人狼物語 三日月国


100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】

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【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>@32 トラヴィス

貴方の話を聞き、貴方の意図を拾い上げる。
無色透明の宙の舞台を踊って舞い降りた蒼のマントを受け止めながら。

ああ、この役者はある種到着したい場所に到着したんだな、と理解する。
どこか寂しさを感じながらも、マントを抱きしめて美しい別れを告げる……本来そうするべきなのだろう。それがきっと綺麗な筋書きだ。

でも、自分は性格に言えば役者じゃない。
台本通りに動いてやれない、三流詩人だ。

「煩い馬鹿。一流だからって文句のつけようがない格好よさ見せつけやがって」


あろうことか蒼のマントを投げつけた。返品だ。

(65) 2021/10/26(Tue) 16:48:14

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>@31 >>@32 トラヴィス

「悪いがお前のシナリオには乗ってやれない。俺はまだこの館にいる。
 ただ……停滞だと?ハッ、館にいる理由がそれだけだと思うか?

 悪いが俺は前に進みたい、自分にやれる事をしたいと思うからこの館に暫くいることにした。
 無色透明な存在たちに何かしてやれることがないか動きたいんだよ。お前からすれば出しゃばっていると感じてもな」

自分と同じ痛みを感じる者を放っておくなど出来ないのだ。

「だから、お前の言う事をきくのはもう少し先だ。
二度と見たくない俺の顔を思わず見てしまうくらいの、お前の視線を奪えるような詩人になってやる。覚えてろ」
(66) 2021/10/26(Tue) 16:48:50

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>58 ユピテル

貴方の言葉に、少しだけ「うっ」と言葉を詰まらせた。詩人として活動を再開して真っ先に詩を聞かせてやれなかったことを、申し訳ないと思いつつ。
そんなにも求めてくれているという事実に、密かに嬉しさを滲ませる。

「ああ。俺の世界も見せたい。それに俺の詩も聞いてほしい。
 ……俺の隣で、俺が成長する様を見届けてほしい」

微笑んだ際、ほんの少し恥ずかしそうに眉を下げるのは未だに自信が無い証拠だ。
けれどきっと、いずれ堂々と背を伸ばして歌い上げる姿を見せる時が来るだろう。

その過程を見届けることができるのは、きっとユピテルただ一人だ。
隣という特等席に座る事を許したのは、貴方なのだから。

(67) 2021/10/26(Tue) 17:10:10

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>59 >>60 ユピテル

貴方の決断をしっかりと受け止める。
最初こそ世界と別れを告げる選択に、愛する存在と離れる選択に申し訳なさを感じたけれど。自分が貴方の世界へ行くと話した時ももしかしたらきっと同じ感情を貴方に抱かせたかもしれない。

だから、おあいこなのだ。
気負うよりもその選択をしてくれた事に感謝を伝えるべきだ。

「…………そうか。それがユピテルの選択なんだな。
それなら、俺は肯定する。応援する」

静かに告げて、ほんの少し体を前へ傾ける。
エメラルドグリーンの中には、貴方しか映っていない。

(68) 2021/10/26(Tue) 17:10:26

【人】 貴方と歩む、ただの ミズガネ

「ユピテル。好きだ。
 巫女でも何でもない、WただのユピテルWとしてのお前と、これから共に生きていきたい。

 一人なら怖くて踏み出せなかった透明な未来も、きっと歩み出せる。
 俺はろくでなしだし駄目なところが沢山あるけれど、それでも傷だらけのお前を放っておくなんて出来やしない。

 ユピテル。
 これからもお前を、愛させてほしい」
(69) 2021/10/26(Tue) 17:11:20

【人】 逃亡者 ポルクス

―――夜がきた。


兄は桜とともにどこかへ去ってしまった。
では、自分は一体どうやってこれから生きていこうか。

追われることがないならば、国に帰らなければ。
あまり長くは国を空けていられるような身分ではないのは確かだから。

でも、心に穴を開けたまま傷つくのなら
此処でもない、国でもない何処かへ消えてしまいたい。
そんな風に思う。

この身に温もりはないまま、宛もなく歩いて。

それから、と。
(70) 2021/10/26(Tue) 17:25:52

【人】 逃亡者 ポルクス

ここに残るも外に出るも自由のようだから。
俺は外の世界に戻ろうかとは考えている。
なにもないと考えすぎてしまうから、想いの忘れ方を探し彷徨うしかないだろう。

だけど、その前に。

ひどいことをしてしまった少女に、謝りくらいはしていくべきだろうか。

そんな事を考えながら、少年のように振る舞っていたあの少女を探し館を歩いた。
(71) 2021/10/26(Tue) 17:27:18

【見】 技術指揮 シトゥラ

>>57 チャンドラ

「謝らなくていいって、それで……、
 ―――それを選ぶのか」

思わずため息をつきそうになった。
きっと食べていたのを見たか、名前も聞いたんだな。

説明欄にも催事に出すケーキであることと、
幸せを呼ぶ人形が入ってあることぐらいは注釈に入れてある。


「……一人で食べるもんじゃないから、
 一緒に食べたい奴を連れてこいよ。
 それか幸せを手に入れるチャンスを与えたい奴だ。
 分量が足りなければ追加で作ってやるから、気にするな」

「時間はかかるから、そうだな――あと数刻後。
 冷めても美味いモノにしておく」

時間という概念が曖昧な館で、魔術でも使えなければ再び会うのは難しい。
ただここに戻ってくると言うあなた達の意思があればまたまみえるのだろう。


「……呼べるような知人はいるか?」
(@38) 2021/10/26(Tue) 18:34:40

【見】 技術指揮 シトゥラ

>>@36 >>@37

「突っぱねなかっただけ、褒めてくださいよ。
 俺がどれだけ丁寧にあなたに尽くしてきたか」

あなたを敬う役をして。
本当にそばから離れるのなら貴方にだけ使う敬語だって外している。
従者のような振りをして、願い事を聞いて。
都合のいい存在になって、それが特別にさせてくれだ?

感情まで、好きにしていいと言ってない、だったら好きになれと命令して見せてほしい。
似たようなことを言われているから、動けないのだが。
(@39) 2021/10/26(Tue) 18:42:01

【見】 技術指揮 シトゥラ

>>@36 >>@37 >>@39

「――貴方のことは好きですが、愛していません。
 彼女のような可愛げを見せられるようになったらいかがですか。
 少しぐらいは身辺整理と、感情の整理をお互いにさせなさい。

 この後ロマンチックな星空が見れる食事を準備するだとか、
 貴方"らしい"ことはいくらだってできるでしょう。


 無様に縋ってないで、貴方の魅力を信じさせてくださいよ。

 誰よりもトラヴィスが俺たちよりも自分を信じてください」
(@40) 2021/10/26(Tue) 18:45:33

【人】 夜の一族 チャンドラ

>>@38 シトゥラ

一緒に食べたい人。
幸せを手に入れるチャンスを与えたい人。

その言葉にわたしは思い浮かぶ顔を上げる。
お礼を伝えたい人。優しくしてくれた人。
あなただって、その輪の中にいる。

「呼べるような人……いるわ。
 でもシトゥラ。せっかくなら、わたし​──」

食べたい人みんなで、このお菓子を食べたいわ!


わたしは両手の前で手を打った。
自然と笑顔がこぼれ落ちる。

「でも作るの、大変よね。手伝うわ。
 手伝わせて頂戴。シトゥラ」

わたしが料理をしたことがないのは、あなたには伝えたことがある。
でもこどもにだってできるお手伝いもあるはずだ。
(72) 2021/10/26(Tue) 21:14:46

【人】 悪食 キエ

>>63 ミズガネ

叱りつける様な貴方を嘆息混じりに見下ろした。
ちなみに第一子の名前はゲイザーである。


うるさっ
……人間ではないのだから休む必要なんかあるかい?
 僕ァあんな軟弱では無いけど
初産は流石に堪えた
ってだけだよ」

性別が可変である事を伝える必要も無いと思った為に、キエは何も言わなかった。館に滞在するならいつか耳にする話だろう。

「君ァ暫く居るんだろう?
 食欲が戻ったら貰いに行くから、其の時は損な役回りをした僕へとびきりの労い悪夢を頼むよ」

そう言うとすい、と時計塔を見やる。次の行き先は其方であるらしい。
貴方が何を言っても聞き流して立ち去りそうな気配であるし、実際に其の通りだろう。
(73) 2021/10/26(Tue) 21:18:32

【人】 金烏 キンウ

少女がふたたびその姿を現すのは、
隠されていたものらが戻ってきてしばしの時が経ってのこと。

ある日ひと知れず忽然と姿を隠した少女は、ある日、ふいに窓辺へと現れる。
食堂の中でもいっとう日当たりの良い、あたたかな席だった。
(74) 2021/10/26(Tue) 21:30:14

【人】 金烏 キンウ

「おしゅうさまよ、ちいとお戯れが過ぎんか〜〜〜???
 われ、まだひとでありたいのだが〜〜〜〜〜?????」

ちょこんと椅子に腰掛けている、半ベソの少女。
つんと嘴を天へ向けた、テーブルの上の烏。
(75) 2021/10/26(Tue) 21:31:40
長い長い話を、しっかりと受け止めて。

「……リーパー、お前も寂しかったんだな。
 お前の痛み、ちょっとだけ分かるかもしれない」

ぽつり、呟く。

「ああでも、意思疎通ができて、大人になれて、本当によかったと思う。リーパーも寂しくなくなるだろうし、ゲイザーも親身に寄り添ってくれる奴と再会できた。安心したよ」

ありがとうと言われると、照れくさいのかちょっとだけ帽子を直すふりをした。

「どういたしまして。放っておけるはずがなかったからな。ゲイザーはドジでおっちょこちょいだが、人一倍一生懸命だ。悲しい目に遭うなんて俺が許さない。許したくない」

男はどこか、重ねていたのだ。
失敗ばかりの少女と自分を。
でも、決定的に違う部分がある。頑張り屋さんな部分だ。
だから重ねていたけれど、決して同じではない貴方に憧れてもいた。

そんな貴方の断末魔を、いったいどうして無視できるというのだろう?

本当はそんな理由もあったけれど、照れくさかったので心の奥にしまっておいた。


『晩酌』の話になると、男はくすりと小さく笑みをこぼす。

「……それなんだがな、ゲイザー。『晩酌』はしないことにした。色んな酒と女に溺れて逃げる事はやめたよ。
 そうしなくてもいい、互いに支え合える大事な人と出会えたから」

穏やかな声でそう紡いで、「でも」とさらに言葉を重ねる。

「お前と、そしてリーパーとまたお茶会はしたいな。純粋にお菓子とお茶を楽しんで、とりとめもない話をしたい。
 お前が焼いてくれたドライフルーツ入りのパイ、とても美味かったんだ」

【見】 役者 トラヴィス

>>64 >>65 >>66 ミズガネ

「吟遊詩人。
 各地の伝承、歴史的事件、
 史実を詩曲として後世へ語り継ぐ、
 知見し広げた経験こそがモノを言う肩書きだ。」

返品されたそれへ視線も送らず、
そのままぱさりと音を立て床に沈む。

「出しゃ張るのは自由だけど、
 姿形すら見えぬ存在の為に
 君の、限られた、貴重な時間を使うのは、
 悪手だと言っているのだけどね?」

にこり。
男は笑顔を歪ませない。
けれども圧を込め、代わりに、地に伏すマントを
踏み付けて見せた




「───君は本当に仕方のない人だ。」

瞳を細めて、貴方を瞳の中に映す。
(@41) 2021/10/26(Tue) 22:00:50

【見】 役者 トラヴィス

>>64 >>65 >>66 ミズガネ

「けれど………それが君の性格なのだろう。
 
大いに結構だ!

 舞台は生き物、思い通りにならない事の方が多いさ。」

一度は座長の肩書を背負った身だ。
アクシデントもトラブルも、
想定外の何をも演出に組み込んでみせる。


私が君の為に怒ると思ったかい?なんて態度を覆し、
くつくつ笑って、ほのかに温かい紅茶を飲み下した。

「長い夢の退屈凌ぎに、気長に待ってあげるよ。
 君に似合いの琴だと褒められる日をね。
 その頃にでも考えるとしよう、共演オファーの話はね。」

喜色は滲ませる程度に。
流す視線は余裕をたっぷり含んで。

「君の顔を見るたびに悪態アドバイスを吐いてあげる。
 耐えられなくなったら去ると良い。」

それはとっても素直じゃない、
これからもよろしく頼むとの言葉だった。
(@42) 2021/10/26(Tue) 22:04:19

【見】 技術指揮 シトゥラ

>>72 チャンドラ

「食べたい人居なかったらどうすんだ…?
 パイを何等分にするか数えないと意味が無い。
 だからちゃんと聞いてるんだが……まあいいか」

脳みそが花畑と入ってやらないが、随分とお気楽な思考をしている。

普通のアップルパイと、ガレット・デ・ロワ。
別々出作ってやろうじゃないか。
目の前の彼女が食べたい人と食べればいい。

「……そこまで難しいことはさせないからな、指示はする。
 急げと言ったら気持ち早く、ゆっくりといったらきもちゆっくり。
 はじめてのことは自分の感覚を信じず慎重になるぐらいがいい、覚えておけ」

さっそく行こうか? と声をかけて、使用人たちに話を通す。
あなたに服のようなフリルの着いたダブリエエプロンを用意させた。
いざ料理を作る、準備のために待機するそんなほんの短い時間。頭によぎる余計なことがシトゥラの動きを止めた。

(@43) 2021/10/26(Tue) 22:18:47

【見】 技術指揮 シトゥラ

>>@43 >>72 チャンドラ

「なあ……チャンドラ」

ああ駄目だな、聞きたくないのに。
ただ集中もしていないのに美味しいデザートが作れる気がしない。

「これを食べたら、お前はどこにいくんだ」

漠然と答えにくい質問をしてやった。
意味がわからなければそれでいい。
とんちんかんな答えでもいい。
ただきいておければそれでいいから。
(@44) 2021/10/26(Tue) 22:19:29

【見】 役者 トラヴィス

>>@39 >>@40


舞台を一歩降りれば──携わるものから離れれば、
去勢を張らねば、他人の台詞を借りなければ、
こんなにも弱々しい本性であるのに。

強引でキザで誰にでも甘い言葉を吐く、
何にも怯まない、堂々とした煌びやかな自分理想

「自分を、」

……過去。いつかそうなりたいと願って、
そうして振る舞って長く過ごしてきて
いつしかそれは、確かな『自分』になっていた。

「信じる………、」

その努力ぐらいは、
そうして信じようとしてくれる貴方達の前ならば、
素直に『自分』を認めてやれる気がした。

(@45) 2021/10/26(Tue) 23:16:10

【見】 座長 トラヴィス

>>@39 >>@40

瞳を閉じて、また開く。

「───分かったさ。
 君達は何もしなくて良い。
 審美眼を持つ私が二人を、存分に持て成そうじゃないか。
 楽しみにしていてくれて構わない。」

ふ、と、不敵に笑う。
私は偽りなく、この館の
『座長・トラヴィス』
だ。


「すぐにでも愛の言葉を引き出してみせるよ。
 それが叶ってからも、永遠に、何度もさ。
 だから心の準備だけはしておいてくれ、
 如何なる時であろうともね?」

心の根の部分は、夢に真っ直ぐで、素直な男なのだ。
少し雲が陰てしまっているだけ。

「……ずっと、二人を見ているから。」

すぐにとは言えないけれど
今宵の空のように、いつか、
晴れやかな星空になると良い。


自分を、貴方達を信じて……
するりと抱き締めていた腕を離した。
(@46) 2021/10/26(Tue) 23:18:03

【人】 夜の一族 チャンドラ

>>@43 >>@44 シトゥラ

いつものベールを畳んで片すと、ダブリエエプロンに袖を通した。
いつでもやる気と意気込んでいると、あなたの手が止まった。
わたしも手を止める。

「……? どこ、って……」

問われた意味が一瞬理解出来なくて、首を傾げた。
けれど直ぐに思い至る。
扉が開く、とあなたは言っていたわね。

「ここを出ていくかどうかというお話ね?
 そうね……本当は、帰らないといけないのでしょうけど」

わたしは一族の長のひとりむすめ。
帰らないと心配をしている人もいる。確信がある。

「……もう少し、ここに居るつもりよ。
 だって、まだここで、学ぶことはたくさんありそうだもの」

次いつ帰れるかなんて分からない。
危機感がないと言われてもおかしくはない。
そんなことは、分かっているけど。

でもここでしか学べないことがたくさんあるというのも、事実のはず。
(76) 2021/10/26(Tue) 23:27:25

【人】 夜の一族 チャンドラ

>>@43 >>@44 シトゥラ

「​──​─それに」

言いかけたわたしは、浮かんだ言葉に思わず笑みをこぼす。

「一緒にいたい人がいるの。
 それだけあれば、残る理由としては十分でしょう?」

そう思えることはきっと幸せなことだもの。
だってこんなに、胸があたたかい。
(77) 2021/10/26(Tue) 23:29:59

【見】 トレジャーハンター プルー

>>修羅場

女はされるがままだっただろう。
腕に力が篭ろうと、抜け出そうとはせずに静かに―――

「痛い痛いトラヴィスちょっと物理的に胸が苦しいし潰れる」


いつも通り煩かった。
なんでこんなに修羅場なのよぅ……の顔。
でも、シトゥラの言う事もわかりはするのだ。
いやごめん人殺したってのはちょっとよくわからないし聞き間違えたのかもしれない。なんて??

……まぁ、その辺りはひとまず横に置いておく。
詳しく聞いていたら折角の夜が再び明けてしまいそうだったから。

(@47) 2021/10/27(Wed) 0:27:33

【見】 トレジャーハンター プルー

「……アタシの結論はもう出しているけど、説明、後でちゃんと聞くわ。シトゥラの話も合わせてね。
今聞かなくても、この状況でシトゥラが許せない気持ちになる事は……アタシはこうするけど、理解はできるもの」

シトゥラが一度手を離すのなら……いや、そうでなくても。
プルーはトラヴィスを掴んでいる。
今、目を離したら消えてしまいそうなのはこちらだと判断した。

落ち着いたと判断すれば、女はシトゥラへ話を聞きに行くだろう。
説明と、貴方の話を聞きに。
貴方の気持ちと感情を整理するために。

(@48) 2021/10/27(Wed) 0:28:10

【見】 トレジャーハンター プルー

言葉 と、離された腕に。
大丈夫かしら?と一度だけ見上げて、一歩下がる。

「あらあら?そんな事言っちゃって大丈夫?アタシ、とびっきりのを期待しちゃうわよ?
いつもみたいにクローバーで誤魔化されたりはしないんだからねっ!」
ヒント:されたら誤魔化される


ふふんと笑う喧しい女はいつも通りだ。
三人の間に流れる空気はまだいつも通りじゃないけれど。
たぶん、話してぶつかって、吐き出せば新しいいつも通りができるのだと、女は思う。
ならなければ?
……頑張って作るしかないわね!

「食事はトラヴィスが用意してくれるんでしょ?
なら、アタシは飲み物でも貰ってこようかしら。

シトゥラは……ストレスが大丈夫になったら言ってちょうだい!できれば夜の内に!」

無茶を言う程度に、離れようとすれば手を掴みに行く程度に。
女は貴方達に甘えている。我儘を言えると思っている。

肯定の言葉がひとつでも返ってくれば、女はバビュンっと調達に行くだろう。
時間はたくさんあるけれど、夜はそう長くはないから。
(@49) 2021/10/27(Wed) 0:43:17

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>73 キエ

「出産直後の母親は休む必要あるだろうが!しかも初産なんて!更にはお前自身堪えたって言ってるじゃないかそういう時は大人しく寝ていろ!」


貴方が煩わしそうにしてもお構いなしだ。
性別可変である事を聞いても態度は然程変わらないが、女性の体の時くらいは肉体のみ労る日が来るだろう。肉体のみ。精神はちょっと知ったこっちゃないですね……

「はあ?いやお前がどんな役回りだったとしても俺に関係ないが?
 まあ、それはそれとして出産祝いとか、産後の肉体を労るべきか……あ、おい!お前どこへ行く!まさかまたどこか出かけるんじゃないだろうな!」

案の定男はずっと何かを喋っていたのだった。きっと、しばらく貴方の背中には神経質そうな男の声がぶつけられていたことだろう。

第一子の名前がゲイザーだとか、出産などの話の詳細を聞けばまた態度や話すことが変わってくるだろうが……それはまた別のおはなし。
(78) 2021/10/27(Wed) 3:50:26

【人】 巫女 ユピテル

>>67 >>68 >>69 ミズガネ

「ほら、また下がった。コトハの癖ね。可愛いけど私以外に見せるのは少しヤキモチ焼いちゃうわ。……でも、ここまでコトハが言ってくれてるのにヤキモチ焼いちゃうのは、凄く贅沢で強欲な女になった気分。ふふ、罪な人ね?

……でも、だからこそ好きよ。そう思うくらい好き。私に嫉妬という感情を教えてくれたコトハ。大好きよ。ずっとあなたのそばにいるわ。そして、……非情とも言える私の国への選択を受け入れてくれてありがとう」

恥ずかしげに眉を下げたのを見て、背伸びして指で押さえて上げようとしています。甘えるようなスキンシップです。言った内容通りの。

特等席にいつも座る娘でした。でもそれは用意された席で、何一つ望むものも見れない、触れられないし与えられない場。

でも、今は違います。それが全部得られるのです。なんて素晴らしいことで、ユピテルは初めて、これが本当の特等席なのをようやく知ることができました。

(79) 2021/10/27(Wed) 4:54:02

【人】 貴方と分かち合う、ただの ユピテル

>>67 >>68 >>69 ミズガネ

あなたの答えを静かに聴き終えて、その熱と輝きが灯る翠の瞳に吸い寄せられるかのように、あなたの頬に手を添えて、柔らかく啄むような温かさのの口付けを、瞼から頬、そして唇に落とします。

言葉で返すよりも、咄嗟にそうしたいと体が動いてしまったから。その証拠に、自分で触れた癖に、随分気恥ずかしそうに俯き出しましたから。耳まで真っ赤な上で、消え入りそうな声で伝えます。

「……うん。WただのユピテルWは、WただのコトハWと最後までそばにいるわ。おはようもおやすみも、ただいまもおかえりも全部聞きたいの。そんな関係が、憧れで言いたかったの。

……私の初めての家族になってくれて、初めての気持ちを教えてくれてありがとう。世界で一番あなたを愛してるわ、コトハ」

「……ところで、その。これって、お付き合い、の告白、なのかしら……?私そういう事があると思わなくて、疎くて……」


これは最早プロポーズの類なのですが、距離感がおかしな上に好意を互いに伝え合っていたので、その辺りが曖昧です。
(80) 2021/10/27(Wed) 4:59:32