人狼物語 三日月国


57 在りし日の記憶、邂逅に微睡み

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【人】 元紅薔薇様 ユウナ

>>13 教室を出たところで、下半身FO男を見つけてしまった。


漏れそうになった悲鳴を飲み込み、教室にUターン。

あの人は廊下でいったい何をやっているのかしら。
探検を始めてすぐにこんな人を見つけてしまうなんて、
なんというかついてない。

下半身を見せつけるような奇妙な動き。
やっぱり男ってなんか嫌だわ。

とりあえず、近づきたくないわね。
ロッカーにでも隠れることにしましょう。
(28) 2021/02/02(Tue) 15:38:42

【人】 三橋 夕凪   



   ─── 嘘、
   うそだよそんな、
   だって先生がそんなことするはず
   ぜったいにないのに、


 
(29) 2021/02/02(Tue) 15:44:33

【人】 三橋 夕凪   


[右の頬が冷たいなぁ、と感じた。

 埃と砂の混じったような匂いが
 ふわ、と風に乗って鼻を擽る。
 すん、と鼻を鳴らせば、どこか懐かしいような
 そんな気がして、ゆっくりと瞼を持ち上げた。

 震える睫毛の影が見えるように
 ぼんやりとした意識と、視界。
 一度ぎゅっと目を瞑って、ぱっと開ける。]


   ────── え、


[視線が随分低いことに気付いて、
 そこでようやく床に倒れこんでいたのだと知る。]
 
(30) 2021/02/02(Tue) 15:46:12

【人】 三橋 夕凪   


   待って、え、なにここ


[がば、と身体を起こしたら、
 がごん、と音がして、頭に鈍痛が走る。]


   ─── い゛っ、たぁぁぁ!



[何かにぶつけたのはわかって、
 片手で頭を摩りながら這うように少し移動すれば、]


   机……?


[きっちりと並べられたいくつもの机と
 椅子が目に入る。
 自分がいたところだけ机がななめにずれていて、
 ああこの下に倒れていて、身体起こしたときに
 頭ぶつけたんだな、と妙に冷静に判断した。]
 
(31) 2021/02/02(Tue) 15:47:52

【人】 三橋 夕凪   


[恐る恐る、ゆっくり周りを見渡せば、
 前には黒板。
 教卓があって、それを見つめるように
 机と椅子が並ぶ。
 後ろには掃除用具を入れか細長い扉、
 その隣からは正方形が縦に二段、
 端まで規則正しく並ぶ生徒用ロッカー。

 日に焼けて、元の色が分からなくなった
 カーテンが微かに揺れる。
 ぽつんと、白い雑巾が落ちていた。]
 
(32) 2021/02/02(Tue) 15:48:54

【人】 三橋 夕凪   


   教室、 だよね……


[何がなんだかわからない。
 さっきまで、橋の上にいて、
 ものすごく久しぶりの幼い頃の友人と会って、

 そもそも図書館に、行こうとしてて、

 そこまで思い返してはっ、と視線を
 慌ただしく散らせば、持っていたトートバッグが
 佇むように落ちている。
 ばばば、と引き寄せて中身を確認すればそこには
 確かに、延滞が決まってしまった本が
 行儀良く並んでいた。 ]
 
(33) 2021/02/02(Tue) 15:50:13

【人】 三橋 夕凪   


[財布、スマホ。
 化粧品のポーチ。
 ざっぱにまとめて突っ込んだバッグインバッグも
 そのまま、ある。
 そっと、スマホを取り出して見れば、]


   ─── 圏外ぃ……


[肩を落として呟いて、またバッグに突っ込んだ。]


   マジでどうなってんの……
   ここどこ?


[お気に入りの、黒いニットのロングタイトスカートが
 埃で白く汚れているのが見えて
 ぱん、ぱん、と払う。
 ラベンダーのオフショルニットもついでに少し整えて、
 とりあえず、ここから出なくちゃ、と
 バッグを肩に出入り口へと足を向ける。
 ブーツの踵がこつ、と音を立てて、
 床板がぎぃ、と微かに軋んだ。 ]**
 
(34) 2021/02/02(Tue) 15:51:45
三橋 夕凪   は、メモを貼った。
(a4) 2021/02/02(Tue) 16:00:22

【人】 分校教諭 添木 卓郎

  ――回想――

  「お前らー 元気してるかー
   来週の月曜からはー
   待ちに待った林間学校だー


   折角の青春は分かるが、
   羽目外すんじゃねーぞー
   んで、
くれぐれも不純異性交遊なんか

   
するんじゃないぞー
 」


[放課後。照りつける西日に目を細めながら
 教壇に立ち、間延びした声色で
 生徒達の顔を見渡す。
 

  (…うぇっぷ。)
 

 そういや昨日は飲み過ぎたな。
 早くトイレ行きてぇ。やべェぞこれ。]
(35) 2021/02/02(Tue) 16:03:18

【人】 分校教諭 添木 卓郎

  「おいおい、添木酔ってんのかよ!」 


[目の前の席にいた男子生徒がそう言うと、
 クラスがどっと笑いに包まれた。
 なぜばれた。

 彼は青嵐。いつもクラスの中心で、
 たまに屋上で授業をサボる不真面目なところ
 もあるが、友達思いのいいヤツだ。]


 後方には小学校からいきなり高校に
 飛び級してきた天才少女。
 いつも喧嘩しているが実は仲の良さそうな
 男女二人組。

 いつもと変わらない学級風景だ。 ]
(36) 2021/02/02(Tue) 16:05:02

【人】 分校教諭 添木 卓郎

[そして…一番後ろの席には、
 ひっそりと佇む女生徒が一人。

 最近めきめきと国語の成績を上げた彼女だが、
 俺が話しかけるとなぜか俯いて口ごもるので
 もしかしたら嫌われているのかも知れない。


  (…まあ確かに、最初の授業のオススメ小説が
   アレ、だもんな。>>0:50


 ジョーダンのつもりだったがあの時は
 教室内が凍り付いたっけ。
 昨今の風潮ならばハラスメント認定されても
 おかしくない。


 まァ身から出たサビだな、と思い直し、
 この日はそれきり、
 彼女の事は気に留めなかった]
(37) 2021/02/02(Tue) 16:06:27

【人】 分校教諭 添木 卓郎

  ――現在・分校の職員室で――


[当時勤めていた高校…"葵学園"は、
 毎年、初夏になると全校生徒対象に
 林間学校が開催された。
 俺はその付き添いで、
 いつものごとく気の乗らない態度で
 林間学校に望んだのだった。


 …これが自分の教師生活で最後の林間学校に
 なるとも知らずに。 


 なぜ今この時のことを思い出したのだろう。
 自分にとって決していい思い出ではなかった筈だ



 そして、あぁと気づいた。
 目の前の夕日が、あの時の景色にそっくりなのだと。
 雲一つない平和な空。
 陸風と海風が中和しあう時間帯。]
(38) 2021/02/02(Tue) 16:07:26

【人】 分校教諭 添木 卓郎

一波乱のまえの、まやかしの小康状態。
(39) 2021/02/02(Tue) 16:08:02

【人】 分校教諭 添木 卓郎

[ふいに、眠気に襲われた。

 いい加減採点に戻らねば…と視線を
 戻そうとするが、俺の目は夕日を捉えて
 動かない。

 次第にその微睡むような色彩に心地よさを覚え、

 そしてそのまま…気を失った。 ]*
(40) 2021/02/02(Tue) 16:08:31

【人】 分校教諭 添木 卓郎

─── 当然の報いだ、

俺は人に信用されるような人間じゃねぇ、


…ただ、あいつにだけは、謝りたい。
(41) 2021/02/02(Tue) 16:20:17

【人】 分校教諭 添木 卓郎

[とりとめのない夢を、見ていた気がする。

 ふわふわと混濁した意識はしかし、
 次の瞬間、激しい落下の衝撃により消え去った。


 ドサッという音と共に、はっと目を覚ます。 
 何という失態。職員室で居眠りをキメてしまうとは
 
 授業中に居眠りしていた生徒が、よく
 ビクンと体を震わせて気まずそうに起き上がるのを
 嫌と言うほど目にするが、
 今の自分はまさにそれだ。 ]
(42) 2021/02/02(Tue) 16:50:58

【人】 分校教諭 添木 卓郎

[寝ぼけ眼をこすりながら他の職員がいないか
 確かめようとしたが。

 思わず、はぁ?と間の抜けた声を出してしまう。

 ここは職員室ではなかった。
 それどころか、分校ですらないのだ。

 どこかよその学校の【図書室】に
 来てしまったようだった。]
 
(43) 2021/02/02(Tue) 16:51:11

【人】 分校教諭 添木 卓郎

[慌てて記憶を巡らす。
 今まで赴任したいくつもの学校の図書室…
 そのどれとも一致しない。

 それになんだか様子もおかしい。
 机は埃まみれだし、壁や備品も古びている。
 日曜日の学校のように人の気配も全く…


  (いや、違う。
   女生徒がいる。>>24


 高校生くらいだろうか?遠目ではあるが、彼女は
 自分の知らない制服を着ているように見えた。
 彼女は本棚から一冊の本を取り、
 その表紙を見ていた。 ]
(44) 2021/02/02(Tue) 16:52:08

【人】 分校教諭 添木 卓郎

  おい、お前
  そんなところで何やっているんだ?
  

[ついいつものクセで、自分の教えている年代の
 子供相手にはやや乱暴な言葉遣いをしてしまう。

 何気なく近寄り、
 本の表紙をのぞき込んで、
 …ぎょっとした。
 彼女が持っている本に踊る文字は、
 今まで全く見たことのない『読めない文字』だったのだ。]
(45) 2021/02/02(Tue) 16:55:23

【人】 半裸刑事 エロンボ♂

[ もしかしたら昨日の戦闘で負傷しているのだろうか
腰の周り具合が悪いような気がするが、一抹の不安を感じつつもここでやめるわけにはいかない

その時、僕の素肌が一瞬の磁場の乱れを感じ取った

見られている… >>1:28
熱い視線が注がれているのを感じるぞ

僕の下半身の空間認識能力は署内でも定評がある
このまま隠れているつもりなら、こちらから事情を聞きに行く必要があるだろう ]*
(46) 2021/02/02(Tue) 17:12:22

【人】 分校教諭 添木 卓郎

[そこで初めて、自分が普通じゃない状況に
 置かれている事を知る。

 新手のドッキリか?いやいやいや。
 自分の教える分校の生徒達にこんな大がかりな
 ドッキリを考えるヤツはいない。
 (葵学園の奴等…青嵐あたりなら
 嬉々としてやりそうだが)
 

 背筋に冷たいものが走るのを、理性で抑えながら
 目の前の生徒に話しかける。 ]
(47) 2021/02/02(Tue) 17:14:47

【人】 分校教諭 添木 卓郎

  俺は添木。国語教師をやってて
  大学は海外文学もかじってたが、
  これはどこの国の文字か全くわからんな。
  お前はこれが読めんのか?スゲぇな。


[きっと彼女の答えは"ノー"だ。

 大学で囓った言語文化の知識を引っ張り出し、
 この字体は地球上の文化圏のどれとも
 被らないものだと、既に結論づけていた。


 分かってはいたが、敢えて聞いた。

 彼女がイエスと答えれば、いよいよ
 自分の状況がおかしいことになるだろう。

 まずは彼女が自分の味方になってくれるか?
 それを確認したかったのだ。

 味方と分かったら、まずは彼女と協力して状況を打開しよう。
 そんな魂胆を腹に隠しながら。 ]*
 
(48) 2021/02/02(Tue) 17:15:41
分校教諭 添木 卓郎は、メモを貼った。
(a5) 2021/02/02(Tue) 17:20:26

分校教諭 添木 卓郎は、メモを貼った。
(a6) 2021/02/02(Tue) 17:25:20

忘愛症候群 リクは、メモを貼った。
(a7) 2021/02/02(Tue) 17:56:27

【人】 機関設計士 スタンレー

[少女は珍しい服装をしていた。
まるで、水兵の制服のような。
顔の造形は、遥か東の国「日本」からブーヨプスキュリテ王国へ渡航して来た研究者のように彫りが浅い。つまり、少女は日本人なのだろうか?

少女から問われる。>>26
幸い、言葉は通じた。]


ああ、すまない。人にものを尋ねる時は、自分から名乗るものだったな。

俺は、ブルー・スタンレー。
欧州のブーヨプスキュリテ王国の機関設計士だ。

悪いが、ここが何処かは分からない。
職場の休憩室で寝てたはずだが、起きたらここに居た。

[見たところ10代だろうか?年端も行かない少女を威圧させないように、つとめて穏やかに言った。]*
(49) 2021/02/02(Tue) 18:20:37
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a8) 2021/02/02(Tue) 18:23:07

半裸刑事 エロンボ♂は、メモを貼った。
(a9) 2021/02/02(Tue) 18:31:24

【人】 忘愛症候群 リク

 
[ 日本語を話しているらしい男性>>49
 よく見たら口の動きと聞こえる声が
 違うことがわかったかもしれないが
 ただの女子高生、そんなもの観察
 しているわけもなく。 ]


   ブルー・スタンレー……さん。
   ぶーよ、……ええと。


[ 欧州にそんな長い名前の国があっただろうか?
 記憶の中を軽く洗うが、世界史に詳しい
 わけでもなく、困惑は更に深まりかける。

 けれど、相手の声色が穏やかだから。
 こちらに気を使っていることが
 なんとなく、わかったから。 ]
 
(50) 2021/02/02(Tue) 18:41:35

【人】 忘愛症候群 リク



   私は……リクです。
   田上 莉久。

   私も、さっきまで
   橋の上に居たはずなんですけど……。


[ 心を開いた訳では無いが
 相手のことを、少しだけ
 信じてもいいと思った。
 
 名前を名乗って、状況も話して。
 それで、 ]
 
(51) 2021/02/02(Tue) 18:41:48

【人】 忘愛症候群 リク


[ ……さっきまで話をしていた人が
 この場にいないことにやっと気がついた。

 三橋 夕凪、と言っていた彼女。
 ここに来る前に、名前を呼んでくれたと
 思うのだけれど。 ]


   ……あの、

 
(52) 2021/02/02(Tue) 18:42:17

【人】 忘愛症候群 リク

 
[ そのことに気がついたなら
 少しの逡巡のあと、ゆっくり口を開く。]

   もしかしたら。
   知り合いもここに来てるのかも
   しれないんです。

   よくわからないところだから……
   一人で、探すのも
   危ないかもしれなくて、

   その、ここがどこかを知っている人を
   探すか、調べるついででいいので、

   一緒に、居てくれないでしょうか。

 
(53) 2021/02/02(Tue) 18:43:08

【人】 忘愛症候群 リク


[ 全くわからないところに
 急にぽつんと放り出されて。
 頼る人もおらず、目の前には知らない男性。
 怖い気持ちはある。だから、ぎゅ、と。
 自身の胸元に置いた両手を握る。

 でも、だって。
 止まっていたって、なにも進まないから。 ]
 
(54) 2021/02/02(Tue) 18:43:32

【人】 忘愛症候群 リク


[ 彼はどう応えてくれただろう。
 応じてくれたなら共に、ダメなら一人で。
 教室を出て、廊下を歩こう。

 途中、がたっ、と音が鳴れば>>31
 驚きで肩をびくりと震わせて。

 恐る恐る、そちらの様子を伺いに
 足を進めるけれど。 ]*
 
(55) 2021/02/02(Tue) 18:43:41

【人】 機関設計士 スタンレー

[少女は、タノウエ・リクと名乗った。>>]

リクだな。
俺のことは、スタンレーで良いよ。

[リクは、知り合いが来ているかもしれないと言う。
探すために、一緒に居てほしいと頼まれる。>>53]

もちろん。
危険があるかも知れない。いくらでも力を貸すよ。

[リクに悪意は感じなかった。胸元で堅く握る両手>>54に、彼女にとっても異常事態なんだろうと想像する。スタンレーは、快く協力に応じた。

部屋には、前方と後方にスライド式の扉があった。扉を開くと、長い廊下に出る。
装飾も少なく、やけに無機質な建物だなとスタンレーは思った。]
(56) 2021/02/02(Tue) 19:05:56

【人】 機関設計士 スタンレー

[リクと共に足を進めると、ガゴンと音が聞こえた。>>31
どうやら、リクも聞こえたようで。>>51
リクが音の出所に足を進めるので、スタンレーも付いていく。]*
(57) 2021/02/02(Tue) 19:06:33