人狼物語 三日月国


180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示




  ─ To:未國 ─


 『 あと一分待って。 』


[ 階段を駆け下りながらメッセージを送って、
  スマホをポケットに滑り込ませて
  間違いなく怒られるくらいの全力疾走。

  向かう先は昇降口、
  逃げ出すためのスタートライン。 ]
 

【人】 世良健人


[ 逃げたかった時 >>0:599
  ゲリラ豪雨の中だって
  大雪の日だってあった。
  片手で数えられるくらいの数だけ吐いた、
  少ない楽しみの日。

  逃げたくなかった時 >>0:600
  メッセージ画面を開くことは出来ても
  送ることはなかった。
  最後の最後、踏み込めなくて。


  最後はひとりで逃げ続けていた。
  立ち向かうことは、未だに。 ]

 
(104) 2022/10/17(Mon) 12:56:22

【人】 世良健人



    未國ちゃん、


[ 肩で息をして下駄箱に片手を着く。
  来る途中転けなかったのが奇跡だ、ホント。 

  今だけは神様に感謝してもいい。 ]

 
(105) 2022/10/17(Mon) 12:57:04

【人】 世良健人



    逃げよ
    今日はコンビニより遠くまで


[ "効かないお守り"を渡してしまったお詫び、
  ここでしてたら捕まってお説教になるからさ。
  
  いっぱいの考えることから、
  一緒に逃げてみよ。

  ついで、俺にこたえられる何かがあれば
  俺自身も二択を、選べるかな。なんて。 ]**

 
(106) 2022/10/17(Mon) 12:57:48
世良健人は、メモを貼った。
(a16) 2022/10/17(Mon) 13:01:03

世良健人は、メモを貼った。
(a17) 2022/10/17(Mon) 13:01:28

【人】 世良健人


[ 俺は家族を愛していた。

  …たとえ 家族から俺が望まれていなくても。 ]

 
(107) 2022/10/17(Mon) 13:31:08

【人】 世良健人


[ 母さんを殺しかけ 未熟なままに産まれてきた。
  お医者さん達の甲斐あって、
  仮死だった俺は命を吹き返した。
  ……俺はその時に、死んでおくべき子どもだった


  しょっちゅう怪我をして心配をかけていたらしい。
  1歳児とか抜きにしても怪我がやまない。
  何度も死にかけて息を吹き返した。
  死なないのが奇跡と言えるほど。
  俺はその時に幸運を使い果たしてしまった
  のかも、しれない。

  最初こそ両親だって心配してくれていた。
  悪霊にでも憑かれてるんじゃないかと
  お祓いに連れていっても駄目。
  あらゆる手を尽くしても何も変わらなかった。 ]

 
(108) 2022/10/17(Mon) 13:31:49

【人】 世良健人


[ この子は どこかに呪われているんじゃないか
  愛する両親に そんなことを思わせてしまうほど

  両親の目から 徐々に光が消え 憔悴していくのに
  さほど時間はかからなかった

  俺が2歳半になる頃
  生まれたのが、弟の
風磨
だ。 ]

 
(109) 2022/10/17(Mon) 13:32:53

【人】 世良健人


[ 憔悴しきった両親は安寧を求めた。
  心配しなくていい弟の方が可愛いに決まっている。

  お兄ちゃんなんだから。

  そんな言葉を皮切りに始まったのは
  明らかな弟への贔屓。
  幼くとも実感するほどに俺は家族の厄介者だった。

  それでも
  W家族を嫌いになるW
なんて
  それほど強い思想は持てなかった。

  弟は俺を慕ってくれていたし。
  成長すればあいつも、
  サッカーをする仲間で、友達で、
家族
だったから。

  風磨といる時は
  俺は自分の不幸体質すら忘れていた。

  ────全部崩れたのは 俺が小学二年生の時だ。 ]


 
(110) 2022/10/17(Mon) 13:34:14

【人】 世良健人


[ 
の色は純な
では無いのだと
  目の前に出来た
暗褐色
の液だまりを見て知った。


  >>0:519

                 
Kill.ころすつもりなんてなかった


  小学二年生の冬
  弟と些細なことで喧嘩をした。
  部屋からと出て遠ざかる背を
  引き留めようと駆けた。

  階段前 背に触れようとした瞬間 弟は振り向いて
  俺の手は、弟の肩を

  段差の向こうへ 押してしまった。 ]**

 
(111) 2022/10/17(Mon) 13:37:14

【人】 世良健人


  ─ 回想:大地 ─


[ いつか不運は全てを塗りつぶす。

  ピリ、と閉じたはずの傷が、痛むような。
  ああ、でもこれは、八つ当たりだ。

  誰かの為に
  そうした結果 君が被害を負うんだ そんなものは。

  
  そんなこと 言われなければ分からないだろうに ]

 
(112) 2022/10/17(Mon) 13:39:35

【人】 世良健人



   …ううん、俺もごめん
   
   美味しいものを分け合ったら2倍美味しい…か
   確かに美味しいのを引き当てられたら最高だ
   けど俺は不味いのを引いて君に分けちゃいそうでさ
   心配性だったかな


   不思議だね 大地は
   失うのは簡単だけれど
   何かを得るのは酷く難しいのに

   いや むしろそれを知ってるから かな

   
   
[ その感情はきっと 俺に向けてはいけないものだよ
  俺は最後に縋ってしまうから
  そう言えたら 楽だったろうな。

  何となくね、大地は俺が不味いのを引いても
  怒らない気がするから困るんだよ。

  
  もう一度ごめんね、と小さく呟いて。 ]
 
(113) 2022/10/17(Mon) 13:40:24

【人】 世良健人



   大事なシーン か
   ありがとね 伝わってる 嬉しいよ
   俺は一人だとハズレくじしか引けないからさ

   俺の大事なシーンはずっと …ずっと前に
   もう、終わっちゃって もう無いかもだけど


   次が あれば 居て欲しいなって
   本当に、そう思ってる。

 
(114) 2022/10/17(Mon) 13:41:08

【人】 世良健人


[ あの時、俺がもっと─────
  …今はそんな後悔を 重ねているだけの俺に
  次 は あるんだろうか。

  失うのは簡単で
  それでいて戻らないというのに


  俺、本当に嬉しいよ。
  何も気にしてないんだ。

  にっこりつくった笑顔の眉だけが
  さがってしまったのは、
  柄にもない 下手な隠し事のせい。 ]**

 
(115) 2022/10/17(Mon) 13:41:50
世良健人は、メモを貼った。
(a18) 2022/10/17(Mon) 13:45:05

【人】 未國 聖奈

 

── 午前中:世良と ──


 「 ………一分??? 」


 靴紐を結び終えて立ち上がろうとしたその時に
 メッセージのアイコンに新着マークがつく
 返事は簡潔に「あと一分待って。」それだけ。

 1分待ったら何かが変わるんだろうか。
 1分待ったら…きっと授業のチャイムが鳴る。
 眉間に皺寄せて、その言葉の意味を考えて
 何かスタンプでも送り返してやろうかと、
 せっせと適切なスタンプを探している間に
          
              
一分経った

         ─── チャイムが鳴った。

 
(116) 2022/10/17(Mon) 14:08:50

【人】 未國 聖奈

 


 聞き覚えのある声 >>105
 振り返れば息を荒げた世良がいて
 遠くに逃げる、お誘いひとつ。

 これは悪だくみなのか
 かくれんぼの一環なのか
 それとも世良にとっての人助けなのか

 ……どれでもいっか。

 あたしにとっての救いの神様なのだとしたら
 理由なんて、どれでもいい。


 
(117) 2022/10/17(Mon) 14:09:29

【人】 未國 聖奈

 


 「 とりあえず走ろ! 」


 早口でそう言うと、どこに行くかも決めぬまま
 まっすぐに校門まで走り出す。

 部活を辞めて鈍った体が全速力で悲鳴を上げる
 足の速さ、やっぱり世良には勝てないよ。
 
 どこに逃げようか、って提案したのは
 校門の外に飛び出して、人の目が無くなってから
 逃げたいって言ったけど、どこに行くか思いつかなくて
 世良ならどこに逃げるのがおすすめ?


 
(118) 2022/10/17(Mon) 14:10:21

【人】 未國 聖奈

 

 だから、あたしは聞くの。


 「 人が少なくて息はしやすいけど
   神様には見つかりやすい静かなとこと、

   人が多くて息がしにくいけど
   神様には見つかりにくい騒がしいとこ、

   世良ならこういう時、どっちに逃げたい? 」


 ほら学校の近くにはおあつらえ向きな
 静かな公園も人の多い繁華街も、どっちもあるでしょう?*

 
(119) 2022/10/17(Mon) 14:11:06
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a19) 2022/10/17(Mon) 14:13:34

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 己が言葉を切るまで、絵音はそこから動かず、黙って聞いてくれていた ]


  え……


[ 最初に聞こえたのは共感の言葉>>1:636
 簡単に、分かるとは言ってほしくなかった
 ……と、いうか、……絵音は、共感する側ではないと思っていた
 ピアノに関しては、絵音の方が姉よりも上であったと思うし
 けれど、姉を避けているという現実、それから惨めになるという言葉
 たぶん、同じ気持ちなのは、本当で
 そして――その言葉によって、
 ピアノを自分から辞めたのではなく、辞めざるを得なかったことを、察してしまった ]


  …………そう


[ もしかしたら、今のあたし達は似てるのかもしれない>>1:637
 似た道を辿って、行き着いたのがここなのかもしれない
 置いてかれたんじゃなくて、似てしまった結果がこれなのかもしれない

 だから、
 ……だから、その共感は、素直に受け取っておく ]
 
(120) 2022/10/17(Mon) 14:30:42

【人】 白瀬 秋緒

 
[ あたしは、やっぱりそこから動かなかったから
 絵音くんが立ち上がって近付くなら、そのまま距離が詰まる>>1:638
 取られた手が、包み込まれる
 幼い頃、手を繋いでいた事を思い出すけれど、
 その手はその時よりも大きくて、
 でも、ピアノに触れていない手だと思った

 でもさ、暖かいのは、変わらないね ]


  ……………


[ ……絵音の言う事は、
 普通に考えれば正しい道で、ひどく真っ当な答えだ
 でも、分からない
 己がそこに辿り着けるかどうか、辿り着いたとしてどうなるか
 ……そこに賭ける程の気力はもうない
 いきぐるしいだけの人生に意味なんて見出だせない ]
 
(121) 2022/10/17(Mon) 14:31:19

【人】 白瀬 秋緒

 
[ だからといって、自分で終わらせる気力もなくて
 だから、これはチャンスだと思った

 ただ■ぬだけじゃなくて、
 存在ごと■す事が出来るなら

 そうすれば、■■■は ――――― ]
 
(122) 2022/10/17(Mon) 14:31:57

【人】 白瀬 秋緒

 

  っ、


[ だけど、その言葉は刺さるな>>1:640
 誰かに聞いてほしかったのかもしれないと、思った事
 結局吐き出した相手が、ずっと距離を置いていた相手だった事

 「何に縋ってるのか」と、自嘲するということは、>>0:155
 まだ何かを求めているということで、
 結局絵音との外見の違いが、そのまま、似ていても違う部分なのだろう
 ]


  ……勝手だな


[ だけど、その言葉は素直には受け取れないな 

 望む何かを与えてくれる人は、……今でも、何人か、居るんじゃないかなって思うけど
 でもそれは、期間限定、己に対する“普通”の扱いではない>>1:167 ]
 
(123) 2022/10/17(Mon) 14:32:35

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 一時的じゃダメなんだよ>>1:638
 自分がそれになれない癖に、幸せだけ願うなんて勝手すぎる

 絵音くんの“願い”が何であったとしても

 もうあたしたちの距離が戻ることはないんでしょ ]
 
(124) 2022/10/17(Mon) 14:33:12

【人】 白瀬 秋緒

 
[ この短時間で、今の「絵音くん」が酷い奴だって事はよく分かったよ
 だけど、どうしても昔と重ねてしまう事も

 顔見知り以上幼馴染未満みたいなそんな関係で、
 過ごした時間が決して長かった訳じゃない

 だけどそれ以上に、離れていた時間が長すぎて、

 だから、絵音くんの言葉は、素直には受け取れないし、
 逆に言えば、あたしに絵音くんの“願い”を聞く権利はない
 ]
 
(125) 2022/10/17(Mon) 14:33:47

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 姉のことが好きだったと言われても、別に驚かない>>1:636
 そりゃ誰だって、姉の事は好きになるでしょ
 姉と絵音くん、お似合いだよね、分かるよ

 だけどあたしはそれでも、
 自分に向けられる兄のような視線が
きだったよ
 ……そんなの、もう望まないけど
 遠ざかった人間に、望む権利なんてないだろ
 だから、もう要らない
 ]

 
(126) 2022/10/17(Mon) 14:34:43

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……その“願い”は、叶えてあげられないな 
ごめんね



[ 身勝手すぎる願いの言葉は突っぱねた
 口調も、表情も、未だしおらしいまま
 手を暖かさから引き抜いた
 
 それでももし、そんな道があるのなら、と
 そう心が揺らいだのも、事実だ
 その時なら、その言葉をきっと受け取れる
 ]
 
(127) 2022/10/17(Mon) 14:35:51

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……ひとつだけ

  ……絵音くんは、
  あたしに言ったみたいな、
それ
じゃダメなの?


[ これ聞いたらもう出ていくし、
 それでも答えがなかったら諦めるけど、
 最後に、これだけ

 絵音くんの願いが、またピアノに復帰したいって事なら、的外れってことでそれでいい
 ただ、そうでなかった場合
 あたしたちが似てるなら、願いの内容も似てるんじゃ、とか、思って
 「遠くの大学へ行く」みたいな現実的な解決策じゃ、もうダメなのか、と

 返ってくるのが「ダメ」でも何も言わないし、
 「ダメじゃない」だとしても、干渉なんて出来ないけど* ]
 
(128) 2022/10/17(Mon) 14:36:46

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ――――今更、幸せなんて願わない

 何故なら、特別不幸でもないからだ
 己の環境は、別に、よくある話だ>>0:620

 ありふれた話である故に、
 そんな環境にありながら普通に生きてる人の方が多くて
 特筆すべき事でもないと断ぜられる

 ……だから、悪いのはあたしだ
 それに耐えられないあたしが悪いだけ
 逃げ出したのも、>>0:616
 逃げ出そうとしてるのも、

 全部、自分自身のせい
 ……ただ、それだけ ]
 
(129) 2022/10/17(Mon) 14:58:04

【人】 白瀬 秋緒

 
[ だから、
 ■■■■■■■なんて願わないし
 ■■■■■■■■■■■■■■と願う ]

 
(130) 2022/10/17(Mon) 14:58:29

【人】 白瀬 秋緒

 

[ ……だけど、 ――――――― * ]


 
(131) 2022/10/17(Mon) 14:58:54

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ……結局その日は、調理室には行かなかった
 「禁断のバターサンド」がどういう出来だったとか、
 保健室行った先輩がいたとか>>30

 何も知らないまま、適当な時間に学校を出た

 だけど帰る気にはならなくて、
 ……だけど今更、非行への走り方も曖昧で、
 適当に繁華街をふらふらしたり、
 公園でぼんやりしていた事だろう ]
 
(132) 2022/10/17(Mon) 15:37:03