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【赤】 白衣の アルレシャ「素敵だ。なんて素敵なのだろうね、『エンヴィー』。 欲を解放し、己の胸に渦巻く全てを燃やした君は、貴方は……とっても、愛しい」 まるで積年の愛を向けた恋人にそうするように、『グラトニー』はうっとりと声を投げかけた。 真っ赤なドレスは針金でしっかりと形を保っていながら、袖と裾以外、前は完全に開いている。 そこから乳房が、桃色の乳首が露出し。そればかりか女性器と、男性器の両方が完全に見えている。 『エンヴィー』の吠え声を聞いて蜜を滴らせる肉の割れ目にくち、と指を差し込んだ。 "研修"を前に下ごしらえされる、その前の二人の表情を見て舌なめずりをする。 その顔の前には、堂々と屹立した、睾丸の無い竿竹の陽芯がそそり立つ。 「『エンヴィー』、貴方の研修を決して奪わないようにするよ。 なにせ貴方の大事な獲物だ、それにこの踊り子……教育のしがいがありそうだものな。 どちらもたいへんな上玉だ、お客様の希望にお答えしないと、ねえ、『スロウス』?」 カーペットを刺すようなピンヒールが、絨毛の中にうずまる。 (*8) redhaguki 2021/07/03(Sat) 20:26:35 |
【秘】 異国人 ナフ → 白衣の アルレシャ/* 御機嫌よう初めまして!不定形アクアリウムブルーと申しますわ! 突然のお秘話ごめんなさいね! ちょっと次回のターゲットをこちらから指定させてほしいのですが如何かしら?! というのも私の吊りで死ぬ予定だった方が生き延びてしまって困っているのですわ…!端的に言えばわたくし"暗殺失敗"してしまったんですの…!! 切実に噛んでほしいとのことなので出来れば呑んでいただければ嬉しいのですけれど…! (-19) otomizu 2021/07/03(Sat) 20:33:57 |
【秘】 白衣の アルレシャ → 異国人 ナフ/* Oh……(Oh……) 私に聞いているということは他のメンバーにも聞いていると思うので、ひとまず一人の意見として「いいよ!」と伝えておきます。集計の状況次第でまた一緒に考えさせていただければ幸いですわ。 張り切って予定通りブチ落としていきましょうね(KISS……) (-21) redhaguki 2021/07/03(Sat) 20:43:19 |
【秘】 ディーラー サダル → 白衣の アルレシャ/*お姉様!!お姉様ーーー!!!突然申し訳ありません! まず最初にソロールゴーサインありがとうございました!!好き勝手暴れてしまい申し訳ありませんでしたわ!楽しかったです!土下座!! ……で、こちらが本題なのですけど先程吊られたナフ、暗殺者だったかつ「暗殺予定だった方が生き延びてしまい困ってる」と仰っていますの……! もしよろしければわたくしたちで噛んでさしあげるのはどうかと思っているのですがいかがでしょうか……! (-27) もちぱい 2021/07/03(Sat) 20:57:04 |
【秘】 白衣の アルレシャ → ディーラー サダル/* お疲れさまでした!!! 素敵なロールでしたわよ……初墓下お迎えがこの豪華ぶりでこれにはお客様もニッコリ。じっくり研修していきましょうね……。 ナフからはこちらにも文が届きました。多分全員に確認中なのかなと思います。 当人がとりまとめるだろうちう善意の信頼前提で、ひとまず「いいよ!」と返しておきました。 軽く赤窓側でも回覧まわしてみて、揃っていたら代理連行の手筈を進めていきましょうか。 (-30) redhaguki 2021/07/03(Sat) 21:02:10 |
【赤】 白衣の アルレシャ/* こちらもよくってYO YO おまたせしました。 概要あらまし聞いておりますので、いい感じにまとめてまいりましょう! (*13) redhaguki 2021/07/03(Sat) 22:04:36 |
【人】 白衣の アルレシャなんとなく夢見るような表情の女は、今日はサロンに居た。 広いホールにはグランドピアノが置かれ、演奏者達がゆっくりと音楽を奏でている。 今日は少しばかりシルエットの細いドレスを身にまとい、端のソファに背を預け。 片手にはカンパリビアsakeを掲げて、優雅な時間を送っていた。 (13) redhaguki 2021/07/03(Sat) 22:16:42 |
【赤】 白衣の アルレシャ「さて、お二方。貴方がたはこれより、船のための"もてなし"を受けていただくのだけれどね。 ワイルドなギャンブラー殿、それに皆を釘付けにした踊り子のきみ。 あなた方はなにより、お客様のモノであるから、彼らに気に入られるように仕立てなければ。 そこでだ、まずあなた方を選びになった方々、あなた方に魅了された彼らに。 あなた方のどのような姿を見たいのかというのを、見ていただこうじゃないか」 本格的な研修を控え、まずは従業員となった二人が、どのように求められているのか。 それを見せつけようと、観賞室の奥にVIP達の声を映写する。 その間にも陶酔したようにあなた達を見下ろし、肩に触れ、仮面越しの頬を撫で。 ほとんど裸と言っていいような体にきらびやかなアクセサリを付けた『グラトニー』は、 二人がどうなるかを想像しただけで、色素の沈着した男根をいきりたたせた。 『グラトニー』にとってもまた、研修は大変に楽しみなものなのだ。 /* ということで、ご自身がどんな人物であるかはそれぞれがよくお知りだと思いますわ。 秘匿の形、或いはお客様の声というロールプレイで、どのような路線がいいかなどあれば、 ご本人からのリクエストなど募りたいところですの。 もちろん全ておまかせのコースにしていただいても、こちらで色々と工夫を凝らしますわ! これは『エンヴィー』の特別研修コースとは別のお楽しみですのでお気軽に……。 (*14) redhaguki 2021/07/03(Sat) 22:35:43 |
【秘】 ディーラー サダル → 白衣の アルレシャ/*ナフの本来の暗殺対象はバーナードらしいですわよ! で、以下ナフから開示されたバーナードのキャラ設定に関する情報です ☆ 元従業員であり、当時の記録等で容易に記憶の引き出しを行えることを進言はするかもしれませんわね!(ご本人から開示の許可は得ております) (-55) もちぱい 2021/07/03(Sat) 23:41:38 |
【赤】 白衣の アルレシャ/* ひとまず連絡事項から! 把握いたしましたわ〜、順番的には実行はスロウスにお任せいたしましょうか。 それぞれで行われただろうロールをつつがなく受け継ぐためにも、この仕事請け負いましょう。 全体的にゆっくり進行しつつそのへんも依頼者とロールで出来ると自然なのかしら……。 ロールでやり取りはしたくないな〜! とかあったら言ってくださいましね。 (*17) redhaguki 2021/07/03(Sat) 23:52:13 |
【秘】 白衣の アルレシャ → ディーラー サダル/* 愉快になてきた 了解ですわ! ナフ側からの依頼の形で運ぶか、それとも偶然としてやっていくかは当事者に任せつつ、次のターゲットはこれにて確定ということで。取りまとめありがとうございますわ〜ッ! (-59) redhaguki 2021/07/03(Sat) 23:54:05 |
【赤】 白衣の アルレシャ「貴方たちは思ったより大変に手強いひとたちのようだ。 けれどね、この研修は全く意味のないものではないんだよ。"従業員"として必要なのさ。 自ら望んで、彼らのために働き、傅くことを当たり前としなくちゃいけない」 優しい手付きで二人の髪をそうっと撫でる。"準備"の為に不要な衣服は取り外し。 いかにも悪趣味な衣装や、毒々しい色の性玩具がモニターにうつされる。 見るに下品なローターから性器を象った尾付きのディルド、痛々しいピアス。 それは今仮面をつけた彼らのために用意されたものだ。 「せっかく二人いるのだから、ノン・ゼロサムゲームを講じるのもいいかもしれないね。 例えば双方の歯に、双方の毒そのものが解毒薬になるような毒を埋め込む。 手を縛り付けてワイヤーで固定し、向かい合わせる。口付け合わねば解毒は行えない。 牡犬が二人で睦まじくする様子は、客にも喜ばれるだろうね。そうしなければ、 君たちは死ぬ 」――不意に二人の膝の裏をヒールが蹴った。躱すことをしてもいいだろう。 軽い蹴りが当たったなら、床に膝をついて跪くことになるだろう。 「己の命を優先した者から先に死ぬ。助け合う二人は、美しいだろう?」 (*20) redhaguki 2021/07/04(Sun) 0:14:32 |
【赤】 白衣の アルレシャ「エンターテイメントさ。 私はこれまで、この船や別のクラブにて、何十年に渡って客を楽しませてきた。 彼らがどんな種類の血と性に飢え、見下ろして愉しむか。私はたいへんに知っている。 ナフ。貴方はとても従順だから、あまり手荒く扱いたくないな。傷も少なくしたいね……」 彼はムルイジに比べれば随分と協力的だ。よしよしと、白く塗った爪が頭を撫でていく。 まるで犬のようだ。『グラトニー』はムルイジの牙に少しも気分を害した様子は無かった。 質の良さそうなドレスの裾が、まるでオーケストラ指揮者の燕尾服のように歩くたびに舞う。 『グラトニー』は少しばかり『スロウス』に目を向けて、かるく微笑んだ。 「ふたりとも偉丈夫だもの、きみの負担も軽くしないとね、『スロウス』。 さて……とはいえ見た目が派手でわかりやすいほど、ショウが盛り上がるのも本当。 ただあなた達ふたりをステージに放り出しても、コトが進まず時間を食うばかりだろう」 そばに置かれたトレイから取り出したのは、まずは銀色のワイヤーリングだ。 フラフープのような輪を脱がせた彼らの膝の裏まで通すと、端を引いて膝を強く締めた。 細い輪は歩いても落ちないようにぴったりと形を合わせられ、外せそうにない。 「それはスイッチで電流を流す装置だ。君たちが暴れたり不興を買えばオンにされる。 心臓から遠いから命には関わらないよ、出力は獣用だけれどね。 でも、ご覧。それだけでは大変地味だろう。お客様は楽しくない。そこでだ」 モニターにぱ、と舞台装置が映される。ステージのフチにはアクリルの壁がある。 逃亡防止のためと、もう一つの役割があることを賢いあなた方は悟るだろう。 なぜならその上には、大掛かりな……回転ノコギリに繋がっている。それは天井から下がっている。 取り付けた板は丈夫で、滑車の動きに従って舞台にまっすぐに降りるようになっていた。 (*22) redhaguki 2021/07/04(Sun) 8:09:26 |
【赤】 白衣の アルレシャ「ムルイジ! 貴方はとっても……自分を高く見積もっているようだ。 私は貴方をみくびっていたかもしれない。それを謝罪させてほしい。 貴方が知る貴方の価値。そして並ぶナフの価値……貴方が価値を決めると良い。 あなた方がセックスショウをするのはこのノコギリの下。 これは観客たちからのチップの重さと天秤になっていて、 盛り上がるほどノコギリが降りるのは遅くなる。一定に達すれば、ノコギリは止まる。 でも貴方がもし自分の価値を高く積み上げることが出来なかったなら……。 ノン・ゼロサムゲームだ。どちらかの利益がどちらかの損失になることはない。 互いの足を引っ張らず、協力し合えばどちらもが利益を得ることができるだろう。 大切な同期だ、仲良くしなさい? お客様に気に入っていただけるよう、しっぽを振ってね……」 (*23) redhaguki 2021/07/04(Sun) 8:09:40 |
【赤】 白衣の アルレシャ/* ちなみにここは観賞室を貸し切った紅組控室、 舞台はソレゾレの研修によって変わるのは大前提として、地下のホールを予定してますわ! なおかつ研修と『エンヴィー』の特別研修どちらが先になるかもこう……いい感じに調整します。 (*24) redhaguki 2021/07/04(Sun) 9:53:11 |
【秘】 ディーラー サダル → 白衣の アルレシャ/*グラトニーー!グラトニーーー!わたくしですエンヴィーですわいつも官能小説のような素敵なロールありがとうございます エンヴィーの研修がようやく浮かんだのですけれど、このあとグラトニーが行うであろう研修とネタ被りしていないか心配になったので相談しにきた次第ですわ 順番はどうなっても構わないのですけれど、とりあえず内容としましては ・ムルイジ ブラックジャックを行い彼が出した数字の分だけ媚薬を飲んでもらう。その後拘束してチップやトランプを片付けないままのテーブルに乗せて玩具責め、いつ絶頂するかを観衆に賭けてもらいつつ絶頂するまで1分ごとに媚薬を追加したり色々する ・ナフ 全身に玩具取り付けたまま踊らせる。まともに踊れないまま踊らせて下品なヤジを投げられる様子を録画。 匿名メモで各地にタブレットを設置し、その様子をリピート再生。止めてほしかったら生存者たちに「シアターにある謎の薬(胡乱寄りの効果)を飲んで」と要求して監視カメラで生存者たちがどうするか様子を見る。(ナフは踊らせた後お客さんに可愛がってるとか)(薬飲むの確認したら素直に映像は撤去) というえっち内容なのですけどいかがかしらネタ被りしています? (-99) もちぱい 2021/07/04(Sun) 10:12:21 |
【秘】 白衣の アルレシャ → ディーラー サダル/* ゴキゲンあそばせ! 大丈夫ネタ被りしておりませんわ! 私の場繋ぎは今赤で説明した限りですの。 これなら二者のやりとりプラス適度なヤジで墓下側のペースで運べるから……フフ手抜き…… こちらとしてはやはりエンヴィーの研修を優先したいところですので、 ロールで割り込んで先に差し込んでしまって大丈夫ですの。 わたくしの方は次の日に回しても全然成り立つので、お構いなくやってよろしいですわ! (-100) redhaguki 2021/07/04(Sun) 10:22:01 |
【秘】 ディーラー サダル → 白衣の アルレシャ/*あら〜〜〜ありがとうございます寛大な対応に感謝ですわ! であればお言葉に甘えて先に研修させてもらいますわね!特にナフの方は生存者を巻き込むので、お休みの方が多いかもしれない本日日曜に行った方がよさそうかもしれませんし…… それではぼちぼちロールさせていただきますわね〜! (-102) もちぱい 2021/07/04(Sun) 10:32:15 |
【赤】 白衣の アルレシャ「ああ、『エンヴィー』。準備は終わったかな。 いいや、こちらは後に回したっていいのさ。なにせいつだって構わないのだから、私は。 メインステージは『エンヴィー』によるものだ、そちらを先にやろう」 ぱ、と仕掛けは取り下げられる。船旅は長い。そればかりが演目ではないのだ。 ニコリと微笑みかけて、二人の顔を仮面をつけた『エンヴィー』の方へと向けた。 (*28) redhaguki 2021/07/04(Sun) 11:27:36 |
【赤】 白衣の アルレシャ/* ブラボー……素敵でしたわ! ここから先は表舞台の出番ですわね。 エンヴィーもいっぱいおもてなしお疲れさまでした。 スロウスも下ごしらえお疲れさまでしたのよ……。 残りの半時間は体を休めつつやっていきましょう。最高でしたわよ……Kiss (*49) redhaguki 2021/07/05(Mon) 8:27:03 |
【人】 白衣の アルレシャ船旅もそれぞれ慣れた頃、夫婦たちや船の上で知り合った者たちが手をとって踊る。 豊かながらたおやかな旋律がサロンを締め、くつろぐ者たちを癒やし、踊る足を弾ませる。 サロンは大きく騒いで盛り上がることもなく、ひそやかな会話があるばかり。 「あの写真は……いいえ。誰かの悪戯であるのかもしれない、私が見たのは切れはしだけ。 ここは、……普通の船ではないのかしら」 共に踊るものもなく、ベルベットのソファに座ってフロアの人々を見詰めている。 あの中に入って楽しんでいた自分は、なんだかほんのりと遠い存在になってしまったようだ。 (70) redhaguki 2021/07/05(Mon) 8:41:30 |
【赤】 白衣の アルレシャ/* 人狼疑い晴らしの為に馳せ参じるか、役者が五人揃って飲むのを見守るか迷っておりますの…… うまいこと座が全部人間で埋まると嬉しいですわね(参加者が増えることがいちばんうれしいため) (*50) redhaguki 2021/07/05(Mon) 10:19:29 |
【赤】 白衣の アルレシャ/* 戦略性をとるならサクラを一人混ぜるのがいいのかもしれないのですけれど、 わたくし男達の乱交が見たいわ。 (*52) redhaguki 2021/07/05(Mon) 10:23:21 |
【赤】 白衣の アルレシャ/* これ、ダンスに対する観客の声とか匿名メモで投げてもよろしいですかしら。 あと会場にこぞってる白の皆様は見せ物にしてよろしいのかしら。 私も匿名メモであそぼうかと思いまして…… (*54) redhaguki 2021/07/05(Mon) 10:28:17 |
【赤】 白衣の アルレシャ/* 向こうに能動的なロールを求めるとお忙しくしてしまうと思うので、 VIP達が「彼らが踊り子を助けにきたことを知っている」という形で巻き込んでヤジる感じですかしらね。 薬を飲んでる姿をサブモニターでVIP達に中継されてるとか。 薬で乱れる姿を見たいわ! と騒ぐモブがいる感じになりますわね。 (*57) redhaguki 2021/07/05(Mon) 10:34:53 |
【赤】 白衣の アルレシャ/* そして超スピードで消化されんとしてますわね。 乗り込もうかしら。乗り込みます。(二人の返事を待ってから) (*59) redhaguki 2021/07/05(Mon) 10:36:01 |
白衣の アルレシャ(匿名)は、メモを貼った。 redhaguki 2021/07/05(Mon) 10:38:20 |
【神】 白衣の アルレシャウサギを追いかけるアリスのように靴底が軽い音を立てる。 闖入者が地下へと降りてきているのだ。開けゴマと扉を開いて現れたのは女だった。 はっ、と中の光景を、眩くちらつくそれを見回して、顔は赤らみ、さっと青ざめた。 口元に手を当て唇を震わせながら、それでも勇気を出して膝を前に出し中へと入り込む。 「これは……あの日、あのテラスに居たあの子は、……ここに?」 (G15) redhaguki 2021/07/05(Mon) 10:41:11 |
【神】 白衣の アルレシャ三人から遅れてメモを読む。白い頬はますます色を失った。 信じられない文面を泳ぐ目で読み取って、ステージの上の慰み物にされている彼を助け出す方法を理解した。 シアターの様に隠されていたそれを、さっと機材の合間を縫って、一つの薬を両手で握りしめた。 「バーナード、貴方の言ったらした噂というの。本当だったのね。 貴方がそうして警告してくれたのに、軽はずみな行動を起こしたことを、どうか許してちょうだい。ばかな女だと、笑ったっていいわ」 それから、ここに集うものの顔を見る。一度ならず言葉を交わした彼らは、きっとその噂を暴くためにここにいるのだ。 自分が、浮かれている間も。 (G20) redhaguki 2021/07/05(Mon) 10:49:14 |
【神】 白衣の アルレシャ「バーナード……いいえ、いいえ」 首を横に振る。追加のアナウンスが流れたのだ。その内容を聞いたのだ。 きっとこの享楽は、"客"を満足させるまでは終わらない。 噂の真相を知らずとも、たくさんパーティーに参加したアルレシャにはわかった。だってその前に終わったなら、催しに意味はないのだから。 「ねえバーナード、ダビー、テンガン。私も、戦わせてちょうだい」 両手に握った瓶に恋するように口づけて、勢いよく傾けた。 (1)1d10 (G23) redhaguki 2021/07/05(Mon) 10:55:26 |
アルレシャは、1:そのまま 2:体の秘密 3:唇の秘密 (3)1d3 (a62) redhaguki 2021/07/05(Mon) 10:58:34 |
アルレシャは、1:テンガン 2:ダビー 3:バーナード 4:キエ (1)1d4 (a64) redhaguki 2021/07/05(Mon) 10:59:50 |
【神】 白衣の アルレシャ「薬の効果は、ああ、命に関わるものでは無いのね、……」 カシャン、と手にしたガラスがシアターの床に落ちた。真っ青に唇が震える。氷の中に閉じ込められたようにからだを震わせ、ふらりと縒れた重心を立て直すように前に出た。 その方向にはテンガン、彼がいて。そのまま支えを持てなくなったように、ふらふらと体が倒れ込んだ。 息は上がり、舌が蛆になったように震えて口で息をする。 (G28) redhaguki 2021/07/05(Mon) 11:04:23 |
【神】 白衣の アルレシャ「だめ、」 弾き返そうとした、彼の体に手をついて押し返そうとしたのだ。 けれどもああ、肌の馨が、人の匂いが。そばにあってしまったから、そうしきれずに両手はきゅうと装いを掴むばかり。 腫れぼったい舌が熱い息を吐いて、首筋に顔を埋めて。 生の、弾力のある皮膚に歯を突き立てた。 (G30) redhaguki 2021/07/05(Mon) 11:11:51 |
【独】 白衣の アルレシャ混乱に乗じた女は、アクアリウムに放り込まれたピラニアである。 たいそう素直な態度を見せる男達の真摯なことに、笑ってしまった。 薬が効いていないわけではない。無垢なものよりは効きづらいかもしれないが、それは問題にならない。 己もまた渦中に飛び込むことを、一切厭わなかったのだ。 なぜならそれがエンターテイナーとして必要なことだとよぅくわかっているのだから。 「(ああ、新鮮な血の匂い。でも去勢をしていない男の中はやはり脂肪も筋も堅いわね)」 それでも生きた人間の肉を貪るのはたいへんに満足感があって楽しいのだけど。 それは極上の料理人に腕を震わせた、女の内臓のはまた別の味わい。かたや美食が勝つならば、かたや享楽のために。 女は食人者である。 (-258) redhaguki 2021/07/05(Mon) 11:18:39 |
【神】 食人嗜好者 アルレシャ食い込んだ歯は映画の吸血鬼のように、ではなく。首からずれて肩の肉を、明らかにぶつりぶつりと歯で引き剥がすように食いちぎった。 首からは外れたことで命に障りはない。けれどもちょっとやそっとの怪我ではないことは確かである。 アルレシャは、アルレシャの方からテンガンを突き飛ばした。その力は驚くほど強かった。 女の桜色のルージュは今や鮮血に濡れ、ルビーの瞳はそれと反した着色を施したように涙に濡れていた。 「……ごめんなさい、ごめんなさい、テンガン、私、わたし……」 (G39) redhaguki 2021/07/05(Mon) 11:31:21 |
【赤】 食人嗜好者 アルレシャ観客は沸いていた。 もちろんメインはナフの踊りと痴態に。少しだけ、サブの副次的な催しの混乱ぶりに。 そして一部は、女の悪い癖に。 『またエンターテイナーのクセが出ましたな。どうやら処女の子宮では足らないようですぞ』 『ほほ、女の従業員が降りてきていませんからね。あの子も飢えているのではないかしら?』 『あと一歩早ければあの御令嬢の柔肌に存分に噛み付けましたね彼女は! はは、惜しい惜しい』 『まあ、また壊れた従業員があればくれてやりましょう。踊り子達の心が砕けるのが見ものですね』 ……古株のVIP達はどうやら、女の悪癖をようく知っているようだった。 どうやら完全に壊れて心の動きを失い、客を楽しませられなくなった従業員達の行き先は……穢れた豺狼の、胃の中であるらしい。 完璧な演技をして見せる女を囲む男達の困惑をも、客達は見世物としている。まるで、ドラマティックな映画のように。 (*65) redhaguki 2021/07/05(Mon) 11:38:30 |
【神】 食人嗜好者 アルレシャ青褪める理由は大衆の前で秘密を晒したことであり、信頼しきって心配してくれた彼を裏切ったことであり。 赤い瞳は泣き腫らしたせいでいっそうに色を濃くして、その輪郭を揺らす、揺らす。 駆け寄ろうとした足は床に縫い止まる。どのような言い訳をすれば彼を案じられるというのか? 「そ、んな、怪我の程度は問題ではないわ、治療を、医務室に……」 医者は己だ。けれど外科医ではない。それに手を伸べる資格はない。 震えた指は空をかいて、おろおろと彼のするべき事、をみつめている。 (G45) redhaguki 2021/07/05(Mon) 11:47:30 |
【神】 食人嗜好者 アルレシャ「――テンガン……」 傍、というには少し離れていた女はその煌めきを見た、覚悟を見た。 ひとつを救うために……きっとそれは、容易く露見しても構わない力ではないだろうに。 魅せられたように床に膝をついた女は、泣き止むのをやめてこくりと頷いた。 「……だめね、私。なんの覚悟もなしに、飛び込んで……それで騒ぎ立てるばかり。 とうに貴方は何が起きてもと心に決めていたというのに、わたし……慌ててしまってばかりね」 薬は残り二本。自分に何が出来るかを考える。 決してそれは惑うばかりではないのだということは、彼が教えてくれたのだ。 「……ディーラーさん、大丈夫? ああでも、こころが幼くなっただけで、体に異常はないのかしら」 ふと、薬のせいで精神年齢が下がってしまったサダルのことを気にかけた。 薬のせいで柔らかくなった心に傷がついたなら、大きくなっても波及するかも知れないことだし。 (G53) redhaguki 2021/07/05(Mon) 12:15:43 |
【赤】 食人嗜好者 アルレシャ「オーダーは通ったようだ。さあ、踊り子さん。手を取るのかな、きみは」 声はその場ではなく、裏の一室に響いた。項垂れ気味の表情に隠し、柔かな声をスピーカーに届けている。 からかうような声は、従業員となった二人に向けられた。 二人の心を揺り動かすためだけにだ。 「いいね、人当たりよく、愛されるものというのは……それが何であれ、助けてもらえるのだから。 そう思わないかい? ムルイジ。シルバーキーが開けた扉は君宛ててはなかった。 ナフが手を取ったならば、ジョーカーは枯れて、君は、ようこそ、最下層(ボトム)へ」 (*68) redhaguki 2021/07/05(Mon) 12:18:19 |
【神】 食人嗜好者 アルレシャ>>G55 サダル 人のそばによるのを少しだけためらいながら、距離を置きながら。 それでもいまひとたびは柔らかい心を晒したままになってしまっている彼女を案じて、 座り込んだままで彼女の傍に寄る。裏返した指先は、テンガンのほうを指していた。 「……私は大丈夫よ。ええきっと、そして私達は、大丈夫。 あの光が彼らを、そしてこれから"噂"の底に叩き落される人たちを、助けてくれるはず」 その輝きがいっときのものであることを、女は知らない。 (G56) redhaguki 2021/07/05(Mon) 12:25:45 |
【赤】 食人嗜好者 アルレシャ「そして、最後の輝きだ」 崇め、見上げるような視線が、彼の罪悪感を苛みますように。 /* 『グラトニー』も選択はどうぞご自由に……と述べておきます! どちらの選択をするにしてもいい感じにシステム処理はやっていきましょう。 (*70) redhaguki 2021/07/05(Mon) 12:27:57 |
食人嗜好者 アルレシャ(匿名)は、メモを貼った。 redhaguki 2021/07/05(Mon) 12:36:17 |
【赤】 食人嗜好者 アルレシャ「ええ、いいでしょうとも。貴方はとっても、いい子……。 存分に、彼の運命は貴方に預けよう。そのほうがきっと双方も嬉しいだろう。 彼の価値は、貴方が決めるといい」 穏やかな表情で、少女のようになってしまった『エンヴィー』をなだめる。 そこに嘘は一片もなく、貴方の能力を認めているのだから。それを窘める必要はない。 「ええ、『スロウス』、貴方も気をつけて。 ……いいや、この言い方はふさわしくないね。"期待しているよ"」 踊り子の選択を視界の端でしっかりと確かめ、それで観客が喜んでいることをしかと見て。 彼らを巻き込んでの舞台にした『エンヴィー』の腕前を、改めて評価した。 (*73) redhaguki 2021/07/05(Mon) 12:44:31 |
【神】 食人嗜好者 アルレシャ>>G59 サダル 「……そうね、ひとりひとりが、彼を助ける力になれると思うわ。 彼のように誰かを助ける力を持てなくても、きっと……」 踊り子の返答に、なぜ、とは言わなかった。言葉を交わしたことのほとんどない人だ。 どのような考えを以てしてそうしたのかは、軽はずみに判断すべきではない。 薬の効果が落ち着いてきたのを感じて、ゆっくりと立ち上がった。 呼吸は確かで、もう誰彼構わずと噛み付いてしまうことはない、きっと。 (G64) redhaguki 2021/07/05(Mon) 12:59:42 |
【秘】 ワーカーホリック ラサルハグ → 食人嗜好者 アルレシャ/* 以下、バーナードPLさんより頂いた情報開示からの引用です お二方が何処まで把握されているかわからないので念の為回しておきますわ。 「半年前に潜入任務を行ったが、失敗して従業員になったものの抵抗の意志が強くやり過ぎた結果壊れた為、直す&愉悦提供として船側に一度記憶処理をされ、半年前と同じ諜報員だった頃に戻されている(本人に自覚はない)状態」 ・従業員の面子はこの情報を知っていても知らなくても構わない(ただし狼レベルの者なら調べれば容易に閲覧できる/共有もして頂いて構いません) ・肉体的には壊れた時から表立った傷を消した以外の大きな変更はない ・前回壊れた為、今度は壊れ辛いように精神強度の引き下げ、感度、本人の個人的なトラウマ(過去の恋人関係)を引き上げ調整し直されている ・(ここは役職に関するものなので一応伏せておきます) ・記憶が完全に戻る予定は未定(やるなら墓落ち後後半と想定してました) ・フラッシュバック自体は割と起こります(写真見て固まってたのもそれ) (-297) unforg00 2021/07/05(Mon) 17:00:23 |
【赤】 食人嗜好者 アルレシャ「本当に薬にどっぷりかかっていたのだなあ」 自分も決して影響を受けていなかったわけではないが、気軽にお気楽に、少し前の通信を受けてにこにこ。 そして、大事な連絡を受けて通信機に応答した。 「嫌われた? ふふ、だれにでもかの人はアイロニカルな反応をしめすのじゃないかい。 時が来るまで、それにVIPのリクエストがあるまでそれは少し置いておこう。 我々の誰が上の不興を買うのか、いつどうなるかはわからないのだしね」 送付された資料をもとに、しばし考え込んでいるような間があった。 少しばかり思いつきはあったようで、続けられた声はそう困ったふうでもない。 「あたらしいことでもしてみればいいのかもね。過去の心傷を引出さぬよう……。 VIPが再び壊れゆく様子を見たいと言い出さないことでも願おうか。 お疲れ様、『スロウス』。きみにしばしの休息のあるように」 二人に続いて、やはり『グラトニー』の通信も切れた。 (*77) redhaguki 2021/07/05(Mon) 17:28:23 |
【秘】 食人嗜好者 アルレシャ → ワーカーホリック ラサルハグ/* 情報ありがとうございます! 他の墓下者と同じくVIPを通してPLさんの意向聞きは再度やりつつ、 いただいた情報を元に組んでいきましょうか。 ランダム吊りで誰がシュッて消えるかわからないのでアイデアだけ温めつつ……。 やりとりお疲れ様ですわよ! (-302) redhaguki 2021/07/05(Mon) 17:31:19 |
【人】 食人嗜好者 アルレシャ十本目の薬が飲み干されたのを確認すると、女はどこか意気を失ったように地下を離れた。 ひとたびの騒動を終え、ころりと元のサロンへと戻る。 乗客たちはまだ踊り明かし、音楽を楽しみ、優雅な時間を送っている。 どうしてもそれに混じり切ることは、できない気分だった。 「……私はこれからどうすべきなのかしら。 見ていないふりをするのは耐えられないけれど、何が出来るのか、なんて……」 事実を知り、真相を識りはしたけれど。それに対抗するすべがあるというのだろうか。 誰に、どのように、どうやって? 落ち込んだ心を鼓舞するように、火を付けるようにキールsakeに手を伸ばす。 (79) redhaguki 2021/07/05(Mon) 17:34:44 |
【秘】 陶酔飛行 バーナード → 食人嗜好者 アルレシャ/* 御機嫌ようお嬢様。お嬢様ですわ。 二日目の最後に内緒話を頂いていたんですけど、三日目が余りにバタバタしすぎて反応を帰す余裕がなくて曖昧なままにして大変お待たせしてしまいましたわ……! 恐らくは普通に部屋に送るので、送り狼を本当にどちらにでもできたと思うんですけど、時間的に暗転になっても秘話で続けさせて貰うか、何があったかだけ共有してあった事にするか、何となくボヤッとさせておくか、お嬢様的にはどれが一番良いかお尋ねしてもよろしいかしら。連絡が遅くなって大変申し訳ないですわ……アルレシャお嬢様可愛いので何をされてもPLはニコニコになりますの…… (-309) poru 2021/07/05(Mon) 18:30:57 |
【人】 食人嗜好者 アルレシャ>>80 サダル 「あなた、ディーラーの……ごめんなさいね、いつもどおりにカジノに遊びに行けなくって。 人酔いしてしまったかしらね、それとも毎日遊んでいるのは肌に合わないかしら」 少しばかり表情を作って、普段どおりに振る舞おうとした。地下の出来事は忘れて。 けれどもかけられた言葉の意味を確かに理解して、花のしおれるように目線を落とした。 「……せめても船を降りたならもっと大きな組織に頼れるのかもしれないけれど。 海を渡る客船の中身までメスが通るかはわからないものね。 私達、どうするべきなのかしら」 (81) redhaguki 2021/07/05(Mon) 18:37:34 |
【秘】 食人嗜好者 アルレシャ → 陶酔飛行 バーナード/* 御機嫌ようお嬢様! お嬢様ですの。 かなりギリギリの返しをしてしまいましたし、バタバタと忙しくしまっておりましたものね、仕方ないかと……ありがとうございましたのよ〜ッ 流れだけ共有するとして、そうですわね……その後の反応(というかロールでの会話)を見るにバーナード様は紳士貫き通している感があるので、ちょっとのからかいだけをして、そっとお見送りだけしたことにしようかと思いますわね……未遂未遂。据え膳食わない男ではないとかイメージと違ったらぜんぜん変更してOKなので案あればどうぞどうぞ。 (-314) redhaguki 2021/07/05(Mon) 19:07:51 |
食人嗜好者 アルレシャ(匿名)は、メモを貼った。 redhaguki 2021/07/05(Mon) 19:09:41 |
【人】 食人嗜好者 アルレシャ>>82 少しだけ声をひそめて、あまり他者の耳には入らないようにして。 ソファの隣をあけて、座るように目線と手の動きで指し示した。 「手引するものをどうにかしたのならば、この騒ぎは止まるのかしら。 ……上級賓客達すべてをとらえることは難しくとも、いっときだけは……。 それが彼を、いいえ、彼ら、かしら。助けることにつながるのなら、いいわね……」 映像の踊り子、それに写真の誰か――ギャンブラーの姿は見ておらず、副船長の姿ははっきりとは写真で確認することはできなかったのだ――を思い浮かべて、そっと目を閉じる。 けれども性別も年の頃もわからない声は、誰であると特定することもできそうになかった。 それを言葉を交わした人間達と重ね合わせようとして――やめた。首を横に振る。 「……誰かを疑うというのは、とても心苦しいものね」 (84) redhaguki 2021/07/05(Mon) 19:16:01 |
【独】 食人嗜好者 アルレシャ脚、舌、それにソースに肝臓を少々。 よく管理された肉で作られたハンバーグを、優雅に切って、舌の上へと運ぶ。 生まれたときから管理された未成熟の家畜のようにはいかないが、悪い味ではない。 極上のそれには叶わずとも、人生の味はそれに複雑な滋味を乗せるものだ。 「ありがとうございます。このために働いている、いい仕事をしたものですわ」 特別に調理された肉を口へ運び、調理者へと感謝を述べる。 きれいに皿はあけられて、仮面を付けた従業員がそれを提げていった。 スイートルームではないものの、逆にソレが隠れ蓑になる……と、女は述べていた。 ふと、シェフの発した言葉に対して顔を上げ、そっと微笑む。 「嗜好を明かしてもいいのか、ですって? ええ、構わないのです。 だってひとは秘密を持っているとはいえ、一つ明かせば、かんたんに信頼するもの。 誰も私が手引している人間だなどとは、思わないのですよ、ふふ、かわいらしい……」 女もまたただの乗客であり、いつ転落するかはわからない立場にある。 それでも、たいへんに愉快そうに、唇を歪めて笑うのだった。 (-322) redhaguki 2021/07/05(Mon) 19:53:28 |
アルレシャは、思い悩むようなため息ばかりを落とした。 (a122) redhaguki 2021/07/05(Mon) 19:54:40 |
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