125 【身内】実波シークレットパラダイス【R18】
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「生殺しだ。バレないから楽、なんてことないんだなあ」
「おれたちで決めて暴くんじゃない場合は、どーしようもないんだよね」
なんて。ひっそりつぶやいて。ため息もつかない。
「……そーだね、なるべくああいう子は選びたくないものだ。」
気晴らしの為に笛ラムネをぴゅーぴゅー鳴らして
こたつのテーブル部分にべちゃっと懐いた……。
「可哀想だとか同情だとかは、意味がないだろうからしないけど。
これって本当に悪趣味なゲームだなあとは思うねえ」
「……ああいう子は、おれみたいなやつよりよっぽど人間らしい気もするよなぁ」
こたつにべっちゃりくっついてる義妹の肩にタオルケットなんかかけて、あとは経緯を見守ることにしよう。
| 「こんなに早く……その時が来てしまうとはね」 張り出された秘密を見て呟いた。 その声は少し震えている。 (0) 2022/02/02(Wed) 21:46:32 |
「そもそも人間らしいってなんなんだろうなあ。
なあ義兄。ぼくはたまにわからなくなるよ。
らしかろうとらしくなかろうと、
ぼくがぼくであるように
その子はその子なのに」
むにゃむにゃ何ぞ言いながらそのまま目を閉じた。
暫く休憩モードだ。
咳払い。こたつに伸びていたのがのろっと顔を上げた。
「昨日は僕が行ったから、今日は鷗助くんが行きなよ。
誰の秘密を暴きにいくかは〜…義兄次第だな!」
「はぁい。どうしたものかなぁ……。
まあ、じゃあ、昨日気になるとも話したし。なんとなくガッツもありそうだから、山田さんにしよう」
「おー、いいねいいね。了解だ。
首尾よくやりたまえよブラザー。応援してるぜ!」
| 「肩書きのインパクトに面食らったけれど、 氷室さん自身は普通の高校生だもの」
開示された情報だけ見れば父親の情を感じる。 変に身構えるような理由は、少なくとも咲花には無い。
「……莉桜さんについては本人に話した通り。 身体の造りなんて、私からしたら大した問題ではないわ」 (5) 2022/02/02(Wed) 23:02:10 |
| 「主催者が何を考えているかなんて分からないもの。 自分目線でものを言うしかないじゃない」 (7) 2022/02/02(Wed) 23:10:35 |
| (a25) 2022/02/03(Thu) 18:12:55 |
| 「私が特別変わり者だったわけじゃなかったようね」 (36) 2022/02/03(Thu) 21:54:23 |
| (a36) 2022/02/03(Thu) 21:54:36 |
| (a39) 2022/02/03(Thu) 22:50:09 |
| (a44) 2022/02/04(Fri) 6:39:38 |
みかんを剥きながらのんびりしてる。
もうなんかここが家みたいな気がしてきたよな……。
「なあなあ義兄。
ボク達これから同じ屋根の下暮らすんだろ?
このこたつとやらは家にあるのかな?気に入ったんだ。
一生ここから出たくないね。ここに住みたいぐらいだ」
| 早乙女 咲花は、莉桜に録画・撮影機能だけは搭載しないでほしいと思った。 (a55) 2022/02/04(Fri) 18:50:57 |
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