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【人】 花信風 トット「…………あれ? そーじゃん テラいない」 「……………………イシュカもいない?」」 いつもの席に座ったトットは、周りをキョロ、と見回した。 同じクラスの子が居ないのは、少し噂を身近に感じて……眉を下げる。 トットのトレイにはヨーグルトとオレンジジュースしか乗っていない。 小さな器に入ったそれを、少しずつ、少しずつ食べている。 (1) susuya 2022/05/02(Mon) 21:16:02 |
【赤】 花信風 トット/* ひええ……ひええ……怖い……。こういうことになるのですわね…………(初心者顔) おそらくみんなビックリしている ビックリ……。 who! いかがなさいましょう!トットがお振りしましょうか! (*2) susuya 2022/05/02(Mon) 21:24:03 |
【赤】 花信風 トット/* こわいものがいっぱいあってこわい!!!! しかし……やらねばなるまい ではwhoを振りますわよ〜〜〜〜っ フンッ!! <<ラピス>>who (*4) susuya 2022/05/02(Mon) 21:35:08 |
【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット「えっ」 明らかに腰が引けた。 わかってる。無視は許されないことくらいは。 しかし──大人とは言え怖いものは怖い。 不審者なんて出てきて立ち向かう術を教わっている訳ではないし、なんせこの繊細臆病男となれば尚更だ。 「……誰だよ……いや知らない奴だろうけど…… むしろお前が知ってる奴の方が少ないんじゃないか?」 はあ。渋々と言った息を吐いて、 「どこだよ」 と、振り解く事なく貴方に先導を任せる事だろう。 (-8) poru 2022/05/02(Mon) 21:47:06 |
【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカ「わかんないけどおとなだったから」 「やだとおもって」 「おれかおひろいもん……」 明らかにしおらしい割に意地は張る。 「ん」と一言、小さな手が貴方の腕を引いた。 引く力は弱く、でも握る力は強い。 向かっていくのは、いつもトットがいる園芸部の区域の奥。 畑までなら、夜中に忘れ物を取りに来た時にでも見たのかと思えるかもしれない。 けれどその奥へ踏み入る事は、他の者もあまりないだろう。 その先には森があるから。 人気がない。 夕暮れの薄暗がりは青を纏って木々の間をまた静かにする。 二人の息遣いと、足音ばかりが聞こえる。 貴方が歩みを止めるのであれば、トットも歩みを止めるだろうが。 (-10) susuya 2022/05/02(Mon) 21:59:35 |
【赤】 花信風 トット/* エルナトくんはクロノさんが行く、了解です!がんばれ〜〜っ! バラ二くんはどういたしましょう。わたくしはどちらでも構いませんわ!ラピスさんの方で交流はありまして? なければfoutuneで大きい数値出した方が迎えに行くでもRPで決めるでもアリかもしれませんわね…… (*12) susuya 2022/05/02(Mon) 22:04:52 |
【赤】 花信風 トット/* はっ 言われてみればそうだ…… そのとおりですわね!では沙汰があり次第という感じということですね 私も未来を見据えるやつをやります フンッ!! 5 (*15) susuya 2022/05/02(Mon) 22:35:11 |
【赤】 花信風 トット/* 卓じゃ一生出ない数値をここで出すな高校 校歌斉唱 ァ〜〜〜〜〜〜なるほど!?!? オオ 難しい(ろくろ) とりあえずもし迎えに行く事になればこれは……ラピスさんという事で大丈夫でしょうか!! (*16) susuya 2022/05/02(Mon) 22:37:18 |
【人】 花信風 トット「……………………。」 皆の様子を何も言わずに眺めていた。 配膳の手伝いにも行こうと思ったが、腕が重たくてやめた。 ヨーグルトをやっと食べきった。 フルーツでも取りに行こうと思って、またやめた。 隣の不安な顔をしている子に話しかけようと思ったけど、やめた。 「んー」 「おれげんきないのでかえるね!!」 声色はいつも通りだ。 ひいふうみい、薬を飲んで席を立つ。 (13) susuya 2022/05/02(Mon) 22:55:20 |
【秘】 花信風 トット → 充溢 バレンタイン「お〜〜はよ」 朝食後の時間、どこかの話。 トットは貴方の元を訪ねてきた。 右手にやや大きめの紙袋。 食堂では元気がないと言っていた少年は、見るだけであれば平常だ。 ただ昨日と違う点があるとするならば、腕に巻かれた包帯が新しくなっていることか。 (-17) susuya 2022/05/02(Mon) 22:58:55 |
【赤】 花信風 トット/* 合点承知之助でございますの!向こう側からのアプローチが無い限りは噛みのみ!5メガネ覚えましたわ! (*19) susuya 2022/05/02(Mon) 23:02:09 |
【赤】 花信風 トット「…………よ!ラピス!」 ひょこり、教室へと顔を出す。 やって来た少年は、小さな紙袋を二つ抱えてここへ来たのだった。 椅子に座って、黒板に書かれている文字を見ればニコリと笑いかけた。 ──明らかに覇気がないのだが。 「おれがんばりました〜。ちゃんとおしごとした」 「たいへんきのどくだが……いたしかたないこと」 (*22) susuya 2022/05/02(Mon) 23:07:32 |
【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット「えぇ……別学年の先生かなんかじゃ?」 「怖いなら放っておきゃいいのに、 何で見にこうとするかね……」 ぶつくさ言いつつも、 まだここは普段昼でもくる場所だ。 1人なら面倒で帰っていたかもしれないが、手を握られる事は余り慣れなくて、しがみつかれている感覚にも等しい。 「……さすがにこの先は……」 園芸部の奥をさらに気付いているのを見て、思わず足を止める。……記憶通りならこの先は森だ。 大人と言えど元生徒となれば、森に対する嫌な噂も、実際帰ってこなかった存在も、幾らかが判明した今でも尚、謎のまま失踪したものも多い忌み深い場所だ。 酷く不気味な場所なのは嫌というほど知っている。 「……本当にこんな所にいたのか?」 まだここは森じゃないから。 園芸部の奥であって、完全な森ではない。 だからもう少しならいけるだろうかと言う……無意味で愚かな無防備さのまま進もうとした。 (-18) poru 2022/05/02(Mon) 23:10:06 |
【赤】 花信風 トット「クロノもお〜はよ。…………、……」 「だいじょぶだいじょぶ。こわがらないでよ」 「かみさまなんていないよ。いてもおれらのことゆびさしてわらってるだけ」 「わざわざこどもさらうなんてしないでしょ。おとなじゃあるまいし」 そんなことを言って、クロノの背中をトントンと優しく叩いた。 (*23) susuya 2022/05/02(Mon) 23:10:10 |
【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカしおらしさとは反面、進む足取りは小さいだけで臆面が無い。 迷わず進む姿は人を案内するには相応しいが。 貴方が足を止めればトットも止まって振り返る。 森と貴方を交互に見て、明らかに困った顔をした。 「こわいよね……?」 「もりだし」 「いたんだよお……いたから、その」 「かみかくしのことおもいだして」 「あるじゃん うわさ」 「……ジャステシア、いないかなって」 そーおもったの。 そう言って、貴方が再び進む気になればその先へと足を運ぶ。 薄気味悪いのはそうだ。 黒い影みたいになった木々が先の風景を埋めて見えなくしている。 進めば月なんかは背の高い木の葉に隠れて見えなくなってしまう。 木漏れ日のように光を落とすには月の輝きなんて心許ない。 普段のトットなら怖がって貴方にしがみつくような場所だろうに。 「ここらへん」と振り返り止まったトットの表情には、先のようなしおらしさはもう無かった。 笑顔だ。 (-23) susuya 2022/05/02(Mon) 23:22:00 |
【赤】 花信風 トット「べつどーたいってやつだ」 「ほかにもおれたちみたいなやつがいるってゆーのも なんかちょっとかわいそうだな……」 珍しく眉を顰めて、黒板の文字を視線でなぞっていく。 「でも、やらなきゃいけないもんな」 「…………おれ、ふたりがひどいめにあうのやだしさ」 「そりゃみんながひどいめにあうのもやだけど」 「……………………」 ここまで言うと黙ってしまって、拗ねたような顔で机に頬杖を付いた。 (*26) susuya 2022/05/02(Mon) 23:28:24 |
【赤】 花信風 トット「クロノが行く? んじゃーおれおうえんしちゃお」 「なんかあったらてつだうから! ……て、ゆーのと」 「これはラピスもなんだけど」 そう言いながら、自分が持ってきた紙袋二つを それぞれあなたたちに差し出した。 「えとね」 「けがにきくやつ」 「…………なにあるかわからないとおもって」 「もってきた」 紙袋を開けば……花弁だ。 花の種類はまちまちでいずれも茎や葉は無く、瑞々しく色とりどりの花弁が袋の中を埋めている。 「えと つぶしてきずにすりこむとか」 「おちゃにするとか」 「それできくから。そういうやつ」 (*29) susuya 2022/05/02(Mon) 23:51:53 |
【赤】 花信風 トット「じぶんでつかってもいーし、ほかのひとにもつかっていいかなって」 「なくなったら、いつでもわたすから」 「いってね」 「くすりみたいなもんだとおもって」 (*30) susuya 2022/05/02(Mon) 23:54:03 |
【赤】 花信風 トット二人の笑顔を受けて、トットもはにかんだ。 そう、備えあれば憂いなし。 なにかがあるとないとでは、気持ちも状況も違うから。 安心材料とも言えるかもしれない。 頭を下げたクロノに、「うん!」とガッツポーズ。 それから、ラピスと一緒に手を振って見送るのだった。 「んふふ。おれのはななの」 「よろこんでもらえたらおれはうれしい」 (*35) susuya 2022/05/03(Tue) 0:18:16 |
【秘】 ライアー イシュカ → 花信風 トット「……?」 露骨に訝しげな顔をした。 怖いのに変に明日じゃなく今日行く事にこだわるし。 つい宣告は全く動じないで言い返して来たのに、 何故か足を止めただけで困り顔をするし。 そもそも、 「──ジャステシアなんて、」 「何でそんなわかり切った事、聞くんだ?」 “何でそんな質問をしたのかがわからない” それがありありと出た顔で、 歩きながらついぞ答えが出なかった事を問いただす。 最も、その頃にはもう。 あなたが笑顔を向けてる頃だっただろうけど。 「……なに?……お前、まさか」 幾らなんでも、ここで笑顔は明らかに不自然だ。 その上で何をされたか思考するのが怖い。 だって、考えた所でどうせ手遅れだろうから。 (-35) poru 2022/05/03(Tue) 0:53:56 |
【赤】 花信風 トット「え! これねえ」 「これねー」 「えっと」 謎に言い淀んだ。腕を摩り、視線を泳がせる。 「そういってもかごんではない」 「というか」 「んー。そうです……」 結論まで変に遠回りをした。 (*37) susuya 2022/05/03(Tue) 1:10:57 |
【秘】 花信風 トット → ライアー イシュカ「んふ」「あのねえ」 「イシュカが来てくれて、ほんとうによかった」 そう、笑顔だ。いつも通りの笑顔。 今この場に、自分たちの周りに、『おとな』が何人も居ても。 「イシュカがおれとてをつないでくれてよかった」 「おれのはなしをきいてくれてよかった」 「おれのこと、しんじてくれてよかった」 一人の大人がトットに歩み寄った。 トットの頭を撫でて、頬にキスをした。よくやったねと褒めた。 その全てをトットは同じ笑顔で以て受け取った。 他の大人の気配もある。視線もある。けれどそのほとんどは、貴方に注がれる。 「ねえイシュカ。きてくれる?」 「いまきたらたぶん んーと」 「…………」 「いたいこととか」 「あんまされないとおもうけど?」 おとなの腕を抱いて、首をかしげるトットの声音はやっぱりいつも通り。 いつも通りだ。 そうでなくちゃいけない。自分の役目はこれだ。 そうでなくちゃいけないんだ。自分の事を悪者だと思ってくれればいい。悪者なんだから。悪者。悪者。悪者なんだよ。我慢しろ、我慢、我慢、我慢、我慢、 (-41) susuya 2022/05/03(Tue) 1:25:40 |
【赤】 花信風 トット書いては消しての繰り返しを見届けて、出来た文字列を見ればぶんぶん頷いた。 「そうそうそう」 「そうです。おれのはな」 「でもえんりょしなくていいから!!いつでもあげるからね」 「いつでもあげられるので!」 そう言うと、トットもぴょんと席を立つ。 おれもまたあした!と言いながら教室を出ようとして、 「ラピス」 振り返らないまま、一言だけ。 「くるしいね」 ……振り返らずに、そのまま教室を出たから。 貴方が返事を書き記したかどうかも、どんな反応をしたのかも、トットはきっとわからない。 (*39) susuya 2022/05/03(Tue) 1:32:39 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 花信風 トット「……おはよ、トット……」 まるで睡魔にでも取りつかれてるみたいに、 頭を重そうに傾けながら挨拶を返す。 閉じていた瞳を薄く、まだ睫毛がカーテンをかけるほど、 ほんの少しだけ開けて、袋を、あなたの顔を見て。 「……何か、用事?」 いつも以上に低くゆったりした声を出した。 (-60) backador 2022/05/03(Tue) 9:58:04 |
【秘】 花信風 トット → 充溢 バレンタイン「きのうよりすっごいねむたそうだな……」 昨日より凄い眠たそうだな、と思ってそのまま口から出た。 寝起きかはたまた半分寝ているかのようにも感じられなくもない。 用事かと問われれば、「ん!」と紙袋を持ち上げる。 「きのういってたはな、もってきた」 「けど〜」 「……いまあげてもだいじょぶ?ねむい?おれおへやまでおとどけする?」 少し心配そうに眉を下げて笑って、首を傾げてあなたの顔をのぞき込んだ。 (-61) susuya 2022/05/03(Tue) 10:13:42 |
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