人狼物語 三日月国


29 【2IDソロル+ペア混合】交換日記【完全RP村】

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視点:


【人】 部隊長 シュゼット

[  ( ん??????????? ) ]

  …………

[思考が、フリーズした。]
(204) 2020/05/23(Sat) 17:57:48

【人】 部隊長 シュゼット

["控えめ"ではあるけど、胸のあたりとか。
肉付きは薄いけれど、それでも、
全身の体のつくりとか。色々。

そろそろと左手を伸ばして、喉元に指が触れる。
よく触っても、喉仏の存在は見当たらない。
そのまま、ぺたりと胸元を触って。

……すぐ、手を離したと同時に。
ぼふん、と。顔が一気に赤く染まる。]
(205) 2020/05/23(Sat) 18:02:13

【人】 部隊長 シュゼット

  ご、ご、ごめん……!!
  僕、もう少し、え、えぇっと、
  脱がす、配慮を、……

[僕がベッドの脇で慌てているところで、
ペンギンが治療用具を取ってきてくれた。

それに気づいた僕はもう、安堵したのなんのって!
助かった!グッドタイミング!!
流石、ルークのお供のペンギンだ!!
僕はペンギンの頭をわしわしと撫でる。
きっとこの子は、自分の仕事ぶりを褒められたのだと
そう思うだろうけれど。
実は違うことなんて今言うわけがない。]

  うん、そうだ!
  まずはその頬と、首を。治療しないと。

[脱がしかけたシャツを着せるのも
慌ててしまい、上手くボタンが嵌らない。

それでもなんとかシャツを着せて。
切れてしまっている部分の治療を済ませれば。
僕はよろりと立ち上がって、
医務室の隅っこで壁の方を見て丸くなる。

 ……ルークがこれ以上の酷い大怪我をする前に
 間に合って、治療もできたことはよかったけど。
 やらかしてしまった後悔と反省がすさまじい。]
(206) 2020/05/23(Sat) 18:09:55

【人】 部隊長 シュゼット

  ……うぅぅ。
  こんなつもりじゃ……
  僕、もう、ルークに合わせる顔がない…

[それはルークからさほど離れていない壁際で、
沈んだ兎の言葉は、全て張本人に筒抜けだ。
ルークの方から見れば、ふわふわの赤い丸尻尾が
哀れにも、一定の間隔で震えているのが見えるだろう。

そろそろ立ち上がって、ルークを元気にするため、
僕が持ってきた夕飯を分けてあげないと。
……そうは思うが、もう暫くは立ち直れそうもなかった。

丸くなった傍の棚に、
見張り台に置いてきたはずのタブレットがあることには
僕はまだ、気づくこともなく]*
(207) 2020/05/23(Sat) 18:11:41
部隊長 シュゼットは、メモを貼った。
(a24) 2020/05/23(Sat) 18:15:26



    [ 月は 随分欠けていた。]

 



      かいぶつ だよ。

 



        [ 見覚えのある字には、
          添書くように文字を崩し、
          …それでもMの癖は消えない。]
 

 
   Jさんですね、わかりました
 
   受験勉強は正直、あまり身が入らないです
   もう志望校決まったんですね!
   私は成績と相談して、一番無難なところになりそうです
 

 
   それ、すごくよくわかります
 
   私も昔から仲のいい子で
   近すぎて、好きだって気付いたのが遅かったっていうか
 
   他に好きな人がいるのか聞いてみるのは
    …… 怖いですよね
 
   でも、卒業したら会えなくなるかもしれないですから
   勉強も手につかない様なら、
   告白もアリだと思います
 
   そっと胸にしまいこんでおくのなら
   代わりに私が お話を聞きますね
 
 





         ひと に 刺されたおんなは、
         みずほらしい少女のかたちをしていた。




 

【人】 部隊長 シュゼット

>>224ルークの声に、肩がびくりと震える。
ゆっくり、ゆっくり、後ろを振り返って。
>>225悪い笑顔を見て、勢いよく首を振る。]

  そ、そんなつもりじゃ、
  確かに見た目じゃわからなかったけど、
  …………あ。

[しまった、と口を押えるがもう遅い。
これでは、控えめだと言ってしまってるようなものだ。
もう何を言い訳するにも無理だろう。
>>226医務室で、ルークに苦い薬を飲むよう脅されるような
そんな恐ろしい気持ちで耳と尻尾を震わせる。

……でも、こんな状況だって言うのに。
僕は懐かしさや嬉しさを感じていた。

懐かしいのは、こういうやりとりに対して。
嬉しいのは……ルークが元気を取り戻してきていることと
僕に向ける言葉や、笑顔の中に、
彼……いや、彼女の感情がよくみえるようになったこと。]
(273) 2020/05/24(Sun) 1:36:17

  先日のこと。
  “おひめさま”との 一件。
  
  大体の問題は、確かに解決していたのだけれど、
  ──石の狙いは正確だった。 
  男ではなく、“小間使い”を狙った、“指示どおり”の。
  部屋に転がり込んだ小石だって、
  “その辺で拾う”ような、そんなものじゃあない。

  別段、準備していたわけじゃあ無かったろう。
  おひめさまは衝動的だった。
  唯、“傭われの男”は ────……
 



      “所有物”を壊す感覚だ。そうだろ?

 

【人】 部隊長 シュゼット

[『もし、あなたの感情を取り戻す
 助けになれているなら、僕はとても嬉しく思います。』
 
タブレットの返事に書いたあの言葉が
今、実現していると。そう思っていいのだろうか。
前は、ルークが僕と話すとき、
もう少し声の調子は平坦だったと思う。

昔は機械のようだったけれど、
今はこうして皆と同じように話せる自分と、
昔は情緒面も感覚も正常だったはずなのに
事故で己の感情を上手く認識できなくなった、ルーク。

できればこれからも近くで、できれば、ずっと。
彼女の助けになりたいと思う。

そんな風に思うのは、
ルークが僕と逆の状況のようだからとか、
沢山のものを貰い、助けられてきたからだとか。
きっと、それだけじゃあ、ないんだろう。]
(278) 2020/05/24(Sun) 1:43:42

【人】 部隊長 シュゼット

[ここまで、わかっているっていうのに。
僕はまだ、日記をやりとりしている先がルークだろうと
本人に確認する勇気が持てなかった。

僕が、取り返しのつかないことになる前に。
できることは全部するべきだし、
もしかしたら何か取れる対策が無いか、
相談するべき相手は、
どう考えても、日記に返事をくれた相手なのに。
>>230あと一押しが、僕には必要だった。

臆病な兎は、自分から踏み出すことはできそうにない。
そんなことができるなら、はじめから。
この先誰もみないかもしれないタブレット端末に
誰かに相談したいと思いながらもできていない、
自分の記憶に関わるかもしれない内容など
書くわけが無かったのだ。]
(281) 2020/05/24(Sun) 1:44:44

  僕には見えていた筈だ。
  彼女が怪我をする未来が、 あの時。

  ──先延ばしにして、したり顔だなんて
    出来損ないにも程がある。
 

【人】 部隊長 シュゼット

  うぅぅ……それで、許してくれるなら。

>>227彼女の手の動きは、
きゅっと一つに結ぶような、そんな仕草。
僕はげんなりとため息をつき立ち上がると、
帽子の隙間から垂れ下がったロップイヤーを
両手でふにふにと触ってみる。
胸のあたりまで垂れているふわふわの兎耳は、
結ぼうと思えば結べそうな長さだった。

結んだら、結び目は顔の前に来る感じだろうか。
そうなったら喋りにくくなりそうだなあ。
……なんて、場違いなことを考えていたら。]

  うん?開けて、中を見れば、いいのか?

>>230戸棚の中、と言われ、
頭の上にはてなマークが浮かぶ。
ペンギンは中に何があるか知ってるんだろう。
嬉しそうに渡してくるその子から鍵を受け取って、
わからないまま戸棚の方へと向かった。]
(283) 2020/05/24(Sun) 1:46:11

【人】 部隊長 シュゼット

  ……待ってた、って。
  そうか……もしかして。

>>1:406勿論、僕も忘れたわけじゃなかった。
今日も、そのつもりで夜にここに来るつもりだった。
すぐ気が付けなかったのは、
ルークの手当とか彼女の服を脱がせてしまったりだとか
その、色々あったのがいけないのだ。

戸棚の前までくる頃には、予想がついていて。
なにがあるのだろう、と。
隠せないわくわくで、丸い尻尾が揺れ。]

  わぁ……これ、ルークが?
  しかも、僕の好きな、苺だ…………!

[鍵を開けた瞬間に。ぱち、ぱち、と瞬きをして。
眠さと疲れでいつも以上に垂れていた兎の赤い目は、
驚きで大きく見開かれた。
中に入っている瓶二つと、お茶の袋を取り出して。
それらを診察の机の上に持ってくれば、
瓶を持ち上げて下から見たりしてよく観察する。

やっぱり、思った通り。
ジャムの底には苺の実が沢山沈んでいて、
赤色の液体は宝石のようにきらきらと輝いて見える。
もう一つの方は何だろうか、と。
蓋を開けて匂いを嗅いでみた―――瞬間。
苺の甘酸っぱい香りが鼻を抜けていって。
僕は一気に、顔を綻ばせた。]
(287) 2020/05/24(Sun) 1:49:17

【人】 部隊長 シュゼット

  凄いや。お茶も、あまり苦くないやつだ。
  ……そうだ。ちょっと待ってて。
  お茶を入れて、スープを温めるよ。
  手当が終わったら、あげようと思ってたから。

[僕が持ってきたのはパンとスープ。
本当は、僕の夕飯用だったのだけど。
僕は今の体調でこれを全て食べる自信は無かったし
早く怪我を治してもらうため、
ルークに栄養をつけてもらうのが大事だ。

流石に、医務室に本格的な調理器具はないけれど
お湯を沸かしたりスープを温めるぐらいはできそう。
料理はてんで駄目な僕だが、温めるぐらいならできる。

ペンギン君には、「ルークを見ててね」と頼んで。
僕はスープを小鍋に移して弱火でじっくり。
焦げないように、必要以上にかき混ぜて。]
(291) 2020/05/24(Sun) 2:11:25

【人】 部隊長 シュゼット

[少しして。ルークの寝ているベッドの方へ
パンとスープ、お茶の乗ったトレーを運んでいく。
パンの側にはジャムの小瓶とスプーンを置いた。
全部ルークに食べてもらうつもりで置いた後、
ジャムとパンが目に入って、ごくりと喉が鳴る。

僕の反応は、お腹が減った、というより。
味がとても気になる……というのが正しい。]

  全部食べていい、つもりだった、けど。
  僕も、ルークのジャムでパンを食べたい。
  ルークが僕に、って思ったら。
  すぐ、食べてみたくなっちゃって。
  パンを少し、貰っていいかな。

[僕は、ベッド横の椅子に座った後はそう言って、
すっかり緊張が解けた様子で緩く笑うと。
食べていいかなあ、とルークをちらちらと見ていた。

……けど。視線が合ってしまったとき
服を脱がしてしまった時のことを思い出して。
ああいう状況に慣れていない兎の頬に、赤が差した。]
(292) 2020/05/24(Sun) 2:12:37

【人】 部隊長 シュゼット

  …………そうだった。
  うぅぅ。どうぞ。

>>230そうして。"お相子"にして許してもらうために。
僕は、自分の両耳を両手で持って差し出して。
何をされても耐え抜く覚悟で、ぎゅっと目を瞑ったのだ。]
(293) 2020/05/24(Sun) 2:13:04

【人】 部隊長 シュゼット

[無事、お相子にしてもらえてパンもくれたなら
ジャムをたっぷりつけて食べるだろう。
ほっぺたがとろけるような味わいに
幸せ満点の顔で、パンをほおばる。

―――この後はまた見張りにいくけど
返事が来てても、新しい夢はないから
書くことが無いなあとか。
今まで日記に書いてない夢もいくつかあるから
それを書くことにしようかなあとか。
食べながらそんなことを、呑気に考える。

返事をくれる相手はルークだろうと思っているから
今、僕は日記のことを考えていたのだが。]
(294) 2020/05/24(Sun) 2:19:05

【人】 部隊長 シュゼット

[この兎は、まだ、日記の書き手が自分であると
相手にバレているなんて、思っちゃいない。]**
(295) 2020/05/24(Sun) 2:19:18
部隊長 シュゼットは、メモを貼った。
(a26) 2020/05/24(Sun) 2:20:53

 



   [ 中途で途切れた記述に、続きが記されてゆく。]



  わたしは、君の傍にいて、
  立ち向かわなければいけないものがあるなら、
  苦しみがあるなら、痛むなら、
  分けてほしいと、一緒に立ち向かわせてほしいと、
  そう願ってる。

  この手の届かないところで、苦しまないでほしい。
  遠くに行かないで。

 


  君が向けてくれる、笑顔だとか、
  怖がったり、驚いたり、怒ったり、
  そんなひとつひとつの表情が、
  止まってしまったはずの、わたしの胸の中にあって、
  いつの間にか、こんなにも、
  わたしのことを動かしていた。

  これに、なんていう名前を付けたらいいか、
  わたしには、わからないけれど。
  ううん、名前なんて、付けられない。