【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜- 回想・露天風呂 - [ 怒りを混ぜた表情のまま、見据える雪菜の視線を受けた。 ほどなく雄吾の喉が動き、笑声をはらんだ声が漏れる。] 「……く、ふふっ。 雪菜は、男を煽るのが本当に上手い。 躾けてやらんと、いつか困るぞ。」 [ 怒気を混じえた貌は、ほぼ全てが演技だ。 一欠片だけ混じった本物が何かといえば、 足蹴にしたことへの反射的な作用だったろう。 とはいえそれも、裡にある驕横さを、雪菜が隠さず 露わにしてみせたと思えば、雪のごとく溶けていく。] 「小さな雪菜に、遠慮はしてた。 お前は、俺が抱いてきた誰よりも小柄だからな。」 [ ちろりと踊る赤い舌。 秘所に触れた肉棒が、彼女の身動きにつられて軽く揺れ。 腰を落として前へと動く。肉茎が秘唇をなぞり上げ、 雁首の膨らみが露出させた肉芽につ、と触れた。] (-158) yuma 2020/07/14(Tue) 4:13:04 |
【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜[ 湯船の縁に両手を掛けた雪菜を見やって腰を引く。 己の雄に右手を添えて狙いを合わせ、 斜めの姿勢で待ち受ける彼女の中心へと 肉傘の先端を触れさせた。] 「情熱的に、と、言ったが……な、」 [ 雪菜の手よりもやや外側に手をついて、 前へと腰を進めれば、ぐっしょりと濡れた肉の花弁が みちりと開かれて、太い雄肉を徐々に呑み込んでいく。 経験の数は少なくはないのだろう。 場慣れた様子とあしらいよう、何より 先ほどの口技を思えばむしろ多いというべきか。 といってそれは何ほども、 雪菜に対する印象を歪めるものではない。 『 一番、情熱的に、激しく 』 そう求める何かが彼女の中にあるのなら、 ――むしろ、無かったとしても。 目の前の小柄な体躯を堪能せずにいられない衝動と、 それに反する感覚とが雄吾の中には湧き起こっていた。] (-159) yuma 2020/07/14(Tue) 4:13:33 |
【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜 「 っ、壊しちまうかも、……しれんだろ。」 [ 屹立を進めるにつれて蜜壺は柔軟に広がり、 雄肉を受け入れようとしていく。 だがそれも短い間の変位には限りがあるというもの。 雁首の最も太い部分を呑み込ませ、 その先までは進入を続けず、腰をぴたりと止めた。 一息に突きこみたい衝動をこらえ、苦しそうに目を閉じる。 あるいはその間際、不服そうな顔でも見えたかしれないが。] 「もう少しだけ、安心させろ。 動いて良いと、思えるくらい。」 [ 瞼を開き、かすかに身動いでは雪菜の様子を確かめる。 きつく拡げられぎちりと雄を食い締める粘膜は、 一目見ただけでも限界近いと思えるほど。 ごくゆっくりと、身体全体を前後に揺らす。 湯に濡れて滑らかな湯船の縁の上、その動きに伴って 雪菜の身体も揺さぶられただろう。 そうして少しずつ、奥へ奥へと雄吾は己の欲を 彼女の奥へと呑み込ませていく。 未だ、情熱よりも理性の優る心持ちのまま。] (-160) yuma 2020/07/14(Tue) 4:14:53 |
【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜「……っ、は…… 一番奥か、この辺り。」 [ こり、とした行き止まりに亀頭が触れる感覚。 陽物の根本までは収まりきらぬまま、最奥まで達する。 淡く笑んで、湯船の縁についていたうちの右手を離し、 雪菜の背から肩を包み込んだ。] 「待たせた、な。」 [ 行為自体はとうに始まっているというのに、そう口にした。 彼女は愚かと笑い、ふいと顔を背けるかもしれないが、 一通り確かめなければ雄吾には 不安を残した交わりとしかならなかった。] (-161) yuma 2020/07/14(Tue) 4:18:07 |
【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜[ 何という臆病者か。 これだけ大きな図体をして、 これだけはっきり誘いを向けられて、 だというのに相手の身体を慮るようにして 心の奥の情動をそのままぶつけることが出来ないでいる。 並の体格であれば良かったのに。 仰ぎ見られ羨まれることの少なくない自分の身体を、 そのまま欠点として自分自身が捉えてしまっていた。 強く奥歯を噛みしめた。 己の内心と、雪菜の欲求とは何の関りも無いものだ。 眉を寄せ、眼下を見つめる。 確か、140cmから伸びていない雪菜の身長。 自分とは50cm以上も隔たりがある。 それでも己の方が小さくあるかのように思えた。] (-162) yuma 2020/07/14(Tue) 4:26:53 |
【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜[ そんなつまらない生き方をしてきた筈ではなかった。 だというのに、何故この時になって恐れを抱いてしまうのか。 肉の欲望は相変わらず勃ち誇り、 雪菜の内奥で萎えもせず隧道を拡げているというのに。 親族への情かといえばそうではない。 であれば雪菜とこうすることを望んではなかったろう。 小さな体躯への心配かといえば、 それはあったにしても、最大のものではないと感じた。 では何か、と言えば。 今この瞬間の逡巡そのものだ。 何も考えずただ抱くことに没頭できずに居る自分。 本能には逆らわないようにしていると話していた自分が、 遥か遠い存在のようにさえ思えた。] (-163) yuma 2020/07/14(Tue) 4:32:25 |
【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜[ 頭を振り、打ち払う。 挑発的な蠱惑の笑みを湛えていた雪菜だけを見た。 その他の存在は何もかも忘れることにした。] 「 誰を抱いた時よりも、情熱的に。 始めは、俺のを馴染ませていくとしよう。」 [ 雪菜の身体が押し上げられないように肩を抱き、 腰を引いて打ち付けた。 狭い肉のトンネルを雁首が掻き分け出た直後、 再び奥へと打ち込まれる。 ぬめる肉の感触が雄吾の快楽神経を刺激する。 根本まで打ち込むことの叶わぬその狭さは却って、 幼い頃から知る小さな相手に己の雄を 捩じ込んでいるという背徳的な愉悦を生み出させた。] (-164) yuma 2020/07/14(Tue) 4:41:54 |
【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜[ 何も悩む必要はない。 ただ目の前の少女を望むまま、貪り尽くして獣になればよい。 本能的な情動が大きく頭をもたげ、覆い尽くそうとする。 腰遣いは次第に粗く大きなものになっていく。 ふ、と息を吐いて、揺さぶられる雪菜の身体に目をやる。 上下動に合わせて揺れる乳房。 身体を捉えていない左手で、彼女の右胸を包んだ。] 「……っ、と、はっ、ここも。 愉しませて貰おう。」 [ ぐいと思う様、遠慮無い力で鷲掴みにしようとしていた。 寸での所で我に返り、獣欲に呑まれかけていた自分に気づく。 半分はそれで良い。だがもう半分は捨てるべきでない。 右の乳房に触れさせた手は柔らかく五指を曲げる。 雪菜の身体を揺さぶる律動に合わせて その膨らみの形を変えさせていく。] (-165) yuma 2020/07/14(Tue) 4:59:16 |
【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜[ 指先でちろちろと、右胸の頂きを弄んだ。 ふくりと勃ち上がったそこを見ては、上体を窮屈に曲げて口に含む。 元より50センチからの身長差がある交わりだ。 その際に抽送の動きが疎かになるのもやむを得ない。 代わりというような思考を今の雄吾は残してなかったが、 口と舌とで雪菜の右乳房を愛玩する間に 彼の左手は左の胸へと向かう。 そちらも同じく責め立てて、起き上がった先端を きゅっと摘まみ、搾るように扱きあげた。] (-166) yuma 2020/07/14(Tue) 5:03:37 |
【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜「……ふっ、く……、雪菜は、まだまだ、 足りない、だろうな。」 [ 媚肉を味わうことに立ち戻って雄吾は笑う。 熱を帯び膨らんだ雄肉は、気を緩めればすぐにも 暴発しそうなほどになっていた。 一度や二度の射精で彼は満ち足りないほどの熱情を 覚えつつ、絡みつく肉の中を行き来する。 浴槽の縁に押し付けるように小柄な身体を押しやると、 上から圧し掛かる形で貫いた。] (-167) yuma 2020/07/14(Tue) 5:10:12 |
【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜「だが、まず、一回。 お前の身体に、出すとしよう。」 [ 一際強く捻じこんで、それから一気に引き抜いた。 満たすものを失った膣内に代わって指を忍ばせる。 ちゅくちゅくと音を立てて弄る間に、 手を添え雪菜に向けた己自身がびくりと震えた。 どくどくと放たれる白濁の液が、彼女の腹から胸へと降りかかる。 雄吾は荒い息をついてその様を見、笑みを乗せて口角を上げる。] (-168) yuma 2020/07/14(Tue) 5:14:55 |
【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜「洗い流せばいい。 ここは風呂場だからな。それに。」 [ ぽちゃりと半身を湯に沈め、腰周りを軽く洗って立ち上がる。 裸身に降り掛かった白濁を雪菜はどのようにしたろうか。 たったい今それを放ったばかりの男根は、 彼女の様子を目にして再びゆるゆると勃起し始めていた。] 「まだ足りない、全然。 何故だろうな。雪菜を抱くのは初めてなのに。 どれだけでも出来そうな気さえしてる。」 [ 悪びれもせず、にやりと笑う。 この程度ではまるで足りないのだ。 今までに抱いた誰よりも、強い情熱を伝えようとするには。] (-169) yuma 2020/07/14(Tue) 5:21:41 |
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