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リアンは、今日もいつも通り、優雅に朝食をとっている。 (a0) 2022/04/30(Sat) 21:38:53 |
クロノは、暗い顔で、けれども今日もラピスと食堂に来た。 (a1) 2022/04/30(Sat) 21:41:52 |
トットは、いつも通りいっぱい食べるし、おしゃべりだけど……いつもより、きょろきょろしている。 (a2) 2022/04/30(Sat) 21:43:53 |
【人】 雷鳴 バット朝の陽を受け、水面はきらきらと輝いている。 早々に食堂での食事を終えると、中庭の噴水の端っこに座り込んだ。 しんと静まり返った中庭は吹き付ける風も冷たく、食堂より過ごしやすいとはいえない。 持ち出した食事を口に運びながらぼうっと、昨日今日の変化を思っていた。 (0) 2022/04/30(Sat) 21:44:01 |
テラは、いっしょうけんめい配膳をしている。 (a3) 2022/04/30(Sat) 21:44:59 |
【置】 不遜 リアンリアンは、食堂に来る前。 部屋と共用スペースに誰もいなくなったことを確認してから、支度を始めている。 今日も、そのようにした。食堂に最後に入るのは、いつだってそうだ。 だから、これもいつも通り。 (L0) 2022/04/30(Sat) 21:48:31 公開: 2022/04/30(Sat) 21:55:00 |
【人】 充溢 バレンタイン「……」 先導する者がいなくなって、 疎らに席に着く皆を、怠そうな姿勢から見回している。 表情の堅い少年にしては珍しく、 不安感をありありと情報量の少ない顔に乗せていて。 「……どこ、……どこだ?どこ、……」 ぶつぶつとなにやら呟きながら、 トレイを持って机の下やカーテンの向こうを、 何度も、何度も見ている。 誰かを探す瞳には、睡魔は宿ってはいなかった。 (1) 2022/04/30(Sat) 21:54:56 |
【人】 童心 クロノテラの配膳を待ち、 置いてもらえば「ありがとう」と声を掛ける。 誰かの姿を探すように視線をしばらく巡らせた後、 食事へと視線を落とし、食べ始めた。 (2) 2022/04/30(Sat) 21:57:04 |
【人】 司書 エルナト今日も見えない。 さて、本当に神隠しにあってしまったのだろうか。 彼女がいつも座っている席を見る少年の、 その瞳に何の感情が宿っているのかは、 誰もわかるはずもなく。 「テラ君は今日も偉いね。」 視線を、食事をするみんなへと向けた。 いつも通りに眺めよう。 (3) 2022/04/30(Sat) 22:04:27 |
【人】 神経質 フィウクス先日の要望に許可が降りたかはともかくとして。 気難し屋は今日も人の輪から外れ、 食堂の片隅、人気の疎らなテーブルの席に着いている。 そうしていつも通り、朝食はとらず、視線は窓の外。 誰が居なくとも、誰に先導されずとも。 (4) 2022/04/30(Sat) 22:07:01 |
【人】 花信風 トット「ん〜〜〜〜…………」 フォークを咥えながら、ぐるりぐるりと飽きずに見回している。 「きょうもいなくない?」 「あれかなー、うわさあったよね……」 「こわ!」 今日の朝食はスパゲッティ。ミートボールが何個も入っていて、トットはそれが大好き。 「こわくない?」「ねねこのスパゲティーおいしいよ!たべた!?」と周りの子に大きな声で話しかける姿はいつも通り。 (5) 2022/04/30(Sat) 22:11:19 |
【人】 夢見る乙女 シャルロッテ食堂を訪れれば、少女は「おはよう、フィウクス」と隅のテーブルへ声をかけて。 それから、他のみんなにも挨拶を。 ――いつもの快活な声は、今日も聞こえない。 そうして食堂を見回すさなか、忙しなく歩き回るルームメイトの姿をみとめれば、そっと、そばへ歩み寄る。 「……レン、」 (7) 2022/04/30(Sat) 22:22:48 |
【人】 境界 テラ「✌️🎵」 *一生懸命さを褒められてうれししいテラです *目の前の事にしか意識を割けられないから *上級生のお姉さんが今日もいない事に気付いていません *だからいまのテラはとっても上機嫌です (8) 2022/04/30(Sat) 22:29:42 |
【人】 充溢 バレンタイン>>6 フィウクス 「……」 ずり落ちかけの帽子、ぶかぶかの上着、 それに似つかわしくないハッキリと開いた 瞳 が、不安そうに歪められてあなたのことを見据えている。 「ジャステシアさんがいない、 だからいないってことは探さなくてはならなくて、 探してもいないから、まだ探さなちゃならねえ…… ここにはいない気はするんだが、まだ探している……」 言葉の蛇口が開いて垂れ流しになっているみたいに。 自分でもおかしいことが分かっているのか、 単語を重ねるたびにその不安は外ではなく内側へ。 「……薬。飲んだら、大丈夫。 ごめんなさい。 探さなくちゃ、 目障りになっていたら」声を掛けられた理由を探って、 短く息を吐きつつ、なんとかそれを付け足した。 (9) 2022/04/30(Sat) 22:34:27 |
【人】 充溢 バレンタイン>>7 シャルロッテ 「シャ……ロッテ」 ルームメイトにも不安気な瞳を向ける。 きっと部屋で『こう』なることは、 それなりにあって、あなたも見慣れてはいる筈。 「違うんだ、多分考えすぎなのは分かっている。 ああでも探さなくちゃ。どこかにいるかもしれない。 ほら食堂だって見えない部分は沢山あんだろ? いや……うん、大丈夫、大丈夫だ、 薬は食後だから少し手間取るだろうけどな、大丈夫」 そうやって大丈夫と何度も言うのは、 他でもなく自分を落ちつけさせるために。 言葉はとめどなく溢れ出ていたが、 とりあえず手に持っていたトレイを机に置くことはできた。 (10) 2022/04/30(Sat) 22:41:19 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2022/04/30(Sat) 22:43:37 |
【人】 神経質 フィウクス>>9 バレンタイン 「……別に。俺には関係のない事だ 好きなだけ探せばいい。気が済むまで」 説明と謝罪には、突き放しているような答えだけ。 声色はやはり優しいとは言えないものだけれど、 特別不機嫌そうなものでもない。 どうする事もできない衝動は。 抑圧するだけ無駄、却って逆効果だとよく知っている。 何らかの形で発散している間が一番楽だとよく知っている。 たとえその後がどんなに苦しくなろうとも。 >>7 シャルロッテ 「ちゃんと見ておいてやれよ」 気難し屋は、あなたが声を掛けた時。 返事はせず、ほんの少し、そちらを見ただけで。 この場も無愛想な言葉一つ掛けて、ふいと二人に背を向けた。 (11) 2022/04/30(Sat) 22:47:38 |
司書 エルナト(匿名)は、メモを貼った。 2022/04/30(Sat) 22:51:13 |
バレンタインは、「ありがとう」と溢した。それでも衝動を抑えようとう〜んと眉間に皺を寄せつつ。 (a4) 2022/04/30(Sat) 23:00:28 |
リアンは、いつも通り、のはずだった。 (a5) 2022/04/30(Sat) 23:02:21 |
【人】 高等部 ラピス「……」 結局、今日もジャステシアは食堂に来ていないらしいことは、周囲の様子からも明らかだった。 また代わりに年少の子たちを連れてきて、テラの配膳を待たせて、席につくまで世話をして。 浮かない顔のクロノの隣で努めて明るく振る舞って。 時折他の生徒の手も借りながら、朝の食卓を象っていく。 いつも通りの光景に、彼女だけがいないのがどうしても調子を狂わせた。 (12) 2022/04/30(Sat) 23:04:36 |
【人】 不遜 リアンガシャン! 床に物が当たって砕ける音。 白いブレザーにコーヒーが飛び散って、じわり。黒いシミを作った。 暫し呆然とした後、眉間に皺を寄せる。 「……最悪だ」 (13) 2022/04/30(Sat) 23:10:05 |
【人】 夢見る乙女 シャルロッテ>>10 バレンタイン 「うん、うん……」 少女は、あなたの言葉にただ、相槌を返す。 そうして、すべてきちんと聞いてから。 「だいじょうぶ」 あなたの言葉を、ゆっくりと繰り返す。 「あのね、レンのおなかが空いてたら、うまく探せないかも。 だからね、そう、まずは朝ごはん」 机に置かれたトレイを示す。 >>11 フィウクス 「フィウクスも」 「レンのこと気に掛けてくれて、ありがとう」 それから、背を向ける上級生にも一言。 (14) 2022/04/30(Sat) 23:14:43 |
【人】 神経質 フィウクス故意ではないと察すれば、 ゆっくりと息を吐いて感情を腹の底に押し込んだ。 フィウクスはいつも通りに固執しない。 神経質ではあるけれど、定型やルーチンに執着する事は無い。 どうせいつだって何もかもめちゃくちゃだから。 気にするだけ無駄な事だから。 それでも、いつも通りが崩れ、そこからまた調子が狂い。 振り子が徐々にずれていくようなこのありさまは。 いくらなんでも、耐え難いものだった。 けれど、だからといって。 誰に何ができるというのだろう? (16) 2022/04/30(Sat) 23:27:37 |
【人】 司書 エルナト「……んー……」 概ねみんなを眺め終わって、伸びをして。 もうそろそろ席を立ってもいい頃かな、と椅子を引く。 「今日は何をしようかな。」 天気は青空。ピクニックでもしたら気持ちよいのだろう。 もちろん、そんなことできやしないけど。 今日も本の中で、ピクニック気分を味わおうかな。 「…あぁ、図書室の掃除もしないとなぁ。」 やることはそれなりにある。 誰が居なくなっても変わらず。 歩を図書室に向けた。 (17) 2022/04/30(Sat) 23:33:54 |
フィウクスは、二人の言葉は聞いていたけれど、それに何かを返す間は無かった。 (a6) 2022/04/30(Sat) 23:44:04 |
【人】 不遜 リアン「……ああ、片付けておいてくれ。 僕は部屋に戻る。授業には、間に合わせる。心配は無用だ」 パンとフルーツを食べ終えた後で幸いだった。 後始末を取り巻きに任せ、ヒールの音を鳴らしながら食堂を足早に後にする。 その際に、班の人間の姿を横目にちらりと見て。 それだけ。 (18) 2022/04/30(Sat) 23:48:00 |
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