【独】 一匹狼 “楓”/* ところでデフォルト票が自分だったんだけど みんなそうなのかな この国、デフォルトってどこにセットされてるんだっけ…… (-28) Siro_neri 2023/03/09(Thu) 8:37:39 |
【人】 一匹狼 “楓”[椿の姿を見つけて声をかけた後、階段を昇り2階から屋根裏へ向かった。 寝室へは随分長いこと入っていなかったような錯覚に囚われた。 屋根裏で着替えを探してはみたが、あまり変わったものを身につける気にもならず、選んだのはダークグレーの半袖ポロシャツと色落ちしたジーンズ。 まっすぐバスルームへと戻り、手短にシャワーを浴びた。 鏡は見なかった]** (21) Siro_neri 2023/03/09(Thu) 10:22:46 |
【赤】 一匹狼 “楓”[いっそ、恐ろしいのを耐えて死を選ぶべきなのだろうか。 これまで何度か思い浮かべては放り捨てている考えがまた浮かび、その度についてくる理不尽さもまた覚えた。 生きてはならない種が存在するなら、なぜ、生み出されるのか。 この世に生み出される以上は、生きていいのではないか。 全ての人に生きる権利があるのと同じように、全ての動物に生きる権利があるはずで、そうなら魔物でも化物でも呪われた獣でも同じように生きていいはずではないのか。 どうすれば希望が得られるか、いくらかでも“正しい”と言える道に近づく可能性はあるのか。その答えなど出そうにないけれど、少しでもマシな道を選びたいという思いはあった。 それが純粋に楓の心の中から出でる思いなのか、彼女の祈りが届いた結果なのか>>*6、はっきりと知れる機会は無いかもしれないが] (*8) Siro_neri 2023/03/09(Thu) 15:09:37 |
【人】 一匹狼 “楓”[バスルームから出ると食事の用意ができていた>>22。着替えを片づけるのは後回しにし、まっすぐにテーブルに向かった] いつもありがとな、椿。 肉は今はいいかな……、それよりパンと…… [温かい飲み物をリクエストしようとして、茶が用意されているのに気付き、席に着いて手を伸ばす。 先刻感じた独特の香気はこれらしい。物珍しげに口に運び] ……飲み物の香りじゃない気がするな……これ。 [苦手な匂いでこそないのだが、言った通りの違和感に首を傾げることになった。 そのあとはゆっくり食事の時間を過ごすだろう。この時間では朝昼兼ねたものだろうか]* (23) Siro_neri 2023/03/09(Thu) 15:09:56 |
【赤】 一匹狼 “楓”[のんびりとした日常風景。 今を逃したら二度と得られないかもしれない稀少なもの。 楓にとっては現実逃避でしかなくとも、もう少し楽しんでいたい気持ちもあった。 今日の夜が明ける頃には、どちらからともなく元いた場所・時間へ戻ることになるだろう。楓がそのことに気付くことはないかもしれないが]** (*9) Siro_neri 2023/03/09(Thu) 15:10:36 |
【独】 一匹狼 “楓”/* >>*9 三日月の夜にたどり着けなくない? とは思ったんだけど 明日までもつ気がしないんだよなこいつら…… (-39) Siro_neri 2023/03/09(Thu) 15:11:42 |
【赤】 一匹狼 “楓”[シナモン・シュガーを振ると言われてもどうにも風味が想像できず、やはり彼は首を傾げるばかり。>>*10 ならば試してみるのが早かろうが、あいにく甘味をとりたい気分でなく、謎が残されたままとなった。 せっかくパンに添えてもらったマーマレードも味わわないまま、バターだけで食べていた] 椿って……あいつと二人で暮らしてた、んだっけ。 どんなところでだったんだ……? [彼女の生活に少し興味が湧いて尋ねてみたが、答えは得られただろうか。彼に無理に聞き出す気は無かった。別の話題に変わっていっても引き戻しはしなかっただろう] (*12) Siro_neri 2023/03/09(Thu) 18:55:16 |
【赤】 一匹狼 “楓”[共に食事をし、食事を終えてからもなんとなく場に留まり、取り止めもない話題をのんびりと交わしながら過ごした時間は、随分と長かったようだ。 合間に何度か茶を淹れ直してもらったこともあったかもしれないし、途中で食器を洗って片づけたりもしたかもしれないし、話す場所を移したこともあったかもしれないし、ずっとその場にい続けたのかもしれないが。 “二人暮らしの休日の一幕” この時間だけを切り取れば、そうも思えるものだった] (*13) Siro_neri 2023/03/09(Thu) 18:55:29 |
【赤】 一匹狼 “楓”[そうして昼過ぎ。これから太陽が傾いていくのだろう、けれどまだ夕暮れまで間がある頃合いになって、彼女の呟きがあった。>>*11 ずっとここにいること。 旅に出ること。 そのどちらも彼女の望みなのだろうか。 もし『一緒』を望んでくれるなら── 昨夜巡らせた思いが浮かぶ>>2:*33] 行くか? 一緒に。狼の国探しの旅。 [戯れのつもりで問い返し、彼女の様子を窺った。 今すぐここから旅立つのはあまりにも現実味が無かったが……。今二人で過ごしている時間が本当に夢なら、目覚めた後に彼女の元へ向かってみようか──時が過ぎる間に、そういう考えが楓の中に芽生えていた。 “狼の国”は言うなれば、椿と共に過ごしたあの遊戯の中で楓が作ろうとしたものだった。それが現実に作り得るものなのかどうか、探し求めてみるのも一興だろう。見つかっても見つからなくても、変わらないつもりの暮らしの中で罪を塗り重ねるより楽しい気がしていた]** (*14) Siro_neri 2023/03/09(Thu) 18:56:22 |
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新