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![]() | 【赤】 入江 修耳元で囁く姿はまるで悪魔だ。 狩る側から狩られる側に落ちる恐怖を 俺は今、もっとも最悪な形で味わっている。 耳を嬲るなんて俺の教えていないことを 慣れた手つきでやられてしまったのだから。 「っはは、傑作だ…。 さんざん仕込まれた腹いせか知らねぇけど この期に及んで新しい性癖開拓か?」 俺が浅見に散々そうしてきたように その報復にも思えて仕方がない。 しかし身体は正直なもので 肌で感じた柔らかな感触が身体に熱を与えると ちょうど浅見の身体の下で ほのかに硬く主張をし始めてしまった。* (*51) 西 2022/12/19(Mon) 0:20:09 |
![]() | 【赤】 入江 修浅見の親に連絡をした時に 親が俺に対して言ってきたのは うちのがすみませんという棘のある言葉だ。 子、と呼ぶことすらしないのか。 あの日から何度も続いた無断欠席も あの親は気にも止めやしない。 携帯も持たない浅見は 文字通り闇夜の中へと消えていった。 (*61) 西 2022/12/20(Tue) 17:50:34 |
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![]() | 【赤】 入江 修「はっ。他のオス共は リップサービスのやり方までは 教えてくれなかったのか。」 リップサービスは本来相手に悟らせないが 半端な男じゃできるわけもない。 俺以外に教えられるやつもいなくて 極端に腕だけ磨かれたその醜態は 人に恵まれなかったやつの哀れさそのものだ。 (*62) 西 2022/12/20(Tue) 17:52:48 |
![]() | 【赤】 入江 修捨てられたと思った浅見は 地べたを這いつくばりながら ゴミ捨て場に流れ着いて 壊れたまま今此処に戻ってきている。 言葉の裏は知らないくせに 人間の裏側だけはよく知ったらしい。 「喚かせられるぐらいやってから言えよ。」 身体の主張とは裏腹に。 見下ろす浅見に向かって吐き捨てると 布越しに与えられる柔らかな感触に 俺は思わず顔を顰めていた。 (*63) 西 2022/12/20(Tue) 17:53:40 |
![]() | 【赤】 入江 修「そんな、わけ…ねぇだろ…」 嘲笑う浅見を思わず睨んで。 だが検めるような唇と 弄ぶような指先に身体が震えてしまう。 触れる髪先が 女豹という嫌な意味で 浅見をいい女に仕立て上げていた。 (*64) 西 2022/12/20(Tue) 17:54:30 |
![]() | 【赤】 入江 修その言葉に説得力がないことは 浅見も分かっているらしく。 こっちが崩れるのを待ち侘びているのか、 両手で包み込まれ舌先をあてる仕草を まるで見せつけるようにやってくる。 自分の女としての良さを自覚してなきゃ できないやり方だ。 手つきもそうだが、それ以上に 立ち振る舞いや空気が変わっていた。 (*65) 西 2022/12/20(Tue) 17:55:34 |
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