人狼物語 三日月国


62 【ペアRP】ラブリーナイト【R18】

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【人】 社会人 サモエド





  ラフな姿の彼女と一緒にいる
  その白いわんこに少し嫉妬しつつ、
  帰宅した彼は着替えて
  彼女同様に寛ぐことに。

     彼女への返事は、こう。

                 ]


  『寂しがり屋は、
   少しだけ元気になりましたが、
   少し嫉妬しました。
 
   卒業式が楽しみですね。』

*


(76) 2021/03/28(Sun) 23:24:34

【人】 社会人 サモエド

──────



  それから、数日後だったか。
  彼女が教えてくれたところに、
  彼は卒業式で着たバーバリーチェックの
  ベージュスーツに身を包んで、
  手には花束を持って彼女を待っていたと思う。
  
  どこの学部かまでは聞いたかどうか
  おぼえがないので、
  卒業式会場の入り口で、
  終わる頃を見計らって待っていた。

  もし、彼女がどこかのタイミングで
  見つけられたなら、
  手に持っていた合計18本の様々な
  薔薇の花束を彼女に渡したはず。

                   ]


(77) 2021/03/28(Sun) 23:25:35

【人】 社会人 サモエド





  1本の薔薇の花言葉は一目惚れ。
  3本の薔薇の花言葉は告白。
  5本の薔薇の花言葉はあなたに出会えた喜び。
  9本の薔薇の花言葉はいつも貴方を思っています。

  1本の薔薇は青。
  3本の薔薇は赤。
  5本の薔薇はピンク。
  9本の薔薇は白。

  喜んでもらえたら、彼にとって
  この上なく嬉しいことだろう。

                  ]

   卒業、おめでとうございます。

   これはオレからのお祝いです。

*



(78) 2021/03/28(Sun) 23:26:16
少しだけ?


[朔月を見つめて、瞳で問いかける。
それは本当に少しだけなのだろうか。
きっと、今を逃せばそのまま逃げてしまう。
そんな予感がしてしまっている]


うん、良いよ――。


[暫しの逡巡の後に、言葉の上では是と繋ぎ――]

[ゆるりと朔月の頬を撫でる。
柔らかく笑みを浮かべ――]


その代わり、次のお休みの日。
私とデートの約束をしてくれる?


[少しだけ考える時間をと約束する代わりに別の約束を結びにゆく。
元はと言えば此方から投げかけた話だが約束として結ぼうと推してゆく。
時間は作れるが約束を違えればもう一方の約束も守られるはずもない。
そうして約定で縛れたならば、後はじっくりと約束を重ねてゆけば良い。

心を通じ合わせても関係は長く続かないことも多いのだ。
だが、自分と朔月は身体の相性は良いとは思っている。
それならばそこから愛情を紡いでゆけば良いだろう。

ねぇ、約束を交わす?
細めた赤い瞳は愉しそうな光を宿し揺れていた**]

【人】 大学生 要 薫

[いや勘違いされるような寝言を口にした自分が悪いやろ。
そう思いつつも何時もの彼の様子にほっとして、
息を深く吐いた。

心がまだ動転している。
こんな気持ち初めてで自分でも制御ができない。それぐらい彼に参っているのだと自覚すれば、余計に心臓がうるさく聞こえてきた。こんな俺に気づかんといて。と密かに思っていたが。

ん、と彼の語る思い出に

一つの疑念が巻き上がり]


 ……えっと。


[いや、まさか。
家の事情で引っ越さなあかんかった自分を思い出す。お姫さま役をしたのは自分。彼は自分を騎士役だと勘違いしているようだが。それならあんなマッチングはしないやろう。とか、いや、自分はバイやし、大学での噂相手は女の子ばかり。…騎士を啼かせるのが趣味やなんて

初恋を拗らせた感情を彼は知らないわけで


あかん、分からんようになってきた。
けど]
(79) 2021/03/29(Mon) 0:32:37

【人】 大学生 要 薫



 ……や ……そのな


[思い出は美化されるもの。
つまり、思い出の男の子は彼の中でそれはもうとびっきり美しく育っているだろう。いや今の自分が美しゅうないか。言われたらそんな事はないと思うけどや。純情はない。どう見ても純情はないな。

どちらかというと堕落の側だ]

[果たして思い出に触れていいものか。
そんな風に思わないでもないが

此処ではっきりさせておきたい。ちゅうか
彼の心にある釘を抜いてしまいたくて]


 …それ、多分俺やで


[くすくす笑う彼の頬をつんつんと突き。
それから開き直るように笑えば、やー偶然って恐ろしいわとだらけるように彼をソファの上、自らの上に引っ張り込み、寝ころぼう。いや、確実な証拠はないけど、お姫様ごっこが好きで喜んでお姫様役をするなんてなあ、偶然がすぎるんとちゃう。

――あのマッチングアプリすごいわ、ほんま]
(80) 2021/03/29(Mon) 0:33:22

【人】 大学生 要 薫



 やって俺、お姫様役大好きやったもん


[恰好いい男の子に傅かれるんが好きやったんよ。
やなんて、言えば、そのまま彼の首に腕を回し。

ちゅっとキスでもしよか*]
(81) 2021/03/29(Mon) 0:34:36
は、はい…。

[瞳で問い掛けられ、頷いた。
本当に少しだけ、とは勿論思ってなくて。
出勤時間や帰宅時間をズラして逃げようと思っていた。
逡巡の後、是の言葉が返ってきてほっとするのも束の間]

[ゆるり、頬を撫でられ柔らかい笑みを浮かべた彼はデートの約束がしたいと言う]

で、デート…ですか。

[正直、そうくるとは思っていなかった。
出勤や帰宅時間をズラしたとしても、会う約束をしているのであればあまり意味が無い。
次の休み、は近すぎるし予定はドンドン入れる性分だから既に予定がある。
暫く考え、出した結論はー]

次の休みは予定があるので…。
別の日で予定が合えば…構いませんよ。

[細めた瞳は愉しそうな光を宿し揺れていて。
これは逃げられないなと悟った。
けれど、足掻く事くらいはさせてほしいなんて**]

[慈瑛さん、とシロくんの唇が動く。]


  そう。シロくん。


[応えながらも、ふわぁ、と
 心の中をじんわり暖かいものが満たしていく。
 
 この感覚はいつか当たり前になる。
 それが何時になるかはまだきっと
 神様だけが知っている。]

[身構えていても、萎えた茎の先を
 ねっとりと奉仕されれば]


  ……ぁ、


[空いた唇の隙間から、縋るような声が出た。
 股の間で楽しそうな表情すら見せるシロくんに
 緩やかに欲の熾火を掻き立てられて
 俺はシーツの海に身を泳がせる。

 本能的に逃げを打つ身体を
 シロくんは許してくれたろうか。

 どうにもならない激情の中、
 ふとシロくんの口から漏れた心の内に
 俺は目を丸く見開いた。]


  そん、ぁ……ッ、


[「そんなふうに卑下しないで欲しい」と
 言おうとした口から力が抜ける。
 情けなく内股がふるふると震えて
 血が茎へ集まる感覚に背筋が粟立つ。]

[榛原の代わりにしたいんじゃない。
 君は君のままでいい。
 依存というか、優しいだけじゃ?

 ……色んな言葉が、心の中に
 あぶくのように湧き上がっては、消えてしまう。
 消えてしまうのが怖くなって、
 行き場の無い思いの代わりに
 身体を起こして、シロくんにキスをしよう。]
  

  嫌に、なることなんて、あると思う?


[違う。そんなことが言いたいんじゃない。
 傍から離れないでくれ、と言いたい。
 それが俺の願いなのだと。

 代わりに何度も口付けをしながら
 シロくんの背へと手を回す。]

[合わせた体の間に、シロくんの茎を見つけたら
 舐めて育てられた俺のそれと合わせて握る。

 身体の深いところで繋がるのも好きだけれど
 お互いの弱い所を合わせて
 一緒に快楽に浸る時間も、きっと悪くない。]


  シロくん、あの、


[青いにおいのする口付けの隙間から問いかける。]

[どくどくと、脈打つ茎の感触が
 掌と、合わせた性器から伝わってくる。
 何だかそれが、シロくんの気持ちの一部みたい。]


  こういうセックスはしたこと、ある?


[俺はある。
 本当に一番最初の頃だけど。

 シロくんの身体に負担をかけないような方法で
 共に欲の火照りを遺した身体に火をつけようと。]*

【人】 大学生 寿 達也

 ………まっさかー


[顔も名前もうろ覚えの幼馴染。
物心がつく前の子どもの記憶なんてそんなもの。
すごく仲が良かったとか、すごく好きだったとか、そういう記憶はあるけれど、肝心なところだけ抜けているのに。
なんで俺が覚えてないのに、相手が覚えているの?とそういうクエスチョンが自分の中に浮かぶのだけれど。

子供の二年は大きくて。

彼は自分より二歳年上だから、自分より多くの記憶が残っているとその事実に思い至って顔が赤くなる]
(82) 2021/03/29(Mon) 12:49:20

【人】 大学生 寿 達也

 要さんがお姫様役してたんですか?
 そうか、あのお姫様って、要さんだったのか……。
 じゃあ、あれも覚えてますか?


[淡い記憶の答え合わせをしてしまう。
いつもかぶっていたシーツとか。
二人の待ち合わせていた場所とか、こっそり潜り込んだ廃屋の入り口とか。
まじまじと目の前の彼を見つめてしまう。

しかし、格好いい男の子にかしずかれるのは好きって、つまり]
(83) 2021/03/29(Mon) 12:49:43

【人】 大学生 寿 達也

 昔の俺も、要さんの好みだったということですか?


[照れ隠しなのか、首に手を回してキスをしてくる彼に微笑む。
いつもこの人がいうこういう言葉はリップサービスだと思っていたけれど。
彼のこの言葉が本当だとすると、彼は俺を格好いいと思っていたらしい。

本音の誉め言葉も冗談だと思われるのは損な体質だな、と思ってしまうけれど、一番魅了したい人にそう思ってもらえるのだから嬉しい]


 それなら俺は、誰よりも格好よくなって、貴方に傅いていないといけないですね。
 俺のお姫様のために。


[悪戯っぽく腕を解くと、ソファに座る彼の前の床にひざまずく。
下から見上げるように、

     まっすぐ見つめてその足に口づけを―――]
(84) 2021/03/29(Mon) 12:50:28

【人】 大学生 寿 達也


[唐突に部室のドアが開き、昼ご飯を食べて帰ってきた先輩がどやどやと入ってくる。あれー、二人共ここで食ってたのか?と声を掛けられる。
とっさに要から離れ、何事もなかったかのように窓の方に瞬間移動できた自分に褒めてやりたい]


 あ、そうだ、お弁当食べるの忘れてましたね。


[出来立てだった焼き鮭入りののり弁ののりがしわしわになってしまっただろうことを思い出しながら、ぎこちない笑顔で要を振り返った*]
(85) 2021/03/29(Mon) 12:50:49

[シロくん、と呼ぶ声は僕の心まで撫でてくれる
 みたいで、無意識に表情が綻んでしまう。
 口に含んだ慈瑛さんの茎は、浴室の
 高級なボディソープのいい匂いが仄かに
 残っていて、夢中で舌を這わせた。

 慈瑛さんの唇の隙間から漏れ出した声は
 僕だけに聞こえる小さなもので、
 だけど僕はそれに強い刺衝を覚える。
 シーツを泳ぐように慈瑛さんが僕から離れようと
 身じろぎするなら、そっと腰に触れた手に
 力を込めただろう。

 離れたくなくて、離したくなくて。]
 


[フェラしながら告白するなんて、
 色々と順番がおかしいけれど、
 精一杯伝えた言葉に慈瑛さんは身体を起こし
 キスを返してくれる。]


   嫌になること───
   僕は、無いけど、


[……でも慈瑛さんは、と言いかけた言葉は
 幾度も重ねられる唇に遮られた。

 背中に回された手が温かい。]
 


[がっかりする日が来るんじゃないか。
 嫌になる日が来るんじゃないか。

 きっと振り払っても振り払っても
 そんな靄が付き纏うと思う。

 結婚、とかそんな法の元の繋がりとは縁がない
 僕らみたいな存在は、いつだって不安定で、
 不確かで。


 だから────── ]
 


[慈瑛さんの手が、
 僕の口内で大きくなった慈瑛さんの茎と、
 それを愛でているだけで完勃ちしてしまう
 僕の茎とを合わせて握った。


 そう。
 だから、全部晒して。
 弱いところを重ねて。

 こういう繋がり方で絆を求めるのも、
 きっと幸せだ。]
 


   ん、……ぅっ、ん…ッ


[溶けてしまいそうな快感。
 問いかけに答える前に喘ぎ声が邪魔する。

 貪るように慈瑛さんの唇を求めて、
 呼吸と声を整えた。]
 


[慈瑛さんの手の中で重ねられる茎は熱くて、
 脈打つたびに痺れるような愉悦を産む。
 僕もそこに手を重ねた。]


   ……ない、です、
   きもち、いい、っん、……


[どんどんと高められる欲望。
 密着する身体で口付けを交わしながら
 互いに慈しむような行為は、甘くて。

 問われた質問に答えながら、
 ちらりとジェラシーの気持ちがよぎる。

 けれどすぐに。
 慈瑛さんは、こんな幸せに満ちたセックスを
 知ったうえでそれを無くしてしまったのだとしたら、
 それは最初から知らないよりずっと
 悲しいことかも知れないと一瞬、目を伏せた。]
 


[一層増した愛しさを込めて慈瑛さんの性器を、
 先から溢れ出した先走りの助けを借りて
 ねっとりと扱く。

 自分のものなのか、彼のものなのか、
 熱くてぬるぬるして、もうよくわからない。
 慈瑛さんの身体にしがみつくように、
 同時に達することができるように、
 懸命に吐精感に耐えた。]


   ん、ああっ…… ッ、いきそ、───
   ん、……ぅっ、ん…っ、


[気持ち良すぎて、さっき散々出したのに
 あっという間にまた果ててしまいそう。

 重なり合った肌のあちこちを白濁液で汚す直前、
 僕は彼の耳元に唇を寄せて囁く。]


   んっ、ッ、じえい、さ、
   あのさ、……っうぅ、ん、
 


[ 一瞬何か、言い淀んだのには気づいたけれど
  聞き返すようなことはしない。
  話したくないことは話さない。
  そもそも、何も聞かない、が約束だった。
  なんとなく己の答えと共に、訊ね返して
  しまっているけれど、本来ならばこれは
  違反行為みたいなものだ。

  だが、彼は濁した何かを飲み込んだ後、
  静かにまた切り出す。

  それを黙って、聞いていた。
  彼が笑っても、笑みを返すことはなく。

  ふぅ、と息をこぼした。]

 




   ───人を愛したい、とは思うんですか。


[ そんな問いかけをひとつ。
  だが、答えを待つよりも早く、
  いま、その答えを出さなくてもいいと
  言わんばかりに、すぐにまた続ける。]


   たとえば、人に対して恋愛感情を
  持たないっていう人はいますから。
  ───俺はそれでもいいと思いますし。

  それも、ミヤビサンという人間の形ですから。


[ そう、首を傾げると、彼が笑った。
  問いかけに、困ったように眉を下げ。]

 



   ………俺は、何にもしてないですけど。
   

[ 前屈みになった彼から、見上げるように
  柔らかな笑みが向けられる。

  ───それは、普段の仏頂面でも
  貼り付けたような笑みでもなく、きっと、]


    …っ


[ 眉を寄せて少し笑った。]