【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン[もっとと欲しがられるたびに、私の中の何かが疼く。 貴方の持つ美に触れて、己の美を目覚めさせ。 磨いて、深めて。 そして貴方の美そのものを喰らわんとする貪欲さを 貴方へと見せ、注ぎながらも ――求めてやまぬのは、どうしてでしょう。 恋の1つもしたことがなかった女は その理由を言葉にすることはできぬまま。 されど。 欲しがる心のままに、男に抱かれ 己の内側より花開くものを惜しげもなく貴方により磨かれ そしてまた自身で深めていっているのだけは 具に、感じている。] ―― 私も。 貴方が、欲しい。 [女は望む。もっと、と。 もっと。その眼差しに焼かれ、燃え上がらせた火種は潰えるを知らず。 互いの熱を。欲しがる思いをも。重ね、混じりあわせていた] (-0) leaf 2022/11/26(Sat) 8:19:04 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン ―― ……。 [気持ちいい。と思った。 汗ばむ肌と、肌の交わり。魂が混ざるかのように。 女の呼気も、男同様に荒々しく。 されど最初の頃よりもより、深まる色を宿しながら。 言葉を今は発さず。その心地よさに柔らかく笑む顔は 今の体勢からでは見えづらいだろうか。 見えたとしても絹糸のように流れ、褥に散らばる髪から ちらと見える、横顔くらいであろう。 向かい合わせでないのが少しばかり惜しい。 貴方の背に今なら。魂さえも穿ち、捕える爪痕を 残せる気が、して。*] (-1) leaf 2022/11/26(Sat) 8:20:06 |
【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト[時を司る神ほど残酷な神はおるまい。 これほどの『美』を、なぜ今なって与え給うたのか。 触れ合う熱い肌 濡れた絹糸の髪 その隙間から垣間見える横顔 そのすべてが美しい。 どくりと血が集まって、萎え始めていた剛直が再び滾りだす。 何度抱いても抱き足りない。 どれほど喰らっても喰らい足りない。 ───もっと、もっと。 ]私を喰らえ、魂までも喰らい尽くせ。 (-2) F6 2022/11/26(Sat) 8:55:53 |
【赤】 大富豪 シメオン[ズズっと剛直が引き抜かれ、入り口で再び突き入れられる。 剣王とまで呼ばれた男は老いたりとはいえ、未だ体力の底は尽きない。 情欲は萎えるどころか、さらなる飢えを呼び起こす。 ……まだだ、まだ足りない。 もとより満ち足りぬを知らぬ男。 それはこの女も同じとことと男は知っている。 だからこそ今二人はこうして交わっているのだから。 目醒めた女の官能を、艶めく雌性を、男は飽くことなく喰らう。 喰らいそしてまた男は己が官能を高め、獣性を強めていく。 どこまでも喰らいあう獣同士。 荒らい吐息と甘い嬌声が重なってまるで昨夜の演奏のよう。] (*6) F6 2022/11/26(Sat) 8:56:15 |
【赤】 大富豪 シメオン[男は女の体を引き起こす。 胡座を描いた自身の上に座らせて女を下から貫き突き上げる。 女の背中と己の胸を触れ合わせ、激しく女の体を揺さぶる。 何度も吐き出した精と、止めどなく溢れる女の蜜が接合部から漏れ出て男の下半身とベッドを濡らす。 激しい交わりにベッドが軋む。 乱れ舞う美しい女の髪。 覗く、白い首筋に男はまるで唇を押し付ける。 強く吸い付き、あるいは、歯を当てて噛みついたか。 白き肌に赤く、痕がのこる。 その痕を舌で舐り上げ、耳の裏まで舐め上げた。*] (*7) F6 2022/11/26(Sat) 8:56:32 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン[女は、己の内に穿たれた、萎えぬ剛直に笑みを零す。 何度喰らわれ、満ちても足りない。 何度抱かれても、欲しくなる。 その生きざまを美しい。と感じた貴方だからこそ。 魂さえ一欠片も残さず啜り、飲み干してしまいたい。 この男だから欲するのだろう。 誰よりも美しい貴方。経た年は貴方の魅力を損なう処か より女の熱を煽る。 私と貴方との間には覆せぬ年の差はある。 されど、だからこそ。私は貴方に出会えたのだろう。 年をとり、磨かれながらもより貪欲に それを昇華せんとする美しさに 何処までも熱い指先に 触れ合う肌から感じる、貴方に 私は魅了されたのだ。] (-6) leaf 2022/11/26(Sat) 9:50:03 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン[囁きに、思わずきゅぅと雄を締め付ける 正直な私の、躰。] ―――――――― 狡いお方。 言葉1つでも、私を昂らせ、燃えさせるのね。* (-7) leaf 2022/11/26(Sat) 9:52:13 |
【赤】 大富豪 シメオン[後ろから腕を回して女の胎を抱く。 そして、もう片方の手は揺れる乳房へと触れる。 激しかった律動はやや緩やかに変化して、再び互いの熱を混ぜ合わせ、互いの情欲を味わい味合わせる。 既に張っているであろう胸の頂きを摘み上げる。 まるで突き上げる律動は弦を弾くように、そして頂きを摘み上げる指はフレットの様に。男は女のお株を奪うように淫猥な音を奏でる。 美しき音色。 互いの音を共鳴させながら、男は女の音をさらに昇華させていく。 これは、その為の情交。 女神に捧げるための『美』を磨き上げる為の交わり。] (*10) F6 2022/11/26(Sat) 10:31:48 |
【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト[だが、男は今それすらも余計な雑念と思い始めていた。] それほどに……お前は美しい。 [もっと純粋に、もっと貪欲に。 名目などどうでもいい。今は、ただ己の中で滾る熱を女に叩きつけ、己の渇望のまま喰らうだけと。 ……この美しい女をただ欲するがまま。] (-8) F6 2022/11/26(Sat) 10:33:18 |
【赤】 大富豪 シメオン[胸の頂を弄んでいた手が女の白い喉元へ伸びる。 締めることなく緩やかにの押さえるように。 同時に、胎を抱く腕に力が籠り、突き上げる腰使いは激しく強く。 それは男が再び官能の限界にあることを示していた。 息は熱く乱れ、腰が快感に打ち震える。 回した腕が、逃さぬと戒めるように女の胎を強く締め付けて、それと同時に熱い奔流が女をまた満たしていく。 激しく放たれるそれは、剛直が届かぬ奥の奥まで熱を届けようとするかように。*] (*11) F6 2022/11/26(Sat) 10:34:44 |
【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト…これでも……まだ、足りないか? [それは聞く必要のない問い。 聞くまでも、その答えは己の中に既にあるのだから。*] (-9) F6 2022/11/26(Sat) 10:35:26 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン貴方様、こそ。 あなたの、所作――1つ、1つが。私を震わせる。 [美を磨くため、美に触れるため 今はそのような題目も必要のないこと。 渇望するものは、貴方の熱。 貴方の眼差しに、指に、舌に、熱杭に。 ――そこにはただ、欲する心のみが。] (-13) leaf 2022/11/26(Sat) 11:39:41 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン[女は、笑みを湛えて己を抱える腕ごと胎を撫でる 聞かずとも理解している問いかけを口にするあなた 双方が、それが既に己の中にあることを理解している。 ――女は、高揚感を隠しもせずに。] 貴方様と、おなじ。 [それだけで、伝わることもまた*] (-14) leaf 2022/11/26(Sat) 11:40:31 |
【赤】 大富豪 シメオン[男は官能の絶頂その余韻に浸る。 女のその姿、その声、その熱、その美しさに浸る。 腕の中にその肢体を納め、汗に濡れる肌を重ね合わせる。 満たされる飢えと渇き。 獣は暫しの眠りにつく。 それもまた一時のことだが 満たし潤したのはこの女だ。 そして再び飢えと渇きを齎すのもまた……。 ただ、今暫くはこの余韻の中で揺蕩うのも悪くない。 ───腕の戒めは緩く。] (*17) F6 2022/11/26(Sat) 12:26:59 |
【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト[男は人を愛することを知らない。 生死を共にした親友でさえも裏切り、意に沿わぬものを苛烈に追いやる。 かつて英雄の名を得た男の本性その実は、万人の価値観に当て嵌めれば悪ということになるのだろう。或いは、究極的なエゴイストだろうか。] そうか……強欲な女だ。 [男の剛直は薬の効き目のせいか未だ衰えず、男の意思とは関係なく女の中でビクビクと震えている。] 本当に…… [美しい女の名をその耳元で囁く。] (-15) F6 2022/11/26(Sat) 12:28:00 |
【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト[指先が女の顎先にかかると顔を横へと向けさせる。 男はそれを覗き込むようにして。 唇が触れた 深い渇望を一時的にも満たすような肉の交合、 激しく熱を燃え上がらせて喰らいあい、それでも足りぬと女は言うのだ。 己と同じように。 口付けは深く。 男の舌が女の口内へと入り込み、歯をなぞり、粘膜を舐り、そして女の舌に触れ、絡ませる。 互いの唾液を混ぜ合わせて飲み込ませる。 まるで情愛を交わすように、深く深く口付けは続く。] (-16) F6 2022/11/26(Sat) 12:29:36 |
【赤】 大富豪 シメオン[暫しの時を経て男はガウンに身を包んでいた。 もちろん、それは女のものも用意されてある。 これほどまでに激しく交われば、流石の男も疲労の色が見えていて、否応なしに衰えを自覚しないではいられない。] 湯を使おう。 汗を洗い流したい。 [男の屋敷には大きな浴場がある。 はるか昔、男の一族が生まれた地のものを再現したものが。 男は当然のように女へと手を差し出す。 笑みを浮かべながら、来るだろう?と視線だけで告げて。*] (*18) F6 2022/11/26(Sat) 12:35:42 |
大富豪 シメオンは、メモを貼った。 (a5) F6 2022/11/26(Sat) 12:40:05 |
【独】 大富豪 シメオン/* スカリオーネに支援を申し出たのは絡んだ女の子を送り出すルートを構築する為。 美のために行ってこいと。 イルムヒルトにもそうするつもりだったけど。 あれだけ啖呵切られると。 (-20) F6 2022/11/26(Sat) 14:36:14 |
【独】 大富豪 シメオン/* リリーはどうしようかと思っているけど。 ヒーロー役の踏み台にされてもいいんけど、本人の意思で呼ばないって選択をさせるのも美味しいか。 でも本人あまり進める気がなさそうだからこれは杞憂。 (-22) F6 2022/11/26(Sat) 14:37:59 |
【独】 大富豪 シメオン/* 2日目後半にはイルムヒルトとやりたい事はある。 えちえちなものではなく。 魔女に完スルーされているから自力でなんとかしよう。 (-23) F6 2022/11/26(Sat) 14:38:44 |
【独】 大富豪 シメオン/* 剣の設定があるから、当初からイルムヒルトかリリーと強い結びつきができたらいいとは思ったけど。 イルムヒルトが素敵でとても楽しい。 どうやって話にオチをつけようか悩むぐらい。 (-24) F6 2022/11/26(Sat) 14:40:20 |
【独】 大富豪 シメオン/* ファントムにも完スルー決められているからな これを拾ってくれていればリリー挟んでヴィランに徹しても面白かったかもしれない。 (-25) F6 2022/11/26(Sat) 14:44:13 |
【独】 大富豪 シメオン/* リュディガーはえちえちな展開にはならなそうだから孫娘を見守る厳しいおじいちゃんをやろうと思ったのだけど。 と書いて、そうか無理矢理犯されるみたいな展開を警戒されて避けられていたのかと今気付いた。 (-26) F6 2022/11/26(Sat) 14:46:50 |
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