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![]() | 【人】 2年生 松本志信─スタッフルーム・津崎くんと電話中─ はは、まあ格上げはされたかねぇけど。 [まあ無理なんだろうな、と思う。 それもまた過去の“死にたい”になった理由が一つ。] んん〜…? そうねぇ……なんでだっけなぁ…。 文字見れねぇってのもそうだし、ゲイだからっつのもそうだし… [誰にも、明確に死にたい理由を話したことはない。 思い出したくないからってのもあるけど。 二度と触れたくないし、触れられたくないから。] 好奇心なら尚更秘密にしとくよ。 ムー大陸だって秘密結社だって、判らないから気になるもんっしょ? [不誠実な好奇心に、のらりくらりといつもの口調。] (272) anbito 2022/09/09(Fri) 15:46:54 |
![]() | 【秘】 2年生 松本志信 → 3年生 津崎 徹太死んでも、君にゃ教えねぇよ。 [不誠実なことに怒りは欠片もない。 ただなんでかな、そう言いたくなった。]* (-121) anbito 2022/09/09(Fri) 15:48:41 |
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![]() | 【人】 2年生 松本志信 ん? いや怒ってねぇよ? [好奇心も不誠実も嫌いじゃない。 人間味があっていいじゃんね、相手は選んだ方がいいだろうけど。 ちょきちょき、進めていたはさみの手を止める。 ──いや、止まる。] 死んでほしくない、かぁ。 [きっとそう言うんだろうなって、あの時も思った。] 深くはねぇよ。 どうでもいい理由だ。 そうね、まぁ…… [指先が情けなく震える。 今すぐにでもこのはさみを自分の腹に突き刺したくなる。 怖くて怖くてそんなことは出来ないけれど。 遅い夏の気温とは裏腹に、身体は氷のように冷えていく。 ああ、血の気が引くって言うんだっけこういうの。] 俺が悪かったってだけの話さ。 [声は努めて明るく返した。 電話口だ、バレやしねぇさ。] (275) anbito 2022/09/09(Fri) 16:14:16 |
![]() | 【秘】 2年生 松本志信 → 3年生 津崎 徹太 へぇ。可愛い反応も出来んのね、津崎くん。 [くくっと喉鳴らして笑い。] お互い生きてたら教えてあげるよ。 だから君は、生きなよ? [自分たちが選択できる空間ではなくとも。 君には生きててほしいと思うから。] (-123) anbito 2022/09/09(Fri) 16:15:08 |
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![]() | 【秘】 3年生 津崎 徹太 → 2年生 松本志信 可愛くていいですよ。 [揶揄られても、別にそんなことどうでもいい。] それなら、今現在、生きてます。 俺は常に今を生きてます。 むしろ、今現在しか生きられない [それは悟った一つの真理だ] 未来を約束はできない。 だから、今、きかないと駄目だと思ってます。 (-126) nostal-GB 2022/09/09(Fri) 16:31:47 |
![]() | 【秘】 3年生 津崎 徹太 → 2年生 松本志信チカさん、これは俺の勝手な予測です。 でも、これくらいしか思い浮かばなくて・・・・。 誰か、いなくなったんですか? [もし、もう何も話したくないならば、電話を切れば、今はもうかけてくることはない]** (-127) nostal-GB 2022/09/09(Fri) 16:51:46 |
![]() | 【人】 2年生 松本志信 ………、…。 [とりあえずはさみを置こう。 死なないとはいえ、これは凶器で 約束したとはいえ、突きつけないとは言い切れない。 震えながら一線を越えたら、やってしまう、そんな気がする。 いつもみたいに難しい話して。 精神論や言葉遊び、じゃれるようにして距離をとって。 踏むこまず、踏み込ませず、 いつもみたいに、] ──しといてよ。 [息と同じくらいの呟きを電話が拾ったかはわからない。] 過去は誰にだってあるっしょ。 思い出したくないことの、一つや二つ。 教えたげるよ。 生きてたら、ね。 [短い短い息を吐く。] (281) anbito 2022/09/09(Fri) 16:58:30 |
![]() | 【秘】 2年生 松本志信 → 3年生 津崎 徹太 お世辞じゃねぇんだけどなぁ。 [ふはっと、吐きだした息は明るい音で 触れなければその冷たさに気付けない。] そっか。 ……なんか少し、変わったね津崎くん。 [それはきっと本人と、誰かのおかげで。] 居なくなった、わけじゃない。 誰も死んでないし、多分みんな元気に生きてる。 ああでも、…いや…、… わかった、誤魔化さず言うよ。 (-128) anbito 2022/09/09(Fri) 16:59:11 |
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![]() | 【秘】 2年生 松本志信 → 3年生 津崎 徹太君には、教えたくない。 これ以上踏み込んでこないでくれ。 お互いのために。 (-130) anbito 2022/09/09(Fri) 17:01:11 |
![]() | 【人】 2年生 松本志信 ごめんね。 [らしくない。 初めて明確な拒否を告げる。 少し、ほんの少し寂しげな音が毀れて。 相手の返答も待たずに、受話器を切る赤いボタンを押した]* (282) anbito 2022/09/09(Fri) 17:02:02 |
2年生 松本志信は、メモを貼った。 ![]() (a96) anbito 2022/09/09(Fri) 17:05:30 |
![]() | 【人】 2年生 松本志信 …………、…は…。 [乾いた呼気が毀れる。 空調効き過ぎてんじゃねぇかな、なんかすげぇ寒いもん。 みじん切りにした紙屑たちを少しだけ横にやって はさみも、手に出来ない遠いところに滑らせて 床に、ひざを抱えてしゃがみ込む。 小さく、小さく、丸く、子供みたいに。] さむ……、夏なんじゃないの…。 [外は晴れ渡っているのに、明るいのに。 暗澹としたコキュートスに突き落とされたみたい。 時折息を止めて、数分間、蹲る。] (284) anbito 2022/09/09(Fri) 17:12:48 |
![]() | 【独】 2年生 松本志信「それは神様がくれたギフトだよ!」 「私、その、松本君の事が好きで…」 「女の子を好きになれない? なに、それ。」 「意味わかんない…。」 (-131) anbito 2022/09/09(Fri) 17:25:20 |
![]() | 【独】 2年生 松本志信「そんなつもりで一緒にいたわけじゃねぇから。」 「え、ゲイ隠してたわけ?」 「キツイわ、“松本”。」 「もしかして最初からそういうの狙ってたの?」 (-132) anbito 2022/09/09(Fri) 17:27:01 |
![]() | 【独】 2年生 松本志信「字に色なんてねぇよ。」 「せんせー、こいつ嘘吐きです!」 「この文字何色に見えるの?」 「どう見ても黒じゃん、あはは!」 (-133) anbito 2022/09/09(Fri) 17:31:32 |
![]() | 【人】 2年生 松本志信 そうだね。 うん、全部、俺が悪い。 [固く閉じた瞼を開けられなかった。 開ければ溢れ出してしまいそうで。 膝に目を押し付けたら、ほんの少し服にシミが出来た]* (290) anbito 2022/09/09(Fri) 17:35:04 |
![]() | 【人】 2年生 松本志信─屋上へ─ [ほんの数分蹲り、すぐにまた立ち上がる。 避けてしまったケースいっぱいの魔法の欠片たちを手にすると いつものように猫背でのそのそとスタッフルームを後にする。 目指すは屋上。 あ、でも飛び降りるのが目的じゃないよ。] 〜〜♪ [何の歌詞もない、誰の何の歌でもない。 あまり音楽には詳しくないから、適当な適当な鼻歌。 前の間隔からすれば多分もう少しなんじゃないかと思って。 廊下で誰かとすれ違ったら、屋上に行くことを告げる。 誰かついてくるなら拒否はしない、どうぞどうぞ。] 今から、俺は魔法使いになるんだ。 [相手がだれであっても、にーっと笑って見せたりもするだろう]** (292) anbito 2022/09/09(Fri) 17:41:48 |
2年生 松本志信は、メモを貼った。 ![]() (a101) anbito 2022/09/09(Fri) 17:50:23 |
![]() | 【独】 2年生 松本志信/* ごめんな、津崎くん…!!!! 明確に拒否ってしまった…うっうっ… すまねぇ…墓までもってく気なんだこいつは… 何でもかんでも一人で背負い込もうとするんだなぁ。 生きることに適していない、やれやれだぜ。 (-135) anbito 2022/09/09(Fri) 17:52:40 |
![]() | 【独】 2年生 松本志信/* 壁決め込み覚悟なのでね…すまねぇ… お気遣いだけ有り難く有り難く受け取りつつ 大切な人や人たちと過ごしておくれ(´;ω;`)ウッ… (-136) anbito 2022/09/09(Fri) 17:54:20 |
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![]() | 【人】 2年生 松本志信[「林檎の森の精か…、メルヘンだねぇ。」 小泉くんの電話口、そんな声には軽く返して。 何か聞きたそうな間が一瞬あったようにも思うが 工藤ちゃんを待たせてしまうからと>>296 電話は切れた。 “誰の”偽物だったのか、知るのは一人。 それも言わない約束だから、どこかに届くことはない。 他人にぶつかっていいと口にしながら>>297 自身もまたぶつかろうとしない。 かたいかたい、深くて冷たい殻の中。 裏切りという罪を犯した者が落とされる永遠に続く氷の地獄。 短い短い息を吐く。 明確に拒絶した津崎くんからの電話>>301は、もうなることはないだろう。 天国に上がるみたいな階段を一歩ずつ歩む。] (322) anbito 2022/09/09(Fri) 20:19:34 |
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![]() | 【人】 2年生 松本志信─屋上─ [その時が来るまでの屋上には、いまのところ誰も居なかった。 ケースを抱えたまま、屋上の端の方まで行く。] …………こえぇ〜! [こっから落ちたの?ばかなんじゃない? いやばかなんだけどさ。 飛び降りようとしてた俺もばかだけど 助けに飛んできた津崎くんも相当ばかだよ。 何を思って助けてくれたのかは、判らない。 今回は縁の上に乗ることはせず、代わりにケースを置いた。 丁度その時くらいか、また電話が震えて受話のボタンを押す。] あいはい、どしたー? [黒崎ちゃんからの電話で>>317 食べ物がまた増えたことを知る。] おお、カレーいいねぇ好きよ。 食いに行く行く。 あ……、でもちょっとさ、みんなで窓の方見てよ。 (323) anbito 2022/09/09(Fri) 20:20:57 |
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![]() | 【人】 2年生 松本志信それいけ〜〜〜っ! [ケースの中の魔法の欠片を鷲掴みにして、青い青い空へ、投げる。 鳥獣戯画の紙吹雪。 いろんな色、鮮やかな、褪せた、様々な彩が 細かく細かく刻まれて、風に乗って舞い落ちる。 ここは夢であるはずなのに やな事ありすぎて、厭になっちゃうかもしんない。 気持ち悪いこと、気味悪いもの、心を揺るがす何かが多すぎて。 起きたみんなが“悪夢だった”って思うかもしれない。 残していく人たちを想って、苦しくなるかもしれない。 万が一これが、もし俺の夢なら。 そんなんぜってぇ嫌だから。 せめて目覚める時くらいはさ。 一瞬でもいいから、明るくしてぇじゃん。] (327) anbito 2022/09/09(Fri) 20:29:21 |
![]() | 【人】 2年生 松本志信[最後に会えてよかったって、思ってほしいじゃん。 覆らない。覆せない。 この中の一人が、死ぬんだからさ。]** (329) anbito 2022/09/09(Fri) 20:31:09 |
2年生 松本志信は、メモを貼った。 ![]() (a114) anbito 2022/09/09(Fri) 20:33:58 |
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