ランダム機能


ユーザ登録




人狼物語 三日月国


260 【身内】Secret

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【赤】 従業員 ルミ

 

[ 差し込まれた指が軽く動かされるだけで、
  いやらしい水音が立って鼓膜を揺らす。
  ローションも使っていないのに、
  気付けば下着は粗相でもしたように濡れていた。 ]


  ぅ……や、だめ、みないで……


[ 彼の視線の先に気が付いて、
  思わず手で秘部を隠しては俯いた。
  生まれつき薄い陰毛は大事な場所を隠すにはやや足りず、
  卑猥な糸がとろりと太ももへ伝い落ちる。

  どう見ても不感症のそれなどでは無い。
  それくらい自分にも嫌ほど理解が出来て、
  今しがた秘部を隠そうとした手を動かし直して
  今度は彼の目を覆うようにあてがった。 ]

  
(*103) 鬼葉 2024/05/14(Tue) 18:46:18

【赤】 従業員 ルミ

 

  ……えーと、えへへ……
  か、かくれんぼ……。


[ 何とも色気のない言い訳だった。
  幼い頃かくれんぼをふたりで遊んだ記憶が蘇り、
  どこか懐かしいような気持ちになる。

  そのまま彼の髪へ顔を埋め、目を細めた。
  砂や太陽の匂いがしていた昔と違って、
  匂い立つのは大人の男としての色。

  ずくりとお腹の奥が重くなって、熱が疼いて、
  それを隠すようにまた息を吐いた。** ]

  
(*104) 鬼葉 2024/05/14(Tue) 18:46:34

【独】 従業員 ルミ

/*
>>*112に着地するの好きすぎる
(-4) 鬼葉 2024/05/14(Tue) 21:55:58

【赤】 従業員 ルミ

 

[ 虐げられるのが好きなら最初から喜んでいるだろう。
  さすがの自分でも、まさか被虐趣味かと疑ってはいない。
  いや、もしそうなら受け止めるつもりではあるが、
  SNSも現実の彼もそんな片鱗は見えないので。

  許されるつもりなどないまま、毒林檎を手向けた。
  ふたりを結ぶのはもう過ぎた過去の青さでも、
  陽だまりの柔さでもないと知っていたから。

  呪って縛って、
  血よりも赤い糸で彼と自分の世界を繋ぐ。 ]


  ……


[ わたし以外の誰のものにもならないで、と祈るのも愛で
  わたしを忘れられないくらい傷付いて、と呪うのも愛で
  わたしとずっと一緒の地獄にいようよ、と願うのも愛だ

  日常の色に紛れた呪いは愛の顔をしている。 ]

 
(*113) 鬼葉 2024/05/14(Tue) 23:02:46

【赤】 従業員 ルミ

 

[ 大人になっただけのただの男女ではなく、
  恋人よりも強く結びついた唯一の関係というのは
  傍目に見れば正しいものではないのだろう。

  正しくないことを「おかしい」と糾弾するのは簡単だ。
  自覚している。理解だってしている。
  けれど、" おかしい "からなんだと言うのか。

  わたしは狡いから、きっと許したくないと言う。
  傷を主張すればずっと償わせて傍に置けるから。
  過去のふたりも、捨てたくないから。 ]

 
(*114) 鬼葉 2024/05/14(Tue) 23:02:51

【赤】 従業員 ルミ

 

[ イミテーションの愛はもう飽きてしまった。
  どれだけ与えられても満たされない。
  求めた本物のひかりをいつか素直に受け入れられたら、
  きっと、縋り続けた偽りだって手離せるのだろう。

  愛される存在を演じて、そして向けられた愛は
  手離す間もなくやがて朽ちるかもしれないが。 ]


  ────ん。
  お兄さんの今の言葉、忘れないでね。

  何かある度に突き付けてやるんだから。


[ その度に腕を切って脅すことも躊躇いがないのだ。
  都度罪悪感で転げ回って欲しい。

  彼となら初めても、それを越えたあとだって
  どんなことも特別ないろになる。
  ──雪は何色にだって染まるものだ。 ]

 
(*115) 鬼葉 2024/05/14(Tue) 23:02:55

【赤】 従業員 ルミ

 

  …………?
  りんごあめ食べ切れなかったのはおにいさ、
  ────ンむ、


[ なるほど……と神妙な顔で頷こうとしたが、
  思い返さなくてもりんご飴ギブアップは彼ではないか?
  わたし泣いたことないもん、と
  異議を申し立てようとするより先にキスが降る。

  ────まあ、いいか。
  途端に思考を溶かして目を閉じる。
  薬が抜けきったなら、交わる体液にも影響はない。

  白雪姫はキスで目が醒めたのに、
  今はまるで真逆のような。 ]

 
(*116) 鬼葉 2024/05/14(Tue) 23:02:59

【赤】 従業員 ルミ

 

[ 喉が鳴る音が近くから聞こえるのが居た堪れなくて、
  まるで幼い頃に戻るように戯れを重ねた。
  したいと言った思いに嘘はないのに
  許容量を越えそうな現実が、判断を鈍らせる。 ]


  えっ、えと、じゅう……?


[ 十秒しか猶予がない遊びだったか、あれは。
  今この場では至極どうでもいい二人のルールを、
  必死に思い出そうと海馬に潜る。

  いや三十秒だったじゃん!などと言ったとしても、
  どのみち時間制限があることに変わりないのだが。 ]

 
(*117) 鬼葉 2024/05/14(Tue) 23:03:04

【赤】 従業員 ルミ

 

  ……あぅ……。


[ 恥ずかしいからといって反射で動かなければよかった。
  着実に進み続けるカウントダウンに、
  むしろその時を意識してしまう。

  今更やめた、など通用しない空気になってしまった。
  身を守っていたショーツが横に避けられ、
  もう意味も無い可愛いだけの布一枚になる。

  触れられる距離にいるのに、触れられない。
  お預けに似たことをしたのは自分なのに
  そのくせ落ち着かない気持ちになりながら。
  律儀に数え続ける彼へ、つい昔の影を── ]

 
(*118) 鬼葉 2024/05/14(Tue) 23:03:12

【赤】 従業員 ルミ

 

  ────ッは、反則……!


[ 見なかった。
  素直な少年は狡い大人になり、早口でカウントを終え
  面影を辿る時間を奪っていく。

  そのまま彼の手が自分の手に重なって熱を帯びる。
  幼子のじゃれあいのようなやり取りは終わって、
  ここにあるのは、体温を融かしあう二人の男女だけ。 ]

 
(*119) 鬼葉 2024/05/14(Tue) 23:03:17

【赤】 従業員 ルミ

 

[ 息を吐く。
  少しの間忘れられていた腹部の熱が重く疼いて、
  そろりと彼の目から手を離した。

  見つかってしまったら、鬼は交代。
  ────けれど今回に限っては、
  ありきたりなルールは返上になるだろうか。 ]


  ……みつかっちゃった。
  ふふ、懐かしい
  昔はよくこうして遊んでた、けど。


[ 今と全く同じ言葉を紡いで、
  彼を見つける側に回ったものだった。

  夜の匂いなど無かった頃の話。 ]

 
(*120) 鬼葉 2024/05/14(Tue) 23:03:23

【赤】 従業員 ルミ

 


  …………ああもう、…だめかも。
  はずかしいと、わたし、言葉が多くなっちゃう。

  ……お兄さん。
  あのね、……しゃべれないくらい、きもちよくして。


[ ぎゅ、と彼に再び抱きついた。
  そのまま首へ吸い付いて痕を残そうとしたけれど、
  経験が足りないのか、上手く赤がつかなくて。

  代わりにかぷりと首筋を噛む。
  ふふんと笑って、「浮気防止」と呟いた。* ]

 
(*121) 鬼葉 2024/05/14(Tue) 23:05:41

【独】 従業員 ルミ

/*
簡易メモくさ(ごめんwwww)
(-5) 鬼葉 2024/05/14(Tue) 23:12:26

【独】 従業員 ルミ

/*
無駄に!を増やすなど
(-6) 鬼葉 2024/05/14(Tue) 23:15:53

【独】 従業員 ルミ

/*
あれ今日エピ入るのか…
文章が格段に下手になってました、が、常に愛は込めています
いつもありがとうの感謝の気持ち
(-8) 鬼葉 2024/05/14(Tue) 23:49:41