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【独】 掃き溜めの ゾズマ3日目の夜、強大な力の干渉を受けた。 対象:キンウ、判定:人間 わーいビンタだ わーい 虚言のくせに当たってんな…… (-9) DT81 2021/10/21(Thu) 21:11:13 |
【独】 掃き溜めの ゾズマ独り言してる暇があったらロールを返したり表にでたほうがいいと思うんだが、表に出るのはちょっと今のロールおわってからのほうがいい気がするしねむい (-19) DT81 2021/10/21(Thu) 21:53:21 |
【秘】 掃き溜めの ゾズマ → 逃亡者 ポルクス「ひ」 服が、剥がされる。粗暴な少年を被っていた皮と一緒に。 「た、たすけて、──誰か、嫌……!」 ひたすらに、叫ぶ。 涙を流す瞳は未だ恐怖と、そして悲しみに支配されている。 先程まで楽しいハロウィンパーティをしていた空間はどこへやら。 受けて立つなんていって部屋に来た自分が悪いのか。 わたしが、なにをしたというのか。 ──さんざん粗暴な態度をしてきた、日頃の行い? 少年は、あなたの事を好きではないが 少年は誰にたいしてもそうだ。 「ごめんなさい、ごめんなさい、……、離して……!」 暴れる、暴れる、暴れる。泣きながら、目の前のイカレた男を必死で引きはがそうと、暴れる。 己の手が使えないならばと、服をはがそうとする手に力の限り噛みつく。 あなたが怯むのなら、自由な足を使って、また強く、蹴り上げる。 少女とはいえど、そこいらの箱入り娘より力はあるつもりだ。 (-51) DT81 2021/10/21(Thu) 23:42:32 |
【人】 掃き溜めの ゾズマ>>0 >>1 >>2 >>3 三日目ゲイザー 「うぅ、うわあああああん!!!」 「こ、こわ、怖かったよぉ……!もうやだぁ……!なんでぇ!?ちょっとでも悪いことしたなと思ってハンカチ貸したのがいけなかったの……!?わたしが悪いの……?ごめんなさい、ごめんなさい……次こそ殺されるかも……助けて神様……!」 今までの自分の行いなんて棚にあげて。 少年はまるでただの被害者の少女のように泣き叫んだ。 「日頃の行いかなあ……でも、わたしは、掃き溜めのゾズマで……」 この館に来てからずっと、粗暴な少年だった。 ゾズマが今までどんな人間だったかと使用人にでも尋ねれば 誰からも"態度の悪い粗野な子供"と返ってくるはずだ。 幸い、この素性は今この場ではあの死神にしかバレていない。 満足がいくまで泣き続ければ、我に返ったようにかぶりを振る。 → (6) DT81 2021/10/22(Fri) 2:56:43 |
【人】 掃き溜めの ゾズマ>>0 >>1 >>2 >>3 三日目ゲイザー 「……くそ……死神ってマジで殺人鬼のことかよ……なんだよアイツ、……別人みたいになりやがって……今までのは、演技だったっての?」 それはなんだかまるで──なにかを思いかけて 拾い忘れていたナイフを思いだす。血を拭って、懐へ。 「もう今日は散々だ。この館、誰かに関わるとロクなことになんねえ…… どいつも、こいつも……! な…なんなんだよ……くそがよ……!」立ち上がろうとした足が震えている。 なんとか踏ん張って地面を踏みしめる。 「ホントに今度来やがったら、返り討ちにしてやるからな……殺人鬼を殺したって、誰もオレを責めたりなんか、しねえよなあ……?」 ぎりりと拳を握る。ああでも、殺されるところだったのは 本当に怖かった、あれは演技なんかじゃない。 「オレは、力のないただの女なんかじゃないんだ…… 今まで散々虐げられてきた掃き溜めのゾズマなんだから……!」 無意識にぶつぶつと呟きながら、中庭を去る。 (7) DT81 2021/10/22(Fri) 3:01:45 |
ゾズマは、最後に誰もいなくなった庭園で、死神の去った方へ叫んだ「バーーーーーーカ!!!」三日目のことだった (a4) DT81 2021/10/22(Fri) 3:05:02 |
【秘】 少女 ゾズマ → 逃亡者 ポルクス──だめだ、いくら抵抗しても女の身体では男には適わない。 このまま大人しく犯されるしかないのかと、塞がれた手足のままではただただ恐怖で泣き叫ぶしかできない。 この男はここまでして殺意を抱かれたいのか? 「……っ……どうして、どうして、」 突如、解放される。助かった、と一息つければよかった。 けれど、恐怖に苛まれたままの少年の行動は止まらなかった。 一度思いこんでしまうと、簡単には止まらない性質だった。 素早く起き上がり、地に足をつける。 隠し持っていたナイフを、両手に握る。 「どうして、こんなことするんだ……」 「わたしが、なにをしたって言うの……!」 「態度が悪かったから?」 「悪戯を受けて立つなんて言ったから?」 「わたしは、まだ恋をしたことだってなかったのに……!」 被害者面は──あなたに向かって、刃を振るう。 → (-73) DT81 2021/10/22(Fri) 3:31:02 |
【秘】 掃き溜めの ゾズマ → 逃亡者 ポルクス恐怖に苛まれただけの女の力では、それはきっと 致命傷に至るまでにはならないのだろう。 刃が当たろうが当たるまいが、混乱した少女は飛び退き しっかりとナイフを握りしめて部屋から走り去っていく。 「……もう二度と、オレの前に姿を現すな……!」 最後に言い残した言葉がその通りになってしまうなど 今の少年には知る由もなかった。 (-74) DT81 2021/10/22(Fri) 3:37:43 |
【秘】 掃き溜めの ゾズマ → 浮遊想 テラ「ひ」 粗野な少年の形は、大きな恐怖によってすぐに崩れる。 「な」「 んで」「やめ て」 少女みたいにか細い声を零した。 絡みつく寒さが、冷たさが体内にまで染みわたっていく ほろほろと、凍ったような涙がこぼれる。 「さ むい」 冷たくなっていく。青白くなっていく顔、身体 ガタガタと震えながら、ぽつぽつと ずうっとうつろな言葉を零し続けていた。 「なあ死神じゃねえ のに な んでなんでオレこんな寒くて凍えて死んじ まうだろが やめろ、やめろよ、やめ……!」 「や いやだ」 「わ わたし が わるいの?」 「わたし なにも、うそなんてついてない!」 少女には、きっとナニカの声は聞こえていない。 なにか、別の記憶をみている。 (-90) DT81 2021/10/22(Fri) 8:26:05 |
【秘】 掃き溜めの ゾズマ → 浮遊想 テラ「ひどい さむい 」 「見えないの」 「なにも聞 こえないの」「そこにいるんじゃないの」 「なら、どうして?」 「わた、し」 「寒いよ」 「オレは」 「もう」 「しんじゃう」 「こどもの時は見えてたんだ」 「ともだちがさあ」 「わたしは」 「きみは」 「こわいよ」 「あのときのともだちじゃないよね」「メアリー」 「もう みえないんだ」「ぬいぐるみみたいで」 「だから」 「乱暴で一匹狼でだけどちょっと優しいところもあるちょっぴり悪い男の子」 「あたらしい ともだち」「ほんとうにいるの!」 「ああ ちがう」「わたし」「それはオレ」 「あは」 「は」 「 」 「 」 (-91) DT81 2021/10/22(Fri) 8:27:09 |
【秘】 空想少女 ゾズマ → 浮遊想 テラ──と、いう夢を見た。 正しくはどこからが現実で、どこからが夢かもわからなかった。 そうして、少女はその身にひどく寒さを抱いたまま目が覚める。 そこに、今までの少年はいなかった。 抜け殻みたいに大人しくて、寒さに震え、傍らに添えられた テディベアを抱いているだけの。少女だった。 本当だと信じる虚言がいけないことだというのなら これでよかったのかもしれなかった。 (-93) DT81 2021/10/22(Fri) 8:31:36 |
【秘】 空想少女 ゾズマ → 浮遊想 テラ/* …押忍 丁寧な解説感謝だわ!しばらくサムイサムイ山にいます。 強大な力の干渉を受け、無事盛大なる思い込みが解除されました。@ありがとう 夢オチみたいな描写してしまったけど本人が区別ついてないだけなので普通に現実で聞いたり聞いてなかったことにたりして大丈夫です。 テラかわいいわよ!kiss... (-94) DT81 2021/10/22(Fri) 8:41:56 |
ゾズマは、三日目の夜、部屋に戻ったきり次の夕方まで顔を出すことはなかった。 (a9) DT81 2021/10/22(Fri) 17:01:04 |
ゾズマは、目を覚ましてからずっと寒くて、寒くて、仕方がない。 (a10) DT81 2021/10/22(Fri) 17:01:30 |
ゾズマは、その原因を思いだそうとしても、夢なのか現実なのか、わからなくて、けれど、 (a11) DT81 2021/10/22(Fri) 17:01:50 |
ゾズマは、ひとつだけ確かなことを思いだした。 (a12) DT81 2021/10/22(Fri) 17:02:00 |
掃き溜めの ゾズマは、メモを貼った。 (a13) DT81 2021/10/22(Fri) 17:19:17 |
掃き溜めの ゾズマは、メモを貼った。 (a14) DT81 2021/10/22(Fri) 17:19:49 |
空想 ゾズマは、メモを貼った。 (a15) DT81 2021/10/22(Fri) 17:20:40 |
【置】 空想 ゾズマとあるお金持ちの家に、病弱の一人娘がいました。 甘やかされて育ちました。でもお家以外ではうまく人と話せない、よく言えばおとなしく、わるく言えば内弁慶でした。 娘には、幼い頃から他には見えない友達がいました。 ふわふわで、あたたかくて、ぬいぐるみのような姿をしていて そう まるでお話ができるテディベアのような! 兄弟もおらず、外でともだちと遊ぶことも あんまりできなかった娘の親友でした。 だけど時がたつにつれて、娘が成長するにつれて ある日それはみえなくなってしまうのでした。 唯一の友達でしたから、とてもとてもさみしかったのです。 ママは言いました。大きくなると見えなくなるものなのだと。 本当の友達ができたときのために助けてくれた存在なのだと その時娘は、納得して、うなずきました。 きっといつかすてきなともだちができますようにと! (L3) DT81 2021/10/23(Sat) 7:09:59 公開: 2021/10/23(Sat) 7:10:00 |
【置】 空想 ゾズマだけど、娘に友達ができることはありませんでした。 病弱でみんなと同じことが多くはできなかったせい? 世間知らずだからでしょうか? 娘が引っ込み思案だったからでしょうか? 怒ると手がつけられなくなるからでしょうか? きっと、些細なことでした。 でも、娘に、子供とってはそうじゃなかったのでしょう。 せっかく、メアリー<テディベア>がたすけてくれたのに! やっぱり、みえなくなったのは、わたしがわるいの? ひとりぼっちに退屈してしまった娘は そのうち、空想を描き始めるようになりました。 自分とはかけ離れた生活をした男の子と出会う空想です。 ちょっと乱暴で、一匹狼で、だけど優しいところもある。 箱入りはちょっぴり悪い男の子に惹かれるものです。 彼はいつも窓の外をみてばかりの自分のところへ 窓から入って来てくれて。お話をしてくれて。 時々親にナイショで外に連れ出してくれます。 ……空想でした。 (L4) DT81 2021/10/23(Sat) 7:11:24 公開: 2021/10/23(Sat) 7:15:00 |
【置】 空想 ゾズマいつしかその空想の話は膨張していきました。 それを家族や周りの人たちに本当のように話すようになります。 あまりにも楽しそうに話すからでしょうか? 娘に甘い家族はみんな笑顔できいてくれました。 だから、娘は現実よりも空想のことばかり話すようになったのです。 けれど、外のひとたちは違いました。 空想の友達を誰にも会わせることなんてできないですから 娘はやがて 嘘吐き と指を差されるようになりました。嘘なんかじゃないのに、本当に存在するのに! どうすればみんなに知ってもらえるでしょうか そうだ、自分がその男の子になればいいんだ! そうすれば、彼を認識してもらえますから! 思いこんでしまえば、矛盾なんてどうってことありません。 本当は男ではなくても。時々<自分>が出てしまうのも。 わざと、粗末な服を着て、剣の練習なんかもして! そのおかげで体だってつよくなったのですから! 娘はその男の子の名前を、ゾズマと名付けたのでした。 (L5) DT81 2021/10/23(Sat) 7:12:09 公開: 2021/10/23(Sat) 7:15:00 |
【人】 空想 ゾズマ毛布に包まり、ずるずると引きずりながら部屋から出てくるもの。 周囲の様子を伺いながらゆっくりと。まるで布お化けにでもなったかのような滑稽な姿だった。 パーティ会場には、これ以上ないほど目立っていた。 「わたしですか?わたしはお化け……ウソです」 「それより、寒、くて。死ぬほど寒くて……! お酒……飲めばあったかくなるかな……」 使用人の運んでいた酒をもらい、盛大にむせる。 「けほ。うえ、まっず……!みんなこんなまずいの飲んでんの……」 「……今日もだれかいなくなったのかな……」 だからといって、どうしていいのか、わからない。 どこからが本当で、どこからが嘘だったっけ。 こんな時でもお腹は空くから、食べ物を口にするしかできない。 ゾズマ今なんだか、貝殻にこもる生き物みたいだった。 (39) DT81 2021/10/23(Sat) 7:40:11 |
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