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【墓】 『不死兎』 ニア「…………、ダビー、」 男の名を呼ぶ。その不死兎の音は小さい。 あなたの意思を、選択を。歪ませたくないからだ。 キミはやっぱり素直で、律儀で、真面目な子だね。 これは今のキミを見て、改めて勝手に抱いた感想だ。 実際のキミがどうかなんて、完全に汲み取れやしないのだから。 それでもやっぱり、……どこか孤独を感じてしまうよ。 「…………、キミの努力や葛藤は、人だからこそ、生まれる物なのに……、」 なんて、こんな言葉をキミが…… 望んでいるのか、望んでいないかすらも分からないんだ。 紅水晶は……箱庭の外から。見守り続ける。 (+40) yayaya8 2021/10/12(Tue) 3:24:27 |
【人】 中堅看守 アンタレス>>109 >>112 >>113 ナフ/イクリール 無邪気な瞳に目を細め、その輝きがどうにも眩しくて目を閉じる。撫でるように差し入れられたそれも、その後の行動も受け入れるつもりでいた。 ...けれど、それを許さないと言うように観客の声が聞こえた。 閉じた目を開きそちらに視線を向ければ、投げられたナイフが彼を上より退かせていて。 「......ようやく休めるかと、思ったんだが。」 転がったままそんなことを呟いて、溜息をひとつ。 仕方がないからと身体を起こし、立ち上がる。 突き刺さる氷を全て溶かし、今度は傷を覆うように力を使う。 「...礼は言わない、助けたつもりもないだろう。 ......はぁ...分かった、やればいいんだろう。...嗚呼、面倒だ。」 給料よりも何よりも休暇が長く欲しい。 舌打ちとともに何かを唱えれば、この部屋の温度は更に下がるだろう。 鉤爪を砕き、再度床に氷を張り直した。今度はもう少し頑強に。 (117) sinorit 2021/10/12(Tue) 3:24:40 |
【人】 環境破壊 イクリール>>113 ナフ 滑る勢いは床に鋏を突き立て殺した。まだ深追いはせず。 「まさかぁ。『お腹が空いた』だけだよ。私はアンタレス君が君を殺してくれることを期待していたものでね」 >>117 アンタレス 「おや、もう少し寝てても問題なかったんだけどね。蹴り起こそうと思っていたのに」 じ、と目を細め傷の様子を観察する。 靴底が凍らないよう、たたんと足踏みをし。 「本当にやる気は出たのか?正真正銘『助けて』やろうか」 と問いかける。 (118) greenrotara 2021/10/12(Tue) 3:33:11 |
【赤】 知情意 アマノ「――――――……」 言葉にできない遠吠えを発する。 戦闘の中で、対話の果てに、己の在り方を見失い。 独りはぐれた狼が、声なき声で鳴く。 ここにいるのだと。私を見つけてほしいと。 離れていてもそばに在ると知っていて、それでも求めてしまいたくなるほどの痛みに狼は鳴いた。 ああ、けれど。 こんな自分を見ないでほしいから。 どうか君は、君の役目を。 (*1) uni 2021/10/12(Tue) 3:38:53 |
【人】 不覊奔放 ナフ>>117 アンタレス 裸足、薄着、素手でも氷の上を舞う。冷たい、と感想を漏らしていたところを見れば、温度を感じないだとか冷気に強いだとかではないとは分かるだろう。 「さッむ」 このように。 壁を蹴る、宙を舞う。そうしてあなた方へ急接近するのは今までと同じだ。違うのは、 >>118 イクリール 降り立つのはあなたの背後であるということ。 反応できないのならば、いや、反応できても避けられないのならば。 あなたの襟首か片腕か、掴みやすいところを掴んで足払いを仕掛け、アンタレスの方向に投げ飛ばし叩きつける算段。 高々数十キロに鋏の重量だろう?今のあなたは、男には『ステージギミック』にしか見えていない。 そしてこの行動は、あなたたちが話していようがいまいがお構いなしに行われる。 (120) rustyhoney 2021/10/12(Tue) 3:45:25 |
【独】 不覊奔放 ナフーーーああ、声が。 どこかから可哀想な狼の鳴き声がする。 何があったか知らないが、けれど何もないわけがないと知りながら。 男は、……今は、答えることができない。 応えることも、できない。 男は冷静だ。 生まれたことが罪ではなくても、この在り方は正しく、 (-65) rustyhoney 2021/10/12(Tue) 3:49:57 |
ナフは、楽しげだ。 口笛を一つ、吹いた。どこにも届かなくとも。 (a38) rustyhoney 2021/10/12(Tue) 3:53:11 |
【墓】 新人看守 ダビー>>114 アマノ 「何故捨てるだと?」 男は顔色を変えない。声色を変えない。 機械人形めいた様子のまま飛び退き、迎撃の姿勢に移る。 「楽だから」 銃が吠える。けれど紅色はターコイズと交わらない。弾丸では捕らえられないと理解して、再び銃を納めて刀を持ち直す……はずだったのだが。 ──多分、刀でも駄目だ。 「アマノ、勘違いしているようだから教えよう。 俺はただ、愛したいだけなんだ。ただ愛でたいだけなんだ。 傷をつけたい訳じゃない。壊したい訳じゃない。ただ、静かに愛するものを愛したいだけだった。 罪を犯してそちらに逃げる理由がないんだよ。少数の世界に行けば生きやすいかと思ったけど……そこでも受け入れられる訳じゃないというのは、もう学んだ」 刀すらも鞘にしまう。所持しているだけで得物は駆動し、男の能力操作を補助しているから決して無意味では無いのだが。得意な武器の使用を放棄したのは確かだ。 両手を空ける。拳を握って、構え直すけれど──男は貴方の一撃を、避けずに受け止めた。 「……ッ、げほッ、ゔ、ぇ…………、 …………アマノ、もういいよ。 もう、面倒で……疲れたんだ」 体に打ち込まれる拳を、両腕で絡め取ろうとする。もし叶うのなら、足と足の間に自分の足を割り込ませて動きをなるべく封じようとするだろう。 (+41) もちぱい 2021/10/12(Tue) 3:55:19 |
【墓】 新人看守 ダビー>>チャンドラ 「──チャンドラ様。トラヴィス様を抑えていただいているところ恐縮ですが。 俺ごと、アマノを攻撃することは可能ですか? それがダメなら……俺が血を流すくらいの傷を、俺にいただけませんか」 (+42) もちぱい 2021/10/12(Tue) 3:55:33 |
ミズガネは、ダビーの言葉を部屋の外で聞いて、…………。 (c56) smmmt 2021/10/12(Tue) 4:04:50 |
ミズガネは、その諦観とよく似たものを知っている。 (c57) smmmt 2021/10/12(Tue) 4:15:16 |
ダビーは、誰かを一瞬思い出した。 (c58) もちぱい 2021/10/12(Tue) 4:17:36 |
ダビーは、一欠片ほど思考した。ああ、少し前に俺を殺した相手は、こんな気持ちで死にたがったのかな。 (c59) もちぱい 2021/10/12(Tue) 4:19:15 |
【人】 知情意 アマノ>>+41ダビー 愛したい。壊したいわけじゃない。 ああ、それなら、そうであるなら、私の行動が罪なのだと。 理解したところでもう、あなたを殺した、あなたという知性を殺したのだという事実は変わらない。 ……全てを聞いて、拳を受け止められた男は。 あなたという人間が行う肉弾戦にも、それによる行動の制御にも、対応ができない。 できたかもしれないが、何故だろう、身体がついてこないな。 「私の勘違いが君を殺したのなら、」 知性を尊ぶ男は、研究所内テロを起こした時のような慟哭は行わない。 しかし、それでも当時のような仄暗い色で、自分が化け物に成り下がったと理解した時の色で、男の持つターコイズを濁らせたことだろう。 ▼ (121) uni 2021/10/12(Tue) 5:19:13 |
【秘】 知情意 アマノ → 知能犯 ルヴァ/*ハァイ、アタイよ! 二人とも強いわァ……(ヒャン……の声) これだけ押されて全力で攻撃されると流石にアマノも落ちると思うので(ルヴァも端末も危機にありけり)、 戦闘続行方向であればそのあたりの抵抗をロールで投げてくれると全視点で分かりやすくありがたいと思いますー! 戦闘終了方向であれば戦闘不能、その後非戦闘民の方々と対話を挟んで終結……の流れになる予感がしますね。 また、ルヴァは拳銃を持っているようなので、もしやっておきたいなら アマノを射殺していただいても大丈夫です。 どの道アマノは致命傷になる気もするんですけど……あの二人の強さ的に…… (-67) uni 2021/10/12(Tue) 5:36:05 |
【人】 墓守 トラヴィス理解した。 ぼんやりと揺蕩っていた男の脳は室内の人員の位置とその攻撃ベクトルを把握し歩みを進めるルートを完全に理解した。自分が癒すべき外傷の全てを理解して(芝生にめり込まないヒールの踏み方というものをその思考はその瞬間理解して静電気で張り付くマントの払い方もまた理解した)この癒しの力が本人が扱うよりも強力であることを想定し体内の強化機関の仕組みを全て意識下に置いて完全に能力を行使した。男の損傷した肉体が癒える。 「やめなよ、もう」 唇が動いた。 だがそれだけだった。 彼の肉体はふたたび椅子に座るという行為を選択し、それで彼の思考は途切れた。 (124) tasukete 2021/10/12(Tue) 5:47:42 |
【秘】 新人看守 ダビー → 看護生 ミン 小柄な囚人の異能についても記憶から引っ張り出しながら、話を静かに聞き届ける。最後まで、しっかりと。 ああ、こう言う時はどうするのだったか。 世間一般的にどういう行動がよく取られていたかを考えて、男は貴方の震える手に片手を重ねた。 貴方が苦しんでいるのを見て、確かに仄暗い愛しさが湧き始めたというのに。 「すまない。気を乱させたようだな。 話を聞かせてくれたこと、感謝する」 手短に感謝を述べたのち、少し考えるように沈黙を置いてから言葉を続けた。 「……貴様は人格矯正手術を受けたと聞いている。俺はその手術について明るくないが、他人事のように感じたりはしないのか? 術後の貴様が犯したものではない罪を受け入れるのは、相当に酷だと俺は判断するが……」 本来の性格と手術後の貴方は別物なのでは、と考えているようだ。手術に関する知識が無いので、完全に個人の想像だ。 (-68) もちぱい 2021/10/12(Tue) 6:09:40 |
トラヴィスは、知っていた。完全な脳を借りなくとも、自分の言葉に為せることなどないと。 (a40) tasukete 2021/10/12(Tue) 6:10:13 |
トラヴィスは、亡霊だ。なにも変えられないなら生きていないのと同じだ。 (a41) tasukete 2021/10/12(Tue) 6:14:12 |
【人】 墓守 トラヴィストラヴィスは、拘束されたまま、ぼんやりと(完全に何かを理解したと感じる思考はそこにはもうないし、それは十全なものでないことはもう知っていて、ただ、無くなったなあ、ということをずっと反芻しているのだ。なぜなら、ただびとの思考の回転速度はそれほど早くないので。)『色々取調べがあったらけっこう面倒だし、自決用のナイフくらいは持ってくるべきだったな』と思った。 他人に任せるべきではないのかもしれない。 今更ながらに思い至った。 自分を一番憎悪しているのは、自分自身なのだから。 (125) tasukete 2021/10/12(Tue) 6:26:43 |
【墓】 金糸雀 キンウきっと。 トラヴィスに何かされたと、形勢が変わったとわかった時には。 羽に触っていた者を静かに振り切ってキンウは動いていた。 止められても、キンウはそうしていた。 「ーーーチャンドラ様。トラヴィス様はキンウが」 だからあちらに集中してくださいと。 ………どちらもこれ以上傷付かないようにと。 キンウは祈らない キンウはただ願う (+43) sym 2021/10/12(Tue) 6:59:04 |
【墓】 金糸雀 キンウ『――――――……』 キンウは発言権を喪失している。 それでもまだ聞くことはできる。 だから、囁くような泣くような声に対して 遠吠え を一度。いつもの 真似っことは違い、それは頭に響く。そして、『止まれ』 という命令付きだ。……きっと、警戒しているだろう天使の名を騙る相手に対しては、一瞬足を止める程度にしかならないのだろうけど。 『トラヴィス様』 唇が動く。 頭の中に声が響く。 朱の混じった黒檀が墓守を映す。 『能力の行使をお止めなさい。抗いなさい。私の声だけを聞いてください』 傷跡の残る手が、細い指が、トラヴィスの手を握った。 (+44) sym 2021/10/12(Tue) 7:25:47 |
【人】 墓守 トラヴィス「……うん」 操縦桿は既に手放されている。しかし再び操縦しようとすればいくらでもできただろう、彼は天才なのだし。 ────だから操縦桿をロックされたときに、まあ、残念だなあという気持ちと、半分くらいは、『そのくらいには邪魔にはなれたのかな』というような、報いのようなものを感じた。 感じたから、受け入れた。 彼は抗わないだろう。誰を癒すこともない。天使が命じない限り。 ぼんやりとした目で、そこに座っている。 (126) tasukete 2021/10/12(Tue) 7:34:45 |
トラヴィスは、もう誰も癒さない。 (a42) tasukete 2021/10/12(Tue) 7:36:13 |
金糸雀 キンウは、メモを貼った。 (c60) sym 2021/10/12(Tue) 7:39:32 |
キンウは、トラヴィスの手を取ったまま周囲へ視線を戻した。 (c61) sym 2021/10/12(Tue) 7:43:14 |
キンウは、自身の声がよく通る事を理解している。 (c62) sym 2021/10/12(Tue) 7:43:40 |
【人】 中堅看守 アンタレス>>118 イクリール 「...蹴り起こすことは問題がありすぎるだろう。」 男の状態としては、折れた左腕は使えそうもないということ。 そして、背面側のいくつかの挫創は氷で覆われ血が零れることを防いでいる。 尚コントロールにより体内の血はきちんと流れる。ただ。 ナフのマウントによりそれなりに深く刺さったものだから。 「......意外だな、君が——」 >>120 ナフ と話している途中に貴方はこちらへと向かっているのだろう。 叶うならばイクリールを抱き寄せ、 「『氷よ 盾となれ』。」 手を挿頭す。最初よりも頑丈な壁が一瞬にして貴方の前に現れ、彼女への攻撃を許さないと言うように立ち塞がることだろう。 「......さて、どれくらい持つか。」 (127) sinorit 2021/10/12(Tue) 7:45:37 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 『不死兎』 ニアあなたの語る『昔話』に、抱き留められた姿勢のままじっと耳を傾ける。 一言一言をあなたがそうしてくれたように、取りこぼさぬように。 その内容は、とても他人事とは思えない物で。 あなたが抱いたであろう 炎 毒 とよく似ていて。「…………、」 語り終えた少女の背に手を回し、抱きしめ返す。 「……はは、」 「本当に。似た者同士、だな。僕ら」 叛逆者は、それが嬉しく思えてしまった。 (-69) smmmt 2021/10/12(Tue) 7:48:57 |
アンタレスは、同僚を思った。...すまない、君を殺してあげられなくて。 (a43) sinorit 2021/10/12(Tue) 7:51:57 |
アンタレスは、もうひとつの舞台がどう在るかを知らない。だからこそ、誰かが彼を救っていればいいと勝手な願いを。 (a44) sinorit 2021/10/12(Tue) 7:54:20 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 中堅看守 アンタレス「……じゃあ、私が。 受け取り方、上手くないのかもしれないね」 難しいな、と呟いた。 卑下することが癖になっているから、相手と目線を合わせるというのがどういうことかわからない。 「いつか君と対等にあることを信じられたら、 君に与えることができたらいい……と、思う、けど」 受け売りの癒しを与えるくらいじゃ未熟だなあ、と苦笑した。 (-70) tasukete 2021/10/12(Tue) 8:15:11 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー少しずつ、少しずつ。全てを収めると、その翡翠の必死さに気付きながらも"どうせなら二人で"、と言いたげにあなたを見つめる。 それがあなたにとって、正しく毒となる事は。果たしてこの青年は、気付いていただろうか?気付いていなかっただろうか? 「……は、……っふ、…ん…。気持ちいい……」 問いかけられれば、繋がった場所から伝わってくるそれを、素直に口にする。 少しの間、そうして熱に浸っていたが。やがて、もっとその熱を得たいと求める様に、腰を動かして挿抜を始める。 ……交じり合ういやらしい水音が、あなたの耳にも届くだろう。 (-71) smmmt 2021/10/12(Tue) 8:20:43 |
【独】 看護生 ミン/* 昨日寝ながら考えてたんだけど、ミンの能力って この場にめちゃくちゃハマるんだよな (機械を操る能力/船を操った経験あり)ただミンが医療船を奪ったのは「道具を使って船を修繕→自動操縦機能を復活させる→道具を使って操縦補佐のロボットを修繕する→自動操縦機能と補佐ロボットを(正規の手順で)起動させる」っていうものすごく面倒な上数ヶ月かかる作業あってのことなので、今一瞬で船の管理を奪い返すみたいなことはできない。 やれても一瞬妨害するくらいのもの。 (-72) halmgn 2021/10/12(Tue) 8:49:55 |
紅月夜 チャンドラは、メモを貼った。 (a46) konaKURAGE 2021/10/12(Tue) 10:40:22 |
【人】 知能犯 ルヴァ>>119 >>+42 >>122 >>126 トレーニングルーム 一つめの認識へ。少年は拘束に抵抗しようと身体への操作を出したが、効果はなかった。少年にもあなたの同僚にも抵抗できるだけの力は存在しない。 だから『私』への2人目の操作者が現れたとき、操作を断念した。そこに集中していても事態は動かない、効果は得られないだろうから、断念した。 次の認識へ。協力者は暴走したなと推測した。視界の二番目に近くで起こる事象についてそう認識した。 総合して、攻撃は避けてくれないと推測した。 アマノから離れてでも己の安全を確保する。端末も、少年も、軌道が読みやすいだろう使い捨ての餌食にはならなかったが、その直ぐ側に置き去りにされた『あーちゃん』が消えた。 少年は気にしない。あれは監獄で作られたものだ。白痴だけが惑わされる偽物でしかない。だから放棄した。他の人が気にすれば尚更いい。 (128) axyu 2021/10/12(Tue) 10:46:16 |
【人】 知能犯 ルヴァ次の認識への対処。チャンドラの次の攻撃。 アマノは避けてくれないのだろうなと知った。端末よりも優先すべき事項となった。 端末の操作が止まる。 少年は戦闘訓練を受けていないし、此処の誰よりも戦闘に対して心得がないだろう。 だから知識だけで操作する。『協力者にならなかった人間』から唯一得られた武器。 拳銃を。特に変哲のない拳銃を。できるだけ早く、正確に。服の下より取り出して操作する。顔は笑顔に維持したまま。 >>123 狙いはチャンドラ。重力操作が出来るあなたにとって、この武器が2度効くものでも、1度すら効果があるか怪しい物でもでもあることを認識している。それでも手札は既にこれしかないことを少年は認識している。 端末から完全に手を離してでも両手で構え。 あなたの二人への攻撃に重ねるように、間に合うように引き金を引く。狙いは胴体、当てやすく、即死しない場所。 この拳銃を手渡してくれた手前、条件は出来るだけ違うつもりはないし反感は極力買うつもりはない。 あなたの攻撃を止められるのがベストだが、期待していない。出来ればあなたの能力の隙を突き、あなたに当たればいい。 それができなければ?いや、それが出来たとしても。 少年にこの状況を、その次の状況を打開する手段はもうない。 (129) axyu 2021/10/12(Tue) 10:51:15 |
キンウは、見ている。視ている。 (c63) sym 2021/10/12(Tue) 11:06:35 |
キンウは、チャンドラ様、と。短く警告した。キンウは死んで欲しく無い者の名に、貴方を挙げている。 (c64) sym 2021/10/12(Tue) 11:06:47 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 何か言いたげな視線に気付くと、ばつが悪そうに翠色は視線を泳がせた。 抽送が始まり、肉と肉がぶつかり合う。狭く熱い内側は擦られるたびに戦慄いて、貴方の昂りを必死に締め付けた。 「ん……っは、みず、がね、……ミズガネッ、もっと、気持ちよく、なりたくないか……?」 素直に口にされた言葉には笑うような吐息で返し、続けて喜色に満ちた声で提案を重ねる。 「……く、びっ……首を、絞めた、絞められたことは、ある……?とっても、気持ちがいい、から……ッ。 っは、気道ではなく、頸動脈、を……絞めて、緩めて……ああ、気に食わなければ、そのまま殺すといい……俺の命は、ミズガネにあげる、から……」 口元を押さえるために持ち上げていた両手を、首よりも下に移動させて首を晒した。 人の急所を、命の手綱を、明け渡しては愛おしそうに微笑んだ。感情に引っ張られるように、嬉しげに貴方を頬張る肉もきゅううと狭まりながら。 (-74) もちぱい 2021/10/12(Tue) 11:28:57 |
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