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【秘】 銀の弾丸 リカルド → 花で語るは ソニー「匂いが気になるか。 ……何、一人瀕死の男の手術をしてきただけだ」 俺は医者並の腕があるんだよ、と嗤う。 だからやるべきことはやってきた、という顔だ。 「気が変わる前にやらないと、俺とて何をするかわからんぞ?」 耳たぶを好きに触れられようとも、タイを外されようとも抵抗はせず。 飲みかけの酒をそろりとテーブルに置いた。 首筋まで官能的に撫でそわされた手付きが、ぞくりと肌を刺激してきて、ふるりと震える。 「そんなわけないだろう……俺は。 別に、嫌ではなかった」 言われるがまま、口をあけ、何かを待つ、 なにか音が聞こえたけれど、気にもとめない。 何を飲まされようと、今日は受けるつもりだった。 「お前の私怨も、想いにも、最後まで付き合ってやる。 だからもう……俺で最後にしろ。全部、受け止めてやる」 誰が受け止めてくれずとも、俺であれば、好きなようにできるだろう? (-44) eve_1224 2022/08/20(Sat) 21:55:33 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 花で語るは ソニー/* ロールの最中にすいません。 死亡報告書を書かねばならないので、死因はどうするか話し合えればと思います。 こちらは、特に抵抗する素振りは見せませんので、好きなようにしてもらえればと思っています。 (-47) eve_1224 2022/08/20(Sat) 21:57:13 |
【秘】 花で語るは ソニー → 名もなき医者 リカルド/* お疲れ様です。強い筋肉の描き方です。 一応死亡状況の筋書きはあるのですが、程度問題的に受け入れられない部分があるかな……と思い、 数パターン用意させていただきました。 選んでいただいたものにそってロールも合わせる予定ですので、 リカルドさん側の状況や都合を加味して選んだりアレンジしていただければ幸いです。 また、どれも蘇生される可能性を加味しているものですが もしエピローグ開始時に蘇生された場合にはその過不足相談していただいても大丈夫です。 1.交渉中の死 死因:自動拳銃による射殺、頭部を狙ったもの 遺体の様子:こちら側で遺体はある程度不自然ないようにした後、衣服を着せたものになります。 交渉の際に相手とのやりとりが決裂したなどの理由で死んだように見せかけたものです。 手には拳銃が握られており、握った手元に硝煙反応が確認されます。 2.闇討ち 死因:自動拳銃による射殺、頭部を狙ったもの 遺体の様子:こちらは遺体を清めたりせず、情事の痕跡の残ったままの状態になります。 状況証拠的には、VIPルームでの性行為のあとにその相手or第三者に撃たれて死んだように見えるかと。 司法解剖などを行えば、消化管からセックスドラッグ(初日に購入したものです)が確認されるでしょう。 また、手には拳銃が握られており、握った手元に硝煙反応が確認されます。 3.薬物投与 死因:薬物の過剰摂取とアルコールによる急性中毒、心不整脈 遺体の様子:上記と同じく、情事の痕跡の残ったままの状態になります。 性行為の際にセックスドラッグとアルコールにより絶頂と共に死亡した、ように見えます。 遺体の様子自体もあまり綺麗なものではなく、争いの形跡は無いものとなります。 また、リカルドさんの衣服からは普段携帯いただいているものとは別に拳銃が一丁混入しています。 たぶんこれが一番不名誉なものになると思うので、無いかな……と思いつつ一応添えておきます。 どちらかというとアレンジの際の参考文献として書いたものになりますね…… (-65) redhaguki 2022/08/20(Sat) 22:30:14 |
【秘】 花で語るは ソニー → 名もなき医者 リカルド/* 発見場所は共通して、このクラブのVIPルームとなります。 また、握らせた/懐に忍ばせた拳銃はマウロを撃ったものであり、 なおかつ初日に購入したもの=リカルドさんが取り扱っている商品となります。 照合すれば彼の体または撃たれた場所から回収された銃弾と一致するでしょう。 不明点や訂正したい点、要素の追加/削減など、お申し付けいただければこちらも考案いたします。 悔いの無いよう、一緒に考える材料となりましたならば幸いです。 (-66) redhaguki 2022/08/20(Sat) 22:31:41 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → 花で語るは ソニー/* もったいないおばけです。 案それぞれ読ませていただきました。 マウロ殺しまで押し付けられててひどくて笑っちゃった(最高ですね) 3も大変に良いかと思いますがツィオが泣いちゃうので。 2を選ぼうかと思います。 性行為の後は残しましょう、そうしましょう。 そのような感じで報告をあげます。 ロールの方はどうぞ最後までお付き合いください、よろしくお願いします! (-74) eve_1224 2022/08/20(Sat) 22:52:58 |
【秘】 花で語るは ソニー → 名もなき医者 リカルド/* 凶器の偽装の為だけに貴方の元から銃を買い付けました マジで悪い ボケナス 改めてお引き受けいただきありがとうございます。 こちらこそ、引き続きよろしくお願いいたします。 (-76) redhaguki 2022/08/20(Sat) 23:00:54 |
【墓】 名もなき医者 リカルド本名:リカルド(Ricardo) ※孤児のため姓はなし。名前は変えきれなかった。 死因:自動拳銃による射殺、頭部を狙ったもの 発見場所:とあるクラブのVIPルーム 遺体の様子: 服は乱され、体内に性行為の痕跡を残している。 VIPルームでの性行為のあとにその相手or第三者に撃たれて死んだように見えるだろう。 司法解剖などを行えば、消化管からセックスドラッグが使用されているのを確認できる。 また、手には拳銃が握られており、握った手元に硝煙反応が確認された。 その拳銃は、リカルドの密輸業者で流通しているものであり、 マウロを撃ち抜いたとされる弾とこの拳銃の線条痕は一致するようだ。 (+6) eve_1224 2022/08/20(Sat) 23:14:23 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → 無風 マウロ『 Caro マウロ お前が今この手紙を読んでいるのなら、きっと俺はこの世にはもう居ないのだろう。 入れ違いになってしまい、すまない。 ちゃんとアイツと話が出来たかはわからないが、これ以上の被害が出ないよう努力はしたつもりだから許せ。 こんな手紙を遺す事自体、お前は怒っていそうだが必要なことだからちゃんと読め。 俺は、あのクソみたいな家に養子に迎えられてから、医術の知識を叩き込まれた。 何かのためにとノッテに拾われてからも腕は磨いていたが……こんな所で使うことになろうとは思ってもいなかった。 お前の手術は無事に成功したが、絶対に無理はするな。 お前は今極度の貧血状態であるし、痛み止めと点滴がないと起き上がるのも苦しいだろう。 無理して動けば死にかけが本当に死んでしまうからな、絶対に守れ。 それから……自惚れではなく、俺は組織の幹部候補であり、上納金の金額はトップクラスの男だ。 それは巨大な密輸組織を有しているから、それに他ならないが……、 俺が死んだとあっては、組織が瓦解する。 それだけは絶対に防がなければならないし、乗っ取ろうとする腐ったやつもいるだろう。 だから、この組織はマウロ、お前にくれてやる。 地下の医療施設だけは、上司に託してあるから心配しなくて良いが、壊さないように頼むぞ。 精々上手く使って、上に、メイドマンにのし上がれ。 そうして俺と、ツィオが見ていた景色をお前も手に入れてくれ。 俺の、永遠の友よ。 俺はちゃんと、いつでも見ている。 da リカルド 追伸:ラウラと上手くやれ、もう泣かせるなよ。』 (-84) eve_1224 2022/08/20(Sat) 23:23:00 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → 無風 マウロこの時は、 まさかラウラと上司まで同じ日に死亡するなんて、思ってなかったんだ。 (-85) eve_1224 2022/08/20(Sat) 23:23:47 |
リカルドは、匿った自室にマウロに置き手紙をしていた。 (c8) eve_1224 2022/08/20(Sat) 23:33:41 |
リカルドは、この時はまだ、ラウラや上司まで同じ日に死亡するなんて、知らなかったんだ。 (c9) eve_1224 2022/08/20(Sat) 23:34:21 |
名もなき医者 リカルドは、メモを貼った。 (c11) eve_1224 2022/08/21(Sun) 0:05:19 |
【秘】 ”復讐の刃” テンゴ → 名もなき医者 リカルド「…どいつもこいつも。どうしてそう生き急ぐかね。」 ため息を一つ零した。 こうなったら聞かないのは彼も、友も同じこと。 「ヴェネリオと同じだな。お前さんらはよく似てるよ。」 嗚呼、本当に。 最後まできっと彼らは一緒なのかもしれない。 「そいつの中身は茶だ。笹の葉を使った茶でね。甘いのが苦手なお前さんでも飲める筈だ。疲れた時に飲むと良い。」 先の質問の答えを漸く返してから、手をひらりと振って。 「そんじゃ、俺はお邪魔になる前に暇を頂戴するとしよう。」 (-104) ぴんじぃ 2022/08/21(Sun) 1:16:33 |
【秘】 花で語るは ソニー → 名もなき医者 リカルド「アンタの立場って、そんなことまでしなくちゃならないの? 出世頭の扱いだったって聞こえてくるけどね。それとも、それがお気に入りられなのかね」 意外だとは感じたものの、思い当たるなにかというのは今はまだ、無かったらしい。 それに気づいていたなら何か変わりはあったかもしれないが、さして伝えるべき話でもないだろう。 解いたタイを片手にくるりとまきつけ、ジャケットとベストの釦を外して肩をぬいていく。 いつかの時にも同じことをしたのに、まるで勝手も手付きも違う。 ただただ情交を想起させるだけに留まっていた時よりもずっと手の平は膚に張り付き、 アルコールの摂取の為に上がった体温が僅かに掌を湿らせる。 それがまた乾いた皮膚とはずいぶんと違う密着と、人間の気配を神経を喚起させるようだった。 シートから錠剤を外す音。死角にあった片手に錠剤をいくらか握り込む。 本当は隙を見てそれを飲ませるつもりだったのだろう。唯のお楽しみなら、不要なもの。 されど最終的に至る目的の為には、相手を弱らせる必要があった、それまでだった。 それが、耳に聴こえた囁きのために動きを止める。僅かに顔を離し、見合わせて。 → (-115) redhaguki 2022/08/21(Sun) 2:23:10 |
【秘】 花で語るは ソニー → 名もなき医者 リカルド「――私怨も、だって?」 反射光と間接光に照らされる顔が、一層暗く陰になった錯覚さえあった。 せせら笑うような声は一瞬、強い怒気を混じらせて震え、 首のあたりで未だきっちりと締められたシャツの釦を外していた手はほとんど反射的に、 相手の首に指を掛け、締め上げるように掴んだ。ほんの一瞬、一瞬のことだ。 「調べたのか? それとも、ああ! あの人に聞いた? そうだよなあ、アンタはお気に入りだもんな。それくらい聞かされて当然か。 オレのことを話して、それで面倒な生き物の飼い馴らし方でも教わったわけ?」 瞋恚、或いは悋気。歪んだ口角に乗せられた激情はおよそ尋常のそれではなかった。 それくらいで相手が怯んだりしないのだとしても、動揺しないのだとしても。 およそ今までの取引の中で、よく変わる表情の内の一片も今とは重ならないだろう。 威圧の為ではない。脅迫の為でもない。意図的に感情を表出させたのではない。 煽られたからカッとなった、そう言うのが一番近いものだったかもしれない。 息を大きく吸い、己を抑え。指の力はすぐに剥がされ、相手の呼吸を阻害する時間は長くはなかった。 己が冷静でないのを自覚して、衝動に任せる自分自身を制止して。 それでも相手を改めて見るジェイドの内側には、凍りついたアイスブルーがあった。 「……ああ、もう。いいか。 全部受け止めるっていうのなら、そうしてよ。リック」 舌の上に乗せるように錠剤を口に含む。溶け出す前にすぐさま、相手の唇に己のそれを合わせた。 唾液の絡んだ舌がぬるりと粘膜の内側を撫ぜ、下顎に寄り添っているだろう舌を掬い上げる。 舌下に、パステルカラーの薬がねじ込まれる。自らに影響を及ぼすのも構わず、唇を食んで閉ざす。 メタンフェタミン、MDMA、カフェインの混合剤。発汗や喉の乾き、性欲の増進と勃起不全。 共感性と多幸感が脳を占め、神経への刺激を過剰に増幅させる。 瞬時には効かずとも、舌下から吸収されれば自ずと変化を感じるだろう。 (-116) redhaguki 2022/08/21(Sun) 2:23:30 |
【秘】 デッド・ベッド ヴェネリオ → 名もなき医者 リカルド―――……ック…… ―――…い、リック……!! 「起きろ馬鹿野郎、あんなけ言って死んでんじゃねえか」 「だらしないやつめ。 どんな色っぽいことに逢わされたんだか」 確かに聞こえる聞きなれた声。 あなたが目が覚めると隣には足を組んでる上司がいる。 心地よい静かな揺れで、しっかりしたソファー。 高級車のような空間に二人はいた。冷蔵庫とドルチェにお酒まで備え付けられており、とんだ霊柩車もあったものである。 「目覚めの気分は如何だ? 俺はもう最高だぞ、反吐が出るほどにな」 (-140) toumi_ 2022/08/21(Sun) 13:31:54 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → 花で語るは ソニー「そんなわけないだろう。 俺を引き取った家は医者として有名な家だったからな。 詰め込まれた知識を利用して腕を磨いてただけにすぎん。 この事は、今まで上司にすら一度もしゃべってはいなかったくらいは、秘密裏に準備していたんだ」 一度使えば秘匿も何もない。 ぺらぺらと喋る様は、もう特に隠すこともないと思ってるかのようだ。 ぱさり、と落ちるシャツの音が嫌に耳についた。 張り付いた手は熱くじっとりとしていて、試着室の時とは全く違うということを感じさせてくる。 貴方が懐から出した見覚えのある薬は、間違いなく自分が売ったドラッグだ。 薬に耐性などつけてない己の身体には、さぞ覿面の効果が出るであろう。 ▼ (-142) eve_1224 2022/08/21(Sun) 15:32:51 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → 花で語るは ソニー「―――ぐっ、そ、うだ、私怨もだ」 「どんな私怨かまでは知らん。 上司は、自分の尻拭いをさせてすまないと、言っていた」 「貴様は、あの方に正しく贔屓をされていたはず。 俺がその事を貴様にも、あの方にも言わずにいたのは……そこには情があるのだと思っていたからだ」 首を締められれば流石に苦悶の声を上げるものの、 違うのか? と、真顔の瞳が貴方を捉えた。 自分が、幼馴染達に情があるように、同じような子供を出したくなくて子供に情けをかけているように、 あの方が俺を拾ってくださったように。 貴方にも、心の何処かにそういった物があったはずだと、この期に及んでも信じている。 「貴様を飼いならすつもりなど、ない。 俺がそんなことをしたところで……貴様は救われるのか? ただ、これ以上重ねれば、貴様はどこにも戻れなくなる。 アルバファミリー、とは、大事な家族なのではなかったのかっ」 俺とて、大事な物を傷つけられて、殺してやりたいと思った心を必死に耐えている。 口移しで飲まされてゆくドラッグが、じわりじわりと思考を破壊していくのはまだ少し先のこと。 「は……ぅ、」 持ち前の強い精神力でどこまで耐えれるかはわからないが、 俺が、俺である間は、決して目の前の男を見放さないと、心に誓った。 (-143) eve_1224 2022/08/21(Sun) 15:34:12 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → デッド・ベッド ヴェネリオ何か、名前を呼ばれている気がする。 とても聞き慣れている、心地よくも有無を言わさぬ強さで――― 「…………はっ!?」 意識が覚醒し、周りを見渡せば。 何故か己は高級車の中にいる。 寝かされていたソファーはしっかりとしながらもふかふかで、とても寝心地が良かったように思う、のだが。 「…………、ヴェネリオ、さん?」 何故、貴方が今ここに。という言葉が出て来ない。 いやまてよ。 確か俺は、ソニーと話をつけるためにクラブに行って、 何でも受け止めるといえば薬を強制的に飲まされて、 散々ヤられた挙げ句、俺が売った銃で殺され…………殺…… 「いやっ、ちょっと待ってください。 百歩譲ってここが死後の世界とやらで、高級車に乗せてもらってるのは無理やり理解するとしても……、どうして貴方までここに居るんですか。……幻?」 そんなまさか、なんて思いながら、おそるおそると触れられるのかと手を伸ばしてみた。 (-144) eve_1224 2022/08/21(Sun) 16:06:48 |
【秘】 デッド・ベッド ヴェネリオ → 名もなき医者 リカルドもし事情を知れば酷い死に様だなと笑っていただろうか。 触れられたかもしれないその体に、生きていた頃の熱はもうない。 「幻かもな、だけど俺は死んだ。 大通りで銃撃戦があって打ち所が悪かったんだ」 「そういうことになってる」 視線を向けた男はいつのまにか煙草を咥えている。 そして、一本あなたに差し出した。 (-145) toumi_ 2022/08/21(Sun) 17:05:04 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → デッド・ベッド ヴェネリオ「そういう事、って……」 「ヴェネリオさんが死んでどうするんですか……。 ボスの死以降、貴方がいなければノッテが纏まらない状態だったのはわかっていたでしょう。 俺は貴方に、次のボスになってほしかったんですよ」 だから俺は、命を懸けたのに。 その隣に居ることができなくても、お役に立てればそれでよかった、のに。 あの男に何かが響いたかは今となってはわからないが、それでも憂いを晴らす努力はしたのだ。 「……、いただきます」 死後の世界とはやはり幻みたいなものなのだろうか。 煙草まで吸えるとはなんとも高待遇なものだな、と。 小さく苦笑して、その煙草を受け取った。 「火、おつけしましょうか」 いつのまにか、手の中には大事なジッポが握られている。 (-159) eve_1224 2022/08/21(Sun) 18:57:42 |
リカルドは、なるほど、と呟く。 (c13) eve_1224 2022/08/21(Sun) 20:01:16 |
リカルドは、俺たちが集まったのには、どうやら理由があったらしい。――そう理解した。 (c14) eve_1224 2022/08/21(Sun) 20:02:19 |
リカルドは、「ばかだな、お前は」と、呟いて手を伸ばす。 (c15) eve_1224 2022/08/21(Sun) 20:03:21 |
リカルドは、でもその声は届かない。 ――死者の声は届かない。 (c16) eve_1224 2022/08/21(Sun) 20:04:00 |
リカルドは、その手が触れることも、もうないのだと。悟った。 (c17) eve_1224 2022/08/21(Sun) 20:04:25 |
【秘】 デッド・ベッド ヴェネリオ → 名もなき医者 リカルド「……俺がボスだ? 寝言は寝てから言え。 俺はツィオかお前にやらせるつもりだったぞ」 「火は貰うか、これもどうせ夢だ」 いつ醒めるかわからない、おかしな夢。 二度と起きるはずのない、幻の世界。 「……本気でやり残したことなくなっちまった。 ビックリするほど、未練がねえ。これって冷たいのか? おいていけて精々してるんだぜ、もっと見ていたくはあったけどな」 (-166) toumi_ 2022/08/21(Sun) 20:19:24 |
【秘】 Niente ラウラ → 名もなき医者 リカルド/* もったいないおばけ様こんばんは、おやつはたい焼きです! しんみりして悲しいので死者語りしませんか? そんなお誘いに参りました。 勿論お手隙かつ死者語りに問題なければですが。 問題なければ都合のいい夢のような空間でお会いしましょう。 (-168) sinorit 2022/08/21(Sun) 20:22:51 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → Niente ラウラ/* もったいないおばけです、お誘いありがとうございます。 もちろん死者語り、喜んでお受けしますよ。 死亡ロールをやってるくらいでのんびりしてるのでいつでもOKです、状況描写などもお任せしますのでお好きなように投げて来てくれればと思います。 (-172) eve_1224 2022/08/21(Sun) 20:57:44 |
【秘】 Niente ラウラ → 名もなき医者 リカルド死後の世界なんて、そんな都合のいいものはあるのだろうか。 あるいは今際の際の夢だろうか。 考えたところで分かるはずもない。 考えたところで知れるはずもない。 ならばここが何処かを考えることなど無粋だ。 知らない場所。何も無い空間。 あるいは、望むものが存在する夢の世界。 そんな場所で、女は目を覚まし 過ごしていた。 「────……」 誰かと語り終えた後か、あるいは前か。 僅かに甘い香りを纏わせて、ぼんやりと 歩き続ける。 さて、貴方の姿をどこかで見かけることは叶うだろうか。 この不思議な世界で、託した者と託された者。 皮肉にも同じ日に命を終えた2人が、出会える瞬間は──。 (-184) sinorit 2022/08/21(Sun) 23:13:39 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → デッド・ベッド ヴェネリオジッポの火をつけ、貴方の煙草に火をともしてから、自分が咥えた煙草にも火をつける。 二本の紫煙がゆらりと揺らめいて、まるで現実のようだな、と不思議そうに眺めた。 「俺もツィオもボスっていうガラじゃないでしょうに。 俺は貴方の右腕でいられれば、それでよかった」 ツィオにも、マウロにももう触れることも、声をかけることも出来ないのだと悟ったばかりだというのに。 不思議な夢もあるものだ。 それでも、これが最期の夢ならば、貴方と共に在れるのは嬉しいことだと思う。 「……俺は悔いだらけですよ。 ソニーにももう少し言い方があったのではないかとか…… マウロには辛い生を歩んでもらうことになってしまったなとか…… ツィオともう少し話がしたかったとか、色々考えますからね」 (-189) eve_1224 2022/08/21(Sun) 23:42:45 |
【秘】 デッド・ベッド ヴェネリオ → 名もなき医者 リカルド「やるときになったらやれるんだよお前達は……あ?」 「お前、ソニーと何があった。 俺のお気に入りだ、傷つけてるんじゃねえぞ。 大体暗いんだよお前は。 それぐらい、生きて居るあいつらが頑張って解決するだろ。 死んでからしてやれることはない。 生き返る機会が来るまで無駄な事考えてないで切り替えろ」 "ソニー"が暴挙に出た大半の理由を背負っている自覚のある男は、どうも 身内贔屓 だった。"彼"にはあまりみせてこなかったのが、少し名残惜しい。 無駄なことと切り捨てるのも、それ以上悲しんで欲しくないからだ。自分を追い詰めて欲しくない。だが、あえてきになることと言えば―― 「そーだ。お前等……俺の何処が好きなんだ?」 そんな戯言を煙と一緒にはき出した。 (-198) toumi_ 2022/08/22(Mon) 0:35:18 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → Niente ラウラ――男は。 どこか遠くを見つめ、紫煙を揺らしている。 右手に上質な煙草、左手に古いジッポを手にしたまま。 「ここに居ると……皆の声が聞こえてくるんだ」 先程は、ツィオの声がした。 今は、マウロと2人でもみ合ってるのが手にとるようにわかる。 「これが先に死んだものの宿命なんだろうか」 なぁ、どう思う? と、貴方に目を向けた。 (-199) eve_1224 2022/08/22(Mon) 0:39:34 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → デッド・ベッド ヴェネリオ「ソニーはただの取引相手でした。 油断ならないから、俺が必ず直接対応するようにしてた男で」 「それだけ、だったんですけどね」 2人並んで、タバコを吹かしながら。 ぽつりぽつりと会話を重ねる。 あの日あった事は、死に際で報告もできてなかったから、今、初めて話すことだ。 「あれにしてみたら、俺は一番排除したい人間だったでしょう。 何せ大好きな貴方の右腕だったんですから」 「俺は別に、アレに好かれようと思ってたわけじゃないですし。 ただ……私怨も想いも全部受け止めるから、八つ当たりは俺までにしろと言ったんです」 「貴方や、マウロやツィオに、これ以上被害がでなければ死んでも構わないと思ってましたからね」 まぁ、結果このようになってしまったんですけどね、と苦笑する。 マウロならちゃんとわかっているだろうけれど。 マウロ殺しの汚名を押し付けられて、死んだのだ。 「他のものはどうかしりませんが。 俺は、貴方にはどこか人を引き付ける魅力があると思いますよ。 言うことは無茶苦茶でズボラでも、大事な時は守ってくださる。 ずいぶん可愛がられたと思っていますが……、違いましたか?」 (-201) eve_1224 2022/08/22(Mon) 0:52:09 |
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