人狼物語 三日月国


219 【身内村】魔法使いと失せ物探し

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【人】


[ その日は、外で友達と遊んでいた。
  夜になる前には帰っておいで、って
  お母さんには言われていたし、
  夜が危ないのも知ってたから
  暗くなる前には帰るつもりだった。 ]


   
……妹がいない?



[ 帰ろうって思って公園を後にしようとしたら
  聞こえてきた会話。
  近くを探してもいない、どうしよう、って
  そんな焦った声が聞こえてくる。


  先に家に帰ってるとかそう言う事でもないらしい。 ]
  
(19) alice_sanjou 2023/07/17(Mon) 20:24:40

【人】



   あの、その子ってどんな見た目ですか?
   

[ 初めて、この力が役に立つのかもって思った。
  感謝されるのかも、って。

  
後から思い返してみれば浅ましい。


  ヒーローからは程遠い理由で、
  僕は妹を探してるお兄さんに声をかけた。 ]
  
(20) alice_sanjou 2023/07/17(Mon) 20:25:28

【人】



   僕も、手伝います。


[ あくまで、普通に手伝うふりをして
  探し人の特徴と、名前を聞いた。

  ちょっと渋られたくらいじゃ引かなかった。
  すんなり教えてもらえたかな。

  教えてもらえたなら。 ]
 
(21) alice_sanjou 2023/07/17(Mon) 20:27:13

【人】



[ 目を閉じて、その子のイメージを
  心に描いて、どっちだろうって探す。

  まるでそう、糸を手繰るみたいに。 ]

  
(22) alice_sanjou 2023/07/17(Mon) 20:27:39

【人】



   
―――こっち?



[ 感じるままに、歩いていると
  元の場所からは
  結構遠いところまで来ていた。

  本当にこんな場所まで、
  女の子が一人できたのかな。

  場所が場所なだけに、僕が僕自身の力を信じ切れずに
  立ち入り禁止の看板の前で暫く立ち尽くす。 ]
 
(23) alice_sanjou 2023/07/17(Mon) 20:28:08

【人】



  
[ でも、この先だ、って。勘がそう言うから。 ]


  
(24) alice_sanjou 2023/07/17(Mon) 20:30:00

【人】


[ 立ち入り禁止のロープをどうにか乗り越えると
  その先の高台へと歩いていった。

  辺りはもうすっかり暗い。
  早く帰らないといけない時間。

  猫の声が聞こえた気がして
  ふっと辺りを見回すと、木の根元に誰かいた。 ]
  
(25) alice_sanjou 2023/07/17(Mon) 20:30:39

【人】



    ―――――……大丈夫?


[ 君はまだ、眠っていたかな。
  それとも、起きていた?
  
眠っていたなら、軽くゆすって起こしてから。


  僕は、君に向かって手を差し出しながら
  こう聞くんだ。 ]**
  
(26) alice_sanjou 2023/07/17(Mon) 20:31:18

【人】



    もしかして……
    星川緋彩ちゃん…かな?

  
(27) alice_sanjou 2023/07/17(Mon) 20:32:10

【独】

/*
せっかくなら最後秘話にすればよかった……
幼少期からすでにめんどくさい子になってる気がしてならない……これでいいのか????
もやむさんのこと刺せるのか???(物騒)
(-4) alice_sanjou 2023/07/17(Mon) 20:35:21

【人】 緋彩

 
[妹がいないのに気付いた兄は
 慌てて妹が居そうな場所を探し始めた。]


 「ヒーロが、妹がいないんだ。誰か知らないかな?」


[兄もまだ幼かった。
 その声を拾ってくれた相手に反射的にすがった。>>21

 兄はその少年に特徴を伝えた。
 自分と似た薄い髪の色に、赤い瞳の可愛い女の子だと。
 妹の名前も伝えて焦る気持ちのままによろしく、と
 他の場所を探しに走り出していった。]

 
(28) moyamu 2023/07/17(Mon) 21:06:16

【人】 緋彩

 

 すう、すう……


[なんて事が起こっていたなんて知らないまま。
 私はこの上なく
ぐっすり
、しっかりと眠っていたの。

 軽くゆすられる感覚に意識が浮上してきた。>>26
 
(29) moyamu 2023/07/17(Mon) 21:06:52

【人】 緋彩


[ 目を開いて見えたのは
      夜の帳が落ちてくる空と 男の子。 ]

 
(30) moyamu 2023/07/17(Mon) 21:06:58

【人】 緋彩

 

 ん〜……? うん。


[寝ぼけながらも大丈夫、の言葉に反射的にうん、と返す。
 外で寝てたからあまり疲れはとれてないみたい。

 ぼーとしてる寝ぼけた頭で無意識にその手を取ったの。]


 うん、私は…
星川緋彩



[この人知り合いだったかな?
 お兄ちゃんのお友達とかだったっけ?
 寝ぼけた頭がまだ回ってなくてぼけーと返答したの。]
 
(31) moyamu 2023/07/17(Mon) 21:07:23

【人】 緋彩

 

 お兄さんは……っくしゅ


[くしゃみをして思わずごめんねって謝る。
 そうしてやっと意識がはっきりしてきたの。]


 ───── あ


 ああああああああああああああああ!!

 え、今何時? どうしよう! 寝ちゃってた!

 え、あれ、私そうだ。猫追いかけて……


[そう、私は普通なら入り込まないような
 そんな場所に来ていたわ。]
 
(32) moyamu 2023/07/17(Mon) 21:07:37

【人】 緋彩

 

 ってあれ? どうしてお兄さんはこんな場所にいるの?
 私の事知ってるの?


[私の方に覚えがなくて、首を傾げて貴方をじっと見た。
 手は無意識にぎゅうっと、頼るように握ったまま。]**

 
(33) moyamu 2023/07/17(Mon) 21:07:48

【独】 緋彩

/*
秘話〜〜〜!これ返すのは多分次か他のターンのがいいだろう。忘れないで下さい私さん、メモ。
アリスさんはやっぱ刺すのうまいって!くぅっ
帳君の拗らせ具合いいですね。可愛い。お子様感があって可愛い
(-5) moyamu 2023/07/17(Mon) 21:10:21

【人】


[ 焦って走り出していくお兄さんを
  呼び止めることはしなかった。

  一人の方が、好都合だったし。

  明らかに普通に探してるように見えない
  適当に歩いてるようにしか見えない僕を
  お兄さんに見られるのは良くないと思って。 ]

 
(34) alice_sanjou 2023/07/18(Tue) 0:21:25

【人】


[ お兄さんの心配なんてどこ吹く風、
  君は、それはそれはぐっすりと眠っていた。

  規則正しい寝息だったから
  倒れたとかそんなんじゃなさそう、って
  ちょっと安心したんだ。 ]
  
(35) alice_sanjou 2023/07/18(Tue) 0:21:43

【人】



[ この時までは。
  僕にとって、君はただの他人だったからこそ
  ここまで冷静だったんだろう。 ]


 
(36) alice_sanjou 2023/07/18(Tue) 0:22:02

【人】


[ 目が開いて見えたのは

      
緋色に彩られた瞳の、女の子。 ]

 
(37) alice_sanjou 2023/07/18(Tue) 0:22:43

【人】


[ まだ少し寝ぼけてる様子の君は
  差し出した手を取ってくれて。
  握った手は自分より小さくて、温もりが伝わってくる。

  手は握ったまま、目線を合わせようと屈む。 ]
  
(38) alice_sanjou 2023/07/18(Tue) 0:23:11

【人】



   そっか、やっと見つけた。


[ 聞いていた特徴のままだったから
  間違ってるとはあまり思っていなかったけれど。
  本当に自分の力で探し出せたことに
  僕は舞い上がってしまっていた。

  だから、自分のことを聞かれて
  自己紹介、しようと思ったんだけど。

  くしゃみをした君は
  急に慌てだして。その様子がおかしくて
  思わず吹き出してしまったんだ。 ]
  
(39) alice_sanjou 2023/07/18(Tue) 0:23:40

【人】



   っふふ…もしかして、やっと起きた?

   今は……何時、だろうね。
   多分、お父さんお母さんに怒られるくらいには
   遅い時間だと思うよ。


[ 時計なんて持ってきてなかったから。
  そんな曖昧な答えを返す。
 
  猫、と言われれば
  そういえば声はしたな、と思ったけれど。
  こう暗くては何処にいるかはわからなくて。 ]
 
(40) alice_sanjou 2023/07/18(Tue) 0:24:31

【人】



    ―――僕?

    僕は
月影帳

    君のこと、迎えに来たんだよ。   


[ お兄さんに頼まれて、ね。
  そう付け加えると、微笑んで見せた。 ]
  
(41) alice_sanjou 2023/07/18(Tue) 0:25:09

【秘】 帳 → 緋彩



   ここに来たのはそう……
   
魔法、
みたいなものかな。

  
(-6) alice_sanjou 2023/07/18(Tue) 0:25:57

【人】


[ 特別な力がある、って
  そのまま言うことはできなかったけど。
  こんなこと言ったことは今までなかった。
 
  頼られてるみたいで嬉しかった僕は初めて、
  力のことを仄めかしてしまったんだ。 ]


   帰ろっか。
   君のこと、お兄さんがすごく心配してたよ。


[ そう言って立ち上がると。
  君の手を引いて、
  家まで送っていこうとするんだ。 ]**
 
(42) alice_sanjou 2023/07/18(Tue) 0:26:23

【人】 緋彩

 
[目が合えば>>38寝ぼけ眼のままじーっと相手を見るの。]


 ん〜……。みつかった…


[目をこすりつつ体をもぞりと軽く動かすの。
 固い木がベッドだったから少し痛い。

 やっとで目が覚めて慌てれば
 笑われて>>39顔が赤くなったのよ。]
 
(43) moyamu 2023/07/18(Tue) 5:57:28

【人】 緋彩

 

 笑いごとじゃないのっ
 起きたわ、起きた。寝てたぁ〜……

 ええええええ、やっぱそうよね…
怒られる……



[空の色を見ればそれは明白。
 私は結局猫を見失ったし
近くにまだいるのも分からない

 お兄ちゃんは家の鍵がなくて困ってるだろうし>>12
 パパとママにはきっと叱られる。

 踏んだり蹴ったりな結末に見てわかる程しょぼくれたの。]
 
(44) moyamu 2023/07/18(Tue) 5:57:41

【人】 緋彩

 

 ……月影君?
 お兄ちゃんのお友達なの?


[頼まれてという言葉にそういう事なのかな、と考えたの。
 月と町の灯りに照らされた笑った顔は>>41
              凄く綺麗に見えたの。]

 
(45) moyamu 2023/07/18(Tue) 5:58:07