人狼物語 三日月国


205 【身内】いちごの国の三月うさぎ

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視点:


 


   ぁ、


[ いちごに掛けられた練乳が重力に従い、下へ流れ。
  口へ含みきる前に垂れた練乳は
  ぽた、とオフショルダーで剥き出しの胸元に落ちた。

  鞄の中からティッシュを取り出し、拭い取る。
  赤い舌先を少し覗かせ、えへ、と笑って ]


  食べるの、ちょっと失敗しちゃいました


[ 見なかったことにしてください、なんて紡ぎ。 ]

 



 あ、

[同時に声が落ちる。
誓って言うが、狙った訳ではない。
そうではないのだが。]


 …………ああもう。


[思わず天を仰いだ。
胸元に垂れた色といい量といい、違うものを想像してしまった自分は絶対に悪くない。]

【人】 高野 景斗

[ 大好きな彼氏と、大好きなものを
 共有するのが楽しみという様子>>0:38
 真白さん達に送るのは微笑ましいねという目線。

 いつかの夜に今から告白しますと
 宣言し、内緒にしてね、を実行して
 いてくれたいたなら、その後の花見会で
 思うこともあっただろう。

 驚いては居なかったのは
 女性の持つ勘の鋭さか、
 己があまりにもわかりやすかったせいか。

 両方かもしれない。
 兄妹のようなやり取りに割って入るような
 事はしないけど、自分のことも、
 親戚のお兄さん程度に思ってくれれば良いのだが。

 ――彼女が母親との縁を絶った由縁も
 再び会いにいき、自分の気持と正面から
 向き合った事も、きっと知らないけれど。


 それでも何かしら、兄の恋人、という立ち位置が
 役に立てる日が来るなら、嬉しく思うだろう。 ]
(12) 2023/03/22(Wed) 1:34:46

【人】 高野 景斗

 なんて出来る男なんだ……神田くん>>0:42

[ 那岐くんが大浴場に行くというなら
 楽しんでおいで、と言うつもりでいた。
 貸し切りや、部屋に対応している温泉が
 なければ、自分は深い時間にこっそり、とか
 考えていたもので。

 ――もしやそれを織り込み済みで予約を?
 と思い当たったので拝む勢いで、感謝しただろう。

 心のどこかで、納得するような気持ちも少し。
 そうだよね男三人はその気になれば、一緒に、
 が出来ても、真白さんとは一緒に入れない。

 せっかくなら恋人同士ゆっくりしたいのだろう
 
ゆっくりできるかどうかは分からないが。
]
(13) 2023/03/22(Wed) 1:35:39

【人】 高野 景斗

 うん、時間気にしなくて良いのは
 すごく助かる

[ 部屋でも>>1という言葉には軽く頷いた。

 ――傷跡を、恥だとか、欠点だとか
 そういった気持は、もう持っては居ない。

 やさしく触れてくれる手を知っているし
 その手ひとつで、十分に満たされているので。

 とは言え、他の客を驚かせてしまう事には
 憂いていたので、時間を気にせず
 浸かれるなら、有り難く。 ]
(14) 2023/03/22(Wed) 1:36:31

【人】 高野 景斗

[ 到着し、自然に二手に分かれると
 小指が手の甲に触れる>>2

 短く頷き、ビニールハウスへと向かうと
 そわそわとした君が、 ]

 ああ、聞いたことはある。
 味の想像がつかないな。白い苺。

[ 白いいちご>>3と口にしたので
 素直に想像がつかない、と返し ]

 そうだねぇ 姫って名前が
 結構あるみたい……とちおとめとあまおう
 くらいしか知らないな。

[ そう続けた。なにせ料理の名前すら
 クイズ形式を取るような有様なので
 それ以外の品種も口にしたことはあるのだろうが
 正直全く覚えがない。 ]
(15) 2023/03/22(Wed) 1:36:59

【人】 高野 景斗

 紅ほっぺ それは可愛いね

[ 手招きに誘われて、いちご畑の中へ ]

 那岐くんの好きなのは、あった?

[ 問いかけながら赤々としたいちごをひとつ
 手に取った。* ]
(16) 2023/03/22(Wed) 1:37:16

【人】 高野 景斗

[ 小声での囁き>>18には、微笑みで返しておいた。
 自分たちの場合は普通の声量でも、構わない筈なのだが
 声量を落とされることで余計に、色んな意味を
 含む気がするのだが?

 わかりやすく動揺を悟らせはしないけれど、
 一瞬ピタ、と動きが止まったのは否めない。

 一緒に?いいけど絶対君ただではすまないけど
 いいの?

 ポーカーフェイスの裏でそのようなことを
 考えているなど、二人には伝わるまい。
 伝わってたまるか、なんぼ友人でも
 そういった生々しい話はしないに限る。

 ――と、言うのに君は、しれっと、
 手を重ねてくるのだから、

 長い長い長いため息も出る、というものだ。 ]
(22) 2023/03/22(Wed) 23:58:20

【人】 高野 景斗

 パイナップル?それはまた不思議な。
 摘み取りにあるのかな、白いいちご。

[ いつだか高級品だと聞いたことがあるような。
 ――尤も品種にもよれば、価値にもよるのだろうし
 あるのかもしれない。

 どれを摘もうか探している君の後ろ姿に
 ふわふわと花が咲いているような、幻覚が見える。

 くらいには、楽しそうで良かった。

 この時はまだ、年末年始のことについて
 決めかねていたものだから、
 合鍵を渡し、好きなときに部屋に来るように
 なったとしても、ゆっくり時間が取れることは
 あまりなく。 ]
(23) 2023/03/22(Wed) 23:58:41

【人】 高野 景斗

[ ――それを考慮外にしたとしても、
 デートスポットは限られているという事もあり、

 だからこそ、神田くんには感謝したいと
 思ってる。

 便乗じゃなくても気軽に、
 ただ、愛し合う、他人達と同じ目で
 見てもらえる世界に、早く来て欲しい。 ]
(24) 2023/03/22(Wed) 23:59:00

【人】 高野 景斗

 大きくて、甘いのだよね。
 あれ?大きくないのもあるんだっけか

[ 楽しげな君が、形の綺麗な苺を摘み取り ]

 え?いいの?

[ どうぞ>>21と差し出してくる。
 苺好きなのに、最初の一粒、くれるの
 と躊躇っていると、それは口元まで運ばれて
 来てしまったので、あ、と口を開けて
 苺を迎え入れた。 ]

 こんなに甘いの、苺のイメージ
 変わっちゃうな。

[ 鼻から香りが抜けていく頃には、
 俺もすっかり、苺好きになって居ただろうな。* ]
(25) 2023/03/22(Wed) 23:59:19
 

[ 同じタイミングで落ちた声、ひとつ。
  「ああもう」と言いながら天を仰ぐ仕草に
  何を想起したか察して、猫のように口角を上げた。 ]


  ……
なにか変なこと、考えました?



[ 背伸びして、それでも20cmの差が埋まらないなら
  屈んでくださいと訴えるように服の裾を引いて。

  そんな問いかけを囁いた、あと。 ]

 

 

  ……車の中でも、こっち、見てたでしょ。

  今のうちに、教えておいてあげますね
  ──明日の分の着替え、ちゃんとタートルネックですよ。


[ 同僚とその恋人も連れ合いとはいえ、
  お泊りは当然二人一室。

  恋人との一泊二日のデートで、夜なにもなく寝るなんて
  ……付き合ったばかりの頃の私じゃないから
  そんなことは多分ないと、思っているので。
 
期待して、二日目の服を選んだのだし。
 ]