人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

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[パパに許された時間は19秒……
MAX100を思えば短いがそれなりに長さはあるのでは?

アザレアくん、おくちあけて……?あーん??
そろりと舌を君の舌へと這わせて雪崩れ込む唾液を混ぜていく。
ディープキスには免疫力を高める力があるとかないとからしいよ。
今年も一年健康で居ようね……
(僕ら仲良くしんでるけど)
]

[別の窓ではわたしこそがパパだった気がするので
わたし以外をきみがパパと呼ぶことへの違和感すごい]

お……、っと、珍しく積極的だな。
ふふ、さてはきみ、寝惚けていて
自分が何をしているか理解していないだろう?

[怖々と触れてくる舌先を掬い取るよう迎え
表面を擦り合わせて唾液の味を混ぜ合わせる。
柔らかく、優しく、……言ってしまえば生温く
微睡みの延長みたいな口付けの最後に
混じった唾液で軟らかく湿った唇同士を重ね合わせて
ちゅ、と随分と可愛らしいと音を立てて啄んだ。

これで満足かい?わたしの眠り姫。
無理に目覚めさせたりなんてしないから
眠いなら寝てしまいなさいね。ねんね、ねんね。]

[そうだよ君がパパだ……]

ふふ……失礼だなぁ、
自分が何をしているかくらい理解しているさ……
いつだってしたいけれど我慢していただけでね…………

[ねむい!もういっかい!!
満足できませんとばかり君の唇を唇で塞ぎ直し
舌を雪崩込ませて絡ませる。今度は86秒じっくり……うと…………]

[口で言うより行動で。
そうして彼に抱かれるように煽りたいと思った自分の意図は成功したようだった。
彼に寝所に連れ込まれる。
男の貌をして自分を見つめられ、自分の行動の成果だとばかりに悪い顔をして微笑まれても、後悔なんかするはずもなくて。
その欲望の光を引き出せたことすら誇ってしまいそうだ]


 全部……お前のだからぁっ


[彼の手が、指が、彼によって封じられた快感の箇所も、熟れ始めた快楽を訴える場所をも焦らすように触れ、指さしていく。
それを否定するどころか呼応するように、その手に擦り付ける自分はどうかしていると思う]

 ―――え……っ
 

[横たわった彼の意図を把握して、どうすれば、と、一瞬、目線を揺らす。
しかし、目が座った彼を見れば強引にでも押し倒されて、彼の希望は絶対に叶えさせられるということが分かってしまっていた。
もじもじとしながらも、彼をまたぎ、そして尻を突き出すようにして、彼の頭の上でちょうどそこが見えるように腰を下ろして。

恥ずかしい。

素面というか、彼に強引にされているわけでもなく、冷静さを損なうくらい乱れさせられているわけでもないのに、彼にこんなことをするのは初めてで。

顔を隠して恥じ入るのが似合う図体をしているわけでもないのに。

でも、彼にこんなことを仕掛けていること自体に興奮しているのも事実で。
熱を持ち、張り詰めていた屹立が固く勃ちあがり腹を打つ。
先端から溢れた露が屹立を伝い、蟻の門渡りを伝っていくのを感じて、慌てて浴衣の裾を持ってそこを拭くように塞ごうとしたその姿は、彼からすれば、下の口を隠す行為に見えただろうか。
彼の顔を汚したくなくて、慌てて手で前から拭こうとすればバランスを崩して、慌てて手を彼の下腹部の辺りに突いてしまう。


そして、目の前にあるものにぎょっとする]


 これ―――俺の、だよな。


[しげしげと浴衣を盛り上げているそれを裾を分けて取り上げて。
大きく勃ちあがるそれをうっとりと眺めて、先端部分にちゅっと口づける。
彼がそう望んでこの体勢に持ち込んだかどうかは知らない。
ただ、それを愛するのは自分の義務であり権利であり。
何より味わいたいと思って、口の中に迷わず招き入れる。
元々狼の力を発露している自分は本能部分が強くなると、動物的になってしまう。
舌で味わい匂いを嗅いで、五感を使って知りたくなる。
特にこのように明るいところで交わってるならなおさら。


恥ずかしいというのを吹っ切ってしまったら、後は本能で快楽を貪るだけだ。

ぴちゃぴちゃと音を立てて舐めて唾液で湿すと、くびれ部分を唇で締め付けて割れ目部分を舌先でこじ開けるように舐めて。
この一年で覚えた彼の弱点を責めていく。


彼に躰を開発された一年だったけれど、それは逆も同じだから。
彼の躰も自分に合わせて開かれた一年でもあるのだから*]

[愛し恋しい唇が紡ぐ事実。
殻が破れていくのが手に取るように分かる。
そうだ、彼は全部自分のものだ。そして逆もしかり。
彼によく言えたと微笑んで、指先は欲しい場所を求めるが、
自分は意地が悪い処がある。

――此方の行動に戸惑う声に喉が鳴った。
理解できていない訳ではないのは目線を揺らす姿からも察せられる。本当に嫌ならば自分から行動を起こすつもりでいたが、彼の本質が選ぶのは恥かしがりながらも、自ら動く事を選んだ。

やはり淫魔だ、俺専用の。]



 …良い子だな、鬼走。
 ん、興奮している?


[彼がもじもじとしながら、臀部を突き出した。
浴衣から見え隠れしていた白い肌が浴衣の濃い色によって目立ち、明り下で輝いてみえた。恥ずかしがっていると同時に彼が興奮しているのは明白で先ほどからちらちらとしていた逸物が垂らす蜜が顔にも近づき。

はくはくとする可愛い下の口が見えて
後少しというところで隠された]


…っ、


[まるで雲に隠れる月のようだ。
後少しのところで、隠れたものを求めて手が動く。それと同時に彼は場ダンスを崩し、此方の下腹部を手で突いた。軽く呻き声をあげれば、びっくりした。と怒ってはいない声音で告げるが、彼の目の前には彼によって育った熱が存在を主張していた。

くもぐった声は彼の言葉に対しての解]



 …ああ、お前のだよ。
 んっ、……お前の、だから好きにしていい。


[彼は自分のものであり
自分は彼のものだ。大きく勃ちあがったそれを見つめる視線だけでも先端かが固くなるのがわかる。それを感じながら自分は彼の浴衣を捲り、臀部を露わにしていく。隠れてしまったお月様を暴く如く。
その間にも彼の本能は欲望に忠実にとなり

逸物の先端へと唇の感触を感じ
先走りがぽこっと漏れた]


 …はぁ…く
 やらしい、キスだな。俺も


[お前の此処に。
そう告げて、彼の臀部の奥、下の口へキスをしよう。
綺麗な縁にキスをすれば其処ははくはくと応えてくれるか。まるで彼の口が酸素を求めるように動く姿に本当にいやらしいキスだなと思いつつ、快楽を貪りはじめた彼の愛撫に声を噛み。かわりに此方からもびちゃびちゃと卑猥な音を立て、淫花を愛ではじめた。]



 美味しいか?…ん
 こっちは美味しいぞ。

  ――お前の、雌穴はとても美味しい。


[お前の味がする。と囁き。
夢中で頬張り舐める彼に感想を求めた。重点的に弱点を煽られ、虐められて熱源は固さを増して彼の咥内で重さを増していく。彼を求めるよう躾けられた其処は圧迫感とともに腰を無意識のうちに上げて、もっと奥を味わいたがった。溢れる蜜は彼の咥内を汚すだろう。此方もまた、彼の先走りを吸い。唾液と混ぜて、縁にぬり、舌先を中へと侵入させた。ディープキスだなと笑い。

片手が彼の熱源の付け根へと触れる。
指で蟻の門渡りを抑え
そのまま玉袋を転がして]


 …… ふ


[もう一方の手で臀部を撫でれば
少し押して、彼の中に入ろう。愛されたがりの其処に唾液という滑油剤を仕込ませながら、縁を少し捲りその赤さに弾む息を乗せて、彼が絶頂を促すのなら、此方も彼の絶頂を促す為に指を潜らせよう。ただ彼に与える快感の中心はいやらしい雌穴で。

存在を主張する熱棒には一切触れず。
触れたとしても玉袋までで留め
唇と指は彼のいい処を、自分の雌となった処を愛で押す頃
此方の熱が限界を訴えて彼の頬肉に内側からすり寄るだろう。*]

 
[仏の顔も三度まで
 三度目の正直
 …などという言葉は知らぬが、

 今度は躾けたとおり
 イクと申告してから達せたことに
 満足気に目を細め、その痴態を鑑賞する。]


   
……っ、



[布地を突き抜け
 足裏に感じる脈動に合わせて
 嬉し汁が派手に飛び散ったのには
 少しばかり驚いたが、

 所有を主張するかのように性器を覆う
 胸糞の悪い黒い布は
 ベタベタに塗り潰して捨ててやるつもりだったから
 そこに降り注いだのは丁度良い。]
 

 
[まだ吐精が続きそうな気配に
 足裏を貸したままにしてやれば、
 余の名を呼びながら
 気持ち良さそうに擦り付け始めた。

 指の合間に
 靴下ごと亀頭をめり込ませて
 懸命に腰を振るのが、
可愛くて
堪らない。]



   ふ…、まったく、どうしようもない駄犬だな



[呆れたような口調だが、
 
甘さ
が滲むのは止められなかった。]
 

 
[吐精が終われば
 ぬとり…糸を引かせながら
 畳に足を下ろし、仁王立ちになる。

 じとじとした感触は
 決して心地よいとは言い難いが
 可愛い駄犬にされたマーキングだと思えば
 脱ぐ気にはならなかった。


 お前が余のものであるように
 余もまた、お前のものなのだ。



 あえて伝えるつもりは無い気持ちを
 青い香りとして纏ったまま
 手首の拘束を解き、命ずる。]
 

 
[忌々しい黒い布に向ける視線は冷ややかだが、
 素直に脱ぎ捨てたジャックへ
 掛ける声音には
 柔らかさと温度があった。]



   嗚呼、その方がいい。 ……唆られる、



[はだけて顕わになった肌に首輪が映え、
 達した直後の色気も相まって、
 言葉通り、酷く唆られた。

 はしたなく盛る様を目の当たりにして
 熱り立った猛獣が
 更に、たらり…と涎を垂らす。


 ────ジャックを貪りたくて堪らない。
 

 即刻、牙を剥いてしまいたいが
 久方ぶりだからこそ、獣欲をぐっと抑え込み、
 頬をぺちり…叩いて
 準備を急がせるに留め置いた。]
 

 
[奉仕の仕方も、余が覚え込ませた。

 忘れられていたらという危惧は、
 あの日々のような
 挨拶に続く、恭しい愛撫に消し飛んだ。
 刀身が嬉しいと、ひくひく跳ねる。

 先端を辿る指にも喜び
 掬われた傍からまた蜜が溢れ出るし、
 掛かる吐息はもどかしくて
 早く、早く、と欲が募る一方だ。

 感じている時のジャックの良さを
 知ってしまっている分、
 準備のためと分かっていても
 先にナカへ潜れる指が羨ましくて仕方ない。]
 

 
[そんな気持ちを知ってか知らずか
 焦れる雄刀を唾液濡れの口の中に咥え込まれ、
 舌で舐め回されて、



   く、…… はぁっ



[思わず声が漏れた。
 緩急をつけろと教えたが、今日は随分と激しい。
 余の好みを熟知した動きと吸い上げに
 一気に快感が迫り上がってくる。

 そんな折に潤んだ瞳で見上げられて、
 ぷつり、唐突に限界が来た。

 指を咥えこんでいる孔に
 涸れるまで注ぎ込んでやろうと思っていたが
 そんなことを考える余裕も無い。]
 

 
[後頭部に両手を回して、強く引き寄せ
 ガチガチに勃ち切った肉の刀を
 喉奥の壁に触れるまで押し込み、
 擦り付けながら激しく揺すった。

 脚の付け根の筋が浮き、下腹部が戦慄く。]



   
っ、 …ぁ、 ジャック!
 



[切羽詰まった必死な声で
 名前を呼ぶのと同時、───爆ぜた。

 自慰では味気なくて
 処理を怠って来たせいで
 やけに粘っこい、ゼリー状の精が
 執着の塊のようにジャックの喉と口を犯す。

 
しい相手を染め上げようとする
 脈動と快感は、長く長く尾を引いた。]*
 

むにゃ…………

[自分が何をしているか自体は理解してた。してたが。
寝て起きて改めて振り返ると
顔を覆いたくなることってあるよね。
君はないかい?ないか。そうか……
でもいいんだ幸せだったから。すきだよ。

ところで今日はやたらと冷え込むね。
こんな寒い日は一日中君の腕の中に居たいね。ごろごろ。]

 んぅんん………っ


[バカなことばかり言うな、と言いたいけれど、彼の剛直を頬張っている今は何もいえなくて。
自分の唾液と彼の先走りが合わさって口腔を満たすのを、こくん、と飲み下す。
自分が彼の匂いを体内に受け入れていれば、彼が自分の下の口から深く口づけをしてきて。
それだけでなく普段はカードやステッキを器用に扱う魔法使いは、片手を巧みに動かして指先で濡れぼそった箇所をくすぐってくる。
中に入ってきているのは、舌だろうか。指だろうか。
彼の味に集中したいのに、全然集中できない]


 あ……だめだ………っ


[ふるっと頭を震わせて、口から熱棒を取り出す。
このまま頬にこすりつけたら、彼が吐き出す熱を求めてしまうだろうから。
普通はあまり悦ばないらしいことを進んでやりたがる自分は変態なのだろうかと悩んだこともあるけれど、でも、彼がそれを嫌がらないのだからいいということにした。
かけられるのも、飲まされるのも嫌いじゃない。むしろ好きで。
彼のモノのように扱われるのに悦びを感じる被虐体質は、彼に抱かれることで気づかされた自分の本性。

彼のここから出るものは全部自分のものだから、と表す独占欲。
この先一緒に暮らすのなら、自分の知らないところでこっそり一人で処理なんてさせない。
そういう決意もこめて、太く血管が浮いてるような彼のそれの根元をぎゅっと抑え込む。
そして躰を半回転させた]


 こっちで………っ



[膝ががくがくしているけれど。震える手を突っ張って、彼が育てた雌孔で彼の太いものを飲み込んでいく。
彼の頭の両脇に自分の手をついていれば、彼を押したおして襲っているよう。
間近にある彼の唇に自分から口づける。

彼は覚えているだろうか。以前にどちらの口が好きかと戯れに聞いたことを。
上の口は上の口が、下の口は下の口が好きだと答えた彼がますます好きになったのだけれど。
唇をほぐすように舌先で彼の唇の合わせ部分を舐める。
彼の舌が出てきたら舌を絡めて、彼と繋がっている場所を深く味わうように腰を落として]


 今日は、こっちで甘やかしてほしいから……。


[唇を離してそう囁いて。
すりっと彼の頬に自分の頬を擦りつけた*]

[彼が紡ぐ声は可愛らしい。
けれど行動はやはり淫魔めいて何処かアンバランスな姿が此方の情欲を掻き立てた。だめだ、と静止をかけた言葉がなければ、自分は彼の頬肉に甘え、精を彼の咥内に吐き出していただろう。そして、そのまま彼の花の奥を愛し、達するようにしかけていたか。唇は少しばかり不満げに彼の花に触れる。抗議とばかり、雌穴を吸って縁を赤く染めた。

加虐趣味があるわけではないはずだ。
けれど、あまりにも彼が悦びを見せてくれるから
――虐めたくなる。酷くしたくなる。彼に躾られているのはきっと自分の方だ。彼が自分のものであると同時に、彼のものである事を知らしめる。見え隠れする独占欲を心地よく思うものの。

達せなかった事を不満げに雄は尖り]



 …ん?ああ……っ


[抑え込む手をぎちぎちと押すだろう。
太く浮かぶ血管が欲しがるのは彼の肉体だ。彼の身体が半回転するのを眺めていれば、まるで押し倒されているような体勢になった。これではどちらが襲われているか、分かったものじゃない。彼の下の口が雄を飲み込んでいくと同時に唇は塞がれ、熱い息が彼の咥内に染みるか。


交わりが深まる程に、口づけも深まっていく。
指先はそっと彼の臀部を撫で
結合部を確かめるように

たどり]


 …分かったよ、おいで、鬼走。



[唇を離して囁く彼に微笑み。
擦り付けられた頬を此方からも寄せて、先ほど舐められた唇で彼の頬を食せば、彼を抱きしめてゆっくりと上に乗った彼を布団の上にと入れ替えよう。此方が押し倒す形になれば、彼の雌穴に入ったままの逸物も彼の中で抉る場所を変える。くっと快感を押し殺す声を出せば、そのまま、片手で彼の太腿を持てば、少しずつ彼の中から雄を抜き。
縁の部分に亀頭を擦り付ければ、また

ゆっくりと中に挿れ]



 はっ…く
 ゆっくりな、ゆっくり甘やかすよ。
 お前の中をこうして


[彼の内側をくまなく雄が進む。
此方の肉棒の形に媚肉が変わっていくのを楽しむように。彼の中に雄を刻みつけていく。緩やかな動きを繰り返しては、時折彼の唇に触れるだけのキスをして、指も緩慢な快感を与えるように絆創膏が貼られたままの胸粒を擽るように擦る。被虐的な処のある彼に渡すのは、緩やかに甘やかす快感。彼の中にしかりと雄の存在を教えていく。]


 分かるか …俺の形。


[狭いが自分の形に馴染む筒道を
緩やかに進み戻るため、先ほど舐めていた形が
通るのを意識させるだろうか*]

[彼の行動は随分と丁寧だ。
まるで淑女を抱く紳士のように丁寧に扱われるのは気恥ずかしくて。
体勢を入れ替えた拍子に、自分の中を抉る彼の肉棒が中を動くのは当然で。
それが感じる箇所を掠めた瞬間、息をのんで四肢をこわばらせてしまった。

自分に覆いかぶさる彼の顔が男らしく、一瞬歪められて。
もしかして自分で彼が感じたのだろうか。
それなら嬉しい、とふわりと笑みをこぼす。

しかし、そのまま彼は剛直を少しずつ抜いていき、縁を遊ぶように先端でいじって、またゆっくりと納めていく]


 ん………っ
 焦らすなよ………っ



[まるで中を探るような動き。
もう自分の躰の中なんか知り尽くしてるくせに。
自分を唯一、貪っていい存在のくせに。優しすぎて残酷だ。
ゆっくりと甘やかされて、逆に辛くて。
もっとしっかりした存在が欲しくて。
同じ様に指も、絆創膏の上からだけしか刺激を与えられなくてもどかしい]


 お前の形しか知らない………っ



[覚えさせられた彼の形。
快感の中に苦痛も同時にあったはずの時間はとっくに過ぎ去り、今では軽く唾液を絡めた指で中を探られるだけで、彼を受け入れるように形が整ってしまうくらいになっていて。
先ほどの下より、もっと確かなものが、言い聞かせるかのように押し込まれては抜かれていって。

我慢しきれなくなって、足で彼の腰を回して引き付けて、動けなくした]



 あんまりからかうと………っ


[そこで何か脅迫に類するようなセリフを吐きたいのに思いつかない。
例えば浮気するぞ、とか別れるぞ、とか言えればいいのにそういう言葉を思いつかないというより、思いついても、言った自分の方が落ち込みそうで言えない。
彼にダメージを与えられる言葉を持たない自分が情けなかった。

悔しいので唇を噛んで言葉を途切れさせると、腰をひねり、中を意図的に締め付けた。
腰を動かして、強引に達かせてやろうとしながら、自分の雄を両手で押さえて。
その様は彼からしたら自慰しているように見えたかもしれない*]



 焦らしているんじゃない。
 …お前を甘やかしているだけさ。


[お前の中を肉棒で甘やかしている。
あやすように優しく媚肉を撫で彼の中を行こう。彼の体内は早くと焦がれるように縮まっては、逸物が通ればその形になる。すっかり性器の形に収まっていて、彼の身体が自分のものであると実感させた。緩やかな快楽は此方の身体にも毒だ。隠れた胸粒を強く摘まめないのも含めて。

でも、こうして緩やかに愛するのも悪くない。
そう思っており]



 俺以外の形を知っていたら
 ……怒るぞ。


[はっと嗤う声は独占欲。
本当は怒るでは済まないのだが、それ以上の表現が出てこなかった。明らかに不機嫌は一瞬、勢いよく彼の中を擦ってしまう。はっと気づけば、再び彼の中を緩やかに揺らしだす。彼にとっては焦らすような動きになったのは分かっていても甘やかすという言葉を優先しようとして
腰に回る足によって動けなくなってしまった。

んっとくもぐった声が漏れ
揶揄うと、の先を聞こうとして先が出ない彼を見つめ
それから――ああ、出ないのかと気づき。
愛おしさが胸をついた]


 ……はっ く
 揶揄っていないさ。
 甘やかそうと思ってただけ、…って
 ああ…


[でも、中を意図的に締めて
自ら腰を振り、雄を抑えて自慰を始める姿は焦らしすぎたと感じるもので、同時にひどくいやらしく見えた。自ら快感を欲する程に彼の身体は淫靡に仕上がっているのだ。何処までも美しくいやらしい獣を囲い。
手が彼の頬を撫でて、彼の両手を掴めば]