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人狼物語 三日月国


205 【身内】いちごの国の三月うさぎ

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【墓】 瑞野 那岐

[暫く腿の上から動けなくて、彼が身体を抱いて。
 並べられた布団の一つに身体を横たえられた。

 未だに引かない熱波と、快感の痺れを引きずったまま。
 とっくに意味を成していないパンツを下着ごと引き抜かれる。

 旅館独特の香にも似た香りのする布団の上で、
 ぼうっと彼の所作を眺めていれば、
 獣のように、避妊具のパッケージを引きちぎる姿に。
 余裕のなさを感じつつ。

 影が自身の身体に覆い被さる。
 遠回しじゃない直接的な物言いに、心臓が跳ねて。]


  ……ん、いれて、


[布団の上から両手を伸ばして、彼を迎え入れる。
 此方も獣のように、直接的に彼を求め。*]  
(+112) milkxxxx 2023/03/27(Mon) 21:28:17

【墓】 瑞野 那岐

[どちらも気持ちいいと覚え込ませたのは彼。
 抵抗も虚しく空を切り、どこもかしこも可愛がられて。

 達した後も、わざわざ見せつけるように、
 迸りを滴らせて羞恥を煽る。

 達したこともまるで悪いことをしたみたいに、聞こえて。
 滲んだ視界に更に水膜が張ってしまう。
 
 堪えきれなかったのは、性急に煽った彼のはずなのに。
 一人だけ、責め立てるような気持ちになって、
 手の甲で顔を隠し、震えてしまうのは。

 まだ消えない快楽を逃がすのも理由の一つだけど。
 もう一つは、被虐心を突付かれて、というのもある。]
(+119) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 1:41:03

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗




  
[ そのうち、彼に言葉で責められる度に、
  内側の弱さを晒して、
  ぼろぼろに泣いてしまいそうで、こわい。 ]



 
(-161) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 1:42:17

【墓】 瑞野 那岐

[布団の上で、胸を上下させて呼吸を紡ぎ、
 落ち着くまで、どれだけ時間がかかっただろう。
 
 指を締め付けていた窄まりが、まだ微かに収縮していて、
 空気を飲み込むみたいに、息をしているような。

 ぼうっと熱に浮かれた思考を巡らせ、彼を見れば。
 自身の昂りを自らの手で育てていただろうか。

 手伝ってあげたい、けれど。
 一度横たえてしまった身体を起こすには、
 達した後の気だるさではすぐに反応も返せないまま。

 それも時間に置き換えてみれば、
 大した時間はかからかなかっただろう。

 覆い被さってくる彼に手を伸ばして、誘い。
 布団に転がったまま、少し片膝を立てれば、
 下から掬い上げるみたいに彼の陰嚢を持ち上げた。]
(+120) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 1:42:39

【墓】 瑞野 那岐

[そんな悪戯はすぐに脚を開かれて、反故にされただろう。
 指でさんざん犯された後孔に、刀身を充てがわれ、
 一息に、最奥まで貫かれて。]


  ぅ、アッ ……、
っ……、


[思わず唸るような声を洩らして、ギリ、と背に爪を立てた。
 何度受け入れたとしても、最初の圧迫感は相当なもの。
 お腹を押し上げられる苦しさを、逃すように、
 は、は、と動物のように息を重ねて、吐き出そうと、

 するのに。

 落ち着かせる間もなく、ずる、と引き抜かれていく。]


  ……ぁ、ッ …… ?

  ンッ、 ぁぅッ、! 
……ぁっ、まっ、て

  
、ぁッ、 く、ぅッ、……んッ、


[引き抜かれたとおもったらまた、突き入れられ。]
(+121) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 1:43:18

【墓】 瑞野 那岐

[突き上げられる度に、声が、跳ねる。
 手の跡がついてしまうんじゃないかってぐらい。
 力強く腰元を掴まれて、引き寄せられ、
 ばつん、と腰がぶつかる音が響く。
 
 達したばかりの身体が、すぐに熱されていく。
 すっかり彼を受け入れることを覚えた奥が、
 突き入れられる度に、うねり、肉に絡みついて、悦び。]


  ……あ、ッ、……けい、とっ、さ……、


[心がついていかないまま身体だけ高められていく。
 こわい、と縋るみたいに背に回した腕で身体を引き寄せ。
 はふ、と合間に吐息を洩らしても、また喘ぎに乱されて。

 彼が腰を打ち付ける度に、彼の腹筋で肉棒が擦れ、
 緩やかにまた勃ち上がっていく。

 イッたばっかりなのに、苦しい。
 苦しいのに、気持ちよくて、つらい。

 苦しさを与える人が、同時に快楽も与えて。
 くらくらと目眩がしそうで、縋る腕に力が籠もる。*]
(+122) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 1:43:42

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

[ 縋っているのか、縋られているのか。
 もうわからない。

 抱き上げて負担の少ない形に変えることも
 思慮の中にはあっても、行動までは至らない。

 優しい口付けが、求めるようなものに
 変わる頃、どくん、と大きく心臓が騒いで ]

 ……
で、る、………っあ、


[ 口付けの合間から声が漏れて、
 一番奥で、抱き締められながら、あっけなく
 達してしまって。 ]
(-162) はたけ 2023/03/28(Tue) 2:27:33

【墓】 瑞野 那岐

[深く奥で繋がれば、自然、彼との距離も縮む。
 ぴったりと隙間なく埋め込まれた刀身が、
 息づくように育って、内部を抉りたて、
 頭同士がぶつかりそうになるくらい、寄って。

 間近で彼の焦れったそうな声が聞こえる。
 情欲と余裕の浮かぶその音に、熱い吐息を散らして。

 腰を引き寄せられ、更に奥目掛けて進もうとするのに、
 や、と腰が引けそうになってそれを制される。

 ぽたり、と肌に落ちたもの。
 汗かと思えば、それは涙だったから。]


  ……っ、


[少し動揺してしまう。泣いている理由が分からなくて。
 此方も余裕などあるわけないのに。]
(+128) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 13:31:22

【墓】 瑞野 那岐

[背に回した手を持ち上げて、優しく頬に触れる。
 体位が向き合うような形で良かったと思う。
 後ろを向いていたら、きっと気づけなかったから。

 指の腹で彼の頬を撫で、目尻まで。
 泣かないで、とは言わない。

 泣きたいのなら、泣けばいい。

 理由は分からずとも、受け止められるから。
 片手は背を引き寄せたまま、名を呼ぶ声に頷いて。]


  ……は、ぅ、……ンッ、
んっ

  ぁ、ッ…… ぁ、  はッ……、


[添える力を篭めて、彼の身体を引き寄せて。
 ぎゅう、と縋る。

 ぐちゅぐちゅと混ざり合う音が卑猥で、
 下肢が熱に犯されて、感覚がなくなっていくように熱くて。]
(+129) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 13:31:46

【墓】 瑞野 那岐

[前髪が絡み合って、身体を揺すられる度にぱさぱさと跳ねる。
 熱の籠もった息が互いの顔の間に吐き出され、
 どちらともなく唇を寄せれば、ちょん、と当たって。
 足りなくなって、ちゅうと吸い付いて、絡め合い。]


  ……ぁ、ンッ……、 

  ん、ッ……、
 ンぅッ、……



[喘ぎを唇に吸い込まれ、彼の口腔の中で零す。
 ぶる、とまた襲い来る前兆に身体が震え、
 ぞくぞくと腰元から駆け上がってくる波に堪え、

 一瞬だけ、離れた唇の隙間。
 求めるみたいに、名前を呼ばれたら。]


  ……
っぷぁ
、 ……ぁ、ッンッ


[唇を離して、酸素を求め。快感に飲まれていく。
 たった一言、それが引き金になるみたいに。] 
(+130) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 13:32:18

【墓】 瑞野 那岐

[這い上がってくる快楽が、お腹の辺りで溜まる。
 甘い刺激は背筋も駆け抜けて、首裏まで。
 
 苦しそうに彼が息を詰め、腰を打ち付ける音が、
 一際激しく、ばつんと響いたら。
 押し付けるみたいに腰を擦り付けられて、彼が小さく呻く。
 薄膜で覆われた中で吐き出されるもの。
 直接感じることは出来ないけれど、確かに。
 彼の熱を感じたような、気がして。]


  ……ッ、 ……ぁッ、ンンッ……、
  ひ、ぅッ……、ッ…
  ――――、ッ!



[どくんと心臓が波打って、それが決定打。
 彼に少し遅れるように熱がぶわりと広がっていく感覚。
 
 肩に縋り、背を丸めてぎゅうとしがみついたなら、
 ビクンッ、と腰が震え、ぱたっ、彼の腹に白を零して。]
(+131) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 13:33:01

【墓】 瑞野 那岐

[腹の中で、彼のものを感じながら一緒に果てて。
 萎えたものを、きゅうきゅうと締めつける。

 達した余韻がなかなか抜けたくて、しがみついたまま。
 肩で何度も荒いだ息を納めるみたいに息をして。]


  ンッ、……っは、……ぁ、


[ずる、と引き抜かれるのすら刺激になってつらい。
 どちらも言葉を発せないまま、呼吸音だけが室内に響く。

 自身の身体に覆い被さるように、
 彼の重みが掛かったことに。
 靄がかった頭の中で、受け止めて抱きとめて。
 
 汗の滲んだ髪に、額を擦りつけて、甘え。
 火照った身体が暫く落ち着くまで、そうしていただろう。*]
(+132) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 13:33:27

【独】 瑞野 那岐

/*
また泣かせてしまった……どうして……
(-164) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 13:56:50

【独】 瑞野 那岐

/*
そういえば、景斗さんはもうご存知だと思いますが、
描写の中に、ナギのイメソンであるか「I LOVE…」の歌詞を一部引用させてもらいました。
こういうことするの楽しいね。

曲を聴く度に俺の事、思い出してくださいね♡
(-165) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 14:07:48

【独】 瑞野 那岐

/*
今日でエピってしまうのか〜〜。さみしい!
諸々の事情で本編以上に時間取れない中、遊んでただけにもっと、と思ってしまう。
(-166) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 14:09:35

【墓】 瑞野 那岐

[達して放心するみたいに、呼吸を繰り返していれば。
 寄り掛かっていた重みがふと、消えて。
 抱き返すように回された両腕に支えられ、
 身体を持ち上げられてしまう。

 くるりと、場所が入れ替わって彼の上に乗せられて。]


  ……っ、


[見下ろす形になれば、抱き抱えられるみたいになって、
 彼の髪が、布団にふわりと広がった。

 互いに下半身だけを取り去って、上の着衣は残った状態。
 汗を含んだそれが少し重く、くしゃりと服に皺が寄っている。
 上を脱ぐ暇もないくらい、性急に求め合ったことに。
 今更少し、羞恥が襲ってきて、目を伏せた。]
(+139) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 18:25:38

【墓】 瑞野 那岐



 
  ッ、
  へいき、


[ふる、と首を揺らして大丈夫だと伝える。
 緩やかに腰を撫でる手が、くすぐったくて、
 もじ、と逃げるように腰が揺れたら、
 返って、下肢同士を擦り付けるみたいになってしまう。

 耳元に落ちる謝罪を聞いたなら、瞬いて。
 え、と小さな声を漏らしてしまった。

 普段に増して性急で激しかった理由を聞かされて、
 その理由が自分の一言だったと聞けば、
 面映ゆいような、くすぐったいような。]


  ……はは、


[それ以上に愛しいと思う気持ちが込み上げて。
 荒いだ息の隙間に笑って、こつんと額を寄せ合った。]
(+140) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 18:26:06

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[暴走、と思うには優しすぎる。
 確かに余裕はなかったけれど、無体をされた訳じゃない。
 ただ、ひたすらに求めてくれたのだと分かれば。
 悪い気はしなかったから。

 こちらからも耳元へと唇を寄せ。]


  
きもち、よ、かった



[ぽそり、と。そんな吐露を零したら。
 また、彼を困らせてしまったかもしれない。]
(-169) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 18:26:42

【墓】 瑞野 那岐

[布団の上で少し睦み合って、熱を冷まして。
 名残惜しさを少し残して、離れ、起き上がる。]


  うん、……服も洗わないと、な。


[彼の衣服を汚した白濁も落とさなければ乾いてしまう。
 渡された冷茶を喉元に流し込んで、一息ついて。

 部屋に散らばった衣服を拾い上げていく。
 寝乱れた布団は、今は見なかったことにしよう。

 脱衣所に入れば、湯の匂いが一気に強まった。
 彼が引き戸を開ければ、かけ流しの音が耳に響く。
 
 脱いだパンツと下着を籠に放り込んで。
 パーカーとシャツを一気に脱いで、その上に落とす。]
(+141) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 18:26:58

【墓】 瑞野 那岐

 

  内風呂と、露天がありますね。 
  ……露天でいいですか?


[個室の露天であれば、瑕を気にすることもないけれど。
 聞いてしまうのは癖のようなもの。

 横から覗き込むようにして扉の向こうを見れば、
 どちらも二人で入っても、
 十分に足が伸ばせそうな程広い。

 ひとまずは、汚れた身体を洗い流すために、
 洗い場へと向かって。*]
(+142) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 18:27:18

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

[ へいき、と首を揺らすと、
 髪が触れ合ってくすぐったい。

 謝罪に返るのは驚くような、小さな声。
 少しして、笑い声を上げるから

 今度はこちらが、小さく、え、と呟いた。 ]

 ………は〜………俺の恋人が
 すごいエロくて、めちゃくちゃ可愛い………

[ 耳元で、ぽそりと零されて、
 動揺と、愛しさとで、ひくりと体が揺れる。 ]
(-172) はたけ 2023/03/28(Tue) 21:16:49

【墓】 瑞野 那岐

[到底男に向けられるはずではない台詞が並んで、
 くすくすと肩を揺らして笑う。
 彼の言う通り、エロくて可愛いというのなら、
 そうした責任は彼自身にある。

 それはおいおい彼本人に面倒を見てもらうとして。

 彼の言う堪えの効かなかった愛情を受けても、
 感じる身体になってしまったのは、本当。

 今まで届かなかった箇所に、届いた先端の形を
 思い出して、ぞく、と一瞬身を震わせたことには、
 どうか、気づかないで欲しい。
(+146) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 22:00:10

【墓】 瑞野 那岐

[シャツを脱いだ彼の背に目をやれば、
 思い切り爪を立ててしまった、痕が赤く残っていた。

 痕を残すことに気を回す余裕もなく、
 縋りついてしまったことに、仄かに頬を染めて、
 俯いてしまえば、自身の脇腹の辺りにもしっかりと、
 赤く、彼の掌の形が残っていただろうか。

 はっきりと手の大きさが分かる形。

 
ぶわ
、と顔に血が集まって赤面してしまう。

 痕を残さないようにと前日あれほど気をつけて、
 付けられた後もようやく色が見えなくなる程、
 薄くなっていたというのに、これでは。

 大浴場になんてとてもいける気がしない。
 神田さんに見られたら、とてもじゃないが、
 まともな顔をできる気もしない。]
(+147) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 22:00:33

【墓】 瑞野 那岐

[一人、照れてしまったことに口元を隠しながら、
 備え付けの腰掛けに腰を下ろして、
 シャワーを頭から浴びて、頭を冷やす。
 
 少し熱めに設定された湯が気持ちいい。
 ボディソープを泡立てて、持っていたタオルで
 身体を泡に塗れさせていく。

 彼の方はといえば、先に湯船に浸かっている様子。
 大きな風呂を選ぶ、彼のこと。
 もともと長風呂の質なのだろう。

 湯の温かさに溢れる声を聞きながら、
 身体を綺麗に洗い流して、今度は髪へ。]


  ……少し、伸びてきたな。


[つんと、自分の前髪を引っ張って、
 目許にかかった髪を垂らせば、眼に掛かるほど。]
(+148) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 22:00:48

【墓】 瑞野 那岐

[ヘアゴムで纏められる彼ほど長くはないけれど。
 仕事柄、長すぎると抜け毛が気になってしまうし。

 旅行から戻れば、切りに行こうか。
 なんて、考えながら備え付けのシャンプーで洗い、
 コンディショナーで湿らせていく。
 最近の旅館は、何も持たずに来ても、
 備え付けのアメニティがあるから便利だ。

 短い髪に洗う時間はそれほど掛からない。
 手短に洗って、シャワーで泡を流して。]


  ………………、


[先程身体を洗っていた時に、軽く流しただけの、
 臀部の奥。彼を受け入れた場所がまだ残っている。]
(+149) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 22:01:03

【墓】 瑞野 那岐

[ちら、と視線を彼の方に流しやり、
 露天風呂にくつろいで意識が取られている内にと、
 指を沈ませて、息を詰め。]


  ……ッ、
  ……



[細く息を吐き出して、ぬちゅ、と指を何度か往復させる。
 身体が細かく震えるのは、どうしても仕方がない。

 中に直接吐き出された訳じゃないから、
 掻き出すものは、少ないけれど。

 感づかれないように、静かに息をひそめ、身を丸めた。*]
(+150) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 22:01:29

【墓】 瑞野 那岐

[かけ流しの湯の音が大きくて良かったのは、
 こちらも同じこと。]


  ……
ふ、ぅ
 ッ、……


[小さく洩らしたあえかな声は、
 そちらまではきっと届かない。背を向けているから、尚更。

 それでも、大浴場ほどじゃない広さだから、
 何をしているかは、視力の悪い俺よりもきっと、
 はっきり見て取れてしまうだろう。
 
 洗い流したばかりの肌に、しとりと汗を浮かばせて。
 掻き出す指を窄まりが、きゅん、と締め付ける。

 その度に、ぴくん、と腰を揺らめかせ。
 は、と甘い息を、そっと吐き出して。]
(+154) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 23:02:32

【墓】 瑞野 那岐

[ぱた、と石造りの床に水分を滴らせ、
 ぬめりが取れたら、指を引き抜いていく。]

 
  
…………は、ぁ……ッ、



[彼の指から快楽を拾えても、自分の指では彼ほど拾えない。 洗い流すだけだから、それで良かったのだけど。

 今日は、いつもより届かない奥まで貫かれたから、
 指じゃ届かない場所が、少し寂しい。

 ほぅ、と名残惜しげに甘やかな吐息を洩らした横顔を、
 しっかりと見られていたとは気づけないまま。

 また上がってしまった熱を冷ますように、
 少し温度を下げたシャワーを頭から被って。]
(+155) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 23:02:56

【墓】 瑞野 那岐


[ぷるぷると子犬のように髪から滴り落ちてくる水を、
 払い除けてから、両手で前髪を掻き上げて後ろに流した。

 額を顕にすれば、夜風が顔を撫でる。]


  露天だから、ちょっと涼しいですね。
  湯船に浸からないと、寒いかも。


[季節はまだ夏というにはかなり早い頃。
 夜はまだ少し肌寒いけれど、身を屈めて露天に指先を
 浸せば、少し熱めに設定された湯が心地良い。

 先程致していたことを微塵も感じさせない装いで、
 笑いかけて、肌にかけ湯をしたら、
 ゆっくりとお湯に身を浸して隣に並ぶ。]


  ……は、……気持ちい……、


[満たされた溜息を零して、ぱしゃりと肩口に湯をかける。
 人目を気にしないでいい、貸し切りの露天風呂。
 贅沢な休日に顔は、綻んで。]
(+156) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 23:03:29

【墓】 瑞野 那岐


 
  景斗さんって、結構お風呂好きですよね。

  どうです? ここは。
  ……満足?


[伸ばした足を足首で組むようにしても、 
 誰の迷惑にもならない。
 両手を伸ばして組み合わせ、ぐ、と伸びを入れて。
 隣で先に楽しんでいた彼に、感想を求め。*]
(+157) milkxxxx 2023/03/28(Tue) 23:03:44