人狼物語 三日月国


36 【R18】海の上のひみつ【完全RP】

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視点:


【赤】 涼風 梨花

― 1日目・個室 ―

[確かに、まるで飼い犬をけしかけるような挑発だった。
一瞬だけ崩れた口調と表情に睫毛を揺らすうち、
身体がソファから浮く感覚に、慌てて男の首に縋る。]

 きゃ、 ……ふふ。
 見かけによらず力持ちね。

[どこかはしゃぐように笑い、リビングスペースから
ベッドまでの短い距離を経て、船内のものとは思えぬほど
豪華なベッドに背中を預けられ、緩く波打つ髪が
シーツに散らばった。]

 ──…ん、っひぁ、あ……ゃ、 …

[するりと。撫でるだけだった掌がスカートの内側に
秘めた女の熱を暴いていく。
数度のキスを交わしただけだというのに、光沢ある
シルクの下着は、とうに秘部の形に濡れていた。
外気と、彼の視線に曝され頬が赤く染まり。]

 ん、……詠斗さんの、だって。 …

[導かれるままスラックス越しに触れたそれは、
解りやすく増した質量を硬さを訴えている。
思わず喉が鳴り、うっとりとした眼差しを向ける女は。]
(*19) Lumi 2020/07/15(Wed) 16:28:12

【秘】 涼風 梨花 → クルー 御子柴 詠斗

 
 ……本当に? …わるい子、
 
(-30) Lumi 2020/07/15(Wed) 16:28:58

【赤】 涼風 梨花

[男の仕掛ける些細な嘘に、気づいていないとも
──気付かぬ振りをしているともとれる返事を返し。
軽く腰を浮かせ、ショーツをずらしただけ、という
半端に副を乱したまま、男の指使いに浸る。]

 はぁ…ん、 ンッ…… あっ…

[くち、くちゅりと、陰核から奥へと少しずつ指が
進むにつれ、女ひとりでは埋められぬ空虚が
待ちわびたように潤んでいくのを感じた。

次に、いつ、この刺激を、熱を貰えるかわからない。
焦燥は理性を溶かし、分別を失わせる。]

 あっあ、…いと、えいと、さん……

[艶めく吐息混じりに繰り返し名を呼ぶと、
再び顔を引き寄せ、唇を貪って。]
(*20) Lumi 2020/07/15(Wed) 16:39:49

【秘】 涼風 梨花 → クルー 御子柴 詠斗

 
 も、いい から……。そのまま、 きて。
 直にあなたを感じたい の。
 
(-31) Lumi 2020/07/15(Wed) 16:41:31

【赤】 涼風 梨花

[元より多少のリスクは承知の上。
相手が身元が確かなクルーなら、そのハードルも下がる。

何より、もどかしさの方が上回った。
甘ったるい前戯より、睦言よりも今は、
この身を貫く確かな熱と質量を求めてやまず。]**
(*21) Lumi 2020/07/15(Wed) 16:44:03
涼風 梨花は、メモを貼った。
(a14) Lumi 2020/07/15(Wed) 16:50:08

【赤】 涼風 梨花

― 1日目・個室 ―

[ゲストとしてしか乗船しない女にとって、
クルーズ船での仕事に如何ほど力を用するか計り知れず。
けれど、誰でもできるわけではない、>>*22と聞けば
たのもしいことだと、ぴとり、身体を寄せた。] 

 ふ……ふふ、 ほんと、…お上手、…あっ
 次 があるかは……サービス次第、かし ら

[ほどよくアルコールも巡って火照る身体であっても、
スラックスから取り出される肉欲が熱く感じる。
始めこそ遠慮がちに先端を撫でるだけであったが
次第に、彼が褒めてくれた滑らかな白指が裏筋から
くびれを扱き、先走りを絞るように圧をかけていく。]

 …… ん、ン…ぁふ、…ぇ、いと、…

[いつのまにかずり下がった下着は片足からベッドへと
落とされ、男を迎え入れやすいよう膝を開いて。
くちづけの合間、熱の籠る吐息混じりに名を呼んだ。

求めてもいいと言われたことが嬉しくて。
同じくらいの熱量で求められていることが嬉しくて。]
(*27) Lumi 2020/07/15(Wed) 20:39:09

【赤】 涼風 梨花

[やがてすっかりそそり立ち、張った傘の先で
陰核を擦られ、ぐち、といやらしい音が鳴る。]

 は──…ぁん、 …ん、はぁい…

[離れるわけがない。
むしろ抱き寄せるように肩へと腕を回し、
先端が蜜壺へと挿入されるのに合わせ、息を詰め。]

 ッひ、 あっ…つぅ、……っ、

[破瓜の衝撃とも違う。
言うなれば長いこと放置していたピアス孔が、
そこに孔があったことを思い出させるような
圧迫感と微かな痛み。
僅かな突き上げで奥へと届くのは、女がそれなりに
経験を積んでいることの証だった。]
(*28) Lumi 2020/07/15(Wed) 20:46:30

【赤】 涼風 梨花

 
 はぁ……あっ、…うぅ、ふ……。

[抉るようにナカに埋まり、拡張する熱と感触に
思わず涙がこぼれる。
そうだ、"コレ"がずっと欲しかった。
女としての悦びを心いくまで感じたかったのだ。

そんな思いが伝藩するように、きゅう、きゅうとナカが
締まり、竿に媚肉が絡み付く。
吐息を洩らす彼の頬を白指が撫で、うっとりと笑い。
囁きを添えて、耳朶へ鳴らすリップノイズ。]
(*29) Lumi 2020/07/15(Wed) 20:52:32

【秘】 涼風 梨花 → クルー 御子柴 詠斗

 
 詠斗さん、の ……とても、イイ わ。
 ね、…あなたは?

 私たち、一緒に気持ち良くなれるかし ら
(-37) Lumi 2020/07/15(Wed) 20:53:49

【赤】 涼風 梨花

[何せ久しぶりなものだから。
満たされると今度は彼の"具合"がどうか気になって。

動いて、とねだるのは視線だけ。
代わりに唇より雄弁な身体が、精を求めて雄を締める。]*
(*30) Lumi 2020/07/15(Wed) 20:55:38

【赤】 涼風 梨花

[そう、彼はこの船のクルーで、旅は始まったばかり。
長いことこの部屋に閉じ込めておけぬことは
女も十分に理解していた。

互いの衣服を最低限しか解かぬのもそんな理由。
次、なんて。早くも先のことを考えそうになるのは
既に彼の言動を心地よく感じているからだろう。]

 ふ、ふ……28歳ならそれなりに、ね?
 ……やあね、セックスの最中に他の男の話なんて

[飲み込まれた言葉が何かなぞ解らない。
が、旦那様、と彼が口にすると、それまで流暢に
彼自身を扱いていた指がぴくりと止まった。

悪びれる気持ちなんてほとんど残っていない。
むしろ夫の性癖を尊重するための行為だ。

──好きなように楽しんで何が悪いのか。と。
欲に溺れた脳は、己に都合よく思考を推移していく。]
(*34) Lumi 2020/07/15(Wed) 22:06:28

【赤】 涼風 梨花

[互いの密着が剥がれぬように。
くちづけを添え乍らの挿入に、女の腰がびく、と震えた。
避妊具を介さぬ肉の感触を堪能するように、
密やかに落ちる、砕けた一言に破顔する一方で。

落ちる涙を舌で拭われ、照れたように視線を逸らす。
代わりにナカが収縮する速度を増した。
奥の奥、その手前と、擦られたい箇所が疼く。]

 ──…嬉しい、…っぁん。

[ささやかに見えて切実な願いが届いて
頬に添えた掌が捕らえられると、小さな声が漏れた。
これから齎される快感への期待を隠さない、
淫らな雌の啼き声。]
(*35) Lumi 2020/07/15(Wed) 22:12:47

【赤】 涼風 梨花

[シーツに縫い留めるように片手を押さえつけられ、
絡む指先をきゅ、と握り締めて。
軽々と女を抱えた腕が膝を支えると、挿入されている雄も
角度を変え、背中がしなり。]

 は…… あっ…あん、っ…あぁ…… っ

[ゆっくりと、彼の腰が穿ち始めると突き上げに合わせ
嬌声が喉から零れ、性感を擽られる度、ぐちぐちと
水音と滑りが増していく。]

 ゃ、ああっ、……あっ、いと、えいとさ…ぁんッ

[やがて女の方も自ら腰を揺らし、髪を振り乱して
尚も竿を締め付け、奥を突かれるにつれ
子宮口が下がるのを感じた。
時折、熟れた舌先を伸ばし、くちづけをねだって。]
(*36) Lumi 2020/07/15(Wed) 22:19:11

【赤】 涼風 梨花


 はぁ、あっぁ、も……いく、いっちゃ、…ひぁ…っ

[ぐじゅ、と。
彼からも零れる先走りと混ざり、溢れた蜜が腿を伝う。
とうに小さな絶頂を迎えながら、爪こそ立てはしないが
男にしがみつくように肩に置いた手に力を込めて。]
(*39) Lumi 2020/07/15(Wed) 22:22:03

【秘】 涼風 梨花 → クルー 御子柴 詠斗

 
 詠斗さん、 …えいと、 も ……一緒に、
 ねぇ …ちょうだい、 中、にっ…!
 
(-40) Lumi 2020/07/15(Wed) 22:24:22

【赤】 涼風 梨花

[人妻が願うことじゃないと理解している。
けれど、本能が欲してやまなかった。

潤む瞳は真っ直ぐ、彼を見つめて。
さんざん掻きまわされ、ぐずぐずになった蜜壺は
出会ったばかりの男に穢されるのを待っている。]*
(*41) Lumi 2020/07/15(Wed) 22:26:56

【人】 涼風 梨花

[──めくるめくひと時を過ごした後。
シャワーを浴び、ノースリーブのロングワンピースに
着替えた女は、まだ火照りの残る頬を冷まそうと
ゆっくり船内を歩いていた。

ハイヒールの足元がやや覚束ないのは酔いではなく、
まだ残る異物感のせい。

まだ見ぬ誰かも、いまごろ誰かと享楽のひと時を
楽しんでいるのだろう。

クルーズ船にありがちな他の客とすれ違うだとか
知人にばったり出くわす、なんてことも
此処ではきっとないだろう、と思った矢先。]
(35) Lumi 2020/07/15(Wed) 22:46:18

【人】 涼風 梨花

 
 嘘、 ……まさか。

[見えた背中に、一瞬、足が止まり。>>33
次の瞬間には駆け出していた。
声をかける前に、がし、と腕を掴み名を呼び掛けて。]

 ……やだ、…ご、ごめんなさい、
 
[見上げる顔が、思い描いた人──夫ではないことに
気づくと、慌てて手を離す。
いるはずないと解っていても、そうしてしまったのは
青年の後ろ姿がとても似ていたから。]*
(36) Lumi 2020/07/15(Wed) 22:48:11
涼風 梨花は、メモを貼った。
(a23) Lumi 2020/07/15(Wed) 22:50:26

【人】 涼風 梨花

[此方を見下ろす表情は当然のように驚きしかなくて
その顔は夫とは似ていなかった。
一度違うと認識してしまえばまったく重なることもなく
何故間違えてしまったのか不思議なほどで。

やはりどこか疚しい想いがあるのやもと
羞恥に染まる頬を左手で押さえる。
この船には口が上手い男しか乗れないのだろうか。
慣れたフォローと世辞に、照れも混ぜ。>>42


 ふふ……なら私は、うっかり素敵な殿方を
 ナンパできてラッキー、と言うところね。

 ええ、よく知っている人と背格好が
 似ていたのだけど……連れというわけじゃないの
 
 あなたは? ひとりでいらしたのかしら


[それとも、と言葉を区切り、彼の左手を窺う。

女にとって、この場で遊ぶ相手の基準は二つだけ。
以前からの知り合いではないことと、
相手に妻や恋人がいないこと。]
(43) Lumi 2020/07/16(Thu) 0:39:58

【人】 涼風 梨花

[──もし、どちらもクリアしているのなら。]

 なので迷子というわけじゃないけれど……
 もし、お時間あるなら少しだけ
 付き合って貰えるかしら

 人違いのお詫びに一杯ごちそうさせて?

[とはいえ、彼が何処かへ向かう途中であったり、
待つ人がいるのなら止めることはせず。

そうして純粋に都合が悪いだけなら、
明日の約束を取り付けるだろう。]**
(44) Lumi 2020/07/16(Thu) 0:45:03
涼風 梨花は、メモを貼った。
(a26) Lumi 2020/07/16(Thu) 0:45:46

【赤】 涼風 梨花

― 1日目・個室 ―

[永遠の愛、がどれほど甘美なものか女はまだ知らない。
が、背徳の味は知ってしまった。

内側からどろりと溶かすような熱と刺激は
誰にも打ち明けてはならぬ想いに満ちていて
苦しみと切なさと、愛おしさが交互に押し寄せる。

今のところ、青年とどうこうなる気は毛頭ない。
ただ、癖になってしまいそうだと言う予感はある。]

 あっ……あぁ、や、くるし、……ッあぁッ
 えいと、…ぃとさ、…も、っと…っ

[蜜壺を混ぜられ、互いの唾液を絡め合いながら
獣のように率直な快感だけを求めあう。
じ、と此方を見詰める視線と組み敷く体温と睦言は
自慰では到底得られない充足を女に与えた。]
(*47) Lumi 2020/07/16(Thu) 23:26:25

【赤】 涼風 梨花

[頃合を図るような突き上げの最中、
何度、名前を呼んで求めたかなど覚えていない。

ただ、全部を、と請う囁きには蠱惑的な笑みを返すだけ。
そして返事の代わりに、とうに彼の形を覚えた膣は
奥の奥へと誘うように蠢き。]

 あ───… ッ。 ぁあ、あ…

[こつ、と。ひと際強い突き上げのあと。
何度目かの絶頂と共、足指がぎゅ、と強張り、ナカへと
迸る精と、雄が跳ねる心地に浸り。
残滓まで余さず注ぐだろう彼を見上げて、笑う。]
(*48) Lumi 2020/07/16(Thu) 23:31:35

【秘】 涼風 梨花 → クルー 御子柴 詠斗

 
 は、ぁ… きもちい…… 。
 
(-92) Lumi 2020/07/16(Thu) 23:32:19

【赤】 涼風 梨花

[そのまま、暫く余韻を楽しむように
汗の滲む前髪を掻き上げてやったり、啄むようなキスを
繰り返して。

互いの呼吸や意識が落ち着くと、軽く身を捩り
ナカを埋めている肉を退けようか。]

 すごく、……ヨかったわ。 …ありがとう。

[まだ高揚が抜けず火照る頬と、潤む眼差しはそのまま
どこか照れた顔を隠すように乱れた髪を寄せて。
忘れぬうちにと、クラッチバッグからネームプレートを
取り出し、彼の掌へと落とそう。]

 また、呼んでもいいかしら?

[彼の手を取り、重ねて握らせながら。
また、がこの航海中を指すか、
次回以降のクルーズを指すかは明言せず。]*
(*49) Lumi 2020/07/16(Thu) 23:37:49

【人】 涼風 梨花

― 1日目・船内で ―

[たった一度の経験が、女を劇的に変えたわけじゃない。
夫と間違えて腕を掴んでしまった青年への誘いも、
独身時代であったり、健全なクルーズ船では普通の範疇。

ただ、以前と違うことがあるとすれば。
バーなどで酒を交わした先、の想像を巡らせることか。
此処では談笑して終わるという方が稀であろうから。]

 ──…そう、 それは大変ね。
 いいのよ、気にしな ……

[今は、の意味を女なりに考える。>>53
忘れ物が下着であることや、それを届けようとしている
などとはさすがに想像が巡らず、ていのいい
断り文句だろう、くらいに受け止めていた。>>54

まるで引き留めるように、手を取られるまでは。>>55
自然な動作で引き寄せる力には抗うはずもなく。]
(93) Lumi 2020/07/16(Thu) 23:54:14

【人】 涼風 梨花

 
 ふふ、……それは、どうかしら。
 なら明日はどう?
 そうね……、 これくらいの時間に、
 あそこのバーカウンターで待ち合わせましょう。

 来なくてもバチは当てないから、安心して?

[青年の囁きに、冗談めかして笑いながら重ねる誘い。
示すのは客室からほど近い場所。
女の名も告げず、青年の名を訊ねることもなく
部屋を指定しなかったのは、それが破られても仕方ない
程度の口約束に留めるためだ。

こんな船で、知人がいるのであれば。
明日の彼が、今日の彼と同じとは限らないから。
──女が、船に乗る前と今で変わったように。

了承の言葉を貰えればそれで十分と笑って、>>55
青年が何処へ向かうか確かめず、部屋へと戻った。]**
(97) Lumi 2020/07/17(Fri) 0:05:14
涼風 梨花は、メモを貼った。
(a42) Lumi 2020/07/17(Fri) 0:09:32

【人】 涼風 梨花

─ 2日目 ─

[あれから、女はマイペースに
普段と変わらぬ船旅を楽しんでいた。
空腹を感じればレストランで食事して、酒を飲み
広々としたスイートルームで読書に耽る。

御子柴からの"言いつけ"を律儀に守っているわけではない。
何度か声を掛けられたが、そのどれもが
女の求める基準を満たさなかったのだ。
セックスできれば何処の誰でもいいなら、わざわざ大枚叩いて
船旅になどでない。

いっそ、このまま何事もなく終わるのもありだろうか。
それはそれで勿体ない気もした。]

 こんばんは、……来てくれたのね。
 それとも別の誰かを待ってた?

[軽い口約束を交わした時間と場所。>>124
佇む背中はやはり夫とよく似ている上に、どことなく
哀愁や疲弊が見れるそれに自然と胸がきゅ、と詰まる。

昨日とは違うワンピースの裾を潮風に揺らし、
柔らかな調子で声をかけて。]
(136) Lumi 2020/07/17(Fri) 9:37:43

【人】 涼風 梨花

 
 ……御馳走するのはお酒以外が良さそうかしら。
 あれから何かあった?

[青年の顔色が見るからに不調を訴えていたなら
少しだけ眉を潜めるも、隣に腰掛け、
表情を覗き込むように首を傾げて、青年の言葉を待った。]**
(137) Lumi 2020/07/17(Fri) 9:43:03
涼風 梨花は、メモを貼った。
(a48) Lumi 2020/07/17(Fri) 9:44:29

【人】 涼風 梨花

― 2日目 バーカウンターで ─

[昨日、声をかけた時もどこか気がそぞろに思えたが
今の彼はどこか悲愴さえ漂っている。>>143

あれから。
確か知人に忘れ物を届けると言っていた。
言葉を濁す理由にいくつか予想はつくけれど
たとえばそれが官能的であったり心浮くことなら
こんな表情で酒を呷るのは考えにくく。

口が閉ざされるなら、それ以上を問いはしない。
赤の他人だから聞けることもあれば、逆も然りだ。]

 ……昨日も思ったけれど、口が上手いのね。
 こういうところでの遊びには慣れているの?

[代わりに、甘いかんばぜに似合いの世辞に、
緩い笑みを浮かべて、隣へと腰かけ。]
(145) Lumi 2020/07/17(Fri) 18:00:58

【人】 涼風 梨花

[続く、航海中のひとときについて、
あまりにも平然と宣うものだから、きょとりとした顔で。]

 いたぶ、……そ、 そう。
 色んな嗜好があるものね……。

 あなたもそういうのがお好み?

[ややの動揺を交え、思わず視線が身体へと向く。
これもプレイの一環でついた傷だろうかと、>>135
塞がってはいるがまだ新しい人差し指の咬み傷を見詰め。

触れていいのか惑うような白指が、彼の手元を這い。]

 ふふ……そう? まだ何もされていないけど
 なら、お言葉に甘えようかしら

 ジンライムを ……。

[あなたは、と問う声は不自然に途切れる。
代わりに、寄り添う体温に合わせ唇の端をあげて。]
(146) Lumi 2020/07/17(Fri) 18:18:00

【秘】 涼風 梨花 → 天野 時雨

 
 お酒は……あまり甘くないのが好きだけど
 他は そうね……一方的なのは好きじゃないわ。

 一緒に楽しめるのが一番でしょう? 
 お酒も、……他のことも。
(-149) Lumi 2020/07/17(Fri) 18:29:25

【人】 涼風 梨花

[ひそり、言葉を返せば女からの距離も近く。
避けられなければ傷口こそ避けるが、
手入れの行き届いた掌に軽く重なるかもしれない。]

 私たち、仲良くなれるかしら?
 ……なんて。まだ名前も聞いてなかったわね。
 まだこういう所での振舞いに慣れてなくて。

 梨花、よ。 あなたは?

[求められた問いに正しく返せたかはさておき。
オーダーした酒が手元に届けば、グラスを掲げよう。]**
(148) Lumi 2020/07/17(Fri) 18:33:04

【人】 涼風 梨花

[どこぞの女性との特殊プレイは口にする癖に、
指に残る咬み傷を隠すということは
つまりそういうことなのだろう。>>163
意図的か、故意についたものかは女にとって関係ない。

もし彼と既に友人関係であったなら、含み笑いと共に
詮索を続けたかもしれないが。
そうではないので、探るような視線はここで断ち。]
 

 そうなの? 押しに弱いのかしら

 
[意にそぐわない交わりだったのなら、疲弊もするか。
笑みにややでも力が戻れば、くすくす笑い。
名前の、文字を説明するどさくさで彼の手を取る。]
 

 そう、梨に花、と書くの。
 ……ふふ、ありがとう。


 時雨さん、も。風情のあるいい名前ね。

[本名か偽名かも、やはりこの場では関係ない。
重ねた掌の感触と温度、会話の心地良さが重要。]
(168) Lumi 2020/07/17(Fri) 22:53:04

【人】 涼風 梨花

[グラスが届くと、重ねていた掌をそっと外し
淵に寄り添うライムを搾り、指先で軽くステアして
中の氷を転がし、一口含む。
ジン独特の香りとライムの爽やかさと微かな苦み、
強いアルコールが咽喉を通り抜ける感触。
おいし、と小さく呟き隣を窺う。]

 ええ。せっかくの機会だし、って……。
 ……大丈夫?

[まるで自棄酒のようだ、とは言外。>>164
傾ぐ身体、するりと腕が腰へと回れば自然と、
支えるように背中へと白指を添えて。
頚を掠める唇に、酒精の混じる吐息が零れた。]
(169) Lumi 2020/07/17(Fri) 23:03:15

【秘】 涼風 梨花 → 天野 時雨

 
 ──…あなたの部屋でもいいの?
 
(-169) Lumi 2020/07/17(Fri) 23:04:24

【人】 涼風 梨花

[ほんの少しだけ、試すような含みを持たせるが
尚も是と返れば、くい、とグラスを傾け飲み干す。
くら、と視界が回るのはほんの一瞬。

彼を支えるように腕を添えたまま、立ちあがろう。
行先が女の部屋に変わったとしても異論はなく。

何れにしても個室についたら、
まずは部屋に備え付けの冷蔵庫からペットボトルの
水を取り出し、差し出すだろう。]

 飲んでおかないと、あとで辛いわよ。
 それとも──…飲ませてあげましょうか?

[なんて、冗談めかした台詞を添えて。]*
(170) Lumi 2020/07/17(Fri) 23:09:52

【秘】 涼風 梨花 → 天野 時雨


 ん? ……そうね、飲ん、 ン……。

[早速と浮かせかけた腰は、促すような視線に一旦沈み。
睫毛を伏せ、頚から唇へと移るくちづけを受け止める。

この時はまだ、余裕の方が大きかった。
けれど差し込まれた舌先に口腔内を舐められ、
酒よりもずっと強い、眩暈にも似た感覚に陥る。]

 ふ……、 おいし。

[解りやすく言えば、スイッチが入った。
ゆっくりと味わう対象を、酒から彼へと移すように。
一気にグラスを呷ると立ちあがる前にもう一度、
酒に濡れた唇で、彼のそれをぺろりと舐めて。]
(-171) Lumi 2020/07/17(Fri) 23:36:12

【人】 涼風 梨花

― 時雨の部屋で ─

[ひとつグレードが下がる部屋は、それでも
過ごすのに十分な快適さと広さがあるようだった。
部屋に入り、扉が閉まると、やや幼稚な仕草で
ハイヒールを放り投げてしまう。

初日ほどの焦燥が無い分、
落ち着いているように見えはするだろう。]

 はぁい、

[素直に甘えるような返事に肩を揺らし、
蓋を捻りながら、ソファへと素足で歩みよる。
柔らかなクッションに乗り上げ、彼の股座へと
片膝を置いて。

広げた両手がどこへ着地するかは好きにさせ
冷えた水を一口含むと、彼の頬に手を添え
唇を押しあてると、零さぬように流し込む。

一度、二度。 ──…三度目の前に、
ペットボトルはテーブルへ置かれ、注がれるのは
女の舌先と唾液だけになるかも。]*
(172) Lumi 2020/07/17(Fri) 23:44:49