情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[|<] [<<] [<] [1] [2] [3] [>] [>>] [>|]
【人】 一二三やっぱり神楽がある日は人が多いな…… 九朗、はぐれたら面倒だ。 先に落ち合う場所決めておこ…ぅ…… [そう言いかけて振り返った場所に九朗の姿はなく。 神社へ来て早々、 速桜ではなく人ごみに攫われた友人に、 男は晴天を仰いで掌で目元を覆ったのだった。*] (0) master 2022/04/11(Mon) 8:00:00 |
【人】 九朗[薄墨神社の境内からまっすぐ伸びるのは、朱塗りの鳥居と神の通り道でもある石階段。 しかしその階段を上るよりも少し手前。 一応は神社の敷地内ではあるものの、神社を囲む堀と桜の内側。 つまるところ神域の外側。 参拝と花見に来た客を相手に方々からやって来た出店や大道芸人で賑わうその場所で。 それこそ、一枚が二枚、二枚が四枚と野太い男の掛け声に合わせて太刀を振るう人形に、九朗がほんのわずか足を止めた隙にはぐれてしまうとは。>>0] どうしましょうか…。 [はて、と首をかしげるものの。 普段なら妙案を授けてくれるはずの一二三が今いないのだ。 念のため四方を見回してみたが、人ごみの中にあっても頭半分飛びぬけているはずの褐色は見当たらず。 懐から懐中時計を取り出して、パチンと開き文字盤を確認する。] (1) tukihami. 2022/04/11(Mon) 8:01:55 |
【人】 九朗[幸い行くところも目的も決まっている。 そして姪が奉納する神楽の時間にはまだ早い。 なら長い石段を上がって御神木の桜を見るのは後にして、堀之内を散策がてら、迷子の友人を探せばいいだろうと。 一二三本人が聞けば「迷子になったのはお前だろう」と声を荒げそうなことを飄々と考えて、懐中時計の蓋を閉じ再び懐へしまった。**] (2) tukihami. 2022/04/11(Mon) 8:02:03 |
天のお告げ(村建て人)[歯車と煙突、 土壁と瓦の間を縫うようにして伸びる支索の下に、 四角い鉄の箱がぶら下がる。 上へ、下へ。 南へ、北へ。 薄紅の衣を纏う榛名を眼下に、 ゴンドラは今日も人と荷物を運ぶ。 神社を囲む堀の内側には見事な桜並木が続いている。 堀之内には花見を楽しむ人があり。 花見客目当てに並ぶ出店があり。 今日を中日として、この三日間は堀之内もにぎやかだ。] (#0) 2022/04/11(Mon) 8:02:48 |
天のお告げ(村建て人)[千年枝垂桜と呼ばれる古木の桜を御神木として戴く 薄墨神社で行われる神事はいくつかあるが、 数えで七つになる少女たちによる奉納舞『姫櫻の神楽』は 一見の価値があるだろう。 なにせこの神楽、次に見れるのは三年後なのだ。 春夏秋冬、一年に四つ演じられる奉納の神楽。 十二の神楽をひとつの流れに見立てているが故に、 来年には桜を題材にした別の神楽が奉納される。 この、榛名以外ではあまり類のない、 薄墨神社で執り行われる祭事の独自性はまた別として。] (#1) 2022/04/11(Mon) 8:03:16 |
天のお告げ(村建て人)[トン、トトン、 シャン、 シャン、トン ――― と、幼い少女たちが白い装束を纏い、 髪に挿した魔除けの鈴と 神楽殿の床板を踏む音だけで舞う姿は 芸事として完成された舞とは異なり、 手に持つ桜の枝もあいまって愛らしくも微笑ましい。 例えそれが、神に奉納されるための舞であっても、**] (#2) 2022/04/11(Mon) 8:05:19 |
【独】 九朗/* どうせなら二十四節気とかけあわせればよかったなどと。 やはり深夜に眠気と戦いながら書くのはいけません。 健康第一です。 でも一度に2つの神楽を奉納するなら、 一年に4回 一度に2つ 3年で24つと、数の上では合うんですよね。 神主、独りで舞いますか。 まほろば衆のソロ演舞みたいな…。 (-1) tukihami. 2022/04/11(Mon) 18:11:37 |
【人】 澤邑おいで、よしよし [ >>#0桜の見頃に催される三日間のうちの中日。子猫と庭の散歩やら、店の前などを共に歩いて数日練習して、今日はとうとう花見をしに行こうと思っている。 毎日半刻ほどだったが、装具をつけられる事に子猫の様子はどうだったろう。外に行けると思えば我慢できただろうか、それとも嫌なことだと覚えていただろうか。 息子がついていかなくても良いかと聞いてきたが、そんなに弱っちゃいないよと答えて。そしたら猫が心配なんですと言われてしまった。しっかり紐は離さないし、雑踏は抱えておくからと言えば安心したようだ。 店の前から墨染神社の方へと足を向ける。**] (3) x13close 2022/04/11(Mon) 18:34:45 |
【人】 虹彩異色症の猫[ 外風の清涼さを覚えたのか、庭を歩かせてからは子猫は外へ出たいと襖を掻く事があった。まだ器用に前足で引戸を開くには至らない。 庭に遊ばせる下準備として装具を身に着けられること、始めは厭う素振りも見せたが、それが遊びの始まりと覚えると、いつか大人しく身に着けられるままになった。 庭で跳ね回るうち、紐の遊びの範囲を覚え、すっ転ぶこともなくなった。初めて街並みに出た時は>>0:68、人混みの騒がしさに怯えて腕の中に蹲っていた。それも暫しの間。やがては興味深げにおずおずと、腕中から人熱れを興味深げに垣間見る。慣れればするりと腕を抜け、肩に登り、頭の上にすら足を掛けて辺りを見回そうとする。ちょうど大人しく腕に収まっている時に、良い子だねえ、とすれ違いざまに声を掛けられれば何処か得意気な顔さえしてみせた。 大きな物音だけが苦手で、近場で耳を衝くような音が立てばその時だけは我を忘れて限界まで紐が張るほど逃げ出そうとした。 けれど概ね装具を着けた散歩には慣れた様子で、今は花見の為の外出に、澤邑の腕の中にちんまりと収まっている。]** (4) ameya 2022/04/11(Mon) 19:11:40 |
【人】 澤邑悪いことを教えてしまった [ こゆきが外の興味深さを知ってしまったせいで、襖をカリカリするようになってしまった。力が足りないせいで開きはしないが、もっと大人の猫になったらそのうち開けられるようになるかもしれない。 とりあえず外につながる出入り口の施錠だけは徹底せねばと考えたりする。 外に行けると覚えてからは、こゆきはしばらくの間は大人しくされるがままになった。澤邑も手慣れてきて子猫が飽きる前に全部を完了できるようになっている。] じゃあ行ってくるね お土産を買ってこよう [ 見送りにそんな声をかけて、自分を見送るというよりは、こゆきに皆目線が向いている。大人しく抱っこされている様などが可愛らしいのだろう。 なんとなく自分までふふんと誇らしげな気持ちになるのはなんでだろうか。] (5) x13close 2022/04/11(Mon) 19:51:33 |
【人】 澤邑[ 食べ物飲み物は途中の屋台で買うことにして、猫と小銭入れだけを持って出かけた。財布を落としたりのトラブルが起きたら、商店街の各々は顔見知りばかりだし、電話など借りたらいいなんて思っている。 おもたげな音を立てながら上がり下がりするゴンドラも見慣れた風景だ。 鉄と蒸気とその合間に緑の木々や今は桜が多く目立って島中薄紅色をしているような錯覚がする。] ちょっと見せて [ こゆきを歩かせたり抱っこしたりと、状況に合わせて今は墨染神社の社務所の前。今はこゆきは腕の中にいるが、前脚を突っ張って肩から伸びをして周囲を眺めている。 お守り鈴でもないかと思ったのだがどうだろうか。**] (6) x13close 2022/04/11(Mon) 19:56:13 |
【人】 豊里― 薄墨神社付近 ―[昨夜は疲れを見せていたものの、 一晩ぐっすりと休めば体調は万全。 旅籠で朝食を済ませ、 早速ゴンドラに乗って薄墨神社の方へやってきた。] (今日も良い天気だ。まずは出店を見て回って……。 そうだ昨日薦めて貰った舞を見に行きたいな。>>0:42 ご神木も姫櫻の神楽も見たい。楽しみがいっぱいだ!) [人とぶつからないよう注意しつつも、 きょろきょろと忙しなく辺りを見回す。 遠目に、桜並木が見える。 はらりはらりと落ちる花弁と、芳しい春の匂い。 参拝客や花見客の和やかに笑う声。 自分は今一人だけれど、 同じ物を見に来ている人達の中に入り込んでいると、 そんなことも忘れてしまい、 物寂しい気持ちなど欠片もなかった。] (7) Altorose 2022/04/11(Mon) 20:51:21 |
【人】 豊里[幼い頃から、機械に囲まれ生きてきた。 豊里家の子は真希奈と、歳の離れた弟のみ。 代々続ける家業を継ぐ子が必要だったけれど、 子は授かりものだから、 都合よく男子が生まれるとは限らない。 真希奈が後を継ぐかもしれない。 そう思って、父は真希奈に豊里家流の英才教育を施した。 暫し時を遅くして男子が生まれたものの、 真希奈は筋が良かったから、其の儘教育は継続した。 勿論、弟にも同じく英才教育が施されたが。 厳しく躾けられ、技術を知識を叩きこまれた。 だから知らなかった。 自分が無知と云っても過言でない程、 世間知らずだったなんて。] (9) Altorose 2022/04/11(Mon) 20:57:38 |
【人】 豊里[良い物を作る事は、 正 しい事だと思っていた。でも本当は、必ずしも正しいとは限らない。 良い物が必ずしも、 善 い事に使われるとは限らないのだから。] (10) Altorose 2022/04/11(Mon) 20:59:38 |
【人】 豊里[あちこち見ていると、太刀を振るう人形が見えた。>>1 香具師の男の口上に合わせて、人形が動いている。 当然の様に興味を引かれ、 近寄ってじっくりと動きを観察した。 紙はどんどん小さくなっていき、紙吹雪が舞う。 ご丁寧に薄紅色の紙で、花びらの形になっている。 一通り芸を披露すると、最後に人形はお辞儀をした。 子供たちが「わー、すごい!」と 感激するのに交じって、 真希奈も拍手喝采を送った。 思わず商品を買いそうになったが、 冷静に考えると別に必要ない事に気付き止める。 他にもぶらぶらと屋台を見て回ると、 瓶入りのラムネを売っているのを見つけたので、 購入して一休みすることにした。 近くにベンチがあったので、其処に腰掛ける。 瓶を呷れば、シュワシュワと 炭 酸 が 弾 け た 。 * * ] (11) Altorose 2022/04/11(Mon) 21:04:58 |
【人】 虹彩異色症の猫[ 腕に大人しく収まっていたのは最初のうちだけで、一町も歩けば行儀良く抱かれているのに飽いたのか、街路に跳ね降り、まるで澤邑を先導するかのように先を行く。 呉服屋の隠居が猫を連れての散歩はここ数日で見慣れたものになったのか、商店の店番が良い天気だねえ、と澤邑か猫に声を掛ける。 見知った街並みなら我が物顔で歩みを進める子猫も、ひとつ、ふたつ角を曲がれば覚えのない風景に足取りが鈍り、そのうち蹲ったまま動かなくなった。今はまた澤邑が抱えている。 神社へ近づくにつれ飴菓子の甘い香り、丸焼きにした烏賊の醤油の焦げる香ばしさ、塩をまぶした鮎の皮がパチリと弾く音さえ聴こえるような、祭りの出物の屋台が生じる香味が風に乗って漂ってくる。 暫し腕で揺られるままだった猫も、澤邑の肩に前足を乗せ、匂いの源は何処かとふすふすと鼻を鳴らしている。その目の前に薄桃色の花弁が一枚ひらつき、身を伸ばして前足で掴もうとした。] んなあ。 [ 当然丸い手足で花弁を掴むことはできず、二度、三度と回した腕は全て空を切る。猫を抱えている側からすれば、肩先でいきなり暴れ始めた形だ。 腕が緩んだならちょうど社務所の勘定台に飛び降り、なー、とひとつ猫らしく鳴いた。]** (12) ameya 2022/04/11(Mon) 21:06:29 |
豊里は、メモを貼った。 (a0) Altorose 2022/04/11(Mon) 21:09:55 |
虹彩異色症の猫は、メモを貼った。 (a1) ameya 2022/04/11(Mon) 21:11:26 |
東天は、メモを貼った。 (a2) KNG 2022/04/11(Mon) 21:52:25 |
【人】 澤邑[ 住まいとしている呉服屋の店舗前から見渡せる通り一帯はこゆきももう慣れたもので、腕の中からもがいて地面に降りて、澤邑を先導してみせる。 尻尾をたててすらりとした様子で歩く様は子猫も楽しいのだろうとわかる。] 今日は神社まで行こうとおもってね [ 良い天気だね>>12なんて声をかけられたら返答を返し。子猫が家の中で退屈して暴れるんだなんてことを言い訳にしているが、己の出不精も改善するかもしれない。] ごめんね、おいで [ 見慣れた道から外れて神社が近くなれば人通りも増えて、こゆきが立ち止まってしまったから手を伸ばした。当然だと言う様子で腕の中に収まりしばらくは大人しくしていた。 だんだんと、屋台の呼び込みや食べ物の匂い、祭囃子がきこえはじめてきたころにはすっかり元に戻って当たりを見渡していたからほっとする。 あまりに怯えるなら戻るのも手かと思っていたのだがよかった。] あれ、気に入ったのかな [ 社務所の前でお守り鈴を眺めていたのだが、急にこゆきがじたばたはじめてしまった。花びらを追いかけているんですよと、対面した売り子の一人に言われて顔が緩む。 紐を少し緩くしたら、こゆきが上手に勘定台に飛び乗る。これで財布が扱いやすいだろうと言われてるような気持ちになってしまったのだ。] (14) x13close 2022/04/11(Mon) 22:57:40 |
【人】 澤邑これにしよう [ 姫櫻にあやかって、桜の花びらを透かし彫りした意匠の鈴を選ぶ。他にも違う形のものがいくつかあったのだが目についたのがそれだったから直感を信じよう。 鈴なんて人間の自己満足なのだろうけど、歩くたびにリロリロ鳴るのはきっと可愛いだろう。子猫が待っている間に支払いを済ませ、再び手を伸ばせば大人しく腕の中に戻ってくれたろうか。 地面に降り立つようならしばらくは子猫の先導で歩いてもいい。**] (15) x13close 2022/04/11(Mon) 22:58:42 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 tukihami. 2022/04/11(Mon) 23:21:22 |
【人】 東天[決まった場所で舞うのは、旅路で数か所。 止り木のように渡り歩き、舞う、 榛名はその一つ。 決まった地ではある程度の言伝も、 先代、あるいはその前から引き継いでいる。 義肢の調子を診た技師、ほつれた裾を繕った職人、そのような恩人の名は、それこそ礼を欠かぬようにと。 そして、代替わりを悟られぬように、その地で起きた事件など。 舞手東天は、常にこの世に一人きり。 継いで、繋げ、なぞり、長く長く旅を繰り返す。 繰り返し染み付いた流麗な舞に、少女のような可憐さなどはない。 舞にはそれぞれ役割がある。 この男にただ、その役目がないだけで。>>#2**] (16) KNG 2022/04/11(Mon) 23:23:25 |
九朗は、メモを貼った。 (a3) tukihami. 2022/04/11(Mon) 23:24:15 |
【人】 虹彩異色症の猫[ 澤邑が鈴を吟味し、財布を懐より取り出している間、猫は勘定台の売り子と戯れていた。 御台に並んだ授与品に、手(足?)を出し悪さをしようとしていたところ、嗜めるように伸ばされた手をおっかなびっくり叩いていた。その手が自分に害のないものだとわかると、後ろ足立って、両の前の足で挟むように戯れつく素振りを何度も繰り返している。 境内を寝床にしている野良の相手で慣れたものか、売り子も上手く猫の興味を惹いてあしらっている。 澤邑が鈴を選ぶ心情も知らず>>15、勘定を終え再び猫を腕の中へ仕舞おうとすると、まだ遊び足りないと抗うように抱えた胴を飴細工のようにぐねりと伸ばした。 それでもどうにか引き戻されると、前足や後肢を突っ張ってよい具合に腕の中に収まろうとしない。後ろ足でけけけけ、と何度も澤邑の腕を蹴る。 最初は不機嫌の表れだったそれが、そのうちそれ自体が遊びに変わり、大人しく丸まりはしないが先までの虫の居所の悪さを忘れたようにするすると澤邑の躰をよじ登り、器用に両肩の上に立つ。 広い参道は余裕があれど、桜目当ての物見遊山の姿は多く、猫にとっては高い位置にある方が気分が良いようだ。]** (17) ameya 2022/04/11(Mon) 23:48:50 |
[|<] [<<] [<] [1] [2] [3] [>] [>>] [>|]
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新