【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト[鎮まらぬ熱。 刀を振るっても、瞑想に耽っても、消えぬ耳奥の音が情動を猛らせ、情欲を煽り続ける。 目覚めた“雄“は獲物を喰らうまで眠ることはない。 男の目が女に訴えかける。 その肢体を、その雌を、早く味あわせろと。 男の貪欲な性は一晩経ってもその熱を冷ますことなどはなかったのだと。] (-6) F6 2022/11/24(Thu) 10:56:56 |
【秘】 「怪人」 ファントム → 奏者 イルムヒルトーそれは誰も知らない物語ー それは、ひどく雨の強い日の事だった。 影街の、殊更に暗い道端の一角で、一人の男が立っており、その傍らに今にも事切れそうな女性が一人。 そうして、男は一つずつ女性に語りかけ始める。 (-8) eve 2022/11/24(Thu) 11:44:55 |
【秘】 「怪人」 ファントム → 奏者 イルムヒルト『貴方は、まもなく死ぬ。 それも、随分と苦しんで、だ。』 『けれど、貴方は選ぶ事ができる。』 『金銭と引き換えの安らかな死か、それともしばらくの間、身体を捨てて私の下で働くか。』 『ーー無理に喋らなくていい、その様子では辛いでしょう。』 『どちらでもない?それは何故?』 (-9) eve 2022/11/24(Thu) 11:45:43 |
【秘】 「怪人」 ファントム → 奏者 イルムヒルト 『働く代わりに、娘を?』 『お言葉ですが、私が娘を見つけられるかはわかりませんし、見つけられたとしても私の許可なく身分を明かすことはできません。』 『死者は沈黙するものです、死者がいつまでも、生者に関わり続けることはできない。』 『ーー承知しました。』 『それで、娘の名前はーー。』 『わかりました。もし見つけたら、その時は必ず。』 『せめて、貴方の死が少しでも安らかなよう、祈らせてください。』 『ーー主よ、この者の魂に救済あれ。』 (-10) eve 2022/11/24(Thu) 11:48:34 |
【秘】 「怪人」 ファントム → 奏者 イルムヒルト男は踵を返し、女の元を後にする。 あとには、瀕死の女だけが残された。 ーーこれは、誰も知ることのない物語。 (-11) eve 2022/11/24(Thu) 11:48:49 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 「怪人」 ファントム[娘は、あの日のことを忘れていない。 帰らぬ母を待ち続けた子供の頃。 強く、激しい雨降る中迎えに行った先の 母の、薄汚れ事切れる無残なその姿 肌は冷たく。殴られた痕もあったけれど その顔は何故か酷く、穏やかであった ――時を経て。娘はふと疑問に思うことがある。 あの日。母を少女は迎えに行った。 普通であれば子供が影街に足を踏み入れ、 しかも女であるのだ。無事である可能性は低い。 どうして、無事であれたのでしょう。 どうして、母の遺体は何もとられず 服もはぎとられずそこにあれたのでしょう。 どうして 酷い目にあわされたのだ、と一目でわかる遺体であるのに その表情は穏やかなのでしょう] (-14) leaf 2022/11/24(Thu) 12:02:15 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 「怪人」 ファントム[娘は、母と怪人が交わした言の葉を知らない 娘は、母が死に際に安堵し、託したものをしらない ――されど、娘は知っている。 己やリリーが踊り、奏でている時 時折、そこに見守るような気配がある気がするのだ 気のせいであるだろうけれど あの日。舞台に躍り出た怪人の歌の伸びやかさ 人々を魅了する美 リリーに深く、強く影響を与えたあの人 どこか、それは見守ってくれていた気配にも似ていた気がする あれは神のもとに旅立ったのだろう母なのだろうか。 それとも母の願いを聞き届けた何かなのだろうか ――その正体も、真実も 娘は何も知らされぬ故に、わからないけれど] (-15) leaf 2022/11/24(Thu) 12:05:55 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 「怪人」 ファントム[わからないけれど。 どうしてでしょう。 ――星を歌う怪人と奏でるセッション。 その時にまた、あの優しい気配を感じたような気がして。 わたし、奏者として演奏していたはずなのに 少しだけ こどもみたいに 泣きそうに、なったのよ*] (-16) leaf 2022/11/24(Thu) 12:07:51 |
【人】 奏者 イルムヒルト― 屋敷にて ― [屋敷を訪ねた女に応対したのは、其処で働く従者なのだろう 対応1つ見ても、洗練された美を感じる。 従者という生き様1つとっても あの方が、美しくないものを傍に置くはずもないかと、得心。 渡したものはフードや自宅に置いておけぬ幾許かの金銭の入った鞄 リュートを預かろうとされなかったことに 女は深く安堵していた。 案内されたのは、静かな場所。 富豪と呼ばれ、敷地内に美術品の数々を収めた施設があると 噂にもきいていたけれど、それと対極的にも思えるところ。 されど女は其処で見る。 それらに勝る、美しいものを>>13 感嘆。 ――これは私の音だ。 私の音に、応じた貴方が今、演じ、奏でているのだと。] (18) leaf 2022/11/24(Thu) 12:21:53 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン ―― ああ。美しい。 [それは姿形だけではない。 基礎だからこそ、それを極めんとした 幾億の夜を超えながらもなお其処に在り続ける あなたの剣の一旦 私は今、最上の美を見れる幸運を得ているのだ。 見惚れる女の眼差しはまるで恋するように。 されど、その中に孕むは 網膜に捕える美すら、喰らいたいと飢えたもの。 美しいからこそ、その手に触れたい。 その情動は貴方だからこそ、理解してくれると 女は本能で感じていた。だから、此処に来たのだ 貴方だけが、この渇きを癒せる。 一時だけでも、満たしてくれるのだ。 眠りについた其れはまた牙をむくだろうけれど だがそれこそが、私が得て、花開かせようとする美なのだ] (-17) leaf 2022/11/24(Thu) 12:22:34 |
【人】 奏者 イルムヒルト[鯉口の鳴る音に、はっと引き戻される現実。 凛とした声の主は壮年へとかわり。 元の静寂を取り戻す場所。されど 其処に佇むは決して静の男ではない] (19) leaf 2022/11/24(Thu) 12:22:57 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン[触れられた胎が、疼く。 静まった筈の熱は鎌首を擡げ、女を雌にする 本能を昂らせる貴方の目に、 女は灯された火種を燃えさせるのだ ――ああ、喰らわれ、そして喰らいたい。 貴方の美に、触れさせて。] (-18) leaf 2022/11/24(Thu) 12:23:42 |
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。 (a11) leaf 2022/11/24(Thu) 12:25:17 |
【人】 奏者 イルムヒルト― 屋敷 ― [重なった手の孕む熱に、女は息をのむ 乾いた、何度も豆が潰れ皮が捲れても振り続けられたのだろう 美しい剣筋を生み出す掌には。ただ、ただ熱があった。 重なる手はそのまま。女もまた握りもせず 導きに従って歩いて。 行く先を問う言葉はない 現在の場所を問う言葉も、ない 周囲の絢爛豪華な調度品も 窓から見えるであろう美しい風景も 今の己らにとっての必要なものでも、足を止めるものでもなかった。] (32) leaf 2022/11/24(Thu) 19:04:53 |
【赤】 奏者 イルムヒルト― 寝室 ― [広いその部屋は、華美ではないものの 整えられたもの1つ1つが美しく、部屋の主の審美眼を彷彿とさせる。 ベッドへと寝かせる際の手際は性急、とは申しますまい。 女もまた、普段はフードを被ったままのかんばせを晒し 自身の躰を柔らかく受け止めた寝具に背を預けたまま 男がジャケットを脱ぎ捨てる様を眺めていた ベッドに倒れ込むように背を預けることになった際に 乱れたスカートの裾から覗く穢れもなき白の肌 半ば肌蹴た腿の上、見上げる女の黄昏色の眼差しには 恐怖も、怯えもなく 落とされた男の影をそのまま 調べを奏でながら触れられた夢のような、されど熱く 指の感覚を思い返し乍ら、女は再度吐息を零す。 待っていたのは、何方なのか。 熱が確かに其処に在ると示した手が重なり 其れを握る暇も惜しみながら案内されて 嗚呼、今の私の胸の内はどうすれば伝わるのでしょう。] (*2) leaf 2022/11/24(Thu) 19:05:20 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[熱い指先を、視線が追う 肌に触れながら、撫でながら 音と重なったものと遜色ないどころか、ずっと熱いもの 食んで、喰らって啜り上げてしまいたいとまで思うたものは 最早幻ではないのだ。 耳を擽ったものも覚えている 奥まで嬲るようなものも 肌に触れて、首筋に触れて、双丘を揉みしだくものを 命すら、奪わんとするような鋭くも熱いもの 或いは、優しくも激しい、ものを] ―― …… ぁ。 [漏れた吐息に混じる音は、 最前席にて捉えたものよりもより近く、鮮明に 貴方の耳に奏でられる、ことでしょう。 指先の優しい愛撫と触れる熱のアンバランスさ 其れに焦れるかのように、再び灯された情欲が身を巡る。 女の手は、己に跨る男の腿へと伸び その逞しい筋肉を服越しに撫でる。 それは男という楽器を奏で、鳴らさんとするかのように。 或いは、其処にある熱が現であるということを 確かめ、自身に知らしめるかのように。] (*3) leaf 2022/11/24(Thu) 19:06:22 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[何度か其れを撫でながら、女の唇は弧を描き あやすかのような男の指に目を細める 男に、昨夜の一幕忘れておらじと、教えて ――幻とは違う実に、期待を孕ませて。 *] (*4) leaf 2022/11/24(Thu) 19:06:45 |
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。 (a18) leaf 2022/11/24(Thu) 19:07:48 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[何時も手に持っていたリュートは、 半ば倒れ込むように沈んだ褥の端にある ――今の私の、奏でる音は私自身なのでしょう。 或いは、彼の熱なのでしょう。 確かめるための拙い触れ方は、やがて 其処に在ると理解すれば柔らかくもどこか焦がれるように 硬く、逞しいそれをなぞりて、熱をまた女の胎に生まれさせる] お待ちして、いましたの。 ――……耐え症のないと、思われるかもですが。 [女は肯定する。 其れに再びまみえるを待っていたのだと。 幻ではないのだと知りたかった。喰らいたかった。 男の待ちかねたという言葉と、触れる指先の戯れさ 女の眼差しと、触れる手の動き 其々が、互いに待っていたのだと知らしめる。] (*8) leaf 2022/11/24(Thu) 20:09:01 |
【赤】 奏者 イルムヒルト ぁ、 あ。 [感嘆。 ―――啄まれた唇は濡れてはいないのに艶めき。 なぞる指に邂逅の終を思い出させて、また1つ 奏でる音に混じる、色。 なぞる指に期待を孕んで、甘く食む仕草。 無作法とお思いかしら。とばかりの双眸は 何処か甘やかに、されど激しさを湛えたままに 緩やかだからこそ、それはゆっくり、ゆっくりと 私に灯った熱を全身に巡らせ、また熱さを増させるもの。 ゴブレットよりも強く酩酊させる。 貴方の 欲] (*12) leaf 2022/11/24(Thu) 20:09:59 |
【赤】 奏者 イルムヒルト 聞かずとも。 わかって、いらっしゃるの、でしょう? [なぞる指が触れる肌は、あの日よりも熱を孕み 染まる薄紅はしっとりと吸い付くような感触を男に伝え されど若さを示す弾力と、柔らかさを併せ持ったもの。 味わうような指の動きに、 素直にはい、ではなく。触れることで奏で、 そして知って欲しいと女は言葉ではなく視線で訴える。 焦れて、疼いて。それでも それすら己の最上の美を得られるピースの1つになると 確信めいたものがあった。 もっと。貴方の欲を伝えて。その獣性を。 理性という絡められた鎖の鳴る音で。或いは 此れから私に刻む、貴方だけの「美」で。*] (*13) leaf 2022/11/24(Thu) 20:11:06 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[互いに持ち得る己の「美」を交合した瞬間から 情動を、情欲へと変化し。なおも一層燃え広がる火種 体を熱く、昂らせていきながらも 其処には果てしない飢餓がある。 後から後から湧き出るであろう希求を。 互いに孕んでいるのだと知らせる視線が混ざり合い 浮かべた笑みは鏡合わせのよう。 牙と爪。ひとたび振るえばどこまで魂を抉るものになるのかしら。 ひとたび噛みつけば、止められない程啜りあげてしまいそう。 だがそれも美を探求する者のもつ、 喪えばそこで潰えてしまう輝きなれば。 それが望むに任せるもまた、正しいことだと 女は本能で、理解していた。 きっと、あなたも。] (*17) leaf 2022/11/24(Thu) 21:05:21 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[即座に欲のまま求めてしまうには孕む熱は激しすぎる。 それでも決して、唯焦らしているだけではないのだと 触れる指が教えてくれる。 1つ1つ、確かめるように私に触れる貴方。 私の手も、逞しい腿からゆるりと上に遡り。 ジャケットを脱ぎ捨てた腰へ。そして背筋へと触れて。] ――ええ。 私も。そう。 [そうなのです。と あの日の幻よりずっと実を伴い、己の胸に服越しに触れる手に 女は燻る熱が燃え広がる前兆を潜ませた言葉を紡ぐ。 下着と、胸を覆う布で隔てているというのに。 その手管1つ1つ1つが体を疼かせ、より官能を刺激していく 形をかえる双丘に、あがる声はリュートの弦が爪弾かれるよう。 己にはないものを堪能するのは女も同じ。 鍛えられ、刃を降りぬく芸術的な躰に触れて。 熱を帯びた男の指に、揉みしだかれて。 また1つ。艶という名の美を女に教えてくれるのだ。 鼓膜を響かせる。肌を吸う水音。 何度も触れる唇の感触が、背筋に甘い痺れを齎す] (*18) leaf 2022/11/24(Thu) 21:05:49 |
【赤】 奏者 イルムヒルト は、 ぁ。 ――― ぁん、 そ、れ。 [やがて唇ではなく、触れるは舌へとかわる。 その動きはあの日に耳の奥を。肌を嬲られたときのよう。 実際は受け取ったイメージ、ではあったのだけど その日斬り結んだものと同じか、それ以上の感覚が 女の雌の部分を煽ってやまない。 刺激にびく、と組み敷く女の腿が震える。 回した腕、背筋に触れる指先に力が入る 身を僅かに捩れば、さらりと長い髪がシーツに散らばり波となり されどそれは拒絶ではなく。誘い水であることを 貴方なら、理解してくださるでしょう?*] (*19) leaf 2022/11/24(Thu) 21:06:05 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[貴方なら毒すら美酒に変えてしまうでしょう。 ――毒よりも激しい熱を灯させ、燃えさせた男が 口元へ運ぶ己の髪 それもまた、彼の熱を燃やす薪となったのでしょうか 力に任せ破られる服は、まるで先日喪った雛の殻のよう 外気に触れた其れが寒さを感じないのは、 より熱い口に、舌に触れられているから。] ぁ。―― ぁ。 んん、っ…… ―― 、 [零れ落ちる音は、甘露よりも艶やかなもの そこには痛みはない。乱暴ななかの細やかさ。 数多の美を喰らった男の指と舌が、女の柔らかな胸を蹂躙する。 無意識に揺れる腰は、強弱に合わせてシーツに皴を作り 唇に吸われ、舌で捏ねられた頂きは。指で弄ばれるものと合わせ 芯を持ちながら赤く色づいていく。 染めてゆく官能が、女の淫らを花開かせんとするかのように。 それに応える己もまた、敏感に反応しながらそれを受け入れ 蕩け始めた瞳は、匂いたつ色香を孕む。] (*27) leaf 2022/11/24(Thu) 22:10:32 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[弄ばれながら、喰らわれる。 私を今、喰らう男をも喰らいたい。 ―――与えられる快楽を享受しながら、 育まれる悦びに、淫らさと艶やかさを持つ音を奏でながら 逃れるなと男が昂らせるがまま、爪弾かれて響かせる嬌声。 男を知らぬ癖に、あの日知ってしまった快楽を より深まらせてとばかりの乱らさも相まって 貴方の欲を呼び起こしながら、それをまた音へと還元し 私はまた1つ、欲という名の美を見て、 それを取り込んでゆく。*] (*28) leaf 2022/11/24(Thu) 22:11:03 |
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。 (a23) leaf 2022/11/24(Thu) 22:22:43 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[注いだ油が、譬え彼を己ごと焼き尽くすとしても 留まることなどできはしない。 する必要も、ない。 ――奏でられる2つの美の饗宴に 魅入られたのはあなたか。それとも私なのか。 喰らい、喰らわれ。どこまでも煽られ燃えながらも 決して堕ちぬ双方の矜持。 そこにはただ、希求するものがあるから。] (*37) leaf 2022/11/24(Thu) 22:58:15 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[触れて。灯して、燃え広がった熱を遮る布は もはや女の側にはない。 舌で、手で嬲られればより色づく肌は より与えられた官能を吸収し、露わになる雌性で男を誘う 白に咲く花は赤く 男により散らされる花たちは、 女が零す艶やかさをより魅せつけることになろうか 執拗でありながらも丹念に 丁寧でありながら荒々しく それこそが、心地よい。 より貴方の美を堪能し、喰らうことができるのだから。 舐られ、喰われ。付け根へ近づくそれの齎す予感は 女にあの日の続きを脳裏に描かせた。 されど。漣はよせては返す まだ、焦らすのだろう。 まだ、早いのだろうか。 それとももっと、熟れて、熟れて 一番潤い実った頃に喰らわんとしているのだろうか。 焦らされても女は甘やかに笑う。 其処に婀娜めいたものはなく、唯、燻る熱を蕩かせた目で滲ませて。 貴方の牙が、唇が、指が、 次にどこにかかるのかを、待ち望む。] (*38) leaf 2022/11/24(Thu) 22:59:08 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン[それでも、爪を少しだけその鍛え抜かれた背に立てるのくらいは 許してくださいますでしょうか。 ――波の合間の、シーグラス 貴方の官能に煽られているのと。伝える無言のサイン。 砂浜に描けば文字は消えども たてた爪の齎す、熱は?*] (-44) leaf 2022/11/24(Thu) 22:59:27 |
【独】 奏者 イルムヒルト/* 怪人さんとリリーちゃんの まるでオペラ座みたいなドラマティックが見れるなんて ……どきどきしますわ(はふぅ(うちわふってる (-47) leaf 2022/11/24(Thu) 23:15:16 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[その指は、期待を裏切ることを知らず。 私を高みに導くものであるのでしょう。 なればこそ。女は求める。 自らの秘する花に触れ、愛撫し、吸い付く舌先と唇に。 乱れる様を抑えることができなくなりそうで。 悶える様を見てか、刺された釘に。 女は湛える熱に潤んだ瞳を、向けた。 ああ、そうだ。もっと。もっとを。 踏み留まる若駒は喰われるがまま消えるだけ。 そこにいるのは愛玩の雛ではなく。己の内の美を 開花させ始めた若鷲なのだから。 頂を、望む。 鮮やかに微笑み。女は快楽の波に感性を総て張り巡らせて。] (*48) leaf 2022/11/24(Thu) 23:44:04 |
【赤】 奏者 イルムヒルト……っ、あ、はぁ あっ! [痛みにすら思える程に感じる官能は、激しくも深く。 未だ知らぬものを教え込む男の顔を股で挟んで、 艶声を奏でよう。 溢れ始めた愛液と。あげる声が、 それを更に求めていることは、男に伝わったろうか。 貪欲に。されど初々しさも残しながらも鮮やかに。 花は男の欲を、更にねだる。*] (*49) leaf 2022/11/24(Thu) 23:45:02 |
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。 (a31) leaf 2022/11/24(Thu) 23:46:28 |
【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト[爪痕など幾らでも残すがいい。 その『美』が花開くその証となるならば。 刻め、我が肉体に。 お前が目覚めるその熱を焼き付けろ。*] (-57) F6 2022/11/25(Fri) 0:15:57 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[円環のように、互いの美を喰らいあう。 絡み、睦みながらもその牙を魂へと突き立てて 啜り、飲み込まんとするのを待ち構えるよう。 私の飢餓が、貴方に伝わり 貴方の欲が、私に伝わる。 ――そのことに、歓びを感じる私は 正気ではないのかもしれない。否、 本能のまま、何よりも己の美を求道する時点で、最早。 自身の躰の上より退き、彼が衣類を脱ぎ捨てる様を 少しだけ体を起こして眺める。 少し汗ばむ肢体と、常より深くなった呼気。 薄っすら上気する肌のまま。 貴方を、見ている。] (*57) leaf 2022/11/25(Fri) 7:13:06 |
【赤】 奏者 イルムヒルト 綺麗。 [思わずそう、漏らしたのは 貴方の鍛えられた体があまりにも美しかったから。 年齢に似合わぬ程に確りと筋肉に覆われたもの。 若さ故のものでもなく、全盛期のものでもない しかし、重ねた年月がその美しさを更に際立たせていると 己は感じた。 ――視線は盛り上がる胸筋や、逞しい腕やらを経て 下腹部へと向かい。 それの立派さに思わず頬が染まるのは、生娘故。] (*58) leaf 2022/11/25(Fri) 7:13:25 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン[熱を刻みつけたいと願い 同時に刻み付けられたいと思う。 其れを赦す貴方だからこそ。 私の渇きを、満たしてくれる 男を求めて腕を伸ばし、その体に触れられるのなら 己の体を密着させてしまいたい。 触れる熱全てを取り込むかのように。 己の目覚める熱そのものを、男に刻み込むかのように。*] (-60) leaf 2022/11/25(Fri) 7:14:18 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[女は、賛辞に笑みを返す。 自身の若き身を褒めたのではないこと 自身の音を。それを昇華させんとする有り様を 讃えたのだと理解しているからだ。 貴方は、正しく今の私を見てくれている。 故に女は、求めたのだ。 更なる美を花開かせる貴方の指を。 重ねる肌は汗ばみ、されどそれ以上に熱が 互いに渦巻き、本能を煽って止まず。 反射で股を閉じようとするのを理性が抑え 喰らえとの言葉に、向けるのは熱と、飢餓を訴える瞳を。 切っ先の感覚に、漏れる吐息は互いにか。 吐けども、熱は逆に燃え上がるかのよう。] (*70) leaf 2022/11/25(Fri) 12:55:21 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[沈黙。そして衝撃。] っ。 あ、ぁ あ [それは決して、快楽だけではない。 痛みと、熱と、質量を伴い、己へと突き刺さる。 其処に男女の爛れたような情愛はない。 己の情を向けるのは貴方が研鑽した美であり、 益々高ぶるその飽くなき欲に対して。 自身の美の糧として、だ。 故に、己が胎を喰らいつくすような剛直に 締め付けながらも艶肉は絡み付く。 破瓜の血で侵入者を濡らしながらも、女の本性の如く 貪欲に男を喰らおうとして。*] (*71) leaf 2022/11/25(Fri) 12:56:19 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン[貴方の孕む、欲の総てを喰らいたいと、 指でしか触れられぬまま艶めく唇で笑う 女の、強欲*] (-82) leaf 2022/11/25(Fri) 13:00:44 |
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。 (a49) leaf 2022/11/25(Fri) 13:02:22 |
【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト[濡れた唇に笑みを浮かべる女を見て男ほ背筋にゾクリと走る。 その美しさに魅入られるか。] 欲深い女だな。 だが、それでこそ美しい。 [足りぬ、足りぬ、足りぬ。 この程度ではまだまだ足りぬ。 女の欲が深いほど、男もまた女を欲していく。] (-85) F6 2022/11/25(Fri) 13:48:39 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[本来ならば知らぬはずの快楽を知る身は 無垢でありながら婀娜めいて。 されど、淫蕩にのみ浸ることもない。 激しく、痛みすら伴う程熱い楔が。 男の欲そのものが打ち付けられる中 其れを甘受し、また飲み干しながらも喰らいつくように 善がる女と、穿つ男が 満たされるのは、一瞬だけ。 そう、足りない 瞬きの合間に、私達は渇きを覚える。 最上を知れば、それ以上を求める。 他の誰から見ても満たされているようでいて 他の誰よりも飢えているのだから。 だからこそ、貴方の飢餓も理解できる。 私達は性も、生き様も、辿った道程は違えども 根本は似ているのかもしれない。] (*89) leaf 2022/11/25(Fri) 20:25:52 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン 全てでは、足りませんわ。 今のあなただけではなく、貴方の此れから 磨かれ、昂り、深まるであろう美しさ。 私を喰らいながら、魅せる輝き。 それも含めての、”ぜんぶ” 私、欲しいの。 (-92) leaf 2022/11/25(Fri) 20:27:06 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[問いかけに囁きを落とせば 貴方はどうなのですか。と私は逆に問うでしょう。 獣性に、己の雌としての本能に 任せ、抱かれ、潰され喰われるかのような交わりに 揺さぶられる体は色づき背は撓り。 奥を突かれるたびに、悲鳴のような嬌声を奏でることとなろう。] (*90) leaf 2022/11/25(Fri) 20:27:28 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン[だから。まだ足りないの。 これだけで満足、できない。 抱き潰されるほどに、喰らわれたい 貴方が欲しがる以上に、喰らいついて味わい尽くしてしまいたい。 只管、欲しがる貴方は。 ――誰よりも、私にとっては美しい。 それに触れられ、喰らい、 貴方の欲を捧げられたなら。 私はもっと自分の音を深められる それでこそと、肯定する貴方の言葉に微笑めば 貴方に求めるのは砂糖菓子のような甘いものではなく 熱く激しい欲望、そのものを。 だって、足りない。たりないの それを埋めるように。貴方は私に欲を刻んでゆく] (-93) leaf 2022/11/25(Fri) 20:28:02 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[ぶつけられた欲に喉を鳴らし、 女は己の躰と相手の躰で奏でられるユニゾンを聞いていた。 ――ぶつかり合い、喰らわれ喰らい 刻まれるものは確かに己に新たなものを生み出す。 彼が捧げる欲を喰らい。己の美を味わい喰らわれて 散る汗そのままに、 貴方の背に回した指が、引っ掻くような傷跡を残すだろう。 魂にさえ、届くような。*] (*91) leaf 2022/11/25(Fri) 20:28:16 |
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。 (a58) leaf 2022/11/25(Fri) 20:29:13 |
【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルトなんて強欲な女だ。 私の全てを、この命尽きる先までも欲するのか。 いいだろう。 ならば……くれてやる。 (-95) F6 2022/11/25(Fri) 20:55:53 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[爪痕だけでは届かない程 この男の深淵はきっと深いのだろう。 ただ1つを望むのは男。 最上の悦を刻もうとするそれを肉で包み、扱き 女は乱れ、甘く鳴く それは艶めき奏でる淫欲の音。 満たされた肉欲と、満たされるそばから目覚める 飢餓の咆哮にも似た、嬌声。 女を昂らせながら刻み付けられる快楽 最初から与えられる極上のものを貪欲に飲み干し 更に激しく燃える情欲に身を任せ、 肌と肉と、魂と。熱をも擦り合わせて混ぜ合わせ ――今宵も、終幕の音まで男と女の演奏は続いてゆく] (*101) leaf 2022/11/25(Fri) 21:32:11 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[昨夜と違い、実をもって男は女を苛み 女はそれを貪欲に受け止め、貪り高らかに啼く。 混じりあいは体が壊れてしまう程の激しさ。 だがそれが、男の持つ「美」ならば 女が欲しがるのは当然のことで 男がそれを刻むのは当然のこと。] ――― っ、ぁ! [溢れる官能は歯止めをなくし 奥へと解き放たれる熱く激しい命に合わせて 女もまた、頂に至る。 結合部からも漏れぬようにと本能が膣を締め付け 男のものを咥えこんで痙攣する中が達するを告げる。 ――ああ、今私はまた1つ。美に触れた。と。 私は貴方を、見遣りて*] (*102) leaf 2022/11/25(Fri) 21:32:31 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオンこんなにも、熱く、激しい命を。 貴方はお持ち、なのですね。 ジョスイ様。 [女は全て受け止めた胎を撫でる。 その様は、一見無垢そうにも淫蕩にも見えながらも その実。美を垣間見ることができた喜びに ただただ、嬉しさを零しているのだった。*] (-102) leaf 2022/11/25(Fri) 21:33:03 |
【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト[男は『美』を求めている。 そも『美』とは何か。 男はそれを人の在り方の中に見出している。 愛、憎悪、執念、信念、妄執、そして渇望 それらが純粋であれば純粋であるほど、男はそれを美しいと感じ、その『美』を強く強く欲するのだ。 故に、男はイルムヒルトという女を欲し、強い執着を女に感じている。] やはり、お前は美しい。 [男は『美』のみを渇望する。 だが、男にとっての『美』とは何かと顧みれば……男は女に抱く思いの名を知らないまま、ただただ『美』を渇望するのみ。] (-107) F6 2022/11/25(Fri) 22:08:23 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[先程迄埋められていた引き抜かれた胎は、 満ちるを知った今は、寂しいと訴えるかのように 入り口より赤と白が涙のように滴り落ちる されど、胸を満たすのは貴方の美に触れた喜びと ――もっと味わいたいという欲。 ああ、私の躰は、魂はこんなにも貪欲で。 触れられる穏やかな指先1つに美を見出さんとして 其れを未だ潤む目で、追った。] (*117) leaf 2022/11/25(Fri) 22:32:12 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン[形は違えど、貴方の美に対する生き様を目にしてしまえば それこそ美しく。もっとそれが磨かれ、 紡がれる様を見て、味わいたいと欲が募る。 なら、貴方の在り方を美しいと思う。 この感情は一体何なのでしょう。 自身を花開かせるものとして 貴方を選んだ、その理由は。 ――……それに名をつけぬまま、 美しいと零された言葉に女は微笑む。 嬉しそうに、されどそれだけでは足りないと 体が、魂が、本能が訴えている。 まだ、この男を味わい尽くすには足りなさすぎる。 自身の美を花開かせたなら、次はその花弁に水を。 咲く花の色を、より鮮やかにと。 女の渇望は留まることを、知らない。 とはいえ、男の体力というものも、幾ら鍛えているとはいえ 限界があるのだろうことは理解していた。 ああ、また疼く日々が始まるのだろうか。と 少しばかりの飢餓を覚え始めた、ときであった] (-112) leaf 2022/11/25(Fri) 22:33:11 |
【赤】 奏者 イルムヒルト ……? ジョスイ、様? [自分の髪より指を離し、男が向かった先には1つのテーブル。 小さな水薬の様なものが入った瓶は、持病の薬か何かだろうか。 少しだけ体を起こして、その様子を眺めていれば ――貴方は呟き、私の元へ戻ってくる。] まぁ。 嬉しい。 [景色が、かわる。 再び貴方を見上げる姿勢になったかと思えば 片脚を大きく開かれ、はしたなく膣口より零れ落ちる白と赤の混ざりを 咎めるようにか、或いは再び押し込むようにか 先と変わらぬ熱杭が、女の胎の虚を埋める。] (*121) leaf 2022/11/25(Fri) 22:33:58 |
【赤】 奏者 イルムヒルト ん、 ァ! [鼻にかかるような甘い声。 だが、先の嵐のような激しさではなく。 今齎されているのは漣にも似た、緩やかな官能 指先に至るまで、細胞の1つ1つに染みるような。 貴方の持つ、また違った美しさが 私の体を喰らっている。] ――― ぁ、ふぁ、 あ。 まだ、そう。 まだなの。 もっと…… もっと、ください、ジョスイ様。 [私の渇きを。貴方の渇きを。混ざり合わせてと 軋む褥の音に合わせ。女は歌う。 緩く抜き差しされるものを締め付け、吸い付きながら 乱れる様は先よりも焦らされより蠱惑的に。 男の官能を誘うものに、なるであろう。*] (*122) leaf 2022/11/25(Fri) 22:34:17 |
【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト[交わりの中、女の髪を攫い口付ける。] 本当に美しい。 だが……もっと美しくなれ。 [その行為に意味などなかった。 少なくとも何かを意図したものでない。 ただ、そうしたかったから男はそうしたのだ。] (-113) F6 2022/11/25(Fri) 22:59:07 |
【赤】 奏者 イルムヒルトは、ぁん、 っ [女は啼く。初めて知った時よりもより艶やかに。 自分の感じるところを、焦らして、焦らして ここぞというときに突かれ、擦られて身悶える。 巧みなそれに翻弄されながら 歓喜に肌と頬を染めて。 先のような急激な昂りではなく。 着実に積み重なる官能は、また1つ女の新たな扉を開く。 濡れる目には快楽に蕩けながらも、 それをもっと喰らわんとする欲が揺蕩い 巡る熱のまま、剛直に絡む蜜壺は 乾く間もない程満たされ、されど穏やかな刺激に甘く 蜜交じりの血と精を泡立たせた。] (*128) leaf 2022/11/25(Fri) 23:32:52 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン[先とは違う、動作。ただ貪るだけではなく。 それはどこか、女の心に漣を齎す。 ただ、男の美への憧憬と 其れを喰らってより己を高めたいという欲だけの ――筈なのに。] 貴方が喰らい。 私があなたを、喰らうなら。 幾らでも。きっと美しくなれる。 [あなたによって、私は花開き。 私によって貴方も、 そうであればいいのに。 ] (-115) leaf 2022/11/25(Fri) 23:33:21 |
【赤】 奏者 イルムヒルト ぁ、あ。 ―― …… 深い、ぃ。 [それが、善い。 入り口も中もみちり、と音がするくらいに押し広げられて 熱を腹いっぱいに頬張っているかのよう。 重なる程近くに貴方の、かんばせ。 互いの吐息すら、混ぜあうかのような距離で。 私は、眦を緩めて。小さく、頷き。 快楽の波に身を浸らせ、絶頂をまた、迎える。 1度では終わらない。 緩やかな到達点は始まりにすぎず。 どこまでも互いに喰らって、貪って。 其れでも更に、魂に牙を喰い込ませて溢れる欲を啜る 堕ちろと囁くそれに、 女は貴方こそとばかりに、男根を締め付け喘ぐ。 絶え間ない悦楽に浸された体は 全身を性感体にしてしまったかのよう。] (*129) leaf 2022/11/25(Fri) 23:33:44 |
【赤】 奏者 イルムヒルト い、ぁ。 ――いい、とて、も。 [だから、もっと。 焦らして与えるの繰りかえし。 貴方と繋がる箇所は蕩けてしまったかのように 混ざり合ったものが泡立ち、律動に腿を伝いながら 褥に汗とともに散る。*] (*130) leaf 2022/11/25(Fri) 23:33:59 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン[中でも、繋がった場所でも貴方と私は混ざり合う。 魂さえもそうであるのなら。 ――と、ウロボロスの輪のように 喰らわれ、そして喰らう私は、今、あなた という美 だけを。見て、感じて、求めている*] (-116) leaf 2022/11/25(Fri) 23:34:49 |
【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト[こんなにも惹かれ合う。 男は女に『美』の可能性を見る。 それは男が理想の先に見た、届かぬはずの光。 その可能性に嫉妬さえ覚える。 女の『美』を喰らい、己が『美』をさらに美しいものとする。 そのはずだった。 でも違う。 確かに惚れているのだ、この女の『美』に。 美しい音色を耳にした時から魅了されていた。] 嗚呼、もっとお前が欲しい。 [そして今も、この女に惹かれてやまないのだ。] (-119) F6 2022/11/26(Sat) 0:05:50 |
(a70) leaf 2022/11/26(Sat) 0:17:37 |
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