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黒塚 彰人は、室内へ意識を傾ける。そのニュースと彼らの話を、冷めた顔で聞いていた。 (a11) 榛 2021/09/24(Fri) 23:02:15 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+26 カガミン 「 そりゃそうだよ、他人だもん 」目線はテレビに向けたまま。 「でも血の繋がった家族だよ」 口角は上がったまま。 「どんな事……うーん、たくさんあるからなぁ」 コマーシャルはまだ続く。夕方という時間帯故か、家族向けの内容が多かった。 スーパーで買い物をする家族。 新居で暮らす家族。 食卓を囲む家族。 全ての笑顔が、似ていない。 (+27) wazakideath 2021/09/24(Fri) 23:27:18 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+26 >>+27 それでも少年は笑う。 「ね、カガミンはさ。 どんなオレのことも 友達 って言ってくれる?」「仲良くしてくれる?」 大人たちからの口止めは、少年にとってあまりにも曖昧だった。 母の罪を言うなとは言われていないし、 己の異能について言うなとは言われていない。 ……それは明言されていないだけで、全て言外に示されていたが。 そんな遠回しな言いつけが、少年に伝わる筈もない。 (+28) wazakideath 2021/09/24(Fri) 23:28:49 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 3839 南波 靖史「一から十までいわないと分からないんか? 思ってたよりも頭かたいな南波さん」 喋り倒して多少発散されたのか、いくらか激情は冷めた。極力動かないように、意識して呼吸をする。 退屈を感じさせない程度の、最大限の間をもって、それから話し出した。 「好きじゃないのってイコールで嫌いじゃないの」 「 白が特別好きだからって、黒が嫌いなわけじゃないでしょ。 朝が好きだから夜が嫌い? 昼はどう? 夕方と夜の間は? 数字の一から十の全部に対して好き嫌いってはっきりある? 強いて言うならどちらかで考えることはあるけど、 好きでも嫌いでもないものなんていくらでもあるわ。 0と1で全部全部が説明つく世界なら犯罪者は老若男女軽重問わず全員死刑だ。 そんな世界でないから僕らはここに居てこんなことを話してるね 」ふふ、皮肉げに笑った。 (-76) Vellky 2021/09/24(Fri) 23:29:37 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 3839 南波 靖史「そも、いやと嫌いですら一緒じゃないよ僕は。はぁ……。 …言わんて説明付けられんし、この際だから言いますけど」 「 僕は最初の時にいやなことは別に、なかったよ。 気持ちいくはなかったけどね、最初の時は。 きもちいのの最初の時は、他の人間がいないとこでやりました。 気持ちいいの自体はいやでないです。好き嫌いはどちらでもない。 気持ちいいからでさらすことになる、いつもと違う自分が恥ずかしくって、 それが発生するから気持ちいいのがいやだって言います。 いやだけど欲しい時はあるよ、気持ちいくなりたくないわけでないんだ。 性欲は、ある程度はあるつもりです 」「 暴力に対して反応が大きい身体だと思います。 暴力は単純に痛いのが苦痛だからいやです。 痛みは、快楽と違って嫌いだと思います。でもやっぱり、欲しい時はあります。 それは心の奥底では好きだからではなく、 何もない時よりは満たされている気分になるからです。 嫌いでいやなものでも、何もないよりは形のはっきりしたものだから、 何もないのに耐えきれない時は欲しくなる。常に欲しいわけではないです 」「…………あと言えてないことある?」 これだけ落ち着いているように振る舞っても昂ったままの自身の身体に、ほとほと嫌気がさした。人がいなければ全然構わないのに。 (-77) Vellky 2021/09/24(Fri) 23:31:09 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 5635 朝倉 弘「・・・・・・・・・・・・そぉ」 お里が知れると言ったのは間違いでないかもしれない。 脱がされるのには程々に協力的にしながら、思考をめぐらせる。ある程度進んでから、前回との違いを提示していく形になるだろうか。 その前回の状況がおかしい可能性にはまだ思い至っていない。 「……やり辛くない、朝倉さん? そこに投げたの垂らしたら変わるよ。滑るようになるから」 ボトルは放り捨てたので、転がったままの普川の手の届く位置にはない。使われないでそのまま挿れられるのもこの際ありそうだなぁ。ぼんやりと考えながら、あなたの様子を見ていた。 (-78) Vellky 2021/09/24(Fri) 23:48:24 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤「 幸せ探してるの? 何。そんなとこまで鏡でいるなよ。やめてほしい。 いや僕は探してるわけではないけど、分からないのは同じぃ……? しいて言うなら聞こうかなて思ってたやつひとつないなったじゃないか…… 」ハーブの独特の味がキツい二杯目はそれほど好みではなく、顔を顰めつつちびちび飲んでいた。酒に慣れていない喉が熱くなる。一杯目より度数は高そうだなぁとなんとなく思ったが、一先ずはそれだけだった。 三杯目のパライソグレープフルーツsakeに手をつけようとしたところで、相手の様子がおかしいのに気付いた。 「もうギブ? 冗談だろ。薬の時と似てるって何、媚薬? ……ああ、そういえば榊さんて麻薬周りで来た人だった。 え? 」「 いやどれにしろ弱………… ワンチャン照明で雰囲気酔いしているとかそんなことあったりしないか榊さん??」 ないです。目を閉じたらどうにかなりませんか。手を伸ばして、あなたの視界を塞ごうとする。 (-79) Vellky 2021/09/25(Sat) 0:04:47 |
【秘】 5635 朝倉 弘 → 9949 普川 尚久「ほんま?」 お里の低い朝倉は1度普川から降りて素直にボトルを取ると、蓋を引っ張って取れなくて、回して開けた。もう一度戻ってきて元に戻ると、2つのそれに上からローションを垂らした。 「ふ、………あ、これ………すご」 ぬめりの上から再度手を動かすと、気持ちよさそうに息を吐いた。 自分1人で夢中になりながら、そちらを伺った。 「ほんまやあ、これ、気持ちい…………。なあ、ほら気持ちようなったやろ?」 (-80) aaaa 2021/09/25(Sat) 0:14:19 |
普川 尚久は、初めて知ったような相手の反応に、ん?となった。 (a13) Vellky 2021/09/25(Sat) 0:25:24 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 8435 黒塚 彰人「彰人くんは快楽を拒むのは臆病って感じるんだねぇ。 俺は臆病とまではいかないけど、素直じゃないと思ってたけど、どうにも違うのかなって思ってた。 久しぶりに近い意見の人を見かけた気がするや。仲間だねぇ」 聞き慣れた音を聞いて、シートに視線を移す。 知らないとは言わない。そもそもこの男の罪状は実際はこの男が仕組んだ事では無いとは言え──薬物取締法だ。さすがに知識がゼロではない。 「そう。俺、『人間』じゃないんだ。 “君達を幸せにしに来た”──って言うと、信じてくれる?」 別段何の抵抗も見せていなかったし、何の感慨もなかったのに。指輪が取られて放り投げた時、意識しない「あ」と言う僅かな声が漏れた。その声自身に、本人も動揺したように目を瞬かせた。 ──今、何で俺、凄く嫌だって思ったんだろう。 ▼ (-81) poru 2021/09/25(Sat) 0:36:14 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 8435 黒塚 彰人「──彰人くんは?」 「彰人くんは、相手が快楽を感じてるのを見る方が好き? それなら俺も好きっていう。ないよりある方がいいし。でも、」 「彰人くんが、相手が快楽を感じてない姿を見るのが。 それが好きって言うなら、快楽はいらないや」 「それが俺の嘘偽りない答えだよ」 だって俺、攻めしかやったことないもん。 快楽、得る事できるもん。薬より強いものが。 自分にも、相手にも。 自由意志で、薬剤なんかよりも遥かに高精度の物を。 でも、目の前の錠剤が見えてるからそれはまだ伏せておいた。ちょっとだけ彼がどんな出方をするのかが気になったから。 俺“が”相手にアプローチすることは数えきれないほど行ったけど、俺“に”アプローチしてこられるのは初めてだから、少しだけ興味がわいてしまった。 (-82) poru 2021/09/25(Sat) 0:37:12 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+29 >>+30 カガミン 「そっか、そうだよね。ヘンなこと聞いてごめんな?」 貴方に顔を向ける。 可笑しそうに笑って、また正面を向く。 「オレね、いつも誰かの身体にいるんだ」 「その身体ね、母さんがいつも用意してくれてた」 「母さんはすごいんだ」 チャンネルを回す。既にどのチャンネルも似たようなものだ。 目的の内容を見つけたのか、リモコンから手を離す。 その番組では、犯人の動機についての解説がされていた。 貴方にちら、と目線をやる。 見ろ、ということらしい。 (+31) wazakideath 2021/09/25(Sat) 1:01:06 |
7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。 (c15) wazakideath 2021/09/25(Sat) 1:01:28 |
7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。 (c16) wazakideath 2021/09/25(Sat) 1:01:45 |
7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。 (c17) wazakideath 2021/09/25(Sat) 1:02:07 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+29 >>+30 「別に誰の体でもいい。 ……ああいや、今より小さいのはヤダな。 今より大きい体なら、誰だっていいんだ」 椅子に背を預け、僅かに遠くなった画面を眺めた。 「もしこの身体を着替えたくなっても、 カガミンとカガミンの友達には手を出さない。 約束するよ」 少年の言い分を信じるなら、相手は誰でも良いのだろう。 わざわざ知人友人に恨まれる人間を選ぶメリットもない。 (+32) wazakideath 2021/09/25(Sat) 1:03:08 |
【独】 9949 普川 尚久あ〜〜〜〜〜〜天然素材〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 いや異能相談ダイヤル受けた故、当方そういえば事前に聞いていましたが、そういえばそうでしたオーガニックでしたね。 (-83) Vellky 2021/09/25(Sat) 1:05:53 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 9949 普川 尚久「勘弁して。丸裸で仰向けに寝転ぶなんて恥ずかしすぎる……」 一瞬素に戻ったのかスン……とした顔をして。 それでも拘束具を見ればどうしてもそちらに目を向けてしまった。 自分の力も使いようによっては危険だが、拘束具はつけられていない。 主な用途が無効化と動きを封じるものだから、使えと言われることは確かにあるのだ。 「っふ……」 シーツをゆるゆると剥がして行かれたなら、正直な声を上げるだろう。 もう、大分薬が回って来ていて、身体が本当に熱い。 早く発散させてほしくてたまらない。 ここ数日、企画のお陰で二度は精を放っているというのにとどまることを知らないとでも言うように一点が昂ぶっていく。 「あっや、きもち……い、せんせ……なんでっ」 シーツを握り、身体を震えさせながらも……演技はまだ忘れていなかった。 (-85) eve_1224 2021/09/25(Sat) 1:30:59 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 5635 朝倉 弘「 ん ん……、んーんー? 普段通りくらい。朝倉さんはちゃんと、気持ちよさそでよかったなってしてる」 快楽はないが感覚はある。手の熱と、手よりもずっと熱を持ったそれが、自分のものに触れている。でも、それだけでしかなくて。この企画中でも、触ってきたのは何人いたっけな。 「こうして一緒に触ってもらうんより、 僕の穴使ってもらうのの方が好き、だな……?」 上下を繰り返すあなたの手に、自分の片手を伸ばそうとしたところで、起き上がるには障害があったことを思い出した。そういえば肩の何かには触れるのだろうか。触れた。ミリもびくともしないことが分かった。 (-86) Vellky 2021/09/25(Sat) 1:46:32 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 3839 南波 靖史「……抱くのなら、その相手は感じている方が良いだろう」 思考を巡らし、答えを探る間があって。 教科書があったとするならば、例題と解答に載っているのだろう、判で押したような正答。 レンズ越しの監視の目、それがあるうちは――意識するうちは、黒塚は多くにとってのただしさを選び取る。 好きでも、嫌いでもなく。 そうしてふと、「お前、選べるのか」と漸くの疑問を浮かべた。 己のように服薬をしているのだろうか。 それにしては嫌に断定的な物言いをする。もっと明確に、自在に操れるかのような―― ……さて、これの異能は何だったかと、記憶の底を浚う。 その程度の関心で、侮りとも言えた。▼ (-87) 榛 2021/09/25(Sat) 1:56:17 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 3839 南波 靖史 一度は離した手を、再び左手へと伸ばす。 嵌められた輪の無くなった、心臓に最も近いとされるその一本を摘み。軽く持ち上げる。 ……左胸からこの末端まで、血が巡る身体をしていながら。 人間ではないと称するのなら――これは、何なのだろう。 そんなふうに、興味の片鱗を掴んで。 僅か、口の端がゆるりと吊り上がっている。笑っていた。 (-88) 榛 2021/09/25(Sat) 2:01:15 |
【秘】 5635 朝倉 弘 → 9949 普川 尚久「ふ、…ふ………………、ん…、んう………………、」 ずり…、ずりと擦り付けるが、普川のものが反応しないのを見て不安そうに眉を下げた。 「! 穴つこうたらもっと気持ちようなる? ほんなら、すぐいれるからな、」 無論、見えざる手は動かずに普川をベットに押し付けている。気持ちが先行して動かすことをわすれているかのようだ。 反対に十分興奮を示している自身を普川の穴にくっつけると、指で慣らすような行動を微塵もみせずぐぐぐと腰ごと沈めていく。はいりやすければ入るし、入りにくくてもこじ開けるようだ。 「ふ……………、うう………」 (-89) aaaa 2021/09/25(Sat) 2:15:08 |
【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久「照明で雰囲気酔い……そんな馬鹿なことがあるか」 目を塞がれてもぼんやりとして、その手を取って体重をかけてくるのがわかる。 正気はありそうだが意識が揺れている。この男この状態ならよく眠れるのでは。 「……、……。部隊は続けないと、ブーイングが来ると思うが……?」 不服そうに、眉をひそめて酒のせいか状況かはたまた両方か酷く不機嫌そうに呟いた。 (-91) toumi_ 2021/09/25(Sat) 2:26:58 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 8435 黒塚 彰人「はは、模範回答だね。 別に合意の上なら、相手が痛がってるのに興奮する性癖でも俺は構わないと思うんだけどねえ。それは流石に犯罪でも何でもない個性でしょ」 薬指に触れる感覚がこそばゆい。落ち着きはしないけれど、まだ右手薬指にも同じものはある。だからなのか、この朧気な不安も相手の熱で中和される。何より、貴方の表情で意識が逸れる。飛ぶ、に近いかもしれない。 「──ふふ。彰人くんが笑ってるの、初めて見た」 人間でないと自称するのに、確かに血は巡り胎動している。少なくとも身体は人間と同じ物にしか見えないだろう。構成要素も何もかも。その何ら人間と変わらない、『証』がまだある方の手で笑うあなたの頬に手を添える。指で唇をなぞって、開かないのかとばかりにトン、と叩いた。 「……ねえ、感じてる方がいいんだよね。ならはやく」 「お薬もあるんでしょ?俺が快楽嫌いなら、全部自分でそれ飲んだの?或いは無理やり俺に飲ませたのかな。ねえ彰人くん」 「好きにしてみせて。今まで他の子にしてきたように」 あなたが飲むのか、飲まされるのか。 どちらでも構わないとばかりに、貴方が薬を含もうとするのを待って確認してから、頭を引き寄せて口付けを交わそうとするだろう。口内は、別に閉ざしていない。侵入を拒む要素は何一つない。 (-92) poru 2021/09/25(Sat) 2:37:19 |
【墓】 0251 鏡沼 創>>+31 >>+32 『リョウちゃん』 いつも誰かの身体に いつも用意して ―――あぁ。 本当に 『血が繋がっていない赤の他人』 で『血の繋がりのある家族』 ……あるいは『そうであった』のだと。理解できた。 なんでだっけ? 理解した。 きっと些事だ。 促されて視線を移したテレビから流れる音声を聞く。 貴方の声を聞く。思考に結論を出す。 「そっかぁ」 「それならいいや。心配しなくても、リョウちゃんは『トモダチ』だよぉ」 へらっと笑った。 鏡沼創の認識している『トモダチ』のようなものだと、理解をした。 その上で、自分に害がないのならと貴方を容認した。 「……その身体、今はもう『リョウちゃん』だけ?」 (+33) sym 2021/09/25(Sat) 2:37:37 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 4274 素崎 真斗「んん…… 人にの加減分かってないか僕。 締め過ぎた? すまんね、苦しくさせる気はなかったんですよ」 ほら、と解放するようにゆるめて、また扱いてあげる。あなたの腹の上にかかったままの薄い布に、ほんのりと違う白色が飛び散った。 肌の上にの方が映えたな。なんて考えながら、一度熱を吐き出したにもかかわらず、発散しきれないで再び勃ち上がりかけている若い雄の鈴口に残った白濁を、少し力を込めて拭き取った。 ベッドの上に膝立ちして、掬い上げたそれを自身の後孔に、つぷ、と入れる。声を掛ける前に、もう慣らしていたそこの広がり具合を確認してから、あなたの上にまたがった。 「いれますよ、素崎さん。いいね?」 (-93) Vellky 2021/09/25(Sat) 2:38:03 |
【独】 9949 普川 尚久えーーーーー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 黒塚→85%→榊 →貴戸→迷彩→南波 →素崎→榊・朝倉(順番曖昧) この後ノルマなのでヌガーを食べに行きます。ま゙ーーーーーー (-94) Vellky 2021/09/25(Sat) 2:45:11 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 3839 南波 靖史貴方に先導してもらい、空き部屋に立ち入り 扉を閉めて、しかと鍵を掛ける。 貴方の居るベッド──隣へ腰を下ろしざま 自分用に先日支給されたハンディカメラを貴方へ放り投げた。 受け取らなければベッドか地面に音を立てて落ちるだろう。 続けて電子端末を取り出し、見せつける。 自分の持っている端末は、別のカメラの映像や、過去のアーカイブも見えるようになっている事を貴方も知っているだろう。 「───W見たW。 お前がこの企画のバランス調節してたんだな。 心労、察する。」 ひとつ、大きく頷いて 本心からの言葉をかける。 「……で、本題。 盤面を誰よりも注意深く見ていただろう、お前に聞きたい。 今は テコ入れが入るギリギリ だろうか。」勿論、所感で良い。 分からないならば、返事はそれでも良い、と付け足して。 その真意は、 貴方との約束を、わがままを、手伝いを、 どうしたものか迷っている──とでも言わんばかりだ。 (-95) osatou 2021/09/25(Sat) 2:51:09 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 0251 鏡沼 創「そうだね。トモダチは好きだし、トモダチ『だからこそ』してあげたくなる事、この世には沢山あるもんね」 会話が噛み合っているようで、噛み合っていない事に気付けるのは、果たしているのだろうか。もしいるとすれば、ただ一人、終演の日を待ちわびている誰かさんくらいか。 「でも貰えないよりは貰えたほうが良くない?あるある。勢い良く脱ぐよりはね、恥じらいに興奮するらしいよ、人って。俺も最近知ったばかりの事だけど」 つまりは需要はちゃんとあるよとのフォローだ。カメラを手渡された以上は、片手に嵌めてストリップショーの光景をしっかり映している。 「半脱ぎの方が興奮する人もいるんだって。足開き辛くなるから、俺としては脱いでくれたほうがらくだけどね。特に今回、これ撮りながらやるんでしょ?……まあ、見所ありそうなとこは見える位置に設置すればいいか」 そう言ってから一度鏡沼の姿が映る位置にそれを置いて、自分も上のボタンを外しはだけ出す。ベルトを脱ぎながら、それは何の予兆もなく起こる。 何も服用していない筈なのに、あの日に近い──けれど、それだけではない、高揚と感度が、ゆっくりとダイアルでも回すように徐々に上げられていっている事に、身体の異様な変化に気付くだろうか。 最も、勘が良すぎて逃げ出そうとするなら、すぐに両足を掴んで馬乗りになるだろうが。 (-96) poru 2021/09/25(Sat) 3:00:35 |