思える快楽の前に屈して。
 彼の髪を乱してしまうように両手を頭に添える。
 けれど指先に力も入らず、ただただ喘いでは
 物欲しげにひくひくと花弁を震わせてしまっていた。

 とろり、とろり、溢れてくる愛蜜。
 普段なら感じない場所に感じる吐息、熱、そして。]
 
 
   利、光、さ………あああっ!!
 
 
[いやいや、と。涙をほろほろこぼしながら
 駄々を捏ねるように首を左右に振ったのは
 今はこのまま果てたくなかったから。
 女の形にして欲しかったから。
 けれど、意図伝わらずそのまま続けられたなら
 一度気をやり甘く高い声を響かせてしまうだろう。
 もし止めてくれたなら、荒く呼吸をしながらも
 彼の熱をせがんで、また手を伸ばし
 その熱を育てるために撫でさするはず。]*
 
(-51) 夢見 2020/08/14(Fri) 21:08:06

【人】 空閑 千秋

 
─夜の帳に紛れて─
 
   ……ふふ、そうですけど。
   恋人とか、婚約者とか。
   居てもおかしくなさそうな方でしたから。
 
 
[つい、と小さく笑いながら。
 そのまま廊下を歩いていく。>>39
 向かって行ったのは休憩所。
 個室になったそこへと男と歩いていく。]
 
 
   ここには何回か、いらしているんですか?
 
 
[途中、すり、と。
 指と指を絡め合わせてつなぎなおそうとしながら。]*
 
(42) 夢見 2020/08/14(Fri) 21:26:45

【秘】 空閑 千秋 → 舞戸 黎哉

 
   ……何のことでしょう?
 
 
[浴衣の内、胸の谷間奥へと隠したそれ。
 上手く脱げれば気づかれずに済むとは思う。
 気づかれてしまっても良いかもしれないけれど
 隠した手前、なんだかいけないことのような気がして。

 ふふ、と笑いながら誤魔化した。
 首に薄ら残る痕には気付かずに。
 ただ素直に打ち明ける心境になれなかったのは
 隠してしまった、後ろめたい、
 そんな気持ちが透けていると思えたからこそ。]*
 
(-52) 夢見 2020/08/14(Fri) 21:27:18

【人】 空閑 千秋

 
─和宮さんと─
 
[その姿を見つけたのはいつの頃か。>>40
 視線を伏せられて、矢張り逃げてしまったからかと
 申し訳ない気持ちが溢れて小走りに駆けつける。
 彼女の不安そうな声。
 その言葉に、軽く首を横に振った。]
 
 
   いえ、こちらこそごめんなさい、和宮さん。
   せっかく話しかけてくれたのに。
   和宮さんは悪くないの、
   ただ、…………。
 
 
[私も少し視線を伏せる。
 どう伝えて良いかわからず、けれど、
 いくら此処でしか会ったことのない関係とはいえ
 誤解させたままは忍びなかった。
 だから、こほんと一つ咳払いをしてから。]
 
(43) 夢見 2020/08/14(Fri) 21:35:32

【人】 空閑 千秋

 
   ……ほら、わたし。
   前は女性として、扱われなかったと言ったでしょう。
 
 
[それで彼女に慰めてもらったのだ。
 女性の部分を愛でてもらって、
 少しでも破瓜の時に苦痛のないようにと。
 そしてお返しにわたしも彼女の女の部分を愛で返した。
 そんな、艶めいた記憶とともに蘇る劣等感。]
 
 
   …男の人を誘って見たの。
   でも、周りに人が増えて、
   可愛らしい人も綺麗な人も。
   だからきっとまた選ばれないかもしれないって、
   人が増えてきて怖くなって……。
 
 
[ここは、一人の人とだけ肌を重ねる場所じゃない。
 そう、知ってはいるけども。]
 
 
(44) 夢見 2020/08/14(Fri) 21:35:55

【人】 空閑 千秋

 
   …あの時もう、声をかけられなくても
   逃げ出したくなってたの。

   だから和宮さんのせいじゃないわ。
   ごめん、ね?
 
 
[ただ私が選ばれない事に怯えただけだと、
 深く、頭を下げたのだった。]*
 
(45) 夢見 2020/08/14(Fri) 21:36:11

【秘】 舞戸 黎哉 → 空閑 千秋

 

ま、そういうことにしておこう。


[誰だって隠したいものの一つや二つはある。
本心だったり、本音だったり、本性だったり。]
(-53) R.R. 2020/08/14(Fri) 21:45:19

【人】 空閑 千秋

 
─夜の帳に紛れて─
 
   あ、流石に奥様や婚約者がいらっしゃる方は
   本当に自衛してくださらない限りは
   ごえんりょねがっているのですが。

   いらっしゃらないなら、良かった。
 
 
[そう、まだ"候補"を募っている段階だとは
 友人情報、それも少し前のこと。
 だから念のための確認を言葉に混ぜて、
 休憩所へと辿り着いたならそっと彼の手を引いた。
 その畳の上に腰を下ろしてほしいと。]
 
 
   ここで起きることは、泡沫の夢のようなもの。
   お互いに、楽しみましょう?
   そうして、私に、
   女であることを刻み付けてほしいんです。
 
 
[そっと、彼の頬に手を伸ばす。
 彼が腰を下ろしてくれたなら隣に腰を下ろして身を寄せて。
 立ったままならそのままに。

 唇を寄せたならば、
 重ねることはかなっただろうか。]*
 
(49) 夢見 2020/08/14(Fri) 21:58:02

【人】 空閑 千秋

 
─休憩所─
 
   ……それは。
   日常だと、余りにも女扱いが少ないですから。
 
 
[だから、と矛盾した言葉の言い訳を綴る。>>53
 忘れられなくなったら?
 忘れられないから、この宿に三度も訪れたかもしれない。

 女の形になる事を求めて。
 女の喜びの形を求めて。でも。]
 
(55) 夢見 2020/08/14(Fri) 22:37:17