151 【身内】狂花監獄BarreNwort3【R18G】
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「よかったな」
「先に殺しといて」
どういう理屈かはしらないが、今まで聞こえていた声は届かない。
エラーだか何だかは知りやしないが、どこかしらに通じてるのだけは理解したから、淡々と伝える。
た際の感触が、
どれだけ経とうと消えやしない。
| 「むむん……ミズガネ、すぐしぬ?」
ちゃんと起きてくることがわかったので、何の心配もなく参加しようとしたのだけど、別の悩みが。
「みんなあそべないといけない……? むずかしい……」
加減の仕方なんて知らないものだから、どうしたらいいのかと他の人の様子を見てるだろう。 (11) 2022/06/12(Sun) 21:56:53 |
| >>+5 ミズガネ 「あい! じゃー、それまで、ミズガネおーえん?してる!」 歌( >>10)が始まれば、どこで覚えたのか声援を送るだろう。 曲に合わせて、ダンスという程のものではないが、両手をふりふり、ぴょんぴょん。 「ふれー、ふれー! み〜ず〜か〜ね! オウ、オウ、オウオウ、みーずーかーねー! フレ、フレフレフレ〜!」 多分近くの独房に、虎のチームの野球ファンがいたのかも。 (13) 2022/06/12(Sun) 22:18:06 |
| 「 あはは! ミズガネ、いたいの? おみず流してわらってる! へんなの!」 手足をぱたぱた動かしながら、笑い声をあげる。 楽しくて、楽しくて! ――完全に、歌に囚われ、酔っている。 (17) 2022/06/12(Sun) 23:00:10 |
| 血の匂いが濃くなってくる。 歌に酔った頭に、それが染み渡ればもう、我慢できなくて。 「あ~~~! ボクもあそぶ! 」 ぴょんぴょん、跳ねるような動きのまま、処刑対象へ近づいて。 じゃれつくように、周囲をちょろちょろと動き回りながら、ナイフのような鋭い爪を、幾度も幾度も、振り降ろす。 狙いなんてない、致命にならないみだれ引っ掻き。 それは猫が鼠を甚振るに似て。 (21) 2022/06/12(Sun) 23:46:46 |
『チュリリリ』
『ピッピ』
『チュ』
鳥は少人数の特別ライブの話を覚えている。
持ち主が開催しない事はないだろうとの楽観視をして約束を取り付けてくれなかったから、伝える事が出来なかった日の為に、こうして歌を練習している。
あなたが悲しむだろうから、鳥はその部屋に行かない。
持ち主もそれは理解していた。
だからこうしてあなたがロビーに置いた帽子の上で、これが必要になる時が来るまで守っているのだ。
あなたの歌が好きなのに、それを歌う喉も、手も今失っていることを鳥は知らない。
『ピ、ピ』
『ジュリリ』
『ちゅぴちゅぴ』
鳥は知らない事だらけだけれど、
知っている事がひとつだけある。
持ち主は、直接人を殺した事がない。
正確には、"止めを刺す"と言う行為を行った事がない。
それは実力とタイミングもあったが、彼の意図がそうしているのを知っている。
最も大切な
が隣で崩れ落ちた時も、敵を討つことができたのに。
最後まであの人は銃口を引かなかった。
鳥は、彼の引き金がどれだけ重いものか知っている。
だからこうして、あなた達の慰めに、
鳥はあなた達にだけ聞こえるこの歌を歌いたい。
| 歌が終わって、高揚がやがて潮のように引いていく。 狩った、という感じがしなくて、なんだか…… 「 むぅ……? 」 それでも、床に落ちていれば“分け前”を貰っただろうけど、それは看守さまの腕の中。 ちょうだい、って言うのもなんか違うなって気がして。 (30) 2022/06/13(Mon) 2:15:19 |
| (a7) 2022/06/13(Mon) 2:16:32 |
「つかドゥルドゥル床作戦さ〜ミズガネをハメね〜?」
死んだ直後の相手にやる鬼の提案だ!
作戦名もダサい!
「
」
まだ声出ないけど神妙な面持ち。
「
私は無差別派なのですが、たまには……
」
しかし全然止めない。
「んじゃ決まりな!」
あ〜あ〜決まっちゃったよ!
「もうアイツのこと許したし〜遊ぶのに丁度いいよな!」
う〜ん逆効果。
「
多分ミズガネさんも私と同じ感性だと思いますがねぇ…
」
果たして遊びと捉えてくれるかな!?
「しかける方やりてぇかな?でもさ〜3人でやんのは多くね?」
仕掛ける側のほうが好きそうかもしれないけれども。
「
そういうことではなく
」
「
あぁいやでも……
」
「
他の方に仕掛けた方が、洗えるから楽しいんじゃないです?
」
こっちもこっちで、多分違う。
「たしかに!」
「んじゃオレはデロデロ係、オマエは絵の具係、ミズガネは洗い係!
丁度いいじゃねえか!」
丸くおさまった。たぶん。
もう団子持ってこよう団子。
もちもちしながら悪巧みしよう。
「ミズガネさんには計画を話さなくてもきっと洗ってくださいますし……私達で進めればいい話ですね」
the・不親切。
「どの辺に仕掛けましょう?人が沢山通るところがいいですよねぇ」
ここはもちもち部屋となった。
ミズガネに相談なしは頷き賛成。サプライズが大事だよな!
「ロビー前だろそりゃ!メシ食うやつもあのへん通るしよ!」
めいわく!
もぐ……としているときは喋らない。飲み込んでから喋る。
よって、テンポ悪め。
「やっぱりそうなります?私もよく通りますし。
ただ、仕掛けるタイミングが難しいですよね。誰もいないとき、誰にも見られず……」
もぐ……しているときもフニャフニャ喋っているが、結局言い直すことになっているのでテンポが悪い。
「いないとき〜……ものすげー夜?ものすげー朝?そのへん?
見られねぇようにあのへんまでの廊下通せんぼしとくか?」
ラップバリケードでも植物バリケードでもいいけど、この先になんかありますと言っているようなもの。
もち……もち……因みにこれは紫color団子。
「皆様の活動を考えると、物凄い朝の方が人通りは少ないでしょうか。
通せんぼ……バレそうですねぇ……片方見張りにして、もし人が来たら世間話で時間を稼ぐ、とかの方がいい気がします」
せっかく二人いるんだしね。
ではふもそぢごが食べているのは灰color団子。
「ダメか〜〜!
んじゃあ見張りで時間稼ぎ作戦!オレ時間稼ぎ得意だぜ!見張りやってやろうか!」
ほんとかなぁ。
「何味ですかそれ。黒胡麻?」
「
本当ですかぁ……?
」
この男、貴方のことを乗せられやすそうな人だと思っているので、時間稼ぎに信用ないぞ!
「……と言いますか、よく考えたら、貴方じゃないとドロドロできないじゃないですか。貴方設置役ですよ必然的に」
「石だと思うぜ」
んなわけない。がこの監獄の調理場のことだからなぁ。
「
ホントだって!
えーでもドロドロ係やんなきゃか。じゃあモンクロおしゃべり係になっけどさ〜いける?」
「石食べるんですか貴方」
でもこの監獄にいるしな……食べる子もいるしな……。
「勿論ですとも、口は達者な方ですよ一応。
最悪、強制的に睡魔を与えます
」
本当に最悪。
「は〜?石は食わねぇよ、石味っつーことだよ!」
喜んで食べそうな子もいるね。
「天才じゃね〜!?ガンガン寝かそうぜ!」
最悪だろうと絶賛する。
囚人トークでしかないよ。
「いつやる?つかもうやろうぜ、どいつもこいつも寝てんだろいま!」
「それはそれで、石を食べたことあるんですか?になってしまいますが……」
あるんですか?
「今ですか、……時間的にはいいですね、しかしミズガネさんまだ死んでるのでは……?」
生き返ったことを知らない。顔を見てないので。
「……
まぁいいですか、やりましょう
」
「……そう言われりゃないな?たぶん」
すべてをフィーリングで話す男。経験すらもあやふや。
「えぇ〜〜アイツまだしんでんの???
まあ
洗いてぇやつ出てきたらつられて生き返るんじゃね?
」
知らないけど、つられて生き返ってほしいと思う。
「よ〜し!位置につけ!オレは……
隠れてやるぞ!
」
バレたときはバレバレになるぞ!
「適当ですねぇ……」
石味も、つられて生き返るのも。
「ハイハイ、見張りしますね。誰か来たら……まぁ適当に合図します」
がんばろう!
| シャト・フィーは、宇宙ラクダはでっかいので、沢山たべれる! と与太時空で思ったとか。 (a40) 2022/06/14(Tue) 8:21:19 |
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