人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

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視点:


【独】 鬼走

/*
三日目か。
すだちさん忙しそうだけれど、大丈夫かな。
(-0) momizituki 2021/01/03(Sun) 11:10:35

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走

[見てしまった。というべきかもしれない。
我慢が決壊する瞬間の彼は、こんなときでも美しく。重症かもしれないと我ながら何処か冷静な頭が思った。痛かったはず、苦しかったはず、彼の姿を息を飲んで見守っていれば、コックがひねられ、シャワーの雨が降った。

そこで漸く自分は正気にもどった気がした。はっと息を吐き出して、彼を風呂場から出そうと抱き上げるが、脱衣所で彼は離れてしまった。それをぼんやりと見送ってしまう。

バスローブを着た後ろ姿に何か声をかけるべきだったかもしれない。けれど、まずは落ちたタオルを畳みなおし浴室へと向かった]
(-2) sudati 2021/01/03(Sun) 13:47:23

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走

[それからどれぐらい時間がたったか。
時間としては短いはずだ。きぃと寝室のドアを開けると、鬼走。と彼の名を呼んだ。ミノムシが出来上がった状態のベッドの近くによれば、サイドテーブルにお水とケーキを置いて声をかけよう。]


 …水、飲めるか?
 水分足りていないだろう、つらくくないか?


[彼に触れようとした手を下ろし。
声を淡々とかけていく。できるだけ感情を乗せないようにしたのは、彼を怒らせたくなかったから。先ほどの彼の様子を思い出せば、身体に不調をきたしたようにも思えて、そんな状態で怒ることで体力を消耗してほしくなかったというのもある。原因は自分だと分かっているからこそ。]


 …ケーキも持ってきた。
 甘いもの食べたほうがいいかと思って。
 苺とか、クリームとかどうだろ。


[こういうとき、自分はどうすればいいのか。
無力だ。何も分からないのだから]


 ……ごめんな。
 興奮して。


[撫でようとする手を握り締めた。

彼が苦しんでいるのが分かったのに。
彼の嫌な事はしないはずだったのに。ああ、感情がのってしまった。唇を歯で噛み、これ以上の負担を出さぬように声を止めた。*]
(-3) sudati 2021/01/03(Sun) 13:50:24

【独】 鬼走

/*
落としたタオルは夜長の分のタオルだったのだけど、濡れた躰はどうしたのかな(おい
ちゃんと畳みなおしててえらいなぁ。
(-5) momizituki 2021/01/03(Sun) 16:23:54

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長

[拭き取り切れてなかった水が、寝具に移っていく。
普段だったら布団が湿気るのがイヤで、濡れ髪のままベッドに入り込むようなことはしないが、今日は別だ。
確実に一人きりになれる場所がここかトイレかくらいしか思いつかなかったから。
風呂場はたった今出てきたばかりだったから思考の中に入ってもいない。

追いかけてきたのか、すぐに彼が部屋に入ってくる。
名前を呼ばれて思わず、びくっと躰を震わせて。
何かを置くような音と、かけられた言葉の内容に躰を固くする。
彼の方こそちゃんと水分はとったのだろうか、とも思うけれど、なんて返事をしていいのかわからなくて、そのままの状態でいた。

いや、この場合、水分とビタミンがあるイチゴはともかく、脂肪分と糖分しかないクリームはあまり適してないのでは、とか聞きながら内心ツッコミを入れてしまう。
ポカリス〇ットは主に水とナトリウムなどの塩分とあと飲みやすくするために糖質が入っているんだっけ、とかどうでもいいことを考えてしまうのは現実逃避もあるだろうか。

そのまま息を殺して、ぐちゃぐちゃ考えながら彼の気配をうかがっていたら、謝られてしまって]
(-6) momizituki 2021/01/03(Sun) 16:45:31

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長


 …………。


[いや……興奮されたのに謝られても全然嬉しくないんだけれど。
むしろ、あれでどうやって興奮ができるのかさっぱりわからないというか、そんな変態的なところがあったのかと思って空恐ろしくなるだけなのだが。

もっとも今は、別に怒っているとかではなく、単にどういう顔をして顔を合わせたらいいかわからないというのが正しいわけで。
もともと、自分が彼に許可を出したのだから、彼に対して自分が怒る筋合いなんかないし、抱かれる側が負担が大きいということは、最初から知っているわけだから。

………逆恨みくらいはするかもしれないが。

布団の中で、悶々と色々考えながら、手だけをのそっとサイドテーブルに延ばす。
喉が渇いているのは事実で、頭痛しかけているのは事実だから。
人間の構造上、下から水を飲ませても水分の吸収はできないんだよなぁ、とぼんやりと思いながら、水をこぼさないように気を付けながら布団の中でごくごく飲んだ]
(-7) momizituki 2021/01/03(Sun) 16:45:57

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長


 うぅ………。


[空になったコップを戻し、そのまま体力が尽きたように布団の中でうつ伏せでオチる。
水を飲んで安心したのか、無理な体勢で受け入れたことやら、久々に体力を使うようなことをしたせいか今更躰の節々の痛みが出てきた]
(-8) momizituki 2021/01/03(Sun) 16:46:20

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長



 ……夜長。マッサージしろ。


[そう低い声で命じる。
クリスマスプレゼントも渡さない、色々ともらってばかりの恋人になんて態度だと自分の中の常識人な部分は説教をするけれど、きっと今の彼は、自分がこう甘える方が、きっと安心すると思って*]
(-9) momizituki 2021/01/03(Sun) 16:47:01

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走

[まさか内心ツッコミを入れられているとは思っていない。
何時ものボケを披露している自覚はなく、ただ彼の身を案じていたのだけど。長くも思える葛藤の時間が動きだした。彼が手だけをそっとサイドテーブルに伸ばすのを見て、ほっとした。水も飲めないほど衰弱していたのではないかと怖かったのだ。確かに先程の姿に興奮したが、彼が元気なほうがずっと嬉しいし興奮する。

空恐ろしさを抱かれていると知れば眉を下げて
困った顔を晒すだろう。

治し方がわからないと自分の性癖の矯正方法を彼に聞くという愚策にでるタイミングはなく。かわりに、うつ伏せになった彼の呻き声に心配が勝り、思わずと手を伸ばそうとして。

――また躊躇ったのだが]
(-13) sudati 2021/01/03(Sun) 18:10:25

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走



 …あ、ああ。


[低い声での命令は蜘蛛の糸であった。
彼からの救いだとわかる。彼の常識人的な部分を知れば、彼こそ自分に沢山与えていると反論しただろう。いつだって自分の事を考えてくれているのが分かる瞬間がたまらなく嬉しいと同時に切なくなるのだ。

頷いて、布団を少し捲れば
まずは肩を揉もう。躊躇いながら、も肩に触れれば、ゆっくりと手で揉みはじめ。彼の様子を伺い、それから]


 何処が痛いか、教えてくれないか。
 ……えっと、腰か?


[性交は腰に負担がかかるから
受け止める側の彼にとっての負担は腰部分だと気づいたのは肩をもみ始めてからで、マッサージといえば、肩だと思ったんだと言い訳を小さくしたのは、うっかりを誤魔化すためで。彼がうつ伏せだったのが幸いで
視線を逸らしていた*]
(-14) sudati 2021/01/03(Sun) 18:10:40

【鳴】 鬼走

[彼は本当に自分を甘やかすのが上手だ。
そして自分はまるで彼の子供のようにまとわりついている。
彼と自分とでは子供を望むべくもないけれど、こうして子供ごっこをするのは楽しいかもしれない。
二人で布団の中で話していれば、唐突に彼が改まって話しかけてきた]


 ん、どうした?


[キスをしたり、触れ合ったりして。甘やかな恋人同士の時間。
温泉で温まり、盛り上がった気持ちで浮かれたまま彼の話を笑顔で受け止める。

新婚さんみたい、と囁かれてくすぐったそうな顔をする。
自分もそのように思っていたから。
顎先に口づけられ、指を絡められ、何かを約束するならば小指なのに、薬指にはどんな意味があるっけ、と彼の言葉を聞きながら頷けば、続けられた言葉に目を見張った]
(=4) momizituki 2021/01/03(Sun) 18:59:15

【鳴】 鬼走

夜長………。


[付き合いだして一年経って。
仕事の時間がバラバラで会うことがなかなかできないけれど、自分から共に暮らすことを言い出すことができなかったのは、どこかで彼に対してまだ遠慮をしていたから。
いや、彼の愛を信じて感じてはいても、“自分”とは違う存在の彼の負担になるのではとどこかで思ってもいたし。
強く抱き寄せられる。
彼の肩あたりに抱きこまれて身動きが取れないのは息もできないからか]



 ………伸……忠



[普段は呼ばない名前を呼ばれ、自分も彼の腕を抱きしめる。
名前を呼ぶのが精いっぱいで、言葉が出ない。



しかし、首を振った]
(=5) momizituki 2021/01/03(Sun) 18:59:42

【鳴】 鬼走


 ダメだ。お前のところに俺はいけない。



[鼻の奥がツンとなる。泣きそうになるのを必死でこらえて、呼吸を整えて何度も言いかけるのを止めて、言い直す]


 俺はお前のところにいかない。

 ………二人で新しいところに住もう。



[なし崩しの同棲みたいなものではなく、ちゃんと未来を見据えたけじめとして。独占されるのでなく、彼の世界に自分が入るのではなく、二人で新しい世界に住むために。
そんなの同じじゃないかと思われるかもしれない。この思いは通じないかもしれない。
でも自分の中での線引きはちゃんとしておくのは、もしかしたら彼より年上の務めだと思っていたからかもしれない*]
(=6) momizituki 2021/01/03(Sun) 19:00:40

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長

[夜長が恐る恐るという風にマッサージをしてくる。
全裸の状態で、肌に直接マッサージだと肌が傷つくから、上にタオルを置いてするものなのだけれど、彼にその発想はなさそうだし、自分も言わない。
まるで性風俗みたいになっているが気にしない。
彼は肩からマッサージしてくれて。それはそれで気持ちがいい。
全身やってくれるのかな、と思っていたが、自分がマッサージを頼んだ意図を分からずにいただけらしい。
だから遠慮なく、辛い箇所を言った]



 腰、尻、足の付け根………


[彼を受け止めて筋肉が悲鳴をあげている箇所。
言い訳だと思わず、彼の呟きを“まぁ、そんなものだよね”程度に流してしまうのは当然だっただろう。そこをやってほしいと言わなかった自分が悪いのだから。
彼が視線をそらしてうっかりを恥じ入っているなど気づかず、続けてほしいと促して。
しかし、結構こういうのも悪くないかもしれない。
自分の躰を余すところなく知り尽くしている恋人だからか、それなりに彼の手指は的確にポイントを突いていて気持ちがいい。
あ〜〜〜きく〜〜など機嫌よく声などあげてしまうのだから、調子がいいと彼は思っているだろう]
(-18) momizituki 2021/01/03(Sun) 19:28:01

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長


 もう大丈夫だ。ありがとう。


[そう言って躰を起こし、彼の方を向いて礼を言う。
これが通常の時だったら、このままエッチを誘う流れなのだろうけれど、いわゆる賢者タイムだからそうはならないのが逆によかったかもしれない。

せっかく会えたクリスマス。
拗ねて膨れて時間を無駄にするのはもったいない。
仲直りしよう、と彼を抱き寄せて髪を撫でようか*]
(-19) momizituki 2021/01/03(Sun) 19:28:22

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走

[彼が辛い処を教えてくれる。
その言葉に答えるように手を動かしていく。肩から腰、尻、足へと。本来タオルを巻いて揉むものだという知識もないことから、素肌に素手で触れていく。どこもかしこも綺麗な彼の肌は美しい。その美しい肌に触れる事を許されているのだと改めて実感する。男の身体は元々抱かれる側にできていない。

いくら彼が抱かれるのに慣れてきたとはいえ
元々、受け止める場所ではない場所で、自分を受け止め
愛してくれるのだと思えば、彼の機嫌のよい声を聞くほど。

もっと、揉みたいと思い]
(-25) sudati 2021/01/03(Sun) 21:54:32

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走



 ……そうか?


[体を起こし、此方を向いた彼に
もう少したいと告げたのは、もっと彼を労わりたい、愛してくれる彼をきもちよくしたいと思った。仲直りをしようと抱き寄せてくれる彼に此方からも抱きしめて、そのまま、視線を下げれば、すりっと顔を寄せ。

仲直りを許してくれる彼に]

 
 ありがとう、鬼走。
 お前がこうしてくれるのが嬉しい。


[柔く笑み。お腹すいたな。と告げ
お腹が空いていないか、何か食べれるだろうか。と彼の様子を伺った。*]
(-26) sudati 2021/01/03(Sun) 21:56:33

【鳴】 鬼走

[自分の思いが通じたようで、力強く彼が抱きしめてくれる。
そして次々と出てくる提案に、頷いたり茶々を入れたりしていた]


 ずっと一緒だよ。年老いても―――死が二人を分かつまで。


[いや、別れさせられたとしても。残された立場でも、先に旅立つ立場だとしても、自分はこの人を思わない日はきっとないだろう、と思ってしまう。

未来を欲しがる自分は彼のような強さがなく、甘えん坊で自分から一歩を踏み出す強さを持たない。
彼が差し伸べてくれた手をすがり、いつだって甘やかされている。
だからせめて、彼が欲しがる家を……家庭を……一緒に支える存在であって、彼に恩返しがしたいと望む]
(=10) momizituki 2021/01/03(Sun) 22:48:48

【鳴】 鬼走

[せっかく泣くのが我慢できていたのに―――。

泣かされまいと思っていたのに、彼の言葉に抑えていたはずの涙が後から後からあふれてくる。
女の子でもない、大の男が恋人の言葉1つで泣いてたまるかと思った矜持があっさりと崩れさる。

ああ、本当に自分は弱い。

彼はいつだってこんなにしなやかで大らかで眩しいのに。
皆を魅了する魔法使いは、俺をもこんなに魅せてくれる。
鮮やかで、目が離せないだろう。それはきっと永久に]


 ………俺もだよ。


[言葉が詰まってしまって、それだけを絞り出すので精一杯。

愛してる。
ずっとお前だけを。

触れるだけの口づけ。その拍子に流れた涙が口の端に落ちて、唇を伝わって、少し塩辛くて。
言葉にできなかった思いは、その味と口づけで彼に伝わっただろうか*]
(=11) momizituki 2021/01/03(Sun) 22:49:13

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長

 俺がマッサージお願いしたのにな。


[あべこべにお礼を言われてくすくす笑う。
そして、彼に空腹を言われれば、ああ、そうだと思いだす。
自分はともかく、彼は空腹でも仕方がないのだ。
しっかりと食べた夕飯だけでなく、先ほど……と口で飲んだモノを思いだして、かぁっと顔が赤くなる。
高たんぱくのものを口にしたので、自分の方はおかげ様でそこまで腹が空いていない]


 あ、うん、そうだな、食べたいよな。



[しかし、そんなことを言うわけにもいかずに合わせることにしよう。
慌てて服を着て、テーブルに置きっぱなしだった食べ物に向かおうか。
生ハムやらローストビーフをバラの形に置いてみたり。ポテトサラダを丸くもってみたり。
盛り付けは工作のようで楽しかったけれど。用意したワインは氷の入ったバケツの氷がすっかり溶けて、温くなってしまったのが残念だ。
もっとも、放置してあれこれしていた自分たちのせいなのだけれど]
(-37) momizituki 2021/01/03(Sun) 23:07:28

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長


 夜長、何食べたい?


[取り分けるからちゃんと言ってくれと言いながら、自分の方は行儀悪くつまみ食いをしてみたりして。
そうしてから、そういえば彼が先ほどケーキを自分のところにもってきてくれたっけ、と思いだし、ベッドルームに取りに戻ろうか*] 
(-38) momizituki 2021/01/03(Sun) 23:07:56

【鳴】 鬼走

[彼がいうように、本当にずっとこのままでいたく思う。
暖かく揺蕩うようなこの優しい空間。
それに、自分の躰はまだ抱かれ足りないし、彼だって先ほどの状況ではまだ足りてないかもしれない。


だからこそ―――あえて打ち止めようか]
 


 俺はいなくならないし、いつだって俺のことは、だ、だ、抱いてくれていいんだから………だから、今はまず、浴衣を借りに行こう?


[布団の中で自分からぎゅっと彼に抱き着いて、そして彼の頬に1つ口づけてから躰を離す。
こうしたことを言ったのには目的がある。

自分は彼におねだりはできても誘うことができない。できてないと思う。
いつも自分の思考を読んでるとしか思えないほどのタイミングで彼から迫られて、そしてそれを受け入れるだけだ。
これから恋人から夫婦……伴侶になるなら、そういうところもステップアップしないと、と自分で勝手に自分に鍛錬を貸すことに決めた。
こんなバカげたことを真面目に考えているなんて知られたら、呆れられるかもしれないけれど。

彼の永遠のパートナーを目指すのなら、自分から“上手に”“ムードも損なわずに”彼を誘惑できるくらいにならないと、見捨てらるのではないか、と思ってしまう。

彼は優しいから表面上はそんなことはしないだろうけれど……。
でも、自分も彼を手玉に取れるくらいに最高のパートナーでいる努力をしなければ]
(=15) momizituki 2021/01/04(Mon) 10:12:56

【鳴】 鬼走

[服を取り出して着替えれば、まずは露天風呂の方まで行って。
二人の服は温泉に放り出したままだからそれを回収して、とりあえずできるだけ絞って籠に入れておこう。
外気で冷えて、凍りそうなくらいに冷たくなっているそれは、ここにランドリーサービスがあれば頼もうか。
そして汚した湯を交換しようとしたら、源泉かけ流しの湯らしく自動的に湯が交換されていく仕組みで、どのように掃除したらいいのかもわからなくて困ってしまった。
後で宿の人に話すしかないだろうけれど、何をどう説明したらいいのかと考えたら頭が痛くなってしまった]


 支度、できたか?


[濡れた手を手ぬぐいで拭きながら、彼の元に戻る。
甘えたように彼の手をそっと握るのは、温泉の効能がまだ残っているからかもしれない*]
(=16) momizituki 2021/01/04(Mon) 10:13:15

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走

[顔が赤くなる彼にきょとんとしてしまう。
彼が食べた高たんぱく質なものに気づけば、ああ。と頬を掻いて、俺も食べる。と言いだしかねなかったが、気づかないままだったので、服を着て食べ物に向かう彼を追いかけようか。手にはケーキを持って。

そして戻った部屋にいくと
そこで漸く料理に対する工夫に気づいた。
先ほどは彼の体調が心配でしっかりと見れなかったが薔薇の花のような盛り付けや、用意されたワインが自分を歓迎するために工夫を凝らした故だと分かるから、むず痒くも嬉しかった。歓迎されているのだとこうして、態度だけでなく行動で示されているのがたまらない。
最も最初に味わいたいのは彼だったのだが]


 …ん、ハムかな。


[ローストビーフもすてがたいが
まずはあっさり目のハムを食べたいと彼に告げ、ベッドルームに戻ろうとする彼の手を引き。ケーキならもってきたと話せば、そのまま摘み食いをしていた彼の顎を持ち、ちゅとキスを軽くして]
(-45) sudati 2021/01/04(Mon) 10:44:56

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走



 食べさせてくれないか?


[取り分けてもらったものが入った皿を差し出し
あーんと口を開けるのは、甘えたの特権だろうと視線を投げた*]
(-46) sudati 2021/01/04(Mon) 10:45:17

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長

[自分がワインのチェックをしている間に、夜長がケーキを持ってきてくれていたのに気づかなかった。
彼にキスでとどめられるというのは、まるで映画の中のワンシーンのようで気恥ずかしいけれど、彼がこういう振舞が似合う男なのは知っている。

そして、こういう風に甘えたがりなところも。
仕方ないな、という顔をして彼を甘やかしたがりなのは俺の方]


 ほら、あーん。


[そう箸を取り、彼の口に生ハムを寄せる。
彼が食べ終わるのを待つ間、なんとなく雰囲気に酔って、飾りとして置いてあったケーキのイチゴを口に咥えると、彼に顔を寄せる]
(-52) momizituki 2021/01/04(Mon) 12:10:39

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長



 ん……


[口移しで渡すと同時に彼の首に腕を巻きつけて抱き寄せる。
そのまま彼の唇の中にイチゴを落とし込み、彼が咀嚼するのを唇越しにも感じて楽しむ。
まるで自分も食べているようだ。

そして温くなってしまったワインボトルを取り上げる。
彼と飲みかわそうと思って買ったワインより先に、違うものを飲むことになった聖夜だけれど、でも、このワインも彼の口に合えばいいと、グラスに注いで彼に渡そうか。
そして]


 俺にも味見させて?


[そう言って、彼の唇を撫でようか*]
(-53) momizituki 2021/01/04(Mon) 12:10:57

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走

[仕方ないなと甘やかしてくれる彼が
生ハムを口に寄せてくれる。それをぱくっと一口で食べてしまえば、彼が飾りの苺を咥えて近寄ってきた。触れ合う距離、あーんと開いた唇は彼が何を求めているか知りながら、腕を巻き付けて抱きよせられるままになる。

苺が口の中へと落とされ、歯列でその甘酸っぱい柔らかな身を転がせば、唇越しに楽しむ彼へ舐める舌を添えよう。一緒に食するような動作に、冬だというのに熱く感じ、息が少し上がった。

用意されたワインは誘惑の味だ]



 …ああ、口を待ってまっていろ。


[美酒に酔う。とあるが。
まさに彼という愛しい人に、美しい人によっている。撫でられた口に含んだワインは赤く、それをそのまま飲み干すのではなく、彼の唇に触れてゆっくりと中へと流し込もう。舌腹で聖なる水を押して、歯列をお返しとばかりになぞった。こくんと音が鳴るまで、ゆっくりと彼の中にワインを流し込み。

名残おしいと唇の中を、歯列の裏や舌腹を舌で舐めては吸い
ワインの残り香を口にと閉じ込めれば]
(-56) sudati 2021/01/04(Mon) 12:46:08

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走


 美味しいな。
 …なあ、鬼走。
さっきの苺だが何かに似ていると思わないか?


[もう一杯。とワインを口に含み。
顎に手をやり、上を向かせれば再び彼の中へと注ぎこむ。今度は唇と唇を重ねたままに唾液とともに混ぜ落とし、唇につく色を親指で拭えば、そんな事を口にした。ワインのつまみとばかり、片手でケーキのホイップを掬えば、そのまま人差し指で唇をなぞり。

其れを舐めて、と囁き]


赤く艶めいて、――まるでお前の乳首のようだった



[片手が頬を撫で
上半身を触れる。仲睦まじく食事をする際のアクセントめいた艶めきは彼が煽るせい。お前の其処の方が美味しいが。と事実を添えるのも忘れずに*]
(-57) sudati 2021/01/04(Mon) 12:46:51

【人】 鬼走

―客室→―

[浴衣を選ぶという大役を仰せつかってしまった>>32
どうせだったら、彼とお揃いにしたいけれど、でも自分達二人に合うようなものがあるだろうか。
彼は女性でもいいというけれど、女物の方がサイズが入らないだろう。
やはり、こういうところにあるもので、男物は地味なものが多い。
自分のあの浴衣は特別なものなのだと思ってしまう。
鯉、赤紺縞、千鳥、など柄があるとしてもどこか違う。

うーん、とうなって見ていたら、雪花絞りのものが目を引いた。
白い地を残して濃紺の花のような模様が美しい。少しにじんだような柄模様は、紫がかった群青をにじませていて、彼から貰ったマフラーに色合いが似ている]


 これがいい。


[彼と、そして自分も、とお揃いだと迷わずに選び抜く。
彼には絶対に似合う色あいでもあるけれど、この色を纏った自分を彼に見せたいというような気もあって。
どれだけ彼が好きなのだろうと自分で思ってしまった]
(45) momizituki 2021/01/04(Mon) 13:16:39

【人】 鬼走


 部屋で着替えようか。
 それとも先に見て回るか?


[せっかく部屋を出てきたのだ。足湯もあるし、他にも散歩をするでもいい。
何かしたいことがあるだろうか、と彼を振り返った*]
(46) momizituki 2021/01/04(Mon) 13:16:52

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長

[ちゃんと思惑をくみ取ってくれる恋人が嬉しい。
彼の唇を通して触れるワインは温いとしても極上なるもので。
もっと、足りない、と甘えるように求めるように彼に舌を絡めれば、彼からも同じように口内を味わいつくされていた]


 え……?


[なんだろう、と先ほどのイチゴを思い返していれば、彼がワインをもう一度口移しにくれて。
こんな風にして飲みかわしていては酔ってしまうかもしれない。
その合間に、酔い覚ましのように彼が口元にケーキのホイップを持ってきてくれる。
指に付けて、なんていう行儀の悪い食べ方。
囁かれなくても彼の求めはわかっている。
白を口に入れながら、そしてその指をも咥えて、指先をちろちろと舐める。

まだ、舐め足りなかったと何かを彷彿とさせるように。
そんな中、彼の告白に、ぞく、と情欲が背筋を駆け上がった]
(-58) momizituki 2021/01/04(Mon) 13:39:30

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長


 美味しいはずなんか、ないだろ。


[名残惜し気に唇を指から離して、彼の手が躰に触れてくるのをくすぐったそうに片目をすがめて受け止めて。
そんなことを言われると、先ほどまであんなことをしていたせいもあって、服の下で彼に舐められて育てられた右乳首がうずいてしまう。
まったく、この躰は彼に調教されすぎていて困る]
(-59) momizituki 2021/01/04(Mon) 13:39:56

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長



 ほら、ちゃんと水飲んだか?
 悪酔いしてしまうぞ。


[淫猥になりそうになる雰囲気に、そのまま流されたら疲れている彼を思いやっていない不義理な恋人となってしまうのを恐れて、慌てて彼の前に水を入れたコップを突きつけた*]
(-60) momizituki 2021/01/04(Mon) 13:40:14

【人】 鬼走

[さりげなく浴衣を二人分もってくれる彼の優しさに微笑む。
一緒に渡された帯などは浴衣と一緒では持ちにくいので自分が持つことにしようか。
彼の提案で足湯の方に行く。
足湯は初めての経験で、どうすればいいのかと見様見真似でズボンをめくる。
夜長の隣に座って自分も湯の中に足を漬ける>49
凛とした、空気の静寂さと清らかさに湯の温かさがほっとさせてくれる。

いたずらっぽく彼が足先を突くから、どうした?と彼の方に顔を向ければ、酒の所望だったのに笑ってしまう]


 そうだな。
 日本酒とかがいいよな。


[風呂に浸かりながらの酒は、本当は危険行為だからタブーだろうけれど。
でも、足湯だったらセーフかもしれない。
わかるわかると(笑)ながら、彼の引き寄せる腕に逆らうことなく、その肩に頭をもたれかけた]
(52) momizituki 2021/01/04(Mon) 18:00:14

【鳴】 鬼走


 ―――?!

[囁かれた言葉は、明らかな自分への誉め言葉で。
周囲に誰もいなくてよかったけれど、髪に触れてくる彼の目が明らかに恋人に向けるもので、遠くにいる人の気配に過敏に反応してしまう。
大丈夫かな、と思っていたが、自分の手を弄んでいるようだった彼に口づけられて、もう、と頬を染めるがそれ以上怒るに怒れない]


 浴衣?
 そんなの俺が着せるけど。


[あと一つのお願いとはなんだろう?と首を傾げるけれど、内容によってだな、と軽く笑って頷いて。きっと彼のことだから、そんなに大したものではないだろう。
飽きてきてしまったのだろうか。
彼が足で足を突っついたり、からかうように指で触れてきたりしている。
まるで子供だなぁ、と思いつつも、だいぶ温まってきたし、戻るのでもいい時間だろうかと思い、湯から足を出す]
(=20) momizituki 2021/01/04(Mon) 18:00:28

【人】 鬼走


 そろそろ部屋に戻ろうか?


[タオルで足を拭いて、そして膝までまくり上げたズボンを元に戻す。
今度来る時は浴衣で来よう。
その方が後始末もちょうどよさそうだ*]
(53) momizituki 2021/01/04(Mon) 18:00:52

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走

[行儀が悪いと言われそうだが
彼は指先についたホイップを舐めてくれた。指をも咥えて白を綺麗にする姿はいけないことを感じさせ、風呂場での情事を思い出すように下肢がずくりと重さをました。ちろちろと舐められた指で彼の唇をなぞり、軽く裏唇をなでれば、足りなかったかと彼の唾液で濡れたそれで撫で

告げたのは先ほどの甘酸っぱい果実への感想だ。
そんなはずはないと否定する彼に微笑み]


 …美味しいに決まっているだろ。
 俺が育てたんだ、俺好みの味をしている。

  ―――そこ以外も。


[唇が微笑み。彼に触れて告げる。
視線は服の下、彼の右乳首がある場所へと向かい。此処を育てたのは誰だと問う。きっと服に抑えられたそれはきゅっと固まっているだろう。赤く艶めくそれは、食べられるのを待つ果実そのもの。そして、どの果実よりも美味で、柔らかく感じやすい。想像にて、ころころと転がすのを歯列を見せて、楽しむが、水をと突き付けられれば、ああ。と瞬き。

其処から視線を一度離せば]
(-69) sudati 2021/01/04(Mon) 18:44:48

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走



 そうだな、悪酔いしたら朝起きれないよな。
 ずっと俺は鬼走に酔っているけど。

 ……飲ませてくれないのか?


[明日も彼は仕事だ。
だから、ここで打ち止めにしておかなければ不義理な恋人になるのは自分の方だろう。だから、せめて最後に口移してで水を飲ませて欲しいと唇を開くのは我儘だろうか。眠るのは彼と一緒のベッド。朝起きたら、食事をともにして、彼が仕事にいくのを見送ろう。

その為にも酔い覚ましが欲しいと唇を開き
彼の身体に触れていた手が腰を掴み
ぐいっと引き寄せた*]
(-70) sudati 2021/01/04(Mon) 18:45:11

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長

[彼の言葉1つで頬に血が上っていく。
彼好みの躰になっているならそれならそれでいいと思ってしまう自分がどうしようもない。
彼の視線が自分の服の上を撫でる。それで彼が何を想像しているかわかってしまうのが嫌だ。
そして彼のおねだりに、動きを止めた]


 う……


[なんでもうこんなセリフをすらすらと言えるのだろうか。このイケメンが、と思ってしまう。
どのような人生を送ってきていれば、このようなことが言えるようになるのか。
嫌な妄想に入ってしまいそうだけれど、それはあえて振り切って。

彼が自分の仕事のことを考えてくれているなんて思ってもいなくて。
ただ自分をからかうためなのかな、と思ってしまってるなんて。
でも彼が強引に抱き寄せてくるし、それに抗えないくらい彼を甘やかしていると思う。
グラスを取り上げると自分の口に含んで。
そして彼の両頬を両手で掴むと、そっと彼に口づけて。
頤を一筋の水が流れ落ちる。
彼に差し込まれた舌を伝わるように水を送り込んで。
これでいいか、とばかりに赤く染まった目尻で夜長を軽く睨む]
(-78) momizituki 2021/01/04(Mon) 22:48:11

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長

 このエロ長……。


[そう毒づくけれど、離した唇をもう一度彼につけて。
ああ、好きだ。
自然と優しくなってしまう瞳で彼を見つめる]


 明日―――。
 俺がいない間、ここいるか?
 もし旅行の宿の電話、しないといけないし。その打合せもしなきゃだし。


[仕事納めは28日だから、さすがにずっとここにいろなんて言えない。
でも旅行の話をだしにしてでも、彼を少しでも引き留めたいと思ってしまう*]
(-79) momizituki 2021/01/04(Mon) 22:48:51

【鳴】 鬼走

 ―――?


[なんで自分の分を着せたいんだろう?
着付ける方法でも知りたいのか、と思いながらも首を縦に振ったが、彼が言う下らない冗談に笑ってしまった。
手を繋いで彼と部屋に戻れば、さっそく着替えようと和室の部屋に上がる。
鏡あったかなときょろきょろするが、やはり大きな姿見のようなものはなくて。
呼ばれたので近づいたら、唐突に抱きしめられた。
いつものことだけれど、この流れにはつい笑ってしまう]


 そんなこと言ってたら、外で一緒に歩けなくなるだろ?


[と言いつつも自分だって甘えるように彼の頬に口づける]


 うん、わかった。


[紐を伸ばして口に咥え、彼用の浴衣を手に取って広げてあげようと思ったら、彼が全裸になっていた。
驚いて口に咥えていた紐を取り落としてしまう]
(=24) momizituki 2021/01/04(Mon) 23:01:16

【鳴】 鬼走

 お、おおおおおい、なんで全部脱いでるんだよ!!


[下着くらい着ろ!と言おうとして、イヤな予感がした。
以前に自分が彼の前で浴衣を着た時、自分がどのように着てたかを思いだしたというか。
もしかして、彼の中ではそれが当たり前だという刷り込みがあるのではという予感だ。
そんなまさか、ばかな、と思いつつ、動揺した素振りを見せて、彼から目線を動かしていた*]
(=25) momizituki 2021/01/04(Mon) 23:01:41

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走

[何故こんなセリフが言えるのかと聞かれたら
首を傾げ、鬼走の事しか考えていない。
つまりは自覚がないと答えただろう。彼に相応しい男であるように、努力を重ねるのは怠らないし、考えるのは彼の事ばかりだ。彼のことを考えていたらつまり自然と浮かんだということで。

引き寄せた腕を彼は拒まずいてくれたことがまず嬉しかった。このまま、飲ませてくれるのだろう。甘やかされた唇は薄く笑い、彼の両手が両頬を掴むのに身を任せ、目を閉じれば、彼の唇の感触が染みこむ。]


 ……ん


[舌から伝わる水は冷たく、火照った身体を冷ます。
けれど、舌腹は熱く、そちらを捕まえたくて仕方なくなる。このまま腰を抱く腕の力を強めて押し倒すことも考えた。だが、自分は彼を追わなかった。明日の事が過ったせいでもあるし、これ以上はルール違反だと思ったからだ。離れる唇を名残おしげに見つめ、赤く染まった目尻にと指をやった。軽く睨む彼の目元をさすり、ありがとう。と
目元にキスをすれば、

毒づく唇が近づいて]
(-80) sudati 2021/01/04(Mon) 23:30:48

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走


 …嫌いじゃないだろ?


[唇が重なった後でそうわらった。
此方を見る優しい目が大好きだ。その瞳が自分を愛していると雄弁なのが堪らなく愛おしい。もっと見たいと思う程に、距離は縮まったまま。彼を抱く手を背にやってぽんぽんと撫でれば]


 いいのか?
 なら、言葉に甘えようかな。

 …ああ、でも一度、家にもどって色々整理してくるよ
 そしたら、お前が戻ってくるまでに来て

  それから、また一緒に過ごそう。


[今日は彼が食事を用意してくれたのだから
今度は俺が作るよ。と囁いて、旅行の話を出して引き留めようとする彼の頭を撫でれば、もっと長く滞在してもいいか。と自ら彼の家に居座る気をみせる。此方もまだ仕事が残っているから、旅行までずっと過ごせるわけではない。けれど、少しでも二人の時間が欲しくて]
(-81) sudati 2021/01/04(Mon) 23:31:21

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走


 …何が食べたい?
 俺だって、それなりに作れる処を見せるから

  覚悟しておけ。


[泥船に乗った気で。と
彼が口づけたくれた唇をちゅと重ね。
冗談か、本気かわらないようなことを言ったのだ*]
(-82) sudati 2021/01/04(Mon) 23:31:32

【独】 鬼走

/*
泥舟(笑)
不安しかない
(-91) momizituki 2021/01/05(Tue) 6:51:05

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長

[彼がここにいる、と思っただけで笑顔がこぼれてしまう。
彼と自分は生活スタイルがあまりにも違うから、引き留めるのも悪いと思っていたから。
特に今は、仕事が忙しい時期だと知っている。
そのわずかなフリータイムをやりくりして一泊の旅行の時間を融通されるだけでも嬉しいのに、全部を独占するようなことをおねだりして本当によかったのだろうか。
彼が一度家に戻って色々整理してくる、というのにはあまり顔に出さないようわかったと言えただろうけれど、もっと長く滞在してもいいかという言葉に年甲斐もなく、コクコクとうなずいてしまった]


 その覚悟、どういう意味でしなくちゃいけないんだ!?
 安心できる要素がまるでないぞ?


[泥船に乗った気って、怖いだけなんだけれどと言いかけた言葉は彼の唇に閉じ込められる。
これは危なそうだと嫌な予感が走ったので]
(-94) momizituki 2021/01/05(Tue) 17:05:46

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長

 ……食べるとしたら鍋だな。そろそろ冷蔵庫の中の整理をしないとやばいし。


[もっともらしい理由をつけて、そして、鍋の素とカセットコンロの場所を教えて、材料さえ切れば食べられるものが出来そうなことをアピールしようか]


 お前用のスエットと下着と歯ブラシセット、いつものところに置いてあるから。
 勝手に使ってくれな。


[前に彼がここに来たのは季節が変わる前だった。
彼用にと冬用の着替えを用意して、彼用の棚に置いた時に彼ともっと身近な存在になれた気がして嬉しかった。
ようやく日の目を見ることができた彼の服。
何気ない顔をして、彼が気に入ればいいなと思っていた*]
(-95) momizituki 2021/01/05(Tue) 17:08:05

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走



 大丈夫だ、何の問題もない。


[唇を奪い、彼の言葉を塞いでしまおう。
大丈夫だ、切れば野菜は食べられる。元々手先は器用なのだから、普段あまり料理をしないだけで、調べながらならなんとかなるだろう。長期滞在を許してくれた彼は可愛かったのに。何故そんな危ぶんでいるのだろうか。台所を爆発させたことはないから安心してほしい]


 …鍋か。分かった
 冷蔵庫の中にあるものを切っていれればいいんだな。


[なるほど、彼の方にも事情があるのだろう。
教えてもらった鍋のもとカセットコンロを見つめたあと、彼の家にある冷蔵庫の中をみただろう。――冷蔵庫の中にあるもの全部を切りかねないと彼が気づけたかは、定かではないが。彼の疲れがとれるようにと何か追加で買いかねないのは気のせいではない。]
(-98) sudati 2021/01/05(Tue) 19:26:08

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走



 …ああ。 
 ふふっ、何だかいいな。
 同棲している気がしてきた。


[一瞬、ヒモという言葉が浮かんだが
そっと虫をする。何気ない顔をしながらも、彼が用意してくれた服を着るのが楽しみだった。以前、来たときとは違う服を用意してくれたのだろう。後で確認させてもらうと答えれば、食事を再開し

明日の仕事に備えて寝るように促して
自分が洗いものをしておくと、告げただろう。]


 食器洗いぐらいならできるから。



[安心してくれ。とちゃんと告げ。
唇はおやすみのキスを目蓋に落として、彼を寝室へと抱き上げていくか*]
(-99) sudati 2021/01/05(Tue) 19:26:19

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長

[彼の言い草に嫌な予感しかしない。
後であらかじめ、この食材を食べてほしいと出しておこう。
鍋のメインのたんぱく質がないはずだから自分が買ってこようか。
男の一人暮らし。冷凍庫の中の方が充実してしまうのは当たり前だ。

彼の同棲という言葉に、自分も同じことを考えていたことを先に言われてほほ笑んだ。
彼のものを準備をしている時に、奥さんという単語がよぎったのは内緒だ。
今のご時世、そういう言葉が死語でセクハラなのだろうから。
もう夜が更けてきているのを気にしてくれているようで。
寝る支度をしろとばかりに彼に抱き上げられて、寝室に連れていかれてしまう。

自分が後片付けをしなくてはと思っていたのに、こんな風に甘やかされると嬉しくて。
彼にぎゅっと抱き着いて、そのまま寝室まで運ばれた。

パジャマに着替えて、そして歯磨きをしながら彼が洗い物をしてくれるのを邪魔したりして。
元々コンビニで買ってきたものをのせた皿やグラスくらいしか汚れものがないので、そんなに大変なものでもないだろう。生物の処理もないし。
だから働く彼の後ろからぎゅっと抱きしめる]
(-104) momizituki 2021/01/05(Tue) 21:56:39

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長



 終わったんだろ?
 ベッドで待ってるから、一緒に寝ような。


[二人で寝るには少し狭いかもしれないセミダブルのベッド。
でも、せっかくのクリスマスなのだから、今日だけは一緒のベッドで眠りたかった*]
(-106) momizituki 2021/01/05(Tue) 21:57:16

【鳴】 鬼走

………ここでは全部脱ぐなって!
 あの時は特別だから!


[それでも外に出ないのなら、全裸で浴衣でも構わないのだけれど。自分だけが見るというのなら。
あの時は夜で誰にも会わないの前提だったし、外で二人きりだった。
だからこそあのようなことができたのだけれど、ここではいつ人が来るかわからないし、大体素肌で浴衣は間違った文化だ。

でも彼がどこまでも迫ってくるので拒絶しきれなくなって、ため息をついて彼に浴衣を着せかけた]
(=29) momizituki 2021/01/05(Tue) 22:13:49

【鳴】 鬼走

ほら、こうするんだよ……。


[慣れた手つきで彼に浴衣を着せていく。
自分が着るのには慣れているが、他人に着せるのはあまりないからできないかといえばそうでもなく。
元々茶道は習っているのはジジババが多い。歳をとって体が弱り、着れなくなってしまった人のお手伝いもしていたら、慣れてしまっただけだ。

しかし……全裸の相手はやりにくい。
いわゆるチンポジというか、そういうのを意識してしまうし。
だが夜長はこうして着せてみると、すらりとしてとても似合っていて格好いい。惚れ直してしまいそうだ。
彼に浴衣をプレゼントする約束は、延び延びになってしまっていたけれど、どんなのをプレゼントしても映えそうだなと思ってしまうのは欲目だろうか]
(=30) momizituki 2021/01/05(Tue) 22:15:18

【鳴】 鬼走


 じゃあ、今度は俺………俺………。


[そこではたと気づいた。
もしかして、彼が自分に着せたいといっていたが、もしかして全裸の上に着つけるつもりなのではないか、と。
背筋に流れる冷や汗。
じっと彼を見つめながら、自分が着る予定の浴衣をちらちら見ていた*]
(=31) momizituki 2021/01/05(Tue) 22:15:45

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走

[鍋のメインがないことに気づけば、
彼が買ってきてくれるというか。
泥船もとい大船は、彼のおかげで転覆せずに済みそうだ。
同棲という単語に微笑みを浮かべる彼を見れば

――やはり、一緒に住むことを考えてしまう。

その話題を彼は今まで何故かずっと避けていると感じていた。
何か悩み考えているのだろうな。と察しがつくのは、二人の距離が近いせいか。今度の旅行を通して、彼に改めて同棲の話を持ち出せればいいとそのときは考えていた。その先まで見通せなかった自分の視野の狭さを呪うことになるのは、更にその後。
今は、明日の仕事が気になって、彼を抱き上げて、寝室に運んでいくことにした。

ぎゅっと抱き着く彼が愛おしく
可愛いと思えて胸が鳴った。

彼の信頼を得ているのだと堪らなくなる。]
(-112) sudati 2021/01/05(Tue) 22:25:38

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走

[そのまま、眠るかと思ったが
どうやら彼は自分との時間を大切にしてくれるようだ。パジャマ姿の彼が、背後から抱き着いたのはちょうど、洗い物がおわった頃か。ん、とその髪を優しくなで、待っている。という言葉に綻べば、振り返り。

そのままちゅっと唇にキスをした。]


 …ああ、分かったよ。
 なあ、後でお休みのキスが欲しいな。


[ベッドの中でのお休みのキス。
待っていてくれるのなら、彼からのキスがあってもいいだろう。彼が用意してくれたスエットに着替え、歯磨きをしてから、彼の元へ向かおう。外はすっかり冬支度。そういえばクリスマスだったな。と街灯りにくすっと笑えば、寒い。と言いながら、彼のいるベッドにもぐりこもうか。

冷たい足をくっつけて、それから抱きしめれば
いい夢を。と彼に囁き、おやすみのキスを貰おう。]
(-113) sudati 2021/01/05(Tue) 22:26:46

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走

[自分にとってのいい夢は彼の夢。
愛おしいぬくもりを抱けば
仕事の疲れからか直ぐに眠りに落ちた。

朝の目覚めには此方からのキスを。
朝ごはんは自分が作ると言って聞かなかっただろう*]
(-114) sudati 2021/01/05(Tue) 22:28:27

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長

[ベッドの中で彼がやってくるのを待っている。
こんな風に起きて誰かが来るのを待つのが楽しみなんて、サンタクロースを待っていた幼い時以来ではないだろうか。
ああ、そうか。夜長が自分のサンタクロースなのだっけ。
古い歌に恋人はサンタクロースってあったのを思いだして、そして今更自分の発想に照れた。

ドアの向こうで彼が寝支度をしているのを感じる。
衣ずれの音は着替えているのだろうか。
しゃこしゃこいうような音や水の音は、歯磨きをしているのだろう。
自分以外の人の気配がするのはどこか不思議で、安心できる。

ずっとしている一人暮らし。
彼と一緒に暮らすことに憧れがないわけではないけれど、でも、ある程度予測ができる自分の人生と違い、これから人生に対してもステージで花開いていこうとしている彼を縛ることが怖くて、自分から踏み出せずにいた。
彼に対しては常にどこか躊躇してしまう自分がいる。それに気づいている。
ぎゅっと自分の手を握りしめていれば、彼がベッドにやってきた]
(-116) momizituki 2021/01/05(Tue) 22:41:29

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長


 おかえり。


[なんといって出迎えたらいいかわからなくて、どこか変な言葉になった。
掛け布団の端をめくって冷たい躰の彼をぎゅっと抱きしめて、そして約束のキスをする]


 おやすみ、夜長。
 メリークリスマス。

 ………いい夢が見られますように。


[彼の額に自分の額をつけて、いい夢の見られるおまじないをかける。
こうして彼を抱きしめて、彼に包まれていれば、自分はいい夢を見られるに違いないから。

そうしてすぐに寝息に変わる恋人の寝顔を見つめてクスクス笑う。
疲れているのに自分のところに来てくれてありがとうと、自分だけのサンタクロースを抱きしめる]
(-117) momizituki 2021/01/05(Tue) 22:41:56

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長


 ―――好きだよ。ありがとう。


[そう耳元で囁いて自分も眠りにつこうか。
朝にどんなことが待っていようと、今は安らぎの空間に眠りの帳が降りていた*]
(-118) momizituki 2021/01/05(Tue) 22:42:17

【鳴】 鬼走

[彼が嫉妬してくれるのが少し嬉しいと思ってしまう自分は悪い子だ。
そして理由を話して彼がバツが悪そうな顔をするのも可愛くて嬉しくなってしまって。
しかし、その嬉しさもその後の焦りで掻き消えてしまったのだけれど]


 いや、脱ぐのを当たり前のように思わないでほしいのだけれど。


[じっと見つめられて、じりじりと間合いを詰められては、まるで肉食獣に睨まれている草食動物な気がしてならない。
上着とズボンを同時に脱がされそうになって、慌ててそれを押さえつける]
(=35) momizituki 2021/01/05(Tue) 23:12:46

【鳴】 鬼走

 旅は道ずれって、意味違わないか?
 どちらかというと、旅の恥はかき捨てのような………っ

 って、なんでそんなのが見たいんだよっ
 浴衣着てしまったら裸かどうかなんてわからないだろ?!


[脱がしでもしない限り、と続けて顔がかぁっと赤くなる。
あの時、自分が浴衣の下は裸だと彼は気づいてなかったのに、気付かれるように誘ったのは自分で。
彼の目の前で裸になって、そして浴衣を着れば……いや、彼の手によって着せられるのだけれど……そうすれば、それだけで夜長を誘うことと同じなのでは、と思う。

でも―――ダメな気がする。主に自分が。
彼の前で全裸を晒して、そして彼の手で指で触れられながら浴衣を着せられて、耐えられるのだろうか………色々と]
(=36) momizituki 2021/01/05(Tue) 23:13:00

【鳴】 鬼走

 だーっ!!
 自分で脱ぐから、脱がすなっ


[浴衣も全部自分で着たいくらいだけれど、それは約束だから仕方がないだろう。
あっち向いてろよ、と頬を染めて言う。さすがに期待満面の顔の前でストリップをする度胸はないから。
服を脱いで、そして裸の上に浴衣を纏うまでは自分でさせてもらおう。これは最低限の妥協ラインだから。浴衣に袖を通しながらそう言えば、ともう一つの約束を思いだした]


 なあ、そういえば、お願いごとってなんだ?
 さっき後で言うとか言ってなかったか?*
(=37) momizituki 2021/01/05(Tue) 23:13:26
 




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