人狼物語 三日月国


205 【身内】いちごの国の三月うさぎ

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【赤】 マシロ

 

[ 自分が潮を噴いたことなんて知らない。
  まだそれは知識にないことだ。
  だから、何が起きたか分からない子どものような顔で、
  ただ胎に叩きつけられた白濁の熱さを
  薄腹の上から撫ぜて ]


  ………ッふ、……おなかのなか、
  ちゃんと やわたさんで、いっぱい……


[ 一気に高いところまで快楽が上り詰めたせいか、
  頭が全く上手く働かない。

  だしちゃえ、なんて抗えないコマンド、ずるい。
  彼が出すものと自分が出してしまうものは
  きっと違うのに。 ──そこまで思い出して、漸く
  何かとんでもない粗相をしてしまったのではないかと
  慌てたように瞳孔が開いて、彼を見上げた。* ]

 
(*98) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 22:11:41

【独】 マシロ

/*
3/32だからいちごの国終わらないし…!(現実からめをそらす
(-147) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 22:12:05

【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ


[ 「熱い」のはどちらで
  「たべている」のはどちらか

  わかっているのは

         「きもちいい」「すき」

                    ということ。  ]
(-152) Ellie 2023/04/01(Sat) 23:12:37

【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ


 ん、 僕も、好き、
 マシロちゃんが、好きだよ、
 
(-153) Ellie 2023/04/01(Sat) 23:13:23

【独】 マシロ

/*
は〜〜〜〜〜〜えっちじゃん、、、(しんこきゅう)
(-155) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 23:19:13

【独】 マシロ

/*
遠慮せず寝て!!!温泉は……紅葉でリベンジするしかないのかもしれない…ww
(-156) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 23:20:10

【赤】 マシロ

 

[ どれがトリガーを引いたのか、自分でも分からない。
  全身余すところなく甘く気持ち良くて、蕩けてぐずぐずで
  最奥にずっと求めていた
ご褒美
が弾けた。

  ────その瞬間、もうだめだった。
  耐えられなくて、いつものイき方とはまるで違うモノが
  這い上がっては外に出たがって。
  幾夜も喰べられ 幾度も開発されたこの身体は、
  ついに潮を噴くことまで憶えてしまった。 ]


  ………ぅ、……?

  ん、 ……がんばり、ます……?


[ ちかちかと視界の裏で白が弾け飛んでいる。
  薄い腹を押し上げていた硬さはないけれど、柔くもない。
  腹の中に残ったままの熱を、ぼんやりした意識で撫ぜて
  よく理解もせずに「頑張ろうね?」と投げられた疑問符へ
  うん、と子どものように頷く。 ]

 
(*105) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 23:59:50

【赤】 マシロ

 

[ がんばる。──何を、だっけ?
  思い出さなきゃいけないことが他にもあった気がする。
  そう、例えば、自分が今しでかしたことだとか。

  は、とそこで意識が降りて、輪郭を取り戻した。
  見上げた彼から優しいキスを与えられるのを
  目を閉じて受け止め、羞恥に頬を火照らせる。 ]


  ────……ッや、……
しお、?



[ 力の抜けた身体ではもう碌な抵抗も出来ない。
  顎に宛がわれた彼の指が、また鏡の方を向かせてきて
  まるで鏡まで飛び散った水滴を見せつけるよう。

  実際恐らくはその意図なのだ。意地悪な狼は。
  彼の口から紡がれた二音で真っ先に思い浮かぶのは
  調理に欠かせない調味料だけど、それではない。

  しお、────潮。
  シャワーでも結露でもないこの透明な水滴が、
  「なにかでる」と抵抗した感覚の正体、らしい。 ]

 
(*106) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 23:59:59

【赤】 マシロ

 

[ 俗語の類は脳内辞書には書かれていない。
  潮というものも、そもそも最初はイく、という言葉さえ
  辞書になかったような性知識だ。
  本当に義務教育レベルのことしか知らない身だから、
  少しの理性が掛けたストップは正解だっただろう。 ]


  ……ぁぅ……。
  わけ、わかんないくらい、……きもちよかった……


  ────……ふぁ、 ンッ


[ ナカから熱杭が抜けていく感覚を快楽として拾い上げ、
  まだ敏感なままのナカはその微弱な刺激で
  弱々しく、今度はすこしだけ潮を零す。

  びくびくと収縮を繰り返す媚肉のせいか、
  栓が無くなったからか、白濁が膣内を伝い落ちていく。
  直感的に、「さみしい」と本能が訴えた。 ]

 
(*107) 鬼葉 2023/04/02(Sun) 0:00:04

【赤】 マシロ

 

[ 意識が降りただけで、まだ身体は戻っていない。
  初めて潮を噴くくらいには深く大きく達した余韻が尾を引き
  時折制御出来ずに、脚や肩がぴくん、と跳ねた。

  ──いっぱいだったはずなのに、熱が抜けて、おちて。

  ちゃんと、憶えたのに。
  教えて貰った"きもちいい"を、熱の吞み方を、快楽を。
  与えられたご褒美が足りない。
  贅沢だろうか。──足掻く貴方も同じだろうか? ]


  やわた、さん、


[ 甘い、溶けたアイスのような声音だった。

  とくんとくんと心臓が早く動いている。
  肌を交える時、こうして不意に意地悪な面が見えるたび
  どうしてか鼓動が早鐘を打つのだ。
  顎を動かして鏡を見せようとする少しの強引さ、
  快楽から逃してくれなかった あの甘い声音。

  ────おかしい、こんな熱の上がり方。
  そんな 、…そんな気質じゃなかったはずなのに、 ]

 
(*108) 鬼葉 2023/04/02(Sun) 0:00:08

【赤】 マシロ

 


  なか、……こぼれ、ちゃった ……から


[ しゃくりあげる膣のせいか、どうしても溢れた白濁が
  つぅ …っと太腿を伝う感覚がある。

  とはいえまだ微量で、大半はナカに残っているけれど
  "まだ慾しい"と雌の本能が慾張って言うことを聞かない。
  気怠い腕を動かし、すり、と彼の熱へ直に触れる。


  あんな痴態もかわいかった、と言ってくれるなら。
    ──まだもっと、可愛く幸せにして。

  貴方の手で 貴方の熱で 際限なんてないくらい。 ]

 
(*109) 鬼葉 2023/04/02(Sun) 0:00:14

【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ

 



    ──────……もっかい、しよ……?



[ えっちしよう、なんて直接的には煽れない。
  少なくとも まだ今は。

  代わりに精一杯の"お誘い"の言葉を紡いで、 ]

 
 
(-160) 鬼葉 2023/04/02(Sun) 0:00:21

【赤】 マシロ

 


[ 男性の熱を硬くする方法なんてよく知らない。
  だから撫ぜるように触れる細い指先は、
  本当にただ、誘うために肌を重ねにいっただけ。


  それで煽られてくれるならリターンは十分。
  足りないなら、気怠い体をどうにか動かして、
  舌を交える深いキスをしてでも、
  もう一度をねだろう。** ]


 
(*110) 鬼葉 2023/04/02(Sun) 0:00:26

【独】 マシロ

/*
当社比早く書けた気がするけど私も早寝勢……おやすみ……**
(-161) 鬼葉 2023/04/02(Sun) 0:06:31

【赤】 マシロ

 

[ 白紙の脳内辞書に、またひとつ彼の手で知識が与えられる。
  ──きもちよくなった時に、出てしまう、透明なもの。
  定義づけはすんなりと吞み込まれ、
  何か粗相をしてしまったわけではなくて良かった、と
  安堵でほっと息を緩めた。
  「聞いたことしかなかった」という彼の言葉から、
  "なかなか起こり得ない現象である"ことを察せるほど
  まだ思考回路は回復していない。



  ────癖になるのは、こまってしまう。
  潮を噴くまでの気持ち悦さが毎回訪うのもそうだし、
  ……出してしまった時の快楽も、癖に、なったら?
  身体が自分のものではなくなってしまって
  全部、彼に作り替えられて 名実ともに彼のモノになって

  ──彼無しでは生きられない身体になってしまいそう。 ]


 
(*117) 鬼葉 2023/04/02(Sun) 10:14:49

【独】 マシロ

 


  [ そうなってしまいたい、なんて慾は識らん顔。

    貴方の言うことなら全部聞きたいの。
    貴方に教えて貰うこと、全部覚えたいの。


    ──これ以上無いくらい貴方仕様にカスタムされた
    極上のご馳走恋人になるように ]


 
(-165) 鬼葉 2023/04/02(Sun) 10:14:58

【赤】 マシロ

 

  ン、 ぁ、む……っ


[ 微かな喘ぎの合間を縫うように、咥内へ指が入り込む。
  顎にも触れ続けているせいで逃げられない。
  指は軽く口の中を一周し、
  まるで熱杭の挿入を思い出させるように前後へ揺すっては
  それだけで滲んだ唾液を掻き出すみたいに引き抜かれて ]


  ……っは、ふ、


[ 咥内を弄られるのも、きもちがいい、けれど。

  ──…もっと気持ち悦さを得られる場所を
  自分はもう、知っている。憶えさせられて、いる。

  お腹の奥がまた疼いて、痺れが止まらない。
  慾しい、おねがい、──また 熱を 奥で、飲ませて。
  だって 折角出して貰ったものが、零れてしまった。 ]

 
(*118) 鬼葉 2023/04/02(Sun) 10:15:02

【赤】 マシロ

 

[ 狼さんは思惑通り煽られてくれたらしい。
  鏡越しの顔でそれを察し、いたずらっぽく笑う──前に。 ]


  ………ぇ、と……。


[ …それは冗談なのか本気なのか。>>*115
  今一つ掴み切れなくてまごついている間に、
  両手で自分を支えたまま彼が先に立ち上がった。

  次いで腰を抱かれながら、導かれるように自分も立ち
  強く吸われた唇の快感に「んぅ、」と小さく喘いで。 ]


  おんせん、……。


[ 思考は完全に戻ってきていない。
  内風呂に備え付けられている浴槽のことか、と考えて
  ────露天風呂の存在がすっかり頭から抜けていた。

  甘えるように両腕を伸ばした。
  両脚も腰も、力が抜けて思うように歩けないので。
  ……なんてのは、半分くらい建前で。 ]

 
(*119) 鬼葉 2023/04/02(Sun) 10:15:06

【赤】 マシロ

 


  ……だっこして、つれてって。


[ 出来る限り貴方とくっついていたいから。

  運びやすい体勢があるなら、その通りにする。
  なるべく負担をかけないように頑張るから、抱っこしてと
  今までなら言い出せなかったような我儘を。

  温泉の中で温まって部屋で続きをするつもりなのだと、
  ……そんな風に思ってもいたものだから、なおさら。

  きっと彼の思惑を知っても、結局自分は
  "彼の言うことを聞きたい"と思ってしまっているので
  顔を赤くしながら、熱を慾してしまうのだろうけど。* ]

 
(*120) 鬼葉 2023/04/02(Sun) 10:15:10

【独】 マシロ

/*
だっこして〜〜♡
こうやって徐々に甘え方の幅が広がっていくのが性癖だからおねだりさせてしまった

しれっと書いた自分の性癖が相手と合致してると
こう、嬉しいね…♡(私もそこすき)>>-164
(-166) 鬼葉 2023/04/02(Sun) 10:17:23

【赤】 マシロ

 

[ 狼さんの思惑通り、白うさぎは安堵をしただけで
  潮を噴くことへの恐れや嫌悪を抱くことにはならなかった。
  もうあの頭を焼くような快楽を憶えてしまった以上は、
  きっと、言外の意も 叶う未来になるのだろう。

  ──幕間でさえ気を抜かせてくれない狡い一面さえ
  すき、に変わってしまうのだから、どうしようもない。
  穏やかなピロートークめいた会話は文字通り言葉だけ、
  伴う行動は慾を互いに煽ろうとするものばかり。 ]


  ……ん。
  わたしも、ずっとナカ、いてほしい……。


[ なるべく長く、というのをゆっくりとした交わりと解釈し
  三回くらいは──なんて言葉が
  まさかそれ以上の可能性も孕んでいるとは思いもしない。

  だから、微笑みに揺蕩うような咲みで返して、
  甘えたな子どものように腕を伸ばした。 ]

 
(*126) 鬼葉 2023/04/02(Sun) 12:34:46

【赤】 マシロ

 

[ せりあがる何かを堪えるような咳払いが聞こえて、
  小首を傾ぎ、「はやく」と目で訴える。
  想いを交わした最初の頃なんて、
  「手を繋ぎたい」とお願いするのも少し怯えていたのに。

  今ではすっかり彼限定で甘やかされ、甘え慣れたおかげか
  おねだりは受け入れられるものと思い込んでいる。
  ──だって彼は、いつだって自分のことを
  "可愛い美味しい"と言ってくれるから。 ]


  ……やわたさん、だっこ。


[ とはいえ今は少しの時間も惜しいので。
  駄目押しのようにもう一度、今度は名前を呼びながら
  「ん!」と腕を掲げれば、彼の両手が伸びてきて
  脇へ差し込まれ、身体を持ち上げてくれる。

  白うさぎは、へにゃ、とご満悦の笑みを浮かべた。 ]

 
(*127) 鬼葉 2023/04/02(Sun) 12:35:05

【赤】 マシロ

 

  え、と……こう……?


[ 爪先がマットの際で宙を掻いた弾みで、
  太腿を細筋の白濁が伝い ぽたりと落ちる。
  溢れないようにきゅう、と下腹部へ力を込めるけれど
  足を開いて正面から抱き着く格好では思うようにいかない。

  彼の首へ腕を回し、指示される通りに四肢を動かして。
  体重を預ければ望んだ通り、抱っこで移動の完成だ。
  ふにゅんと彼と自分の間で柔く形を変える胸も、
  ────…歩く間にどうしても擦れる秘芽への刺激も。


  彼の肩口に頭を凭れ掛からせて、必死に声を殺し
  バレないようにしようと ──したのだけれど。 ]


 
(*128) 鬼葉 2023/04/02(Sun) 12:35:11

【赤】 マシロ

 


   っひゃぅ、 ンッ……!


[ 不意に訪った秘部を探るような指先の刺激へ、
  押し殺せていたはずの声が溢れ出た。

  びくん、と身体が揺れれば
  胸の先端と秘芽は彼の肌と擦れ、痺れるような快感を生む。
  確かめるまでもなく、少し触れればきっと
  白濁と、それ以上に秘部を潤す蜜が分かるはず。 ]


  ……ッや、こぼしちゃう、から……っ


[ 頑張って膣を締めて、どうにか奥に溜まる慾が
  これ以上出て行かないようにしているというのに。
  抱っこをねだってこの体勢になった以上、
  抵抗は言葉だけでしか出来ない。

  不埒な指の悪戯を咎める声さえ甘い色。
  ──……頭が茹って、ばかになったみたいで。 ]


 
(*129) 鬼葉 2023/04/02(Sun) 12:35:15

【赤】 マシロ

 


  …………それ、に、
  
さわられるだけで、きもちいいから ……だめ、



[ ──今は、まだ。

  だって、触れ合うだけの二箇所さえ快感を奔らせるのに。
  意図的に弄られたらすぐまたイってしまう、と
  掠れた声で訴えて、ぎゅうとしがみついた。* ]


 
(*130) 鬼葉 2023/04/02(Sun) 12:35:32

【独】 マシロ

/*
ヘキだった。やった~!
楽しいし常にしあわせを感じている…ありがたい…。拝む。
(-168) 鬼葉 2023/04/02(Sun) 12:36:16

【赤】 マシロ

 

[ 抱っこのおねだりをした記憶は、過去一度もない。
  頭を撫でてといったり、手を繋いでといったことも。
  全部全部、彼が初めてのことだらけ。
  ────彼なら、甘えることを許してくれるから。
  そうして自分にもまた、"甘えられる"ことへの
  嬉しさをいつも教えてくれる。

  二人でしか作れない、幸せの掛け算。 ]


  おふろ、


[ はた、と気付く。
  零れた呟きは、こつんと頭を合わせに来てくれた
  彼の耳にもよく届いただろう。

  またすぐに飲ませてくれると言って、
  でも内風呂の浴槽は通り過ぎていく。
  ──そこでようやく、露天風呂の存在を思い出した。


  ……いやまさか、まさかそんなことはない。きっと。
  過った考えを否定し、じれったい微かな快感を耐え、
  「だめ」の意図を汲んでくれた狼に身を預ける。 ]

 
(*135) 鬼葉 2023/04/02(Sun) 16:57:56

【赤】 マシロ

 

[ 引き戸を開ける音は重々しく、日暮れの寒さが肌へ触れた。
  夜の帳はまだ降りず、昼と夜の合間、
  どっちつかずの昼夜が混ざり合った空へ微かに細い月。
  照明が無くても地面や少し遠くのものなら目視できる。

  家族連れを想定しているのか、
  肩口から頭を離し振り返れば、大きな露天風呂が見えた。
  降りて自分で入れるくらいの力は残っていたけれど、
  言い出さず、抱えたまま湯へ浸かるのへ甘えて。 ]


  ……っわ、ほんとだ、ちょっとあつい……かも…?


[ 掴まっててね、という予告にはこくんと頷き
  そっと一緒に入った温泉は少し温度が高いような。
  じんわり肌へ広がる熱さへ、ほう、と息を吐く。 ]

 
(*136) 鬼葉 2023/04/02(Sun) 16:58:00

【赤】 マシロ

 

[ まだということは、夜になれば星が見えるのだろうか。
  特別夜空が好きなんてこともないけれど、
  都会の街中に住んでいれば星なんて殆ど見えないから
  純粋に気になって、夕飯後にもう一回入ろうという言葉に
  「うん」と少し弾んだ声で返事をする。 ]


  えへ、……だっこしてくれて、ありがとう。


[ 最初の夜から、交わった後は朝起きるまでの間
  敬語が抜け落ちるのが標準になった。
  無意識だったことへ気付いたのは途中から。
  気付いてもなお、続けている。

  ────……身体でも、心でも、その他からも。
  彼と交わったことへの実感がほしくて。
  それに、何てことない時に敬語を外すのは

  ……やっぱりまだ、気恥ずかしい、し。 ]

 
(*137) 鬼葉 2023/04/02(Sun) 16:58:04

【赤】 マシロ

 

[ 運んでくれたことへの礼を言い、
  促されるままに首から外した片手を湯の中へ沈める。
  てっきりここで体勢を一度崩して
  隣同士座りながら浸かるのだと、思っていたけれど。

  ──導かれた先、まだ柔らかい彼のモノへ触れた途端
  さっき自分が煽るために撫ぜたことを思い出す。 ]


  ……ぁ、やわた さん
  わたしも。────わたしも、すき、


[ 浴室と違い、外だから声は響かない。
  名前を呼ばれ 好きと紡がれれば、心臓が跳ねた。

  幾度も幾度も重なる唇を受け入れ、
  自然と唇を開けば、外だというのにキスも深まっていく。
  粘着質な水音が鳴って、熱い舌が交わって、 ]

 
(*138) 鬼葉 2023/04/02(Sun) 16:58:10
 




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