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【秘】 倉科 宙 → 櫛田三四子[繋いだ手を軽く引いて、身を屈め。 素早く顔を寄せれば、掠めるようにキスを。] ……ミルクの味がする。 [やわらかい唇をぺろりと舐めて、顔を離した。 まだギリギリ部屋の中だからセーフ、のはずだ。 なんて、心の中で自分に言い訳を。] (-10) SUZU 2021/06/27(Sun) 0:01:59 |
【人】 倉科 宙俺、ちょっと浮かれてるかも。 こうして二人で出掛けるデートも、久々だろ。 [はにかむように笑いながら、掌がじわじわと熱くなる。 照れを隠すように、コホン、と咳払いをひとつ。 今度こそ扉を開けて部屋を出たなら、玄関で下駄を借りて温泉街へ向かおうか。**] (46) SUZU 2021/06/27(Sun) 0:02:10 |
【秘】 櫛田三四子 → 倉科 宙――――、 ん…、 [目を閉じる間もなかった。 掠めるようなキスが落ちる。 舌先が軽く唇を撫でて、 こころがざわりと波打ったのも束の間 すぐに顔は離された。] …………な、 なにさ、急に。 [紅色に染まった顔で 軽く睨むように彼を見つめた後、 ふいっと視線を逸らした。 ぬるい温度とミルクの甘さがほのかに残る唇を 無意識に指先でなぞって、息を吐く。] (-11) guno 2021/06/27(Sun) 11:00:35 |
【秘】 櫛田三四子 → 倉科 宙……………… もっと、してほしくなるじゃん…。 [だって、何日か顔合わせてなかったからさ。 キスするのもちょっと久々だし。 きゅ、ともう一度手を握って、 照れを隠すように歩き出す。] (-12) guno 2021/06/27(Sun) 11:02:52 |
【人】 櫛田三四子さて、どうしよっか? 晩御飯も結構ボリュームありそうだから あんまり食べ過ぎないようにしないとね。 [温泉街は観光地らしく それなりに人で賑わっていた。 温泉卵にまんじゅうやせんべい、 ソフトクリームやコロッケなどなど、 所々に買い食いの屋台が出ていて、 食べるものには困らなさそうだが 後を思えばあまり満腹になるのは避けたい。 自分はそこまで大食いな方でもないし。 手を引く形で先を行き、 あっちこっち屋台を吟味し 良さげなものがあれば立ち止まるつもりで。**] (49) guno 2021/06/27(Sun) 11:06:55 |
【秘】 倉科 宙 → 櫛田三四子[睨まれて顔を逸らされても 今は髪を括っているせいで染まった頬が見えるから。 機嫌よく喉を小さく震わせていたら。] う。 [聞こえた小さな呟きに、また足が止まりそうになる。 手を繋ぐのは勿論、キスのように恋人らしい触れ合いも久々なのは俺も同じで。 欲を言えば抱きしめたいし、今それをしたら腕の中から離せなくなる気しかしないから。] (-13) SUZU 2021/06/27(Sun) 14:12:08 |
【秘】 倉科 宙 → 櫛田三四子……俺ももっとしたいけど、 デートもしたいから、我慢してんの。 [手を握り返しながら、ぼそぼそと。] (-14) SUZU 2021/06/27(Sun) 14:12:39 |
【人】 倉科 宙借りてきたDVDとか見たりして、 家でのんびり過ごすのも好きだけど。 いつもこない場所とか見ない格好とかって、 新鮮でいいよな。 [彼女が草履を履き終わるのを待って、再び手を繋ぎ。>>48 人並みではぐれないように気をつけながら、温泉街をきょろきょろと。>>49] 確かにこれ、油断するの腹いっぱいになりそうだな。 うーん。とりあえず、分けられそうなのは 二人で分ければ色々と食べられるんじゃないか。 [あちこちから漂ってくる美味しそうな匂いの誘惑に、早速目移りしそうになりながら。 先導する彼女が目をつけたものがあれば、アイスのように分け合おうと提案を。] (50) SUZU 2021/06/27(Sun) 14:12:48 |
【人】 倉科 宙[歩く度、楽しげに揺れる彼女のポニーテールに、目を細めながら。] あ。なぁ、あれちょっと見ていいか? ガラス工房だって。 [俺が指したのは、土産屋の一角に出た看板。 蜻蛉玉とか風鈴とかが店先に並んでいて。 一つ一つ模様が違って、見てるだけでも目が楽しいけれど。] フュージング体験もできるってさ。 好きな色ガラス組み合わせて、 ペンダントとかマドラーとか作るやつ。 後日出来上がったら、家まで配送してくれるって……どう? [ちら、と隣の彼女を見る。 さっき揶揄った時、プライベートだって返されたけど。>>47 物作り体験コーナーがあるとつい足を止めてしまう辺り、俺も人のことを言えないかもしれない。**] (51) SUZU 2021/06/27(Sun) 14:13:56 |
【秘】 櫛田三四子 → 倉科 宙[ボソボソと呟く声が耳に届く。 ......確かにあまり続けると出かけられなくなってしまう気がするし、それはもったいない。 ので我慢する。するけども。] ........................なまごろし............ [ちょっとだけ拗ねたように呟いて、 にぎにぎと絡めた手に力を込めたとか、なんとか。] (-15) guno 2021/06/27(Sun) 15:50:00 |
【人】 櫛田三四子そうそう。 私たちの場合、結構すぐ 一緒に暮らし始めたから余計ね。 格好が変わるとまたちょっと別人みたいに見えるだろ。 ......惚れ直した?なーんて。 [そんなやり取りもありつつ温泉街へ。 もともと観光地で物色するのは好きな方。 色とりどりの屋台に目移りしてしまうけど、 あまり欲張るのも宜しくない。 うろうろしながら迷った末、 温泉まんじゅうとせんべいを買うことにした。 分けやすそうだしね。 茶色い饅頭の皮をふたつに割って、 はふはふしながら片方を頬張る。 もう片方は彼にあげよう。おせんべいも同様に。] (52) guno 2021/06/27(Sun) 15:52:25 |
【人】 櫛田三四子[そうこうしながら歩いていると ふいに彼が足を止めた。 振り向いた視線の先にあるのは一軒の土産物屋。 綺麗なガラスの工芸品が軒先にも飾られており目をひく。 この季節なら風鈴もいいよね、と思ったけど、 彼が気になるのは物作り体験コーナーのようだ。 興味津々、といった様子にくすりと笑って] (53) guno 2021/06/27(Sun) 15:55:29 |
【人】 櫛田三四子へえ。 自分で作ったりもできるんだ。 面白そうだね。 よし、やってみようじゃないか。 どっちがうまくできるか勝負しよう。 [まあ、とは言え向こうはプロの専門職だ。 勝てる気はあんまりしないけど。 気合いは負けないぞとばかりに口角をあげて**] (54) guno 2021/06/27(Sun) 15:57:29 |
【人】 倉科 宙[通された木の椅子に並んで腰掛ければ。 目の前の木造りの大きなテーブルに、キラキラと細かいガラスビーズが入ったケースが並べられていて。 さて、何を作ろうかと一覧を見て思案する。] ストラップやボールチェーン付けたりもできるんだ。 それなら日頃使えるし、鞄や鍵につけてもいいし。 そうだ、出来上がったら交換するってのはどうだ? [勝負も楽しいけど、記念にもなるし。 完成見本の写真を見ながら、この色綺麗だなとか、どんな柄にしようかとか。 頭を突き合わせて、相談を。] (57) SUZU 2021/06/27(Sun) 20:36:07 |
【人】 倉科 宙[そうこうしていれば、ついいつものように思考が作品に集中してしまい。 ハッと気づいて隣を見る。 彼女と目が合えば照れたように笑って。] こうやって、考えながら作る時間が好きなんだよなぁ。 わくわくして、楽しいんだ。 [ちなみに、作り方は割と簡単で。 四角い透明なガラス板の上に、ピンセットでガラスビーズを好きな感じに置いていくだけだ。 予め花模様になったガラスパーツなんかもあったりする。 視線を手元に戻せば、真剣な顔でちまちまと使いたいガラスビースを手元のケースにとっていこうと。**] (58) SUZU 2021/06/27(Sun) 20:39:50 |
【人】 櫛田三四子軽口に噎せる姿をにまにま眺め。 コロッケと温玉シェイクの方も一口ずつ分けてもらう。 さくさくした揚げたてコロッケの食感を楽しみながら、 帰りの土産の相談などしてみたり。 そうして土産物屋の前で勝負を持ちかければ 彼も乗ってきてくれたので] ふふん、いーよ。 じゃあ私が勝ったらマッサージでもしてもらおっかなー。 デスクワークだと肩凝ってさ。 宙が勝ったらどうすればいい? なんか聞いてほしいことある? [などと尋ねつつ店内へ。 二名体験希望の旨を話せば快くテーブルの方へと案内された。] (59) guno 2021/06/27(Sun) 22:10:42 |
【人】 櫛田三四子宙、結構こういうとこ 一人で参加しにくるんだ? 仕事でもこういうのやってるの? [口調が慣れた感じだったので、なにげなく尋ねる。 美術制作会社で道具を作っていることは知ってるけど、詳しい内容までは知らないし。 付き合って一年、といえどまだまだ知らないことはある。 色とりどりのガラスビーズを眺めて吟味していると お互い作って交換しようという提案。 口許を緩めると頷いて] (60) guno 2021/06/27(Sun) 22:13:49 |
【人】 櫛田三四子(………って、心狭! 楽しい旅行にするって決めたばかりだろ私) [いつもはこんなこと考えないのに! 1人で百面相していると不意に視線があって 色んな意味でドキッとしてしまった。] …、そっかあ。 宙はいい感じに出来た? [照れ臭そうにはにかむ顔を見ると それ以上何も言えなくて言葉は飲み、 曖昧に笑顔を浮かべて相槌を打つ。 身体ごと顔を寄せて手元を除き込めば 彼の作品はどうなっていただろうか。 自分の完成品が微妙だったのは 多分色んな煩悩のせい。**] (63) guno 2021/06/27(Sun) 22:47:42 |
【人】 倉科 宙いいぞ、マッサージ。 俺が勝った場合はそうだなぁ。 ……あーじゃあ、膝枕とかどうだ。 [ふと、思い浮かんだことはあったけど。>>59 なんとなく今言うのは違う気がして、誤魔化しながら。 案内されたテーブルへ。] いや。仕事だとこういうのはほとんどないし、 これはただの趣味なんだけど。 でも、こういう技法とか作品とかを知ってると 仕事でたまに活かせたりはするかな。 どんなのが人気とかどうすれば綺麗に見えるか、とか。 三四子もそういうの、ないか? [例えば読んだ本の文章とか、人と話した内容とか。 取材したり記事に纏めたり、そういう地盤を作る知識の一部が俺の場合、こういう体験コーナーだったりするわけで。 現場によっては詳しく話せないこともあるけど、興味を持ってくれるのは嬉しくて。>>60 そんな風に説明しながら、交換の提案を。] (64) SUZU 2021/06/28(Mon) 0:27:40 |
【人】 倉科 宙俺がつけるからって、変なの作るなよ。 あ、その青いいな。三四子っぽい。 [透けるような青のビーズを覗きこみ。>>61 じゃあ俺っぽい色は何か考えてみるけれど、生憎羽根は無色半透明だ。 四苦八苦しながら、ビーズを吟味する彼女に目を細めながら。 俺も使う色を決めれば選んだビースを、細かく砕いたりしてガラス板へ並べていった。 手を動かして作業に没頭する間は、周囲の声も遠退いて。 彼女に見られてる、と気づいたのは完成間近の頃。>>63] ……三四子? ああ、うん。もうちょいでできる。 [なんだか歯切れ悪い様子に、首を傾げそうになったけど。 覗きこんでくる彼女の身体を支えながら、頭を寄せて手元のガラスを見せようか。] (65) SUZU 2021/06/28(Mon) 0:27:52 |
【人】 倉科 宙んー……こう、花っぽくしたかったんだけど やっぱ難しいな。 溶けたら不思議な模様になるかも。 [少し不恰好な淡い黄色と、水色の花。 あとで溶かすことを考えると細かすぎる模様は潰れそうだから、割と安直なモチーフになってしまったが。 出来栄えは51点くらいだろうか。] (66) SUZU 2021/06/28(Mon) 0:29:29 |
【人】 倉科 宙[うんうん唸りながらなんとか納得いく形までビーズの位置を微調整して、仕上げに葉っぱぽい緑をぽつぽつと散らし。 俺も横の彼女の手元を覗きこんだ。] そっちはどうなんだよ。 ……お、いいじゃん。青と白で爽やかで。 出来上がんのすごい楽しみ。 [透ける青と白が重ねられた作品に、上出来、と笑い。 彼女を見れば、また笑顔が少し硬い気がして。 大丈夫上手くできてる、と励ますように背中を撫で。 お互い完成した作品を、崩れないように店へ預けて発送先を伝えよう。] (67) SUZU 2021/06/28(Mon) 0:32:33 |
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