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![]() | 【秘】 ひとのこ ヌンキ → 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ(5日目) 「…………。うん、一緒にいてあげる」 この船にいる間ね、なんて言えなかった。 途中まで出かかった言葉を飲み込んで、代わりに飛び込んできた貴方をそっと抱きしめる。 「おやすみ、シトゥラ」 髪越しに額に口づけを落として、眠れるように言葉の魔法をかける。 時間の概念だけは、不可逆的な時間の流れだけは人間がどれだけ技術を得たとしても逆らいようのないものだ。 どれだけ願っても、時間は過ぎていく。 折り返し地点はとうに過ぎた。ゲームの終わりは確実に近づいてくる。 それを口に出すこともできないまま、使用人は逃げるように微睡みへと身を委ねるだろう。 (-208) もちぱい 2021/09/07(Tue) 18:50:37 |
![]() | 【秘】 ひとのこ ヌンキ → 運び屋 バーナード使用人の体はいとも容易くシーツへ沈んだ。その反応こそ大人しいものではあったが、口の端はつり上がり、瞳はゆるりと細められ、挑戦的な色を笑みに滲ませていた。 「……アハ。それはたのしみ」 いかに苦しさを快楽に置き換えて身を焦がしていたとしても、決定的な刺激にはなりはしない。昂りは今もなお頭をもたげたままだし、秘所は更なる刺激を求めて潤んだままだ。 さてどうするのかとにやついたまま貴方を観察していたが……その手の狙う先が男女両方の性器であると気付いた瞬間、僅かにその笑みが引きつった。 「んっ……、ち、ちょっと……片方ずつからでも……っ、いいんじゃ、ない……?随分と欲張りだね、バーニィは……っ」 瞳に宿る獰猛な光を捉えた途端、肌がにわかに粟立った。これはなかなかの獣の尾を踏んでしまった、と。 (-216) もちぱい 2021/09/07(Tue) 19:17:23 |
![]() | 【秘】 ひとのこ ヌンキ → 磁気嵐 テレベルムまんじゅうセットをありがたくいただく。丁寧な作りであることが伺える味に思わず使用人は一口齧ったそれをまじまじと見つめた。この船、きまぐれで注文すると目を疑う物が出てくる恐れがあるものの、料理の質自体はなかなかに高い。 まんじゅうをちまちま齧りながら貴方の話を欠片も取りこぼさないよう耳を傾ける。 「一応、あれは俺なりに考えてよかれと思ってやった事だったんだけどね。色んな人と話をして、ようやくこれは誰の益にもならないものだと理解した……気がするけれど。君の言うところももしかしたらあったのかもしれない。 それにしても『何もしたくない』か……」 思考することに疲労を感じる。 言葉をゆっくり反芻し── 「──君と話す前の俺って、そんな感じだったのかな」 ぽつりとこぼした。 (-223) もちぱい 2021/09/07(Tue) 20:07:19 |
![]() | 【秘】 ひとのこ ヌンキ → 卜占 キファ「キファ殿キファ殿キファ殿〜!」 あ!これはメタ時空のヌンキだ!(???) 「ところで質問なんだけど、両性の俺がキファ殿にハグした場合ってセクシャルハラスメントで宇宙警察に捕まると思う????」 ??? (-225) もちぱい 2021/09/07(Tue) 20:12:01 |
![]() | 【秘】 ひとのこ ヌンキ → 防衛部所属 テンガン「お邪魔します。ええと、お構いなくだよ。何なら俺がお茶を淹れ…………」 今日は手土産を持ってきたのでテーブルを借りてもいいかと聞こうとし……周囲に目を向ける。向けてしまった。 几帳面さが伺える部屋の惨状。そして育児疲れの保護者。 「俺知ってる……イクメンって言うんだこういうの……」 などとのたまった。違う気がする。 「……………………え、ええと……話をする前に……その、片付け手伝おうか?」 (-234) もちぱい 2021/09/07(Tue) 21:00:13 |
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![]() | 【秘】 ひとのこ ヌンキ → 防衛部所属 テンガン「シトゥラから『てんがんにりんごじゅーすをもらった』と聞いてはいたけど、その……その他にも色々あったみたいだね、お疲れ様……」 笑ってはいるものの眉根は下がり同情めいた色を見せている。 労うように言葉を返しながらテーブルには手土産を置いた。まだ議論を続けるだろうと思い、喉に優しいはちみつレモンのキャンディーと糖分補給の為のビターなトリュフチョコだ。 改めて着席し、話を促す。 「いいよ。俺に答えられるものなら喜んでお答えするとも。なんだい?」 (-253) もちぱい 2021/09/07(Tue) 21:43:34 |
![]() | 【秘】 ひとのこ ヌンキ → 観測者 サルガス(4日目) ゆるゆると首を振った。 「あ〜……俺が皆の世話をするのは使用人としてやりたいことだったからさ。それとゲームに関する事を一緒くたにして考えるのはよくないよ。だから世話焼かれたのに〜って申し訳なく思うのはなしにしよう!ねっ?」 気にしないのと笑顔を見せる。 「それに、ね。どうしてこんなゲーム続けるのかって尋ねた俺にカストル殿が言っていたんだ。 『分からない人がまだいるから』って。 "みんな分かったからっていなくなったら、一人じゃ、きっと分かりたくても解れないよ。"って……そう言っていたんだ。 どんなものであれ分からない答えがあるのなら、一人で考えてもダメなら、皆がいるこの時間で探すんだろうね。 ……それを聞いて成る程って思ったんだ。 それならこのゲームを続ける意味があるとも。誰かといる時間は貴重だから。 だから、皆が間違っても俺の提案を飲まなくてよかったなと思ってる。提案した身で言うのもなんだけどね」 (-259) もちぱい 2021/09/07(Tue) 22:00:20 |
![]() | 【秘】 ひとのこ ヌンキ → 観測者 サルガス(5日目) 「あ〜、そうかもね!透き通った光沢なんかゼリーみたいだ!」 琥珀糖をひょいと口に入れて笑みを深める。ほのかな甘味が疲れた体を癒してくれるようだった。 「流石に支障をきたすような負荷が肉体にかかった時は休みを貰うようにしているさ。完璧な仕事は健康な肉体あっての事だからね。 ……で、ええと。ああそうか、そういえば話していなかったか。俺の家のこと」 以前貴方の環境などを聞いてはいたが、自分のことは話していなかったことに気付く。 「そうだね、サジタリウス家は代々使用人の家系だよ。俺みたいなさすらう使用人もたまにいたけど、基本的には昔から縁ある富裕層に仕える者が多いね。 ……まあ今となっては関係のない話だけど。縁切っちゃったし」 (-261) もちぱい 2021/09/07(Tue) 22:06:39 |
![]() | 【秘】 ひとのこ ヌンキ → 防衛部所属 テンガン「……なんか随分手を焼いていたみたいだね。シトゥラ、そんなに手のかかるような子ではないと思うけど……」 遠い目をする原因をなんとなく想像する。それでもあまりイメージしづらかったので、ちょっとだけ首を傾げた。いったい何があったのか……。 「先に端的に答えるね。実の親子ではない。 シトゥラの資料と俺の資料を見てもらえればわかるけど、同い年だ。 俺は確かに子供が二人いたけど、あちらの申告が偽物でないのなら年齢的に俺の実子はあり得ないよ。 ここに来てすぐの時に話をして、シトゥラは俺に『全てを受け入れてほしい』と言ってきた。俺はそれを快諾し、距離が縮まったのだけど……どういうわけかママと呼ばれるようになってしまってね。俺は問題ないからそのまま彼女を甘やかしてしまっている……そういうことさ」 つらつらと淀みなくそう説明し、出されたカップへと手を伸ばした。 (-264) もちぱい 2021/09/07(Tue) 22:22:16 |
ヌンキは、バーナードを一瞥した。悟られないようにいつも通りの顔のまま。 (c81) もちぱい 2021/09/07(Tue) 22:41:01 |
![]() | 【秘】 ひとのこ ヌンキ → 情報屋 ムルイジ貴方に手渡したのはグラスだけじゃない。 今となっては見る機会が減ったかもしれない紙製のメッセージカードに、印刷したかのような整った筆跡のメッセージが添えられていた。 『構いに来たよ。 俺は君と話したいな。嫌かい?』 (-288) もちぱい 2021/09/07(Tue) 23:15:08 |
![]() | 【秘】 ひとのこ ヌンキ → 磁気嵐 テレベルム「疲れる、か。考えたことなかったな。そういう風に教育を受けたからなのもあるけど……」 実感はない。けれど、その可能性は大いにある。道具として生きてきた自分の視界に、自分の事など入っていなかったのだから。貴方のほうがよほど己を分析し、憂いてくれているように感じる。 「……ふむ。それならさ、テレベルム殿」 貴方の話を受け、思考を巡らせる。 「君は、俺と同じく疲弊した君は。 死を望んでいるのかい? それとも、扱われるだけの者をやめて人らしくありたいのかい?」 貴方の『何もしたくない』は一体何を意味するのか。 少なからず、興味があった。 (-290) もちぱい 2021/09/07(Tue) 23:24:06 |
ヌンキは、ちなみに俺お酒耐性つくようにデザインされてるんだよとな念を出している。強さは34+30くらい。 (c94) もちぱい 2021/09/07(Tue) 23:27:33 |
ヌンキは、俺そんな強くないかも……と思った。 (c95) もちぱい 2021/09/07(Tue) 23:28:23 |
![]() | 【秘】 ひとのこ ヌンキ → 運び屋 バーナード「……ひッ、!?ちょ、いっ、いっしょはダメ……、よすぎ、……ぁ、良すぎるっ、からぁ……ッ!」 耐えられないとばかりに顔を横に背け、上半身すら捩って快楽から逃げようとする。男と女、どちらの弱点も持っているのだから同時に責められてしまえば体を苛む刺激もまた普通の男女より多いのは当然だ。だから、「どうされるのが好き?」という質問で「こだわりはない」と騙ったのだ。答えれば責められそうだし、責められればずっと主導権を奪われてしまいそうだったから。 結局、弄んだ結果今同時に襲われてしまっているのだが。 「待っ、てッ……ぁ、あ、ばーにッ、ばーにぃ!」 溢れ続けるはしたない水音にも負けない嬌声がひっきりなしにこぼれて落ちる。確実に責め立てる手から逃れる術などない。電流にも似た鋭い刺激に二つの性を宿した下半身は面白いほどに跳ね上がり続けるだろう。 (-305) もちぱい 2021/09/07(Tue) 23:43:59 |
![]() | 【秘】 ひとのこ ヌンキ → 情報屋 ムルイジワゴンを押しながら、なんてことない風に貴方に声をかけるだろう。 「話に付き合ってくれてありがとう。 食堂でそのまま話すかい?それとも俺の部屋とかでもいく?」 ゆっくり話せるよ。なんでもね。 なんて言葉を添えながら。 (-312) もちぱい 2021/09/07(Tue) 23:53:56 |
ヌンキは、ちょっと待って皆高くない?って顔してる。デザインされてなかったら俺クソ雑魚じゃん! (c104) もちぱい 2021/09/07(Tue) 23:55:57 |
ヌンキは、笑顔で「は?」ってしてる。君がハンデ100くらい負ってくれたら俺だって君に勝てるけど? (c106) もちぱい 2021/09/07(Tue) 23:57:52 |
![]() | 【秘】 ひとのこ ヌンキ → 平凡 シェルタン「ふっふっふ〜。たまには豪華にいってもいいじゃない? ああ、それでももし勿体ないと思うなら……」 貴方がぽつりとこぼしたコメントを耳に、ずいと使用人が前に出た。 口を少しだけぱかりと開き、そこを指差した。 はいあーんのおねだりだ。 「じゃあ一口もらってもいいかい? 君に全部あげるつもりだったけど、ほら、ご飯は人と食べる方が美味しいって言うだろう?なんてね!」 なんて冗談めかして笑ってみせた。 難しいことを考えるのはもう終わりだ。貴方は苦しみ抜いて、自分の役割を果たし、得るものをしっかり手にしながら再び元気な姿を見せてくれたのだから。 (-319) もちぱい 2021/09/08(Wed) 0:07:13 |
![]() | 【秘】 ひとのこ ヌンキ → 情報屋 ムルイジ「いや〜?多分済まないと思う!それなら俺の部屋だね」 進路はそのまま使用人の部屋へ。 「君、踏み込まれるのが苦手ならここで断ってくれてもいいと思うけどね。付き合ってくれるあたり律儀な人だなと思うよ」 (-321) もちぱい 2021/09/08(Wed) 0:13:36 |
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![]() | 【秘】 ひとのこ ヌンキ → 防衛部所属 テンガン青色の視線をまっすぐ受け止めて、真摯に見つめ返しながら話を進める。 「いや、謝ることじゃないよ。年齢がたしかにあてにならない事にも同意だ。 ただ確信持って違うと言えるわけではないけどね。産んですぐに俺の子供は他人に引き取られたから、遺伝子データを確認しない事にはなんとも。……まあサジタリウス家がある星はかなり遠いから違うとは思う。 ところで、"シトゥラが言っていた事"って何?」 貴方の呟きに首を傾げた。 「幼児退行したかのような反応を見せるのは……俺がちょっと甘やかしすぎたせいかなとは思っている……かな。全てを受け入れるなんて言ってしまったから……」 (-326) もちぱい 2021/09/08(Wed) 0:41:37 |
![]() | 【独】 ひとのこ ヌンキハァッ ハァッ ロール打つ速度が足りない!!打つのが遅い!!!手が回らない!!!!!アクティブ時間に入った6人とバシバシにロールしたい!!手と頭が足りない!!! (-327) もちぱい 2021/09/08(Wed) 0:42:58 |
![]() | 【秘】 ひとのこ ヌンキ → 観測者 サルガス「施す側はなんて事なくやるだろうけど、受ける側ってどうしても負い目とか感じがちになること多いからね。思考に混ざってしまうのも無理はないかもしれない」 苦笑いを一つ。自分は半ば無理矢理他人に尽くそうとしてばかりいるので、あまり強く言えるものではないが。 「うん、カストル殿が。彼、さりげなく色んな人の元にいって沢山話を聞いてあげているみたいなんだ。とても気遣いできる人だと思う。 最初の処刑では酷く狼狽していたし、彼は今も議論で戦い続けている。 それでも皆の為に心を砕いているのだから……柔らかで、でも強い人だなって思うよ」 だからさ、と返事を紡ぎ続ける。 「カストル殿の話みたいにさ。 サルガス殿も分からないこととかあれば皆と過ごしているうちに答えが見つかるといいなって……俺はそう願っているよ」 柔らかく微笑んで、そう言葉を締め括った。 (-329) もちぱい 2021/09/08(Wed) 0:53:42 |
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