人狼物語 三日月国


187 『Ambivalence』

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【秘】 浅見 律 → 入江 修



  挑発にまんまと乗せることに成功して
  要望を言わないまま望みをかなえることに
  成功した私は、あなたよりも
  幾ばくか余裕そうに、煽る。

  でも、口ではそう言ってても
  ぎゅうっとあなたを締め付ける中は
  待ち望んでいた質量に震えていて。


        今か今か、と
        最奥に注がれるのを待っていた。**


  
(-27) alice0327 2022/12/11(Sun) 2:46:25

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「お世辞なら、もっと上手く言うよ。」


    その言葉でなんとなく察することはできるが
    浅見は口で言うだけじゃ
    なかなか伝わらないタイプなのかもしれない。


    だから文字通り身体に教えた。
    それが功を奏してか
    浅見の意識を向けさせることは出来たらしい。


    
(-30) 西 2022/12/12(Mon) 9:30:47

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    身体中に快感の種を植えても
    芽吹いて花開くまで時間はかかる。

    最初こそ色気ひとつない浅見が
    俺に無理矢理花を開かされる。

    その背徳感は蜜の味がした。

    俺にされてる事の意味がわからずに
    戸惑いを露わにするその姿は
    初心な花弁が壊れていくようで。

    浅見の戸惑いの声には答えず
    言葉も交わさず。
    秘芽に吸い付き、快楽の扉を
    無理やりこじ開けていく。



(-31) 西 2022/12/12(Mon) 9:31:39

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    一度開いた花は戻らない。
    一度こじ開けた扉は戻らない。


    窓の外から聞こえた部活と思しき掛け声が
    本来あるべきだった浅見の学生生活と
    今歩んでいる道との乖離を誇張していた。


    絶え間なく続く水やりに
    浅見の身体が悦びを示したことが分かると
    秘部から口を離して。

    今度は指で秘部の中を解しながら
    浅見の顔の近くに膝をつくと
    浅見の目の前に自分のものを持ってきて。
    頭をやさしく撫でながら囁いた。



(-32) 西 2022/12/12(Mon) 9:32:45

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「口開けて、舌、だして。」



(-33) 西 2022/12/12(Mon) 9:35:04

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    俺を悦ばせるるための実技指導でもなく
    浅見に技術を期待してのことでもなく。

    俺はただ浅見を穢したい欲望に従って
    さっきまで男の唾液の味も知らなかった
    その口の中にもマーキングを施そうと
    そう思ったが故のことだ。

    舌を出したのならその舌先に
    さっきから先走ってた体液を擦り付けて。

    口を開けてくれたなら
    嘔吐かないように優しく
    浅見の口に蓋をしてしまっただろう。



(-34) 西 2022/12/12(Mon) 9:50:30

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「噛んだらだめだよ。」
、と。
    そう言って、全てを俺の味で溶かして。**



(-35) 西 2022/12/12(Mon) 9:52:11

【赤】 入江 修


***

    自分の顕示欲のために
    浅見の学校生活にピンクのフィルターをかける。
    その理由は驚く程に自分勝手なもので。

    先生や生徒に見られれば
    いくら人望のある俺でも言い逃れはできない。
    だが社会的なものよりももっと内側のコミュニティ、
    この学校の中では浅見の方が立場が危うくなる。


    だから、浅見はこの事を隠し通すだろう。
    俺に刻まれた快感や愛情を思い出しても
    他のやつに悟られまいと誤魔化し切るだろう。


    それがこの時俺が浅見に抱いていた、期待だった。



(*7) 西 2022/12/12(Mon) 12:55:30

【赤】 入江 修



    「そうだな。俺は最低な男だ。」



(*8) 西 2022/12/12(Mon) 12:55:57

【赤】 入江 修



    「でもお前を今一番に
     救える男でもある。違う?」



(*9) 西 2022/12/12(Mon) 12:56:43

【赤】 入江 修



    もう夕方と言っても日が沈む。
    そんな頃合いになると

    俺は浅見を抱き上げ机の上に座らせて
    自分のものを浅見の秘部に押し当てる。

    言うほど乱れてもなく、
    比較的整えられている互いの服。
    制服を着たまま下着だけ脱がせた浅見と
    スーツをそのままにチャックだけ開けた俺。

    整えられてるが故に、そそられる。


    
    
(*10) 西 2022/12/12(Mon) 12:57:24

【赤】 入江 修



    「挿入れるよ。

            ───W律W。」



(*11) 西 2022/12/12(Mon) 12:57:55

【赤】 入江 修



    その日の教室で起きたW続きWは
    浅見にとってどんな想い出になったかな。**


(*12) 西 2022/12/12(Mon) 12:58:07

【秘】 入江 修 → 浅見 律


   ***

    「俺の腕の中で女の顔する律が見れる。
     これ以上のメリットなんてないだろ?」



(-36) 西 2022/12/12(Mon) 17:02:32

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    打算的なのは認めるしかない。
    だが俺がいつも打算だけで動くかと言われると
    そういうことでもない。

    大人になると
    合理的な判断ばかりは出来なくなるのだ。
    いつか浅見だって、直面するはずだ。



(-37) 西 2022/12/12(Mon) 17:03:46

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    捕まえた浅見に施す快楽的な責めは
    小生意気な口からは想像出来ない
    甘く蕩けた声を引き出すことに繋がる。

    振りほどかず快感に身を委ねる浅見の嬌声が
    資料室を甘く彩っていく。

    その声に拒絶の色は微塵もなく。
    だから浅見の悪態も可愛らしく見えるもの。


    これほど依存的な姿を見せても
    未だ軟化しない態度はまるで威嚇する子猫の様。


(-38) 西 2022/12/12(Mon) 17:04:39

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    まぁ煽りをやめない子猫ちゃんも
    おいたがすぎるから。

    少しおしおきは必要みたいだが。



(-39) 西 2022/12/12(Mon) 17:05:01

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「そーんなに反抗しちゃって。
     さては激しくして欲しくて
     わざと煽ってんのかな?」



(-40) 西 2022/12/12(Mon) 17:05:36

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    まだ半分しか入ってない状態でも
    浅見の中が強く締め付けて来ることがわかって。

    浅見のお尻をつかむと
    引き寄せて強引に根元まで入れさせて。

    相変わらずの中の具合の良さに
    小さな吐息が漏れると。

    俺は何も言わずに腰を揺らして
    浅見の中を突き始める。


(-41) 西 2022/12/12(Mon) 17:06:58

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    無言のまま貪り合う時間は続いて。
    淫らな吐息と肉と体液が絡み合う音だけが
    資料室の中で奏でられる。

    たとえ浅見が苦しそうにしたとしても
    腰の動きを弱めたりはしない。
    「律。」
と何度も名前だけ呼びながら
    情事に耽けると自分でも気づいた。
    感覚的に、今日は長く保ちそうだ、と。

    きっと浅見に煽られてしまったせいで
    浅見をぐちゃぐちゃに犯したいと
    思ってしまったからかもしれない。*



(-42) 西 2022/12/12(Mon) 17:09:05

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  戸惑いの声には何も返ってこない。
  言葉も交わされない。

  これがもし、恋人同士の初夜だったら?
  きっとこうはならなかったのに。


  敏感なそこに吸い付かれた私は
  悲鳴にも似た声をあげて。
  強い刺激に驚いて、脚が反射的に閉じようと動く。
  でも、抑えられてたらそれもかなわない。
  
  あなたに知らなかった感覚を引き出され、
  快楽の扉を無理やりこじ開けられた。

  
(-43) alice0327 2022/12/12(Mon) 19:08:57

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  それでも、私は反抗も抵抗もしなかった。
  あなたを疑うことも。


  ここに居ていいと、認めてくれるような甘い言葉。
  それを裏付けるような優しい手つきに騙されて。

  日常からほど遠いこの淫らな空気に
  すっかり飲み込まれてしまった私が考えることは
  ただ、ひとつだけだった。


  
(-44) alice0327 2022/12/12(Mon) 19:09:35

【秘】 浅見 律 → 入江 修




      
もっと、可愛がってほしい。



 
(-45) alice0327 2022/12/12(Mon) 19:10:38

【秘】 浅見 律 → 入江 修

  

  やっと秘部から口が離れたから。
  乱れた息を少しでも整えようと
  息を吸っては吐くのを繰り返していたら
  指で触れられて、中をほぐすように指が動いて。
  誰も受け入れたことのない場所だから 
  まだ、快感よりも異物感の方が強くて
  少しだけ苦しげな声を漏らしてしまう。
  
  膝をつくあなたの方へ視線を移せば、
  視界に入ったあなたのものに目を丸くして
  でも目を逸らすことも出来ず。
  私に、反応してる…?どうして……?
  そんな疑問は、顔に出てしまっていたかもしれない。


  宥められるように頭をなでられて
  その心地よさに目を細めていたら
  あなたが、囁いてくるから。


  
(-46) alice0327 2022/12/12(Mon) 19:12:43

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  何も言わないまま、
  口を開けて、控えめに舌を出して。

  
意図なんてわかってないから

  
少し首をかしげながら、何処までも、従順に。


  
(-47) alice0327 2022/12/12(Mon) 19:13:35

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  回数を重ねた後なら
  言われただけで何をしてほしいのか
  わかっただろうけどこの時は違う。


  舌先に擦り付けられて
  初めて味わったあなたの味に戸惑って
  開けた口に蓋をされたら何度か瞬きして。


  噛んだらだめ、なんてあなたの言葉に
  僅かに首を縦に振って
  分かったと伝えたはいいものの。
  何の技術もないどころか悦ばせる行為すら
  知らない私にできることと言えば、
  噛まないように、歯を立てないように気を遣うくらい。
  どうすればいいのかわからない戸惑いは
  舌の動きにも表れて。
  落ち着かなさを表すように
  時折、あなたのものを舌先で撫でていた。


  
(-48) alice0327 2022/12/12(Mon) 19:15:01

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  この時は本当に何もわかってなかった。
  あなたが私の身体中に蒔いた種を芽吹かせて
  花開かせようとしてることも。

  それが、身体を穢されることにほかならないことも。

  穢されているのが身体だけではなく。
  倫理観を、心を、穢されていることさえも。**


  
(-49) alice0327 2022/12/12(Mon) 19:15:40

【秘】 浅見 律 → 入江 修


***

  あなたの語るメリットが私には理解できない。
  だって、私じゃなくともいいはずだから。

  
(-51) alice0327 2022/12/12(Mon) 21:52:01

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  私が選ばれた理由なんて、
  親にこのことがばれたとしても
  何も言われない、都合の良さ。
  その一点だけで、同じ条件の別の子でも
  別に、あなたにとっては同じはず。
  私みたいな子が他にいないから、
  私の事を相手に選んだだけで。


  打算的に、選んでるだけだと。
  そう思うのは私が私の価値を見限ってるからで。


  あなたが打算以外の何かを
  内に秘めてることを察することはできず。


  
(-52) alice0327 2022/12/12(Mon) 21:53:00

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  甘く響く声をおさえたかったのは
  あなたに聞かせてしまえば屈服したみたいで
  悔しい、なんて思いもあるから。

  本当に嫌なら振りほどけばいいのに
  それをしない時点で依存しきって、
  心は屈してしまってることからは目を背けて。


  
(-53) alice0327 2022/12/12(Mon) 21:54:23
 




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