人狼物語 三日月国


100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】

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【見】 座長 トラヴィス

>>93 ユピテル

「そんな事は、既に覚悟しているとは思うけどね。
 一度、言葉にさせて欲しかったんだ。」

こんな場所に居てはいけないよ、と
貴方へ向ける感情は心配一色。
言葉を伝える事に意味があると知ったから、
こうして貴方へ余計な言葉をかける。

自分が守る、と主張しないのは
貴方を誰よりも大切に考える誰か詩人の領域を害さない為。

館に残る間、
ひと匙だけ、貴方の心に居場所を貰おうと言うのは、少しの悪戯心。
それから、芽生えた事に気付かぬまま消えた、小さな嫉妬心。




「それにしても……悔しいな。
 私のどこが、彼よりも劣っていたんだい?」

くすくす、貴方の腰へ手を伸ばし
自然に抱き寄せて、貴方の唇へ人差し指を触れさせる。

自分にも貴方にも、特別な人が居る事は明白。
──故に、戯れだ。貴方の反応を伺おうとする、野次馬心。
(@58) 2021/10/27(Wed) 21:59:56

【人】 悪食 キエ

>>96 チャンドラ

「勿論だとも。
 ……其れに答えは決して変わらぬもの、という訳でもない。
 時と場所、そして立場によって変わるだろう。
 たったひとつの冴えたやりかたなど存在しないからねェ」

正義とは幾つも存在し、また真相は幾つも隠れ潜んでいるとキエは考える。
どんな答えであろうと、キエは頷きをひとつ返し満足するだろう。

「どんな答えでも──……自身で考え、思い、見つけ、選ぶ。
 此れ自体が、僕が人に望む事だからね」

停滞は何も産まない。希望どころか絶望さえも産み出さない。
だから。
キエは、進む事を促す。
何方へ向かおうと、其の歩みが誰かの心を良くも悪くも動かすのだ。
(97) 2021/10/27(Wed) 22:02:54

【人】 夜の一族 チャンドラ

>>97 キエ

「ふふ、そうね。
 あなたに教わったんだもの。ちゃんと覚えているわ」

考えること。他人の気持ちを思うこと。
この
篝火
を育むこと。忘れないこと。
そうすることできっとわたしは、誰かを温める
篝火
になれる。

「……想像してみたの。
 本当にそうなったとき、本当のわたしはどうしたいのか。
 やっぱりわたしは否定はしたくないわ。
 でも、諦めながら待つのだって、嫌だもの」

わたしはやっぱり小鳥のことは責められない。
でも小鳥が月を目指したのを知って、悲嘆に暮れてあげるのもごめんだった。
なら、どうすればいいのかと思ったとき、浮かんだ答えはきっと『わたしらしい』ものなのでしょう。

わたしも一緒に行くわ

 だってひとりではどうしようもないことも、誰かが一緒なら立ち向かえるかもしれないもの。
 挫けそうな時、力を貸すことが出来るかもしれないもの。
 それに何よりどうしても、ひとりになんてさせたくないんだもの」

添い遂げるという言葉がある。
誰かと添い遂げることは、誰かを選ばないということでもある。

それでもわたしはその道を選びたかった。
選ばれなかった人はもしかしたら、そんな選択をするわたしに失望するのかもしれないけど、それでも。
(98) 2021/10/27(Wed) 22:28:37

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>キンウ

「キンウ!!お前との約束を果たすぞ!どこにいる!出てこい!」


死んでから色々後ろ向きに前向きになった男が太陽のような子を探している。大変にやかましい。
(99) 2021/10/27(Wed) 22:47:49

【人】 金烏 キンウ

>>99 ミズガネ

「われ、ここにおるぞ〜〜〜〜〜〜」


背後から、少女の朗らかな声。

周りに人間がいたのならば、光が像を結び現れたように見えたろう。
いちど日輪に触れられた金烏は、少しばかりひとの理から外れている。
(100) 2021/10/27(Wed) 22:58:56

【人】 悪食 キエ

>>98 チャンドラ

「……そうか。
 共に立つ事で見える景色もあるだろう。
 隣にいなければ聞こえない音もあるだろう」

キエは満足そうに頷いた。遮蔽物の無い月明かりが瞳へ刺さっても、キエの視線はしかと貴方を捉えている。

「自分の本当の気持ちさえ、人は案外気付かないものだ。
 其れに気付き言葉にできた君は、今確かに成長したのさ。

 どうか今抱く想いを忘れずに。
 選ぶ事のできる君は、誰かの標に成れる」

キエ悪魔は其れが地獄への道である事を望んでいるけれど。
現を変える事ができるのは、生きて夢を見る貴方達だけであるから。
どんな歴史が編まれようと、夢の浮橋からは何の手出しもできない。


「いつか答えが変わる日が来るかもしれない。
 もし上手く言葉にできず悩んだら、眠る前に僕を思い出すといい。
 ……きっと会いに行くよ」
(101) 2021/10/27(Wed) 23:26:51

【人】 夜の一族 チャンドラ

>>101 キエ

月の明かりに照らされて、同じ灯りを纏う今のわたしはただのチャンドラ
あなたが教えてくれた
篝火
は、あなたにはきっと必要のないものだと漠然と思っている。

あなたに
篝火
を分け与えることよりこの
篝火
を大切にする方が、あなたに報いることに繋がると信じている。

「嬉しいわ。あなたにそう言ってもらえると」

だから、お話はこれで終わり。
あなたがこれからどうするのか気になるけれど。
もしいなくなったとしても、不思議と寂しい気持ちにはならない気がした。

だってあなたは不思議な人だもの。
またひょいと姿を見せてくれる、そんな夢さえ見せてくれる。

「またお話しましょうね、キエ」

だからわたしはそう告げてあなたに手を振った。
星屑の尾を描きながら、また夜の空を駆けていく。

白い鴉がいなくても、今のわたしはこうやって、1人で夜を駆けることができる。
(102) 2021/10/28(Thu) 0:03:46

【人】 夜明けの ゾズマ

>>88 ポルクス

「……フリや演技をしていたわけじゃない。
 本当に『オレ』は少年だったし、『わたし』だってホンモノ」

信じてくれなくてもいい、そこになんの期待もしていない。
わかってくれるのはきっと自分と同じ者だけだと思うからだ。

「別にあなたにバレたからこうしたとかじゃない。
 あなたのやったことは正直サイテーだけど!」

不自然に空いた距離をつめて、少年の時みたいになまいきな態度でべっと舌を出した。
(103) 2021/10/28(Thu) 1:03:21

【人】 ただの ユピテル

>>@57 トラヴィス

「ええ、勿論よ。どんな所に居ても常に何かしらの危険とは隣り合わせな事は忘れないわ。
……と言っても、私の故郷よりは正直、遥かに安全とは思うけれど……


でもお酒や性行為に溺れるのだって、溺れるから危ないのであって節度を保って用いるなら良い事でしょう?ここが楽園で箱庭なのも、それに近いと思ってる」

結局のところ、どのようなものも、人も、存在も。使い方と、在り方で大きく左右されることを、今回で実感しました。

「でも、今貴方の言葉、しっかり覚えておくわ。
貴方が私との約束を正しく守ってくれた通り、ずっと。

今の巫女ではない私はみんなの言葉で形作られてるの。『素敵な人』と先ほど言ってくれたなら、それは私を作ってくれた皆が『素敵』だったの。……貴方もよ」

大事にそうにその言葉を添えてから、手をゆっくりと放しました。巫女を止めると伝えたのも初めてでしょう。でも今は詳しく説明しません。だってこれから幾らでもその話をする時間だってあるのですから。

「……でも、私に言うからにはトラヴィスもちゃんと自分でそうしてね?人には優しくできるのに、自分に優しくできないのは駄目よ?」

 ▼
(104) 2021/10/28(Thu) 1:53:52

【人】 ただの ユピテル

>>@58 トラヴィス

「劣っている、とかじゃないのよ。
トラヴィスとミズガネは全くの別人で比較しようもないわ。
勿論それは全員に言える事だけれど──わ、トラヴィス?」

抱き寄せられて触れられて、この館の当時なら真っ赤になっていた場面。勿論驚きで多少赤くはなっていますが、それでも随分落ち着いたもので、どちらかと言うと親愛の友人にダンスを誘われた感覚に近いもの。

ただ、貴方の問いに真っ直ぐ応えようと、そのままの体勢で言葉を紡ぎます。貴方がそれ以上深い事をしない、という信頼もここには含まれているのでしょう。

「一番は、私を巫女でなくしてくれたから、かしら。
“ただのユピテル”を求めてくれた。互いに傷があって、共感して。その上で、“互いに支え合おう”と伝えてくれた。
求めて、求められる事も。どちらも可能と教えてくれたの」

「……ふふ。言葉にすると、本当にストレートね。でも、その当たり前の普通が、私もミズガネもなかったから」

ただ、求められる事なら幾らでも経験はあります。
それも“巫女のユピテル”がほとんどで、そうでなくても、求められるだけでその先はありませんでした。けれど、与えたいと。支え合いたいと言ってくれる人が居たから。

「私、きっとヤキモチ焼きだったんだわ。
ひとりの“私だけ”を見て欲しかったの。その感情も、教えて貰った。だから……私も、“あの人だけ”を愛するわ」
(105) 2021/10/28(Thu) 1:55:42
ポルクスは、チャンドラの手を取った。
(a7) 2021/10/28(Thu) 2:17:30

【人】 逃亡者 ポルクス

>>103 ゾズマ

「そう。君の身体には二人の人間が居るんだ?
 ……俺は、そうなりたかった人間だよ」

あまりにも普通に受け入れたから、信じてないと思われたかもしれない。
だけど別にそれで構わないと思う。
双子な俺が、半身と一つになりたかったと言う話だって信じてくれやしないだろうし。

「…………、……ごめんね、ひどいことをして。
 もう近づくことはしないし、俺はここを出ていくからきっと出会うこともないでしょ。
 安心していいよ」

近寄ってはいけないよと、片手を伸ばしてそれ以上距離を詰められないようにした。
(106) 2021/10/28(Thu) 2:26:19

【見】 座長 トラヴィス

>>104 ユピテル

「はは、耳が痛いな。」

丁度何かに浸っては
逃避していた男だ。返す言葉もない。

「お節介だとは思うけどね、
 言葉にして、伝えたかったんだ。
 君に何かあれば、私も悲しい──とね。」

語られる言葉に、貴方の変化を知っていく。
この数日間は貴方にとっても
深く意味のある日々であったのだ、と。

ときどき貴方から物騒な話が出るが
それらもいずれ、ゆっくりと聞く時間がある。


「自分に優しく……か。善処するよ、
 時間は掛かるだろうけれど、
 必ず振り向かせたい相手が居るんだ。」

その頃には、
胸を張れる『素敵な人」を自負出来ると良い。
そんなことを考えて、続く貴方の言葉へ楽しげに耳を傾ける。

(@59) 2021/10/28(Thu) 3:02:55

【見】 座長 トラヴィス

>>105 ユピテル

……嗚呼、貴方はやっぱり眩しい人だ。

愛する人の話をする貴方の瞳は、どんな宝石よりも輝いているし、
紡がれる言葉のひとつひとつには、ひたむきな愛情が込められている。

他人の為に身を削れる貴方の隣で
支え合い、傷を理解し合い、包み込み、守ることができるのは
ただ一人しか居ないんだと、深く理解しながら。
そこには喜びや憧憬、親愛……そんな美しい感情しか芽生え無かった。

「眩しいな。
 けれども、いつか辿り着きたい目標だ。」


貴方の顎へ手を出して、
此方へ向けるとそっと顔を近付けて
唇の端───頬へと唇を落とす。

遠くからならば、逢瀬を重ねる男女のようにも見えるかもしれない。
『それ以上深い事をしない』との信頼を、ほんの少しだけ裏切りつつ。

……ここはきっと館内、どこかの廊下。
貴方が一人で何処かへ向かっていたか、その帰路のこと。

ちら、と廊下の更に向こう側を一瞥し、
貴方を腕の中から解放した。
(@60) 2021/10/28(Thu) 3:05:19
トラヴィスは、「また明日」、くるりと背を向けた。
(t4) 2021/10/28(Thu) 3:05:36

【人】 不眠症 アマノ

>>92 ユピテル

「………なるほど…。
 あの男も似たようなことを言っていたな」

むすっと不機嫌な面のままだが、効果が実証されて感心している。
自分の世界もかなり科学が進んでいる方だと思っていたが、異世界はやはりこちらの常識は通用しないらしい。

「使い方は理解した。
 コレの構造を含めたお前の世界の話を聞いてみたい所だが、そんな時間はねぇようだな」

頭を掴んでいた手でわしゃわしゃと頭を撫で繰り回して離す。

「…………ありがとな」


小さく呟くように礼を言って、足元のペットボトルを拾い上げた。

「じゃあ“また”な」

顔を見せないようすぐに背を向けて立ち去って行く。
帰ればもう二度と会うことはないかもしれないが、それでも“また”といったのは、また会ってもいい、という意思表示かもしれない。
(107) 2021/10/28(Thu) 3:55:29

【人】 ただの ユピテル

>>85 >>86 ミズガネ

「……い、今おかしいって思ったでしょ」

嫉妬が初めてなので思い切り今言葉にして伝えましたが、相手の反応を見ているとどうにもこれは“恥ずかしいもの”ではないのかと、じわじわ実感が湧いてきました。

とは言え手遅れです。今私は拗ねていますと言わんばかりに口を尖らせていましたが、髪を掻き分けられる相手の手の感触も、額への口付けも、そしてその先の言葉も。全部聞き終えた頃にはもう、

 
嗚呼もう!これじゃあ本当にポーズじゃなくなっちゃうわ!


「……問題はない、けど。
……急に格好良くなるのは、
ずるいのよ。……拗ねちゃうわ、私」


今までが格好いいと思ってない訳では当然ありません。
言葉にしたのはかわいいの方が多かったかもしれません。

勿論、かわいいも『愛しい』の表現なのですが、今まで励まし励まされてきて、“私の唯一のコトハ”と愛しいと思っていた所に、突然新たに“格好いい男性”の一面を詰められたようなものですから。脳が混乱するのだって、おかしくはない。はず。

 ▼
(108) 2021/10/28(Thu) 4:05:00

【人】 ただの ユピテル

>>85 >>86 ミズガネ

「──私でよければ、喜んでお受けします。

“私”を見つけてくれてありがとう、同時に“貴方”を見つけられてよかった。貴方の夢を叶える瞬間を、私の夢を叶える瞬間を。互いに特等席で、見つめて行きましょう?」


「貴方が何度自分を見失っても、何度でも、貴方を見つけるわ。
 ……お転婆なお嫁さんでも、許してね?
旦那様
?」


──今まで私が死んで悲しむ“人”はいなかったから。
正確には幾らでもいたけどそれは巫女だから。巫女の役目を放棄すると宣言したらそれは全部逆に変わる程度のものだったわね。

 嗚呼、今やっと“私”、ここに立ってる。
 大切な存在である大地ではないけれど、

 ここに、立ててるよ。貴方と同じで違う大地を歩き出すわ。
 ──見ていてね、
大切な“ ”
。私と
大切な人
とのこれからを。

 
(109) 2021/10/28(Thu) 4:09:16

【人】 ただの ユピテル

>>107 アマノ

「あの男?……わっ」

一体誰の事を言っているのだろう。想像がつかないなんて考えていたら──鷲掴みだった時から突如撫でられて、頭に手を置いて思わず「???」と混乱しています。嬉しい、という感情が来る前に、相手の手は離れてペットボトルを拾い上げていました。

「……うん!」

「次に会ったら、私の世界のお話を今度はちゃんと聞かせるから──貴方の妹のお話も、聞かせてね。だから、」


  「“またね”」


貴方の小さな小さな礼も、この状況での「また」という言葉も。それがどれほど重みがあるかはユピテルは知っています。だから嬉しさのまま、再開を信じて大きく手を振って見送りました。

──貴方と妹さんが幸せであるように。また会えるように。
私はいつでも、願っているわ、レンジ。
だから貴方も願ってくれるならきっといつか“また”は来る。
 
(110) 2021/10/28(Thu) 4:24:08

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>@60 ユピテル

男はその光景を見ていた。
遠目からだったから、それは男女が重なりあって口付けを交わしているようにも見えた。

それが見知らぬ男女であったのなら流すことが出来ただろう。公共の場で恋人同士がやるような戯れは流石にしないが、最近まで色んな花を愛でていた身としては咎める理由も無い。

──相手が自分も知っている人物で、片方は生涯共に歩むことを誓った者でなければ。

「……っ」

足が一度止まる。
悩んで、視線を泳がせて、更に悩んで。
見なかった事にしようかずっと考えて、結局──足はユピテルの元へ。

「ユピテル」

努めて冷静に、貴方を呼ぶ。
(111) 2021/10/28(Thu) 4:54:00

【人】 ただの ユピテル

>>@59 >>@60 トラヴィス

「必ず振り向かせたい人……」

トラヴィスの口からそんな事が出るのは少し予想外で、でもすぐに「きっとトラヴィスもこの数日で変わったから、もっと素敵になれるわ。頑張って」と。

「眩しい?……私は、演劇をしてるトラヴィスも眩しく思えるわ。きっとライトが当たっているから、そう見えるのかもね」

ユピテルにとってはどちらも眩しい人。眩しいが自分かミズガネを指してるのかはわかりませんが、後者なら間違いなくそう言えます。二人が否定しても、彼らの輝きは──そう。空を彩る星座のように、数多の一人美しさと、良さがある。それをいつか知ってくれたら、そう願いました。

その想いが実るかはわからずとも、エールを送っておきました。相手は誰か知りませんが、いつか知ることになるでしょう。さてその時どんな反応をするかはまた別のお話。

「それじゃあ、私そろそろ──」

言いかけて、動きが止まりました。
唇ではなく頬でしたが、一瞬唇に来たのかと思うと驚きで鼓動が早まります。

初めて「また明日」が言えない日になりましたが、こんないたずらをされたらおあいこか、それ以上にそちらが悪いもん!とユピテルは主張したことでしょう。……さて。
(112) 2021/10/28(Thu) 5:08:52

【人】 ただの ユピテル

>>111 ミズガネ

「わわわわわわっ!!コトハ!?!?」

物凄く大袈裟に驚きました。と言うのも、この時ユピテルもまた何をされたのか、何でそんな事をされたのかは完全には飲み込めてなかったからです。

しかし、この気まずさは何でしょうか。

「ユ、ユピテルです!」

名前を呼ばれたことを思い出して、慌てて返事をしました。挙動不審にも程があるでしょう。
(113) 2021/10/28(Thu) 5:11:31

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>113 ユピテル

「……」

たいへんに大きなリアクションの貴方を努めて、それはもうすっごくすっごく努力して落ち着いて見守った後。

「…………その。トラヴィスと随分仲がいいんだな」

長いような短いような時間を費やし、そう返した。
責めているわけではない。でも、遠目から見てしまった為か唇を奪われているものと勘違いした男の声はどう頑張っても複雑そうな様子を隠しきれていなかった。

「…………挨拶の一環として口付けを相手に送る文化圏が存在するのは知っているが……頬ではなく口にするところもあるんだな……」
(114) 2021/10/28(Thu) 5:20:34

【人】 ただの ユピテル

>>114 ミズガネ

「トラヴィスとは仲がいいけどコトハも仲良くなかった?
竪琴託していた位だから私よりも仲良しと思ってたわ」

首を傾げました。自分達がそれなりに(友人として)仲がいいのは、てっきり知られている事で、そんな改まって聞かれる事かと不思議に思ったからです。

「……?どうしたのコトハ、何だか調子……え?」

『唇にする』と言われた発言で「?」と思い切り頭にクエスチョンマークが浮かんでいます。ぽくぽくぽく。

考えた末に、ようやく出る結論。

「……も、もしかして唇にキスされてたと勘違いしてる?
えっと、あれ、頬だよ。
ギリギリの位置といえばそうだけど……
急にトラヴィスがしてきたから、私もびっくりして……」

言いづらそうにもごもご答えてますが、別段嘘をついてる様子はありません。それより、貴方の様子の方に動揺しているのがひしひしと伝わっているかもしれません。
(115) 2021/10/28(Thu) 5:32:53

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>115 ユピテル

「仲がいいというか、同じアーティストとして無視できない存在というか……。
 竪琴は……まあ、色々と約束をしていたからな。でも許したのはあの一度だけ。基本は家族以外あまり触らせたくないというのが本音だ」

家族というのは、自身の兄弟だけでなくユピテルも勿論含まれている。

「…………そうか、頬か。俺の勘違いだったんだな。
トラヴィスあいつには一度文句を言わなければならないな……


ならいい、と言いかけて、慌てて言葉を飲み込む。

「……もし、の話だが。ユピテルもあいつとそういう触れ合いがしたいなら、俺は止めない。
 俺だって今まで色んな花を愛でてきたのだから、俺はお前を束縛したくない。最後に俺の隣に帰ってきてくれるのならそれでいい。

 ………………」

貴方が自分からした訳ではないと理解した。理解したのだが、どうにも湿っぽさが隠しきれていない。
先程の光景にちょっとだけショックを受けているのかも。

(116) 2021/10/28(Thu) 6:04:05

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>115 ユピテル

「………………」

……ちょっとどころではないかも。


「…………なるべくちゃんとした人になれるよう努力するから……
…………最後には僕の隣に帰ってきてほしい……」
(117) 2021/10/28(Thu) 6:05:02

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>100 キンウ

「おったか!でかした!」




「キンウ、お前すぐにでも館を出るつもりか?
 それなら悪いんだが、少し待っ……うわあお前どうやって現れた!?お前も人じゃないのか?」

人の理から少し外れた貴方の登場の仕方に驚きつつも、この館は色んな者がいる事を知っているのですぐに落ち着きを取り戻した。

「……お前と約束しただろう、美味しい料理を作ると。それを今果たしたい。どうだろうか?」

了承するのなら、貴方を中庭へ案内するだろう。
中庭には卓上コンロの他に白い粉が詰まった袋、豆腐、それから何故か日本酒なども用意されている。貴方と約束を果たすために男が事前に用意をしていたようだ。
(118) 2021/10/28(Thu) 6:21:38

【人】 金烏 キンウ

>>118 ミズガネ
「うむ」

ふふんと頷いた。何?

「くふふ、おしゅう、よい驚きよう!
 われ、ちいとお嫁さんを怒らせてしもうてなぁ〜〜〜こう、ヘソを曲げられてしもうてだなぁ〜〜〜〜〜〜」

ガチ神様が激おこぷんぷん丸。
隠される前に隠してしまえのヤンデレ女神であった。

男の提案を耳にすれば、きょとりと瞬いて。
(119) 2021/10/28(Thu) 9:04:16
キンウは、あかるく笑った。「うむ、馳走してくれ!」
(a8) 2021/10/28(Thu) 9:04:28

【人】 金烏 キンウ

>>119 >>a8 ミズガネ
中庭へ着けば、どこか見覚えのある食材がずらり。
身の回りの世話をする子どもがときおりこっそりと見せてくれる、料理になる前のそれとよく似ている。

「おしゅう、器用につくるの〜〜〜〜〜」

手元を覗きこんだり、匂いをかいだり。
ちょろちょろともの珍しげに動きまわりながら完成を待つ。
(120) 2021/10/28(Thu) 9:07:13

【人】 ただの ユピテル

>>116 >>117 ミズガネ

「そっか、その辺りも今度お酒飲みながら聞こうかな。
約束した飲み比べまだしてないもんね。
……ふふ、家族……」


単純に仲がいいと言える訳でもなさそうで、今聞く内容ではないと悟ったのかその日の話用に取って置こうとしました。

なお家族以外、はしっかり通じてるようで、そんな大切な物を当時思い切り抱えてしまっていた申し訳なさが少しあったのですがそれももうここで落ち着きました。きっと許されていると。

「……こ、コトハ?し、したくないよ?いえトラヴィスが嫌とかそういう意味じゃなくて、私もう貴方の傍にいるって決めたのもあるし、……えっと、」

一歩踏み出し落ち込んでる気配の湿っぽさをなんとかしようと、そして証明しようと、ショックを受けてそうな傍に近寄って、軽く両袖を引っ張って無理やり屈んで貰ってから、下から口付けを交わします。──ちゃんと、唇同士が触れあうように。

 「私、コトハじゃないと嫌よ。コトハだから嬉しいのよ」

眉尻を下げて少しだけ寂しそうに笑いました。信じて貰えなかったのが寂しいのではありません。貴方にそこまでショックを受けさせてしまった事と、もう一つ。ちらほら言葉の端に出ている一つの誤解です。

 ▼
(121) 2021/10/28(Thu) 10:10:05

【人】 ただの ユピテル

>>116 >>117 ミズガネ

「……つ、伝わる?伝わって、もう!
一人称「僕」に戻っちゃってるわよ!可愛いけれど!
そもそもそんなショック受けるほど落ち込んでるならちゃんと「嫌」って言っていいのよ〜!!

……もう、ちゃんと言葉で伝えるわね?」

なお一人称の変化でのメンタルの変化はもう気付いてるらしいです。僕の時はそれはそれで可愛いから好きとのユピテル談。

「あのね、コトハは『私がこうしたい』事を教えてくれたし、尊重してくれてるのは凄くわかるわ。それ自体は私も嬉しいけど……一つ誤解してるわ」 ▼
(122) 2021/10/28(Thu) 10:23:29

【人】 ただの ユピテル

>>116 >>117 ミズガネ

「私がやりたい事を尊重するって思ってくれるのは嬉しい。

だけど、それで本来コトハが嫌なことを「嫌」って言わないで「好きにさせたい」って言うのは
……良い夫婦、
じゃないと思うの。他の関係でもそうだけど、夫婦なら一層だと思うし
……私も少し寂しいよ」


全部許容されると言うのは、そんな事はないと分かっていてもそれだけ興味がないようにも思えて。束縛を沢山されたい訳ではないのですが、逆に彼はもう少ししてもいいのだという程にこちらに全部譲ってくれるから。

そしてそれは、目指そうとしている「支え、分け合う」と少しずれているように感じたから、ユピテルは寂しいのです。

「私、大切なコトハの嫌なことはしたくない。
 これが一番の私のしたい事なのよ。それを忘れないで」

「『私がこうしたい』を尊重してくれるなら、一番嬉しい事はコトハが前の事とか性格とか全部変に気負わないで、「嫌な事は嫌」って遠慮なく伝えて欲しいわ。これは私を我慢させる事とも違う。貴方が傷付く方が何倍も辛いから」

だから。と、そっと背伸びをして、帽子を被っているなら一度取って、その頭を柔く撫でようとします。

「……ごめんね、きっと嫌ってさっき思わせた」
(123) 2021/10/28(Thu) 10:27:48