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【人】 天ヶ瀬 青葉軋む階段をゆっくりと上がり、2階に着けば 廊下で彼女の姿を見つけられた筈で。 「 ひとりでここまで来ちゃうなんて、 勇気あるね 」 僕がにっこりと浮かべた笑みは 暗くて見えなかったかもしれない。 けれど、普段教室で話すのと変わらない声のトーンは 僕もまた、怖がっていない事を指していた。 もし、手に持つ花束が見えたのなら 「 うん、買ってきた。 幽霊さんにプレゼントしようと思って。 」 僕は、そんな言葉を返しただろう。 (331) 2022/10/23(Sun) 11:14:57 |
【人】 天ヶ瀬 青葉こうやって貴方を直視しても、やっぱり恐怖を感じない。 優しい声だから ? 会話が出来るから ? なぜそう感じるのか、わからないけど ─── 「 幽霊さんは …… どうして、願いを叶えてくれるの ? 」 ダンマリ。 「 未練があるから、今も此処にいるの ? 」 ダンマリ。 「 お腹は空かないの ? 」 うん、って言った!? 話せるんじゃない。 (333) 2022/10/23(Sun) 11:15:01 |
【人】 天ヶ瀬 青葉未練のある幽霊が願いを叶えてくれるらしい ── そんな噂が立つという事は、 既に叶えてもらった人がいるのかもしれない。 だけど、貴方は此処に居る。 誰かの願いを叶えても、未練は消えない ? それとも旧校舎に囚われて動けない ? 僕たちの願いを叶え終わったら ──── また、誰が来るとも分からない旧校舎で ひとり ? そんなの、ってさ (334) 2022/10/23(Sun) 11:15:03 |
【人】 天ヶ瀬 青葉情がうつった ?そうだよ、その通りだよ。 誰もいない旧校舎で、ひとり。 来るかも分からない探索者を待って、願いを叶えて。 そしたら、また。 「 幽霊にだってね、 夢の向こうはあると思うんだ。 幽霊さんが 今まで幸せだったのか、不幸だったのか それも分からないけど …… 僕は、幽霊さんが此処にいたコト ずっと憶えているから、だから …… 次の幸せに向かって欲しいな 」 十五夜草。別名、紫苑。 " 君を忘れない "。そんな意味もあるんだって。 (337) 2022/10/23(Sun) 11:15:11 |
【人】 天ヶ瀬 青葉こんな願い、叶えて貰えるかどうかも分からない。 もし叶えて貰えなかったら ? そうだね、月に一度は遊びに来るよ。 僕は、彩葉ちゃんの方を向いて、 「 ごめんね 」ってまずひとこと。 「 土壇場でかえちゃった …… だから、彩葉ちゃんも好きに願って。 僕の為でも、自分の為でも。 ね? 」 僕は申し訳なさそうに苦笑いして、 それから 今度はにっこりと笑った。 ** (338) 2022/10/23(Sun) 11:15:14 |
【人】 金海 叶冬『 違わないよ [ せなちゃんのこえは冷たかった。 怒ってるのかな。 泣きたくなった。 でもボクは泣かないんだ。 今度はちゃんと目をひらいた。 例えボクの目が雫をためていたとしても 絶対落としてやらないんだ。 ボクが消えるとか、消えないとか そんなことは 今のボクには大事じゃなかった。 本末転倒かな、そうともいうのかな、 でもボクは 諦めてしまいかけたけれど ずっと願いごとをかかえてきたボクだから ] (340) 2022/10/23(Sun) 13:19:42 |
【人】 金海 叶冬[ せなちゃんが一緒にいたい って ボクが消えるなら一緒に消えたいって 嬉しいな、かなしいな。 消えてほしくないから、 そんなずるい言い方するんだよね ] (343) 2022/10/23(Sun) 13:22:39 |
【人】 金海 叶冬[ どんなに苦しくても、 やなことがあっても、 不幸のアイドルって呼ばれても いつか夢の向こうに!って叫び続ける そしてみんなに手を差し伸べてくれる そんなアイドルに憧れたボクだから ボクはねがうんだ、 ……そうだった。 願い事って本当は とてもキラキラしてるものだった。 ] (344) 2022/10/23(Sun) 13:23:22 |
【人】 金海 叶冬願いごと、たくさんあったんですよね ボクは 消えません。 時々…………頻繁に? 落ち込むことも、あるかもしれませんが ボクは 、ボクでいます。 だから、 (346) 2022/10/23(Sun) 13:26:42 |
【人】 金海 叶冬せなちゃんも、自分の願いごとを叶えてください。 わからないなら、見つからないなら ゆっくり探せばいいと思います。 ボクもいっしょにいます。 ボクのかなえたいこと、 せなちゃんが応援してくれると うれしいです。 [ 進路はもう決まっている……気はします。が。 ボクはボクの勝手なことをいいました。 幽霊さん。 ありがとうございました。 ボクはきっとも一度幽霊さんに会うことはなく。 この場所を、後にしようとするでしょう。 ]* (347) 2022/10/23(Sun) 13:32:52 |
【人】 未國 聖奈「 じゃあかなちゃんならどう願ったっていうの? かなちゃんがあたしだったら、どう願った? かなちゃんが先に願えばいいじゃないか、って? そしておんなじ願い事をすればいい? 先に願って叶ってしまったら。 その時には、あたしはかなちゃんを 忘れてるかもしれないじゃん。 一方的に居なくなって、忘れてほしい、なんて 自分勝手すぎるんだよ どういうつもりでメッセージを送ったの? あたしなら許してもらえると思った? あたしがそういう願い事を持つなんてことを 想像すら。してくれなかった? 」 (349) 2022/10/23(Sun) 14:07:28 |
【人】 未國 聖奈あたしの声はまだ怒っていて、 まだ悲しんでいて、 どうしたってすれ違うそれを、 埋められないのだ、って気づいた。 だってそれは あたしとかなちゃんのずるさの基準が 多分圧倒的に違うから。 やめてよかなちゃん あたしにかなちゃんを嫌いにならせないで (350) 2022/10/23(Sun) 14:07:58 |
【人】 未國 聖奈こんなに話すつもりはなかった こんなに気持ちを届けるつもりはなかった 旧校舎の幽霊は、きっとどこかで見てるんだよ かなちゃんの願い事は、叶ったんだよ。 だからもう、この次はないのだ、って あたしは心のどこかで、分かってる。 二度も叶えてもらおう、なんて都合が良すぎる。 二度も叶えてもらったら、罰が当たるよね、きっと。 (351) 2022/10/23(Sun) 14:08:17 |
【人】 未國 聖奈でも、あたしの願いは叶っていないのかな かなちゃんの心の声は聞けていないのかな それとも、聞けたのかな。 もう、……わからないや。 (352) 2022/10/23(Sun) 14:08:31 |
【人】 未國 聖奈そして、ひときわ大きな声で言うのだ 「 この三日間のこと、何もかも忘れられたらいいのに 」 ふたつ目の願い事を叶えてもらうのは、だめかな。 ひとつ目の願い事が叶った保証もないから もしかしたら、なんて思うんだ。 今度こそ、あたしはずるいね。 昨日は絶対に願わない、と心に誓ったお願い事だ。 あたしは今度こそ、あたしの心を守るためにお願いをする。 清く澄んだ月影に、秘められることのない想いを告げて、 あたしたちはその場を後にした。 ** (355) 2022/10/23(Sun) 14:10:40 |
【人】 未國 聖奈── 夜 ── ふたつ目のお願い事が 叶えられる保証はどこにもなかったけれど あたしは、それでも、 何もかもリセットしたいって思ったんだ 世良とのことも、かなちゃんとのことも、 願い事、なんていう 欲 あたしたちの関係はきっとこじれた。 こじれたなんて思っているのも、 あたしだけかもしれない 三日間に送ったメッセージは すべて、スマホから削除することにした グループを抜けなかったのは、 それでもどこか繋がっていたかったから、 そう思ってしまったからかもしれないね 三日間、いろんな人といつもよりも話して いろんな人といつもよりも悩んで 普段よりもずっとずっと大切な時間だった。 ── それくらい、あたしにもわかるよ。 わかるけど………… 辛いんだよ。 (356) 2022/10/23(Sun) 14:37:18 |
【人】 未國 聖奈ふと世良の言ったことを思い出す。 人ならざるものに願う程の いくらの代償を支払っても叶えたい願い そんなもの、普通はないんだよ ああ、そっか。これが 代償を支払っても叶えたい願いなのか、って 家に帰ってから、思い出して、小さく笑うの。 (357) 2022/10/23(Sun) 14:37:39 |