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![]() | 【神】 口に金貨を ルチアーノ>>G32 「ちゃんとできてる、えらいぞ。 それと……読み書きが不安ならやっぱり何処か通ってもいいからな」 フィオレへの確認をしてくる仕草に一声かけておく。 何かを学ぶ時間を取ればその分こちら側の仕事は減るに違いない。 しかしそれぐらいの融通は上に掛け合えば簡単に利かせられる。 それに、自分がいつまでもついて居られるわけでもないのだしと。 「今回ので少しは課題は見えたし、少しは環境を整えんといけんかもな……。 そろそろいいかあ、俺も行かにゃならん場所がある。 食事会の準備には間に合わんが持ち帰りができる店の予約はしておいてやるから、ラウル達にでも頼んで取ってこさせてくれ」 そんなことをぼやきながら貴方を膝から下ろして眉を下げる。 深い話はまた今度になるのだろう、また夜に戻ることを伝え名残惜しげに別れるのだった。 #アジト (G34) toumi_ 2023/09/16(Sat) 1:43:08 |
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![]() | 【念】 口に金貨を ルチアーノその日の日中協力者の姿はホテルになかった。 連絡は取れるだろうが、顔を出せそうなのは午前中のわずかな時間か日が暮れるころになりそうだと伝えられた。 そんな部屋には朝早くに紙袋が置いてある。 紙袋の中には手作りと思われる弁当、ラザニア・アル・フォルノ。 意図は分からないかもしれないが、こんな時でもうまい飯を食えというメッセージだ (!2) toumi_ 2023/09/16(Sat) 12:28:44 |
![]() | 【念】 口に金貨を ルチアーノふらりと貴方の離席中にホテルの一室にやってきた人影はソファーにぐったりと伸びている。 仮眠しているのか、新聞紙を顔に乗せて静かなようだ。 (!3) toumi_ 2023/09/16(Sat) 12:42:47 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → オネエ ヴィットーレ「まあ、もしかしたら続くかもしれんが? でも突然冷めた姿みせるわけにもなあ」 自分が幾つもの顔があることを自覚している。 安易に続けて付き合うよりは予め期間を決めていた方が楽だとも。 手についたソースをなめながら慣れない作業の果てで香る料理に少し気分があがる。 ピンク色のエプロンのことが漸く気にならなくなった頃に片付けだ、布巾を手に取りながらかけられた言葉に一度だけ振り向いて。 「あー……でもそのお嬢さんは俺に何を頼んできたと思う?」 「『法案を執行する奴らを調べてくれ』って言ったんだ。 捕まるのはもう承知しているだろ、あっちも」 苦笑いを浮かべてから、そして、息を吸って。 「そして俺は、 ――マフィアにも関わってる人間がいると思ってる」 貴方も、その対象であると。 少し眉を下げながらやけに 正直 に男は伝えその翠の瞳を見つめ返した。 (-277) toumi_ 2023/09/16(Sat) 17:13:02 |
![]() | 【念】 口に金貨を ルチアーノ「ん……あ?」 貴方が側に寄ろうと中々目覚めなかった男は、そこそこに不用心であった懐を漁りながらガサガサと顔の上の紙を鳴らして体を起こした。 「ぁー……すまない、待たせてしまったか」 時間も有限であるのに、と。 少し香るトマトとチーズの香りにあれは一口でも食べたか、と満足げに口端は上げていた。 「話はできるぞ……次の目標も一応決めてきた。 相変わらず、あんたが言うなら変えてやっても良いですけど」 (!6) toumi_ 2023/09/16(Sat) 17:37:37 |
![]() | 【念】 口に金貨を ルチアーノ「ヴィンセンツィオ・ベルティ・デ・マリア」 少し苦々しい声を出しているのは、上の人間は調べれば調べるほどリスクが高いからだ。 「……今日のが随分な男だったからなあ。 警察は血の気が多い奴らばかりなのか気になっちまう」 「心配事はあるか、自分のことでも他人のことでも良い。 あー、このラザニアを作らせてくれたやつもな、 ……自分のことより俺とあんたがしょっ引かれないか心配してだぞ」 (!8) toumi_ 2023/09/16(Sat) 20:19:33 |
![]() | 【魂】 口に金貨を ルチアーノ「なんだまともな治療場所が無いのか? だったら金の融資ぐらいいくらだってしてやる」 「満足行くだけ安全な場所で治療をさせてやれ、 お前がさせたいなら、だ」 押し付けているのだろう、その願いと言語化するには複雑になってしまった情を。 だったら、とことんやりきればいい。その先に何があるかは予測をつけてやることはできなかったが。 「……俺はずっと探してる奴がいてなあ。 そいつは俺たちの組織から抜け出して行方不明だ。 見つけたら直ぐに殺せって命令が出ててなあ、もう手遅れだろうな」 掴めない予定のものすらある、そんな影にいつまでも囚われている、抜けられるわけがない。 その度に感じるのは貴方達がいる此方側に立っていられるのはあくまで虚像の姿であることだ。 ただでさえ身内に厳しい世界で、平穏な日常なんて望めない。 だのに他所からも狙われる現状に肩身は狭すぎてかなわなかった。 (_13) toumi_ 2023/09/16(Sat) 20:38:45 |
![]() | 【念】 口に金貨を ルチアーノ「捕まらんで欲しい奴かあ……。 俺の部下に一人可愛いやつがいてなあ、 そいつは一人寂しいと泣くんで無事で居て欲しいね」 「それ以外はー、あんたぐらいだ」 それは偽りなく、心から。特に深い意味も無く告げられる。 どちらも女性であるが、そこに自分の所属している陣営は甘味されて居ない。 「こちとら周りは覚悟が決まった連中が多いんでな、心配はしてない。 だが、協力している身からすればあんたみたいにやりたい事がある人間が志し半ばで折られるのは忍びないねえ」 「男なんてそんなもんだ」 心配しすぎた方が嫌な顔をされる。 まあ、捕まった情けない姿を見たいわけではない人間はいるが。 (!10) toumi_ 2023/09/16(Sat) 23:15:46 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Chiavica テオドロ「安心しろ、俺の隣で寝る女はいつもぐっすりだ。 試してみるかあ? 金よりも現物支給で渡す主義でして」 それこそ歌でも娯楽でも与えましょうとも、おどけるように言って貴方の突き放す言葉には笑って返した。 「へえ、……そういうのはあまり聞いてこなかったな。 やりたくないことも、ねえ。とてもご立派で尊敬する」 「成程……? 中々勘違いしている輩が多そうだ。 俺はお前の言葉が愛情の裏返しってわかっているから問題は無いが、不器用な性格をしてるぜ」 人通りを見つつ、更衣室の方へ向かえば手際よく荷物を預け準備を整えていく。 衣類に手をかけたところで、体をしならせ貴方を見つめれば、目を細めて口を開いた。 「また聞いて悪いが、付き合ってる奴はいないな? なに、俺もいない。 ただ他人に時間の使い方をデートって言った方が楽でね。 誰かに勘違いされたくないってんなら気遣うからいまのうちに言ってくれ」 (-405) toumi_ 2023/09/17(Sun) 4:29:15 |
![]() | 【魂】 口に金貨を ルチアーノ「テオドロにもわけを話せばいいだろ、あいつもわからん奴じゃない。 それに俺の用意する金は全部綺麗なもんだぞ?」 表の顔の成金息子は嘘でもない、確かに金融企業だけはクリーンな金で成り立っている。 正しく金貸しができるが、個人での勧誘は確かに少し法の穴をすり抜けるような取引にはなるだろうか。 「……事件の犯人か、いや、あえて言うまい。 そうだな、今言った奴には死んで欲しくはないさ、だが、一度会えたらもうきっとどうでもいい」 本当にただ突然居なくなったことに対する不満と疑問だけが、この胸に妄執を抱かせている。 そこにあるのはどんな感情か、一言で収まりきるようなものではなかった。 「大事な奴だよ、もう5年になる」 こんなこと、病院でしかも警察に話すことではないのは分かっている。 それでもなんだか知らせておいてやってもいいと思って。 「調べなくて、いい。いや、違うんだ。無駄なんだ。 俺はお前よりよっぽどもうその手には詳しくなっていてなあ。 己惚れているわけじゃあないが……お前には無理だ」 貴方の手腕や警察の伝手を信じていないわけではない、ただそれは全て法の中の話だろう、と。 自分は褒められないほどの金や手段で様々な情報を集めてきた。 危険な橋を渡って機密を盗んだり、時には人を雇って潜入までさせてきた。 それでも、見つからなかったのだ。上司まで手を貸してくれたのに尻尾の一つ見せやしない。 (_15) toumi_ 2023/09/17(Sun) 5:20:29 |
![]() | 【魂】 口に金貨を ルチアーノ「お前に、俺の欲しいモンは用意できない」 ――それは、この件だけではない。 何もかもを放り捨てて考えなくて済む時間と、 誰に揺らがされることもない確かな真実だけが自分を安心させてくれる。 いつだって信じられるのは、自分だけしかいない。 (_16) toumi_ 2023/09/17(Sun) 5:20:42 |
![]() | 【神】 口に金貨を ルチアーノ『外で寝てた』 言い出しっぺの上司からは簡素な連絡が入った。 遅れる旨と、遅れた理由がすべて籠った5文字だ。 部下に持たせた湯気の立ったカチャトーラとパンナコッタはそんな彼の居ない会場へと届けられた。 どことなく誰かの手作り感があるが、ルチアーノが作ったわけではないらしい。 #アジト (G42) toumi_ 2023/09/17(Sun) 5:55:07 |
![]() | 【人】 口に金貨を ルチアーノ>>63 リヴィオ 「良くはないさ、だが遅れるぐらいがちょうどいいだろうよ」 そうして訪れたスープ屋にて。 隣で賺したような顔をする男を凝視しながら、わずかに眉をしかめてしまった。 このリヴィオという男は己がわざわざ飾って振舞う姿と相違ない台詞を素で話している。 参考にせざるを得ない自然な態度と手腕に浮かべた笑みも引きつってくるというものだ。 それと少し昔の知り合いも想起させた。すぐに脳裏から消した。 「リボッリータか、カボチャスープだなあ。 ……味がする 」おススメに選んだのは安い店特有にある食えない薄さがないメニューだ。 正直な話、味は贅沢なレストランとは比べ物にならないほど粗末であるからだ。 それを美味いと褒めてその場で食べていくか、持ち帰って味わらず飲み込むのが常である。 #路地裏 (72) toumi_ 2023/09/17(Sun) 6:33:05 |
![]() | 【独】 口に金貨を ルチアーノ>>G43 「……なーにしてるんだか。黒眼鏡」 せめて明日まで無事でいてくれよ、と。 苦々しい顔をして不参加の文字を眺めていた。 (-416) toumi_ 2023/09/17(Sun) 9:03:54 |
![]() | 【念】 口に金貨を ルチアーノ「謝る必要はない、要するに格好つけだ。 いい顔見せて好かれたいんだ女には」 完食まではしないでいぞと、置かれたフォークを見て一緒に紙袋に入れていたナプキンを差し出した。 「怪我をするのは他人のせいにしないで自分で背負う、なんて。 色んな見栄のはり方があるんだよ、全部スマートに済ませてこそ一流だがなあ」 自分が出来ているとは言わないが。 あなたの男心を理解しない思考には肩をすくめて構わんと乾いた笑いを返した。 「まったく論理的でもなければ、情動的とも言わん。 ……それにしても男手無しなら稼ぎは厳しかっただろうに。 いい女に育ったなあ? 母親の手腕が最高だったのかもしれんな、親孝行は出来てるのか」 (!12) toumi_ 2023/09/17(Sun) 9:19:05 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → オネエ ヴィットーレ「好きにしろだなんて……そんなことを言わないでくれヴィットーレ」 無条件に誰かを信じることなどできない。 本当に信じられるのは己だけ。その信条は変えられない。 だが、理由もなくファミリーを疑いたくなどない気持ちは同時に存在できてしまう。 「守らないといけないもの、……そうかい」 それは、なんだかファミリー以外に居るようだなとはこの口からは言えなかった。 本当にすべてを疑ってるような言い方になってしまいそうで、考えたくなかったからだ。 (-423) toumi_ 2023/09/17(Sun) 9:49:36 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → オネエ ヴィットーレ「――ああ、目的の食事は手に入ったからなあ。 早めに帰らせてもらうとしよう、なあに」 またひとつ息を飲み込んで。息苦しくなる気分を抑える。 お互い嘘をつかずに隠し事をするのが癖になっているかのようだ。 「今度ゆっくり酒でも飲みながら身の上話でも零してくれえ。 たまには貸し切りもいいんじゃないか? 俺もそこそこ金も落としているんだ、少しぐらいサービスしてくれてもいいだろお」 「……こんな色男からデートのお誘いだ断ってくれるな」 (-426) toumi_ 2023/09/17(Sun) 9:50:46 |
![]() | 【独】 口に金貨を ルチアーノ/* やめてくれ落ち着かない、やめてくれ黒眼鏡。 本当に^〜〜〜〜やめてくれんか〜〜〜〜〜〜!!! 俺の情緒を揺らすんじゃねえ!!!!!!!!!!! 俺と秘話をしてないのに俺を揺らすな。 (-435) toumi_ 2023/09/17(Sun) 10:13:29 |
![]() | 【魂】 口に金貨を ルチアーノ「だから余計なことは……ああ?」 意図は伝わっているのに引き下がらない姿を見てなんとも奇妙な気分だ。 気まずいとも言わない、だが本当にできるとも思っていない故にこの話は止まるはずだったのに。 ちらりとベッドに座る患者の姿を見ればため息を吐いて体を動かし始める。 手元にあった花束を花瓶に移し替えれば、良く見える窓際にでも置いてやってあなたを振り返った。 「 何も考えずに寝れる 意味を分かって言ってんのか?」「できないこと言うな」 頭をかきながら病室を出ていこうとする。 長居をする必要もなければ、これ以上この部屋で話すような内容でもないだろうと。 (_18) toumi_ 2023/09/17(Sun) 10:33:56 |
![]() | 【独】 口に金貨を ルチアーノ (-461) toumi_ 2023/09/17(Sun) 11:45:13 |
![]() | 【独】 口に金貨を ルチアーノ/* >>G47 ヤボじゃなくてボヤだろアホンダラ。 ふざけるなよ、オネエがよ・・・・・・・ゆるさねえ。 ゆるさねえからな!!!!!!! (-463) toumi_ 2023/09/17(Sun) 11:51:20 |
![]() | 【人】 口に金貨を ルチアーノ>>73 リヴィオ 「いや食事までは」 と言いかけて、まさかと口元を抑え少しの間黙りこくる。 自分が多忙を理由に食事を抜きかける日が来ると思わなかったのだ。 「……すまないな、レディ。 今日は顔合わせと癒やしを貰いに来たのでね。 ゆっくり味わってこそありがたみが分かると言うもんだが、 彼に分けてもらうことにするよ。 俺が注文できない分はここにおいておくから、また来るよ」 そう言って自分の分の金額を支払えば商品は頼まず、あなたのスープを半分貰うようだ。 意図は想定とは違うだろう、わざわざ頼んで飲み込む時間よりもそれを選んだまで。 朝から漸く腹に入れたのがスープだけになるのは多分しばらく気づかれることはない。 「 連中と同じになるのは気に食わないが、今日ばかりは…… 」しかし本人の何らかのプライドが自らの食事の不摂生は許してないようだった。 #路地裏 (86) toumi_ 2023/09/17(Sun) 18:12:19 |
![]() | 【神】 口に金貨を ルチアーノ「……」 頭をかき何やらイライラとした様子で顔を出した男。 片手で掴めるパンを手に取れば口に咥えたまま ガタン! と音を鳴らしながら椅子に座った。「あ"ーくそったれがあ……」 ご機嫌斜めらしい。 しかし食事の空気を悪くするつもりはないのかすぐに切り替えられ、時間を取らねば大体何を聞いてもまともな返事は帰ってこないだろう。 #アジト (G58) toumi_ 2023/09/17(Sun) 19:13:18 |
![]() | 【神】 口に金貨を ルチアーノ飲み物を無言で勧められると一気に煽りため息を隠さなかった。 しかしその際同僚を目に捉えればなにかを思いついたように悪い顔をする。 また突拍子もない事かもしれない。 「ロメオ、偶数と奇数どっちか選んでくれえ」 ゲームだろうか、まだパンを咥えながら携帯を取り出して何やら操作をしている。 #アジト (G62) toumi_ 2023/09/17(Sun) 19:58:16 |
![]() | 【独】 口に金貨を ルチアーノ/* 運営との相談で魔術師の占い先が変更になりました。 ヴィンセンツォは明日になり、別の機会に。 今回分はマフィア陣営に。 偶数がカンターミネでと奇数がネロ。 そこそこ最悪な質問だったな。 (-549) toumi_ 2023/09/17(Sun) 20:00:20 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 門を潜り ダヴィード/* おはようございます、本編がもう二日も始まっているのに既知相談にきたルチアーノです。 こちら10年ほどマフィアの所属しているのですが、 公開スプレッドシートにある黒眼鏡とペネロペとの交流を把握していてもよろしいでしょうか? あとそちらの自認が犬っぽいことなど把握できたりするでしょうか?知れなくとも問題ありません。(あだ名や呼び名などの問題です) 大変このタイミングで恐縮ですが、よろしくお願いします。 問題なかった場合此方からもお伝えできることがありますので何卒。 あとすみません、何年前に此方に所属していらしたか、把握漏れですみませんが教えていただけると幸いです。 (-551) toumi_ 2023/09/17(Sun) 20:08:56 |
ルチアーノは、奇数なと言って操作したあと携帯をしまった。 (a36) toumi_ 2023/09/17(Sun) 20:15:26 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → マスター エリカ【魔術師ロール】 金ならある、手段ならある。 どんな方法でも構わない、足がつかないように調べる術は手に入れてきた。 自分の知れない情報など無いと、そう思いたい。 そう思えるだけで安心する。 結局信じられるのは己だけだから。 「――次は、」 告げた名前はヴィンセンツィオ・ベルティ・デ・マリア。 瞬く間に駒はその男を調べにいくのだろう。 ―――だが。 何かトラブルがあったのか数時間後駒の一人が警察に捕まった。 また一人、もう一人居なくなったところで男は情報を調べさせるのを止めさせる。非常事態だった。 「なんだってんだ……!? おい、一体、っ……」 今までに無かったことだ頭が痛くなる、暫く眠ってないからか調子が悪い。 あの男を調べることになんの不吉があるというのだろうか、せめてそれなら。 ヴィットーレの言葉がよぎる、ああ嫌だ、そんなことを考えたくないのに。 どうして信じられないだけじゃなくて疑わなければいけないんだ。 しかし皮肉にもその時頭に浮かんでいたのは、アジトで見かける二人の顔だった。 それが離れることはなく男の思考はそればかりで埋め尽くされる。 そうして暫く男の方にその賽は投げられた。 (-556) toumi_ 2023/09/17(Sun) 20:26:29 |
![]() | 【神】 口に金貨を ルチアーノ「賭け?」 顔を上げて一応目上の人間の顔を見る。 「…………そおだな、これは賭けだなあ。 俺が勝つか負けるか結果が聞きたいか? 今度ペネロペが運転する車に乗せてくれるんなら色男の勝負運を見せてやっても良い」 愉快そうでもない絶妙な顔であなたを誘えばそのまま新しい酒に手を出して目を伏せる。 こちらはまだまだ飲みたい気分であった。 #アジト (G65) toumi_ 2023/09/17(Sun) 20:49:35 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 門を潜り ダヴィード/* ありがとうございます、そうですね……。 10年前丁度までルチアーノは黒眼鏡の直属の部下でした。 その後黒眼鏡が昇級するきっかけの事件があり離れることになり、違うメイドマンについていました。 しかしその人からも5年前に離れています。 マフィアに入った頃から黒眼鏡とペネロペには特に面倒を見てもらっていますが、10年前から5年前にかけては物理的に近くにいたわけではなく仲のいい交流がよくあった程度になります。 13.4年いることになってるでしょうか。 新米で可愛いですね、つまりルチアーノには5年前辺りから張り付いている上司がいません。上からの指示はよくもらっていますが。 そんな感じです。昔の人から呼ばれてるのは猫かどら猫です。よろしくお願いします。 (-566) toumi_ 2023/09/17(Sun) 20:57:41 |
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