人狼物語 三日月国


42 【突発完全RP村】実になりてこそ、恋ひまさりけれ【誰歓】R18

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす

[─────万葉集にハマる前は、
 人間の世界の歌が好きだったのだ。
 所謂、ミュージカル、というやつ。

 日常が突然色を変え、音楽が鳴り響き
 想いを歌にして相手に捧げるのだ。

 いつかこの扉の向こうに行ってみたい。
 獅子の子の生誕を、人殺しの理髪師の喜劇を
 獣と女が愛し合うのを、天へ昇る猫の祭典を、
 醜い仮面の男の悲恋を、自由を勝ち取る人の戦いを、
 この目で、見たい。聞きたい。



 そう思っていたらオーナーが

 
「それはァ⤴い ⤴い⤵ 心ォがけェ⤴」


 といきなり歌い出したものだから
 急激に男の熱は冷めた。
 実際生で突然やられると、思いの外きつい。]
(100) 2020/09/11(Fri) 21:32:36

【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす

[─────だけど、男の一等好きな曲。
 アレはたまに、掃除の合間や料理の片手間に
 口ずさむことがあるのだ。]


  歩いて、走って、陽の光浴びながら
  素晴らしい 人間の世界へ……


[この蛇の脚のままでいいから、どうか。]
(101) 2020/09/11(Fri) 21:36:49

【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす



[どうか、美しい世界へ
 連れて行って欲しいのだ、と。]**

 
(102) 2020/09/11(Fri) 21:37:49
村の設定が変更されました。

【人】 空腹な迷い人 レックス

― 漫画喫茶コズミック ―

[ 少し足を縺れさせながら、
 ここではない場所の匂いを追って歩みを進め。

 辿り着いたのは、一軒の店。
 
 音を立てて、扉を開けば、
 本らしきものが、ずらりと並んだ場所と、
 やる気の無さそうな店員>>1]

  あ、あぁ、すみません

[ 邪魔と言われれば、慌てて移動して
 ぽかんと、店内を眺めていれば、
 "異世界"という言葉と、この設備の話をしてくれた。

 異世界の扉、から来たわけではない気もするが
 大まかに違ってはいないだろう。

 ふんふんと、言葉に耳を傾けていれば、
 漫画と聞きなれない言葉。

 絵本は、分かる。子どもたちが読んでいた覚えがある。]
(103) 2020/09/11(Fri) 22:59:05

【人】 空腹な迷い人 レックス

 
  あの、異世界の扉……
  自主的に開くことってできるんですか?

  ……僕、戻らなければいけないんですが

[ はてさて、やる気のない店員は、答えてくれたかどうか。
 
 どちらにせよ、設備を使うのに支払いが必要か
 確認して、これで大丈夫かと、
 あちらの世界で使っていた硬貨と紙幣を渡しただろう。]
(104) 2020/09/11(Fri) 22:59:08

【人】 空腹な迷い人 レックス

 
  
あぁ、お腹が空いた……


[ 飢餓状態は脱したが、
 それでも、空腹であることには変わらない。

 歩き回ったこともあり、疲れて、空腹で、
 ふらりと、ソファの上に腰かければ、猫のように丸くなった。]

  
少し、休ませてもらおう……


[ ちょっとだけ、ちょっとだけ、休憩する。

 自分に言い聞かせるように微かに呟いて、
 そのまま瞳を閉じた**]
(105) 2020/09/11(Fri) 22:59:11

【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす

[いや、ただ入口でぬぼーっと
 突っ立っているだけならともかく。
 流石にフラフラのへろへろに見える人がいたら>>103
 やる気のないアルバイトだって
 ほんの少し眉を上げたりは、する。]


  ……だーいじょぶッスかぁ?

  大丈夫ッショ、ちゃんとこのドア開けて
  戻りたいところ頭に描いて入れば
  ちゃんと元のところに帰れるッスよ。


[けど、紙切れみたいに吹き飛ばされそうな
 フラフラの身体で行っても
 本当に目的地に辿り着けるか分からない。
 お支払いを確認しながらふと顔を上げれば
 グロッキーなフォーリナーは
 ソファーに丸まって寝ているところで。]


  あーあー、そんなところで。
  ……ま、いいッスけど。


[カウンターのすぐ近くだし、
 今は他に客はいないから、盗難の危険もない。]
(106) 2020/09/12(Sat) 0:15:30

【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす

[男は音を立てないように、
 そっとカウンターの奥から
 貸出用の毛布を引っ張り出してきて
 瞳を閉じてしまった青年の上に
 ぱさ、と被せてあげようか。]


  天地の 神も助けよ 草枕
    旅行く君が 家にいたるまで

  
天地の神よ、助けてください
    旅に出たこの人が 無事帰路につけますように



[詳しい事情なんて知らない。
 所詮低時給のアルバイト風情に
 人様をどうこう出来る力も無い。

 だけれど、こんなに疲れて漸く
 この店に辿り着いた人を見たなら
 どうして幸いを願わずにいられよう。]
(107) 2020/09/12(Sat) 0:16:10

【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす

[アルバイトはしばらく青年の寝顔を
 見下ろしていたが、やがて再び
 カウンターの奥へと静かに戻っていったろう。

 身体が休まったなら、きっと
 もっと腹が減ってしまうんじゃないか。
 もし腹が減って仕方ないなら、
 何か食べやすそうなものでも作ってやろう、と。

 青年の眠りを静かに見守りながら
 今はただ、静かな店内に本を捲る音を
 微かに響かせるに留めようか。]*
(108) 2020/09/12(Sat) 0:16:32

【人】 環 由人



[ そんな提案をしたのも、気まぐれだった。
人と一緒に住んでいたことなんてないし、
ましてや、今日までほとんど話したこともない、
ただの時折いく店のママに、我ながら
かなり思い切ったことを言ったとは思う。

だけど、口にしたことは全て、本心だった。

己よりもずっと明るくて楽しく生きていると
おもっていたその人の、昏い部分を
垣間見て、どこか親近感に似たものを
覚えたのかもしれない。

その寂しさを、孤独を、分け合える
そんな関係になれたらいいのにと、
かすかな希望を抱いた。きっと。

案の定、困ったような声が聞こえて、
「まったくだな」と思えて、
思わず眉を下げた。]

 
(109) 2020/09/12(Sat) 0:24:18

【人】 環 由人


[ 続いた言葉に今度は薄く笑って。]



    ああ、そうですね、

    ───はやく、帰らないと。
    二本ともぬるくなるし。


[ 差し伸べられた手をそっと取る。

人肌に触れたのなんていつぶりだったか。

あんな顔してたくせに、手はあったかい。

うん、大丈夫。
まだ押しつぶされてないし、
狂ってもいない。]

 
(110) 2020/09/12(Sat) 0:25:43

【人】 環 由人



[ そう確認するようにすこしだけ握った。
そのまま連れていった自宅で、
余り物のおかずとおにぎりを出した。

目の前で人が己の作ったものを食べてくれる。
少しぬるくなっていた酒がスパイス。

交わることのなかったはずの道だ。
邪魔も何も、関わっていったのは己で。

きっと、救われたのも己だと思う。]*


 
(111) 2020/09/12(Sat) 0:26:00

【人】 環 由人

   ───現在


    こんな時間にあんまり食うと
    太るんだろ?ほどほどにしとけよ


[ 恨み言を落として平らげられた皿を
こちらに向ける同居人を宥める。

ほんとは唐揚げだとかコロッケだとかも
余ってはいるのだけれど、
出したら食べざるをえないだろうから、
揚げ物は避けるようにしている。
代わりに日中用に冷蔵庫に置いてあるのだ。]

  
(112) 2020/09/12(Sat) 0:32:42

【人】 環 由人



[ 彼と己は生活リズムが合わない。
それは一緒に暮らし始めてすぐ、
わかったことだった。

己が自宅を出る時間、彼は寝ているし。
己が自宅にいる時間、彼は働いているし。
彼が自宅にいる時間、己は働いている。

だからこうやって食卓で面と向かって
顔を合わせるのは真夜中。
この時間だけだ。

丑三つ時と、明け方の境目。
どこにも行けない寂寞に苛まれる時間帯。
ずっと寄り添ってくれるのは、
顔も知らぬラジオのパーソナリティだけ
だったはずなのにな、なんて。]


 
(113) 2020/09/12(Sat) 0:33:01

【人】 環 由人



[ わざわざリクエストしてくる言葉に
本から顔を上げて、眉尻を下げて
ほんのすこし困ったように笑った。]



    取っといたらW余り物Wに
    なんないだろ


[ 何言ってんだ、と言わんばかりに。

部屋の中にカレーの匂いが充満する。
じゃがいもの代わりにカボチャが
ごろごろしているそれは、ほんのり甘くて
でも辛くて、その塩梅がちょうどいい。
比較的人気の商品である。
──すこしだけよけてあったのは内緒話だ。


銀色の大匙で掬われては唇の中に
消えていくそれを見ながら、
世は更けていく、
ラジオのパーソナリティが
明日またお会いしましょう、と
締め括れば、エンディングが流れた。]

 
(114) 2020/09/12(Sat) 0:34:10

【人】 環 由人





    ───どうだろう


[ 問いかけに、>>96曖昧に濁す。
毎日同じ答えばかり。
寝れないわけじゃない。
ただ、浅くて短いだけ。
ただ、人肌が恋しいだけ。

だから、共に眠るその人の体温が、
心地良くて、髪を撫で付けるてのひらの
温もりが、愛おしいと感じるのだ。]*

 
(115) 2020/09/12(Sat) 0:34:35

【置】 語り部 月森 瑛莉咲




  ――エニシダは、言いました。

 
 
(L0) 2020/09/12(Sat) 2:23:00
公開: 2020/09/12(Sat) 2:25:00

【置】 語り部 月森 瑛莉咲



  震える指先は、もう星空をなぞる事も出来ません。
  落ちた瞼は、もう雨を宿す事もないでしょう。
  途切れた声は、もう正しく音色を紡いでいるかも


    エニシダには、わかりません。


  けれど、エニシダは幸せそうに笑っていました。
 それでも、エニシダは幸せそうに笑っていました。
  だから、エニシダは幸せそうに笑っていました。
(L1) 2020/09/12(Sat) 2:24:01
公開: 2020/09/12(Sat) 2:25:00

【置】 語り部 月森 瑛莉咲





    ――そして、エニシダは言いました。


 
 
(L2) 2020/09/12(Sat) 2:24:50
公開: 2020/09/12(Sat) 2:25:00

【置】 語り部 月森 瑛莉咲




  『 ――――  ―――― 』

 
 
(L3) 2020/09/12(Sat) 2:25:31
公開: 2020/09/12(Sat) 2:25:00

【置】 語り部 月森 瑛莉咲




  ――ああ、でも。

 
 
(L4) 2020/09/12(Sat) 2:26:27
公開: 2020/09/12(Sat) 2:30:00

【置】 語り部 月森 瑛莉咲


  もう動くことのない指先に力を込めて
  薄ら開くまなこで虚をうつし
  風に消された音でもう一度だけ、


   エニシダは ねがいました。
   エニシダは いのりました。
   エニシダは エニシダは

 

 
(L5) 2020/09/12(Sat) 2:28:48
公開: 2020/09/12(Sat) 2:30:00

【置】 語り部 月森 瑛莉咲




  『 もしも里が 滅びてしまうような日がきて
    この地がなくなってしまっても

    誰もあなたを 護れなくなることがないように 
    あなたを 忘れないように 』
  
      
(L6) 2020/09/12(Sat) 2:30:52
公開: 2020/09/12(Sat) 2:30:00

【置】 語り部 月森 瑛莉咲






  『 ここに 金雀枝の花を咲かせましょう


     あなたが ここにいると わかるように 』
 
 
(L7) 2020/09/12(Sat) 2:32:58
公開: 2020/09/12(Sat) 2:35:00

【置】 語り部 月森 瑛莉咲




  
――いつかの私が、またあなたの元へ辿りつけるように
(L8) 2020/09/12(Sat) 2:33:57
公開: 2020/09/12(Sat) 2:35:00

【人】 語り部 月森 瑛莉咲




  ――そして エニシダは 
    永い眠りに つきましたとさ。


  めでたし、めでたし。

 
(116) 2020/09/12(Sat) 2:35:14

【人】   月森 瑛莉咲

 


   ――めでたし、ではないか。
   でもどう?即興にしては素敵な話な気がしない?
 

  ……って、

  わんこくんにはわかんないか。



 [ くあ、と欠伸の綺麗な白わんこくん。
  触れてみても大丈夫かな。
  一応遠慮気味に手をのばし、平気そうならばわしゃり。

  野良っぽくはないから飼い犬さんかな。

  無礼ものは小さな祠の横の石に腰掛けて。

  ああ、雨がちょっと降りそうだなって
  楽しそうに、でもほんとはそうじゃないみたいに
  ぱたんぱたん、足をゆらして空を眺めながら
  スケッチブックを側に置いて、
  絵を描く時に髪を束ねたシュシュを解く。 ]
(117) 2020/09/12(Sat) 2:37:57

【人】   月森 瑛莉咲


 [ 描がかれてるのは もちろん祠と
  黄色がつけられるはずの 花と枝っぽいもの。
  実は絵、上手じゃない。

  残念ながら人に見せられるような
  クオリティじゃあないから
  お披露目される日はきっと来ないの。

  夢は絵本作家なんて聞いて呆れてしまうって
  だから口にすることもない、秘めごと。

  ここだから見せるホントウの、
  ありのままの わたし。 ]
  
(118) 2020/09/12(Sat) 2:45:06

【人】   月森 瑛莉咲



  [ 誰も居ない田舎道。
   忘れられたみたいなおんぼろ祠は
   他に来客なんてやって来る事もなし。

   こんな場所に女の子が一人
   危ない?

   そのときはそのとき。
   でもきっと大丈夫、
   だって祠ってかみさまがいるところでしょう?

   根拠の無い自信で、
   私はわたしだけの居場所を望むのです。 ]
(119) 2020/09/12(Sat) 2:46:55